電撃4コマ コレクション 家族ゲーム(8) (電撃コミックスEX)

【電撃4コマ コレクション 家族ゲーム 8】 鈴城芹 電撃コミックスEX

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ちょっ、表紙の紫杏がエラいことになってるんだが。ヤンデレを通り越してゾンビ化してるぞ!?(笑
本巻の見どころはやはり、憂い顔の西浦さんと恋する乙女全開の真言。そして幸せそうな尚武・日陽子カップルでしょう。特に尚武・日陽子カップルは付き合うまでの猶予期間を解消するように、同棲から半年で結婚というスピード決着。まあ同棲とは言っても二人暮らしではなく温水家に同居という形だったので、ほとんどもう嫁入り状態でしたからねえ。きっちり身を正したというところでしょうか。プロポーズイベントもなく、いきなり日陽子さんの実家に挨拶言ってたしなあ。しかし、まだ社会人になって間もないというのに結婚してしまうとは思ってなかった。結婚一番近いカップルだとは思ってたけれど、同棲始めたの7巻なのに。さすがにちゃんとした式はやらずに婚姻届だけみたいだけれど。
もっと由寿が拗ねるかするかと思ったら、反応が鈍くなってる。これは本当に兄離れしちゃったのかなあ。兄貴にキス解禁されても別に嬉しくもなさそうだったし。これはちょっと寂しいかも。と思ってたら、何か男の趣味がヤバい方向に!? 待て待て待て、年上だけならまだしもオヤジ臭のする中年萌えって、それならまだ実の兄貴に懸想してた方がマシだ!! その方向性はいかん。変な親父に引っかかりそうで、マジで怖い。
一方でついに恋に目覚めた真言と西浦さんとの関係は、遠慮と負い目が重なって完全に捻れて思いすれ違い停滞中。真言、ちゃんと自分が西浦さんを振った形になってしまっている事はわかってたのか。それが負い目になって、西浦さんに素直にアタックできず、切なさと寂しさに打ちのめされる日々。一方の西浦さんは完全に目が絶たれたと思い込んでいるので、変に夢を見ずに身近なお兄さんという関係に徹し、真言ときっちり距離を取った関係を維持しはじめる。真言への未練に心を引き裂かれそうになりながら。
もうふたりとも両思いなのに、こんなに苦しむことになるなんて。こりゃあ、想いが通じたときの反動が怖いくらいだぞ。悟と葵の方ももう何年もお預けを食らっているので、解禁になったときはエラいことになりそうですけどね。現段階ですら、葵も真言も発情期入ってるような有様なのに。それでも、葵の方はまだ禁欲的というか、倫理に厳しいタイプみたいなので、悟も大変だよなあ。ほっぺにキスくらいいいじゃない。
時系列は正月終わって年も明け、真言たち三年生は受験本番。多分、真言と西浦さんの停滞は大学に入ってまで続かないと思うので、次巻あたりが勝負なんだろうなあ。下手すると、母親の二の舞になりかねんのが楽しみすぎるw

鈴城芹作品感想
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