ベツ×バラ(2) (まんがタイムコミックス)

【ベツ×バラ 2】 曙ハル まんがタイムコミックス

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別所たまきは、パッケージデザイナー21歳!年上の後輩原田くんとの、ライバル&じゃれ合い関係に変化が…!?社長令嬢のきれいなお姉さん、カナさんも登場してオフィスの微妙な関係ににやにやが止まらない!
あらすじでにやにやが止まらないとか言わないっ。事実だけどっ!
今更なんだけど、年下の先輩に年上の後輩って、ラブコメとして新鮮にして絶妙な関係として機能するよなあと、この巻のタマちゃんと原田くんの関係を見て実感させられる。今更なんだけど。
原田くんが入社してそれなりの時間が経った事で、二人の間には気兼ねや遠慮がだいぶ無くなってきてるんだけど、そこで立場と年齢が交差していることで、普通の先輩後輩としての上下関係の気配が薄く、でも馴れ合ってるわけじゃない微妙な関係が成り立ってるんですよね。タマちゃんって、よくよく見るともう原田くんにだいぶ甘えてるところがあるんだけれど先輩として寄りかかりきりになることはしておらず、原田くんも年下の女の子に懐かれちゃってるわけだけど、その子は会社の先輩であり実際原田くん自身もちゃんと先輩として敬意を払っているが故に、タマちゃんの事を立てて接している。お陰で二人の距離感は大人同士としては非常に近しいにも関わらず、意外とベタベタはしてないんですよね。
それはきっと心地良い距離感なのだろうけど、逆に言うとそれ以上関係が変化しにくい状態でもあるわけで、ここで社長令嬢(既婚者)のカナさんを二人の煽り役として投入したのは多分大正解なのだろう。煽られるにしてもいじられるにしても、原田くんとタマちゃんに恋人になる可能性という認識を与えることはそのまま意識が生じるという事になりますしね。実際、仲と相性の良い先輩後輩に過ぎなかった二人は着々とお互いの存在が自分の中で大きくなりつつあるのを無視できなくなってきていますし。少なくとも、自分の知らないところで相手が自分と違う相手と仲良くするのを面白くない、と感じるくらいには。
進展具合としてはまだまだ微妙なところなんだけれど、あと一押しで劇的な化学変化が生じる手前までは来てそうだなあ。