ノーゲーム・ノーライフ2 ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです (MF文庫J)

【ノーゲーム・ノーライフ 2.ゲーマー兄妹が獣耳っ子の国に目をつけたようです】 榎宮祐/榎宮祐 MF文庫J

Amazon

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。“神"を名乗る少年に“ゲームで全てが決まる世界"に召喚された二人は、またたく間に人類種の王座につき、異界の知識で内政を固め次の獲物を狙っていた。『東部連合』――世界第三位の大国。獣人種……つまり獣耳少女の国。「よしそれだその楽園は俺のもんだ獣耳っ子達を征服しに行くぞッ! 今! なう! 」「心が読める相手にどうやってゲームする気ですのよ! 落ち着きなさいな!!」ついに異種族とゲーム開始――!! “最も新しき神話"の人気ファンタジー第二弾!
すっげえな、これ。マジでイカサマ無しのガチじゃないか。この手の知略戦ゲームもの、ってだいたいルールの隙間をつくような屁理屈をこねまわしたような間隙を縫う意外性を持って戦うのが常なんだが、この空白兄妹と来たら、まったくそういう既存の戦い方とは違うんですよ。
イカサマもなくあくまでルールに則りながら、そう、あくまでルールに従いながら、ルールを規定した時点で誰も想像だにしていなかった、常人が思い浮かべることの出来る事象の遥か上を行く発想で、相手がどんなイカサマをしていようが、どんな能力を駆使していようが問題なく、論外として、すべてを圧倒的なまでになぎ払ってふっ飛ばしてしまうのだ。
とんでもない。度肝を抜かれるなんてもんじゃない。これほどまでに常識はずれの正面突破、見たことねえ!!
あくまで、ルールは順守している、という拘りが、なんか感動モノなんですよ。狡っ辛いところが微塵もない。ただ、発想の自由さ、スケールの途方も無さに、壮大な知識と緻密な情報分析力、大胆不敵で繊細な戦略性、神にも至ろうという計算能力と論理性。超常性がいささかも存在しない普遍的な能力なんですよ、一つ一つを見れば。それらが究極的にまで伸びて、それが相乗されれば、チートとしか言いようのない理不尽極まる超常の存在にも能力にも、ここまで対抗できるのか。否や、ここまで圧倒し、蹂躙し、粉砕できるのか!
まさに、これは人が神に挑もうとしている物語だ。この一巻、そして二巻の展開はまさにそこに至るための階をステップしている姿を焼き付けている。
なんかもう、ひっくり返りましたわ。凄いわー、凄いしか言ってない気がするけれど、凄いわー!!

そもそも、乳首に秘書を消しさえすれば全裸になろうとも超健全空間、とかその発想からしてぶっ飛びすぎだ!!(笑
一応、着エロだって年齢制限あるんだからな。ついてないくらいで全年齢版になるわけないでしょうに、二次元じゃあるまいにw 

なんか、あらすじだけ読んでいると今回の相手は獣耳国家、というふうにしか見て取れませんが、今回のメインの対戦相手は表紙にもなっているこの天使さんです。獣耳国家とは、まだ前哨戦の段階? ただし、この兄妹の戦略は、文字通り戦うときには勝っている、だから、戦いを挑んだ時点でもはや終わっているとも言えるのだけれど、一体どうやって終わらせるのか、それを見るだけで死ぬほど興奮できそうなので、次が待ち遠しすぎる。
最後の展開、唐突に見えるけれど、兄ちゃんの言動からしてこの展開は想定済みっぽいんだが、ちょっと離れ離れになった途端に役立たずを通り越して、人間産廃に成り果てる二人がどうこう出来るのか、これ?

あと、ステフの弄られ属性はちょっと輝きすぎだろう、というくらいにピカピカですなあw とてもヒロインの扱いじゃないんですが、もうこの弄られっぷりと反応の素晴らしさが弾けまくってて、キャラが良すぎですよ(笑
ステフ、輝いてる、今君は輝いてるよww

1巻感想