ヴァルキリーワークス 2 (GA文庫)

【ヴァルキリーワークス 2】  逢空万太/蔓木鋼音 GA文庫

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神威を回収する理樹とフェル子に新たな敵!?

「ああ……グラムかっこいいなぁ……。欲しいなぁ……敵をぷすってしたいなぁ……
きっと血と汗と涙を垂れ流しながら無様にのたうち回るんだろうなぁ……」
「リキぃ! あの人怖いですよぅっ! 」
――二人の前に現れた、新たな戦乙女の目的は!?

「また新しいヴァルキリー……!?」
鮮やかな赤色の髪。
吊り目がちなその表情は、美醜で言えば大変に美しいが、気の強さがありありと滲み出ていて、人が寄り付かなさそうな雰囲気を醸し出している少女である。
「あなたは誰さんですか?」
「あんたらに名乗る名前なんてないわよ! 」 「あ、じゃあ勝手に名前付けますね。『もりそば』か『うおのめ』か、どっちがいいです?」
「どっちもよくねーわよ何でその二つなのよ! 」
人間界へと散らばった神威を回収するフェル子と理樹の前に現れた新たな戦乙女の狙いとは!?

二人で一人の合体 ヴァルキリー物語!
理樹くんはフェル子さんに夢中だから、他のヴァルキリーが出てきてもあまり食指を動かさないんじゃないか、なんて妄想をしていた時期もありました。
この肉欲系男子がそんな躊躇などするはずもなし!!
今度の犠牲者、ぺろりと食べられてしまう羊さんは剣子さん。剣子さんって、シュヴェルトライテという本名お陰でさっぱり覚えられんよ!! にしても、理樹くんわりと見境なしだ!! 気絶してる女の子の胸をとりあえず揉む、とか普通に犯罪ですから! フェル子さんも口八丁に騙されてないで、普通倒れてる女の子の胸を揉むのはエロ目的であってまっさ〜ジとかじゃないですから。なんでこの子、素直に言われたこと納得しちゃうんだろう、こういう純真なところ可愛いなあ。しかも、剣子さんにちょっかいをかける理樹くんに一番に構われなくなってジリジリと嫉妬してしまうフェル子さん。あーた、構われるということはセクハラされるということなのに、いいんですか? いいんですね? むしろ、セクハラしてください、というもっとしてくださいオーラがひしひしと漏れでていて、何この娘、エロくね?
この、嫌々でも積極的でもない、騙されてる、口車に乗せられてしまってわけわからないままオープン全開、というのがいいんだよなあ、フェル子さん。
一方の新キャラの剣子さんも、強気一辺倒でありながらこの人も頭が残念でうまく回らない人なので、理樹くんに言いくるめられて、ハテナマークが飛び交いながらもウンウンと頷いてOK出してしまうタイプ。こちらもまた駄ルキリー全開です。だからどうして、お風呂に入浴中に押し入られながら言いくるめられて一緒に入っちゃうんだ、このヴァルキリーたちは(苦笑
にしてっも、これだけ好き放題やっておきながら、まるで嫌な感じがしない主人公の理樹くんが凄まじい。この子、ほんとに肉欲に任せて攻め攻めひたすらに攻め、というやりたい放題なのに、臭みがないというか粘性がないというか、強引さがなくてさらっとしてるんですよね。ついつい、フェル子さんも剣子さんも警戒心を抱けずに体をひらいちゃうのもわからなくもない。怒るに怒りきれないうちに爛れてきてしまってます、あいやー。これがジゴロというやつですか。もう敬服します。尊敬の念をいだきます。
話のほうも、フェル子さんが何気に謎の存在であることが発覚したり、脅威の馬頭さんがガチヒロインとして舞い戻ってきたり、と進展があるのかないのかわからないなりに進んでいるようで、でもそれはそれとして安定の理樹くんのエロエロセクハラ魔神っぷりが楽しくて仕方ない。
ほんとに食べちゃってもいいんですよ? フェル子さん的にももう狼狽えながらも絶賛OKサイン出しまくり中ですし。

1巻感想