ストライク・ザ・ブラッド 4 (電撃文庫 み 3-34)

【ストライク・ザ・ブラッド 4.蒼き魔女の迷宮】 三雲岳斗/マニャ子 電撃文庫

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祭りの夜には異変が起きる!
大混乱の魔族特区に現れた、古城の幼なじみの秘密とは!?


 間近に控えた魔族特区の祭典“波朧院フェスタ”の準備で盛り上がる絃神市。祭りにあわせて小学生時代の古城の親友、仙都木優麻が絃神島を訪れる。古城が旧友との再会を喜ぶ一方で、担任教師の南宮那月が失踪。さらには謎の時空の歪みが、魔族特区を脱出不可能の迷宮へと変えていく。そして優麻との接触によって、“第四真祖”暁古城の肉体に起きた異変とは──!?
 常夏の人工島で繰り広げられる学園アクションファンタジー、待望の第4弾!!
ちょっ、浅葱さん放置かよ!! ついに口絵からも消えてしまいましたし、古城が彼女に自分の正体を話す件とかどうなったんだよ。告白の方も有耶無耶の内に流されちゃってるし。これは、浅葱が不憫だ。かと言って、雪菜が優遇されているのかというとそうでもなく、今回は古城にしても妹の凪沙にしても、訪ねてきた幼馴染の優麻にかまけてしまっているので、雪菜も微妙に放置プレイ。さらには中盤以降は古城がえらいことになってしまうので、いつもみたいに嫁プレイでイチャイチャというわけにもいかないので、なんだか悶々としてしまった。
浅葱はあれか、モグワイの機転で睡眠中のすっぴん無防備な可愛い顔を古城の携帯の待ち受けにして貰ったのが唯一のポイントか……って、それ本人にとっては爆死ものだろうにw

しかし、フェスタの最中に発生したこの空間トラブル、よくまあ大事故にならずに済んでいるものである。幾ら大きな魔力を有しているものほど強烈に作用してしまうという特性上、無差別に発生しているわけではないにしろ、魔族特区という土地の特性上魔力を持ってる人は少なくないでしょうし、それでなくても祭典で特区外からの観光客が流入してお祭り騒ぎのさなかである。基本的にヤラレ役な特区の治安維持組織だけれど、こういう地味な統制力は優秀なんだろうなあ。
むしろ、鳴り物入りで登場したくせに、お姫ちんたちにけちょんけちょんにやられてしまった魔女姉妹の三下っぷりにこそ涙を誘われる。まあこれは、お姫ちんや紗矢華が格上だったってだけなんだろう。これまで紗矢華や雪菜の獅子王機関の剣巫たちは部の悪い戦いばかり強いられてきたけれど、本来ならこれぐらいやすやすとやって退ける実力者なんですよね。そう考えると、古城の周りには相当の実力者が揃っていると言えるのだろう。雪菜や凪沙の担任の先生までチートクラスの抗魔官だったというのは驚かされたけれど。しかも、拳神系ってw
そんな古城の周りの人間の中でも最も際立った力を有していたのが「空隙の魔女」こと南宮那月先生だったわけだけれど……今回の話、那月ちゃんメインって、全然登場しないじゃない! しかも、出た途端エラいことになってるし。でも、那月ちゃんのビジュアルが予想以上に可憐で、これウルトラストライクだろう。幼女幼女言うから、もっと幼げなロリっ娘なのかと思ってたけれど、ちっちゃいなりに大人の風格みたいなものが漂っているし。三雲先生のロリ先生と言うと、【ランブルフィシュ】のあの先生の驚愕の真実に度肝を抜かれた印象が焼き付いていて、ついつい那月ちゃんにも胡乱というか、こういけない目で見てしまう部分があったのですが(笑 那月ちゃんの真実も負けず劣らず驚愕もので……そうか、この人、26歳のリアル幼女だったのかww
微妙に今回はストーリー進行が甘いというか、進んでいる割に密度が濃くないなあ、と思ってたらこれまでの一冊につき一人の女性を食い物にし眷獣召喚、というパターンが崩れて、まさかの続きものに。ここでパターン崩してきたか。次こそは那月ちゃんメインで行って欲しいところです。つまり、年上のリアル幼女先生を食い物にww

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