僕と彼女のゲーム戦争4 (電撃文庫)

【僕と彼女のゲーム戦争 4】 師走トオル/八宝備仁 電撃文庫

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 前回の雪辱を晴らそうと、ライバルの駿河坂学園子遊戯研究部から挑戦状が届く。部長・天道をはじめとした現代遊戯部の面々は、その挑戦を喜んで受け、決戦へ向けて動き出す。岸嶺も猛特訓を始めるのだが、思うように上達しないことに不安を覚え、ある決心をする。それは、強者どもが集まるというゲームセンターでの武者修行なのだが……。
 ますますヒートアップするゲーム戦争。今回登場する実名ゲームは、誰もが知る、あの有名格闘ゲーム。リアルなゲームプレイシーンに、血沸き、肉躍ること間違いなしっ! 乞う、ご期待!!
今回のお題はあの超有名格闘ゲーム、ストリートファイター供でも、これだけは先に言わしてけれ。なんで、さくらなんだよ! そこは春麗でしょうが!! ストツーのメインヒロインっつーたら、誰が何と言おうと春麗。これは絶対譲れません。
斯く言う私は、もろにスーファミのスト鏡ぢ紂やりましたよ、そりゃもうこればっかりやってましたよ。結局、満足に昇竜拳も出せない程度のプレイヤーでしたけどね!! 何度やっても、成功率がせいぜい五割くらいでしたさ。まああれですね、コンシューマ専門でしたし、ゲームパッドでしかやりませんでしたから、うん。もともと、格ゲーの類はどうしても苦手な部類で、まず技のコマンドを覚えられず、覚えたら覚えたでそれしか使えず戦術も何もあったもんじゃなく、気が付けばガチャガチャと無理やりボタンを押しまくっている始末。
ちゃんと作戦戦術組み立てて、あるいは相手の攻撃に対応して反応する、というのが出来ない人だったんですよねえ。うん、ぶっちゃけ下手でした。ノーマルモードでようやく全クリア出来た程度でしたしねえ。ハードモード以上なんて絶対無理でした。ベガにボコボコですよ、何あいつの攻撃、こっち何も出来ないんですが! というトラウマが二十年近く経った今もなお明瞭に焼き付いております。多分、今やっても同じ事の繰り返しだな、うんw
ベガはいかんにょ、ベガは。あれで、自分が操ったら全然駄目なんですよねー。プレイしてて楽しいといえば、むしろバルログの方でした。
と、俄に自分のストツー談義となってしまいましたが、私がプレイしたのはせいぜいキャミーとかサクラが出てきたところくらいまで。それも、ちょっと友人の家で何度かプレイしただけ、くらいでしたね。まあキャミーくらいはわかりますよ、なんとか。
でも、流石にスーパーとかハイパーとかになるとさっぱりです。作中の新要素の説明にも、へー、ほー、と驚くばかり。色々と複雑になってたんだなあ、と。まあ、あれくらいの複雑化は格闘ゲーム全般から見るとさほどのことでもないのかもしれませんが。

と、肝心の話の内容ですけれど、なんかもう殆どストツー談義ですよ? 人間関係の進展とか変化とかまったくありませんよ? それはそれで潔いくらいなんですが、小説としてどうなんだ、と思わないでも無いところです。一応、初心者でしかない主人公が、分をわきまえてなお熟練者に勝ちたいと欲し、努力を重ね鍛錬を重ねて、瀬戸際の勝負のさなかで勝利を勝ち取る、という実に王道な路線なのかもしれませんけれど、あんまりキャラの掘り下げしていないものだから、カタルシスという面ではいささか弱かったかなあ。
プロゲーマーのお仕事に、ゲームの家庭教師なる仕事があるのは知りませんでした。普通、そんなんお金払って頼まんもんな。どういう層に利用されてるんだろうか、結構謎である。それに、プロゲーマーに美少女はそうそういないでしょうしねえw

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