【俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2】 裕時悠示/るろお GA文庫

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 俺のちっちゃな幼なじみ・千和。
「これからはなるべく、学校、いっしょに行こっ?」

 銀髪のお嬢様で俺の猗狃畤仁叩
「これから毎朝エプロン姿を見せに行くわ。彼女だから当然でしょう?」

 真涼の立ち上げた部活「自らを演出する乙女の会」に参加させられ、二人に振り回される俺の日常に、新たな火種が――

「下駄箱に、ラブレターだと!?」

 まさか千和がくれたのか?
 それとも<第三の少女>が参戦?
 さらには真涼の<妹>までもが現れて、俺を姉から略奪宣言!?

 もうどうすんだよ、この修羅場!!
 裕時悠示×るろおが贈る、甘修羅らぶ×らぶコメディ第2弾!
いやいやいや、本当の元カノなら兎も角、それは元カノ違う!! 修羅場を演出するなら本物の元カノを投入した方が良かったと思うのだが、主人公の恋愛アンチという設定を考えると元カノが居るというのはあり得ないからなあ。もし居たとしたら、それこそ恋愛アンチになった原因となってしまいかねないし。それだとヘタをすると現カノと幼馴染を食ってしまう可能性のある強烈な背景を持ったキャラクターになってしまう。かと言って、今回投入された元カノだと殆ど修羅場対象として機能しないくらい関連性が薄いわけで。ラストの展開などから考えてみるとヒメの投入というのはラブコメ要員というよりは「自演乙会」の活動を活発化させる為の溶剤としての意味が強いのかもしれない。てっきり「自演乙会」というのは単なる真涼と千和がえーくんの取り合いをするのにやり易いように設定された、その目的だけの舞台なのかと思ってたのだけど、鋭太の取り合いという前提はあるものの意外に女の子同士の繋がりの強い、それぞれに問題を抱える彼女たちの拠り所であり相互互助となるコミュニティーとして機能しはじめた気がする。あれ? これって部活ものだったのか?
社会適応性に問題のあるヒメが千和と真涼と関わることで、自発的に社会性を取り戻す努力をはじめたり、家族との問題に打ちのめされた真涼が、鋭太だけじゃなく千和やヒメとの繋がり全部を支えにして自分を取り戻したり、と思っていた以上に「居場所」としての存在感を示し始めてるんですよね。
そうか、それで次回予告では恒例とも言うべき「居場所」が奪われるピンチという展開になるのか。ただ、女の子同士が仲良くなっていく分、本気の修羅場からはどんどん遠ざかっていく気もするけど、そもそも本格的な修羅場とは縁遠かった作品だったっけか。
でも、本気の恋愛ものとしては期待してるんですよね。今回は鋭太の恋愛アンチという過去のトラウマからなる深層心理に刻まれた強烈な嫌悪感が殆ど見られなかったのですが、その辺は蔑ろにせず是非活かして欲しいんだよなあ。同じく恋愛に対して嫌悪感を持つ夏川真涼というヒロインの持つ背景も今回の話でようやく見えてきた訳ですし、お互いに男女間の恋愛に負の感情を持つ二人が、それでもなお恋をしてしまうという劇的な展開は絶対に面白いはずですし。まあ、既に真涼は相当にえーくんにイカレはじめているようですけど。

なんか次回予告に最後のヒロインらしき人が登場してますけど、それは置いておいてカオルが参戦するのは何時ですか? 妹ちゃんは論外です。あれはさすがにムカついた。


7月末にこのシリーズのドラマCDがデルようで、ニャル子さん並のコンテンツとしてGA文庫は期待してるのかな? いや、それはいいんですけどキャストに吹いた。
春咲千和:豊崎愛生
夏川真涼:斎藤千和
千和弄りを千和がやるんかぃ!!(笑

1巻感想


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