人生 第2章 (ガガガ文庫)

【人生 第2章】 川岸殴魚/ななせめるち ガガガ文庫

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夏。第二新聞部の赤松勇樹は、部長の二階堂彩香から、人生相談コーナーのメンバーで合宿に行くよう命じられる。しかたなく理系担当の梨乃、文系担当のふみ、体育会系担当のいくみの三人にメールで打診するも、三者三様に断られてしまう。しかし彩香は、第一新聞部の活動に対抗しているようで、夏の海をあきらめない…。友情、貸金、盗用、性欲、勝負のこと。第二新聞部の新コーナーは大反響!みんなの相談に答えるのは、志乃、くみ、よしたかの三人…って、オマエラ誰だよ!?超☆感覚・人生相談2回目!行くの?合宿。
第一新聞部の部長が本気で鬱陶しいので殴っていいですか? うはは、ここまで一方的にイラッとさせられるキャラは滅多ないわー。こういう無神経で人の話をきかなくて、他人の気持ちを逆なでするようなキャラは、二度と立ち上がれないくらいに叩きのめしてくれたら、それはそれでスッキリするものなんですが、そうじゃなかったら逆に結構ストレス貯まるんですよね。一応、相手の目論見を破って勝利は収めましたけれど、あの程度の勝ち方なんぞ第一新聞部の部長ならすぐに脳内処理でなかったことにしてしまいそうなので、あんまり溜まった鬱憤は晴れなかったんですよね。
彩香部長も賑やかしばっかりしてないで、こういう時に縦横無尽に活躍してくれないと。ただでさえ裏方で目立ってないんですから。
目立たないというと、主人公の存在感のなさもかなりとびっきりですよね。人畜無害を地で行くというか、一応ツッコミ役はこなしているけれど、その肝心のツッコミも相手の子たちがあんまり聞いてないので、つぶやき程度に収まっているのがなんともはや。まあ、ふみもいくみも話聞かない人だもんなあ。ってか、この作品にでてくるのは人の話を聞かない奴ばっかりか。第一新聞部の相談役たちは、話を聞かないどころか話が通じないレベルだし。ってか、こいつらの相談内容への返答は梨乃たちの答えがまともに見えるほど、ってどれだけ酷いんだよ。真面目に考えてないだろう、というレベルの話ではなく、ふざけているにしてもヒドすぎるw
言ったもん勝ちじゃなくて、ダメな意見には何らかの罰ゲームあり、ならばいいのに。GカップがBカップになるとか!

そんな中で唯一と言っていいくらい相手をしてくれるのが、コミュ力に難がありそうな梨乃というのは、何とも妙な話である。まあ、単純に梨乃だけが勇樹に対して関心を抱いているからなんですが。ふみもわりと興味出てきているようですが、気持ちがはっきりとなびいてるのは梨乃だけだもんなあ。いくみは論外ですw あれは女の子と言うよりもただの動物だw
そんな女の子たちに囲まれて、この存在感のない主人公はなんとも思わないのか! と思ってたら、こいつむっつりだった。むっつりスケベめ! 共連れもなく、単独で露天風呂に覗きに行くとか、かなりどうでもいい性欲な部分でだけバイタリティにあふれてやがるw

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