結局年が明けて一週間も過ぎてしまいましたが、遅れ馳せながら11年度のライトノベルの纏めとなります。
11年度の読んだ本は、読書メーターによると644冊。前年度が664冊なので20冊ほど減ってますね。うち、漫画は133冊。ライトノベル以外の書籍も含んでいますので厳密ではないですが、おおよそ500冊弱程度を11年度は読んだ模様です。
その中から、自分が面白かったものを抜粋してみました。ちなみに月間のオススメであげた星の評価と異なっているものもありますが、これは読んでから時間が経ち、さらに前年以前の同じ記事を比較し、年間通して全体を照らしみた結果、ちょっと相対的に辛い評価だったかな、と認識を改めたものですのであしからず。増やしたものはあっても、減らしたものはありませんので、はい。

という事で、7つ星は2作。六ツ星は5作となっております。
前年に引き続き、2年連続でタイトルが並んだのが【ココロコネクト】と【神明解ろーどぐらす】。
【ココロコネクト】は12年にアニメ化も決定し、作品の評判は上り調子なのですが、小説としてはそろそろ佳境に入らないといけないシチュになってきているので、果たして12年度はどうなるか。
【神明解ろーどぐらす】【狼と香辛料】【とある飛空士への夜想曲(下)】と、完結巻が並ぶのは、やはりラストシーンが輝くと自然と印象も高まるということなのでしょうねえ。
【パーフェクトフレンド】は一巻完結もの。そして【彼女は戦争妖精】も既に完結したので、実質続編が続いているのは【東雲侑子】シリーズだけとなる。どうも自分はシリーズ開始と完結には星が甘く、逆に中間は辛めに見る傾向があるので、12年度はどうなることやら。

ちなみに、コチラが去年の記事

超☆殿堂


【ココロコネクト ミチランダム】 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫



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私にとっては【ココロコネクト】シリーズのこれが最高傑作にして、到達点とも言うべき巻でした。言うなれば、ここにペンタゴンは完成した、というところでしょう。まあ故にこそ、ここから先がかなり高い難度を要求されることになってしまっているのですけれど。



【狼と香辛料 17 Eplogue】  支倉凍砂/文倉十 電撃文庫



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まさに完璧の一言を送りたい、完全無欠のハッピーエンド。ここまで完膚なきまでに幸せを掴んだ物語がいかほど存在しようか。それを見事に成し遂げたホロとロレンスに、ただひたすらに祝福を。
おめでとう、おめでとう。末永くお幸せにっ。


六ツ星きらり☆彡


【神明解ろーどぐらす 5】   比嘉智康/すばち MF文庫J



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その男には特殊な能力も秀でた才能も何もない、ただ下校が好きというだけの平凡な男の子に過ぎなかった。彼にあったのは、ただひとつ。「男気」である。ただその心意気一つで、彼は誰にも負けない「ヒーロー」になったのだ。2011年度で一番かっこ良かった主人公 勝ち越しさんの、最高にカッコいい物語でした。



【とある飛空士への夜想曲(下)】  犬村小六/森沢晴行 ガガガ文庫



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この本を読み終えてもう三ヶ月近くが経つが、未だに私は許せない。この男が選んでしまった自らの結末を、馬鹿野郎と罵らずには居られない。それほどに、未だに心引きずられている。縛られてしまっている。
悔しいほどの、名作なのだ。



【彼女は戦争妖精 8】  嬉野秋彦/フルーツパンチ ファミ通文庫



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誰かを想うという事の激しさ、深さ、その静謐で猛々しいまでの有様を、人は愛と呼び焦がれ、情念と呼び畏れる。これでもかというくらいに、女たちの情念が描かれた【彼女は戦争妖精】の第八巻は、実質完結巻を圧倒するまでの凄まじいものだった。結末が最初に提示される構成が、此れほどまでにじわじわと悲劇性を高めていくものとは、まったく御見逸した。言葉も無く、切なく、心が切り裂かれるように血を流す、ただただ無言で泣くしかないお話でした。


【東雲侑子は短編小説をあいしている】   森橋ビンゴ/Nardack ファミ通文庫



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純愛小説の決定版。決定版である、決定版。空恐ろしくなるほどに繊細に心理描写を折り重ね、編みあげていく手法には鳥肌が立つほど。そうして出来上がった物語は、小細工抜きの正統派恋愛小説。
穏やかに秘めやかに静やかに、しかし致命的に、心の芯を貫かれる物語。傑作である。


【パーフェクトフレンド】  野崎まど メディアワークス文庫



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野崎まどという人は、毎回度肝を抜かれる様な、意識の死角から引っ掻き回されるような、とにかく読んでいて快感と呼ぶに相応しい驚嘆を得られるのだが、そんな筆者の作品の中でも飛びっきりにお気に入りなのがこの一作。もう素敵極まりない、そう素敵なんだ、素敵で最高な友情の物語。まったく、小学生は最高だな!
11年度の5つ星は25冊。ただ同じシリーズの作品が入ってたりするので、細かく見ると右往左往。前年度とかなりラインナップも変わっているのも要注目。



五つ星☆ミ



角川スニーカー文庫

【子ひつじは迷わない 回るひつじが2ひき】  玩具堂/籠目
【子ひつじは迷わない 泳ぐひつじが3びき】  玩具堂/籠目 




電撃文庫

【ほうかご百物語あんこーる】  峰守ひろかず/京極しん 
【はたらく魔王さま!】  和ヶ原聡司/029 
【雨の日のアイリス】  松山剛/ヒラサト 
【俺の妹がこんなに可愛いわけがない 8】 伏見つかさ/かんざきひろ 
【幕末魔法士 3.The eastern beast】 田名部宗司/椋本夏夜 
【GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(下)】  川上稔/さとやす(TENKY) 





スーパーダッシュ文庫

【ベン・トー 7.真・和風ロールキャベツ弁当280円】  アサウラ/柴乃櫂人 
【カンピオーネ! 9.女神再び】   丈月城/シコルスキー 
【カンピオーネ! 10.槍の戦神】   丈月城/シコルスキー 
【覇道鋼鉄テッカイオー】   八針来夏/Bou 





MF文庫J

【神明解ろーどぐらす 4】  比嘉智康/すばち 





ガガガ文庫

【とある飛空士への恋歌 5】  犬村小六/森沢晴行 
【こうして彼は屋上を燃やすことにした】  カミツキレイニー/文倉十 
【オブザデッド・マニアックス】  大樹連司/saitom  
【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 2】  渡航/ぽんかん(8) 
【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3】   渡航/ぽんかん(8) 





富士見ファンタジア文庫

【影執事マルクの契約】   手島史詞/COMTA 




ファミ通文庫

【彼女は戦争妖精 7】  嬉野秋彦/フルーツポンチ 
【ココロコネクト クリップタイム】  庵田定夏/白身魚 




ルルル文庫


【封殺鬼 帝都万葉】  霜島ケイ/也 ルルル文庫





単行本

【まおゆう魔王勇者 2.忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀】  橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン
【まおゆう魔王勇者 3.聖鍵(せいけん)遠征軍】   橙乃ままれ/toi8 エンターブレイン
【ログ・ホライズン 2.キャメロットの騎士たち】  橙乃ままれ/ハラカズヒロ エンターブレイン
【ログ・ホライズン 4.ゲームの終わり(下)】 橙乃ままれ/ハラカズヒロ エンターブレイン