のうりん 8 (GA文庫)

【のうりん 8】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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乳酸菌とってるぅ? おひさしぶり。バイオ鈴木よぉん。
はぁ……修学旅行楽しかったわぁ……と、特に、畑くんと花園くんの濃厚な絡みが……
腐(フ)、腐腐腐(フフフ)……。
さあ! 次は緑園祭よぉ! 私たち四天農を筆頭に、五つの学科が秋の大祭に向けて準備を進める田茂農林。
みんなとっても楽しそう♪ ……けれどその裏側では、巨大な歪(ヒズミ)が生まれ始めていたのぉ!
うふふ。どうやら私たちの強すぎる農力(チカラ)が、この街(マチ)によくないものを引き寄せてしまったようねぇ……?

四天農最大の危機! 襲いかかる強大な力に、立ち向かえ! 最強の農業高校生(せんし)たち!!

地(ち)湧き巨乳(にく)躍る激闘の第8巻!!
アニメのOPに四天農が一コマも出てこないのがどうしても理解できない今日此の頃。
それはそれとして、イラストの切符さん、もう殆どまともな挿絵が存在しないんですがw 挿絵の数についてはかなり多いんですが、その殆どがネタ絵じゃないですか、って今更か。今更なのか。それでも、林檎さんと金上の可愛い絵があったからそれでよしとするか。
金上というと、実は登場した時って男なんだと勘違いしてたんですよね。あの金の亡者がこれだけ上昇してくるとはなあ。ここ最近の巻の彼女の言動を見ていると、いい加減頭のおかしい連中ばかりの生徒たちの中で、何気にまともだったりした上に、さり気なく女の子っぽいフリもあってアレアレアレ?と思ってたんですけれど……これ、金上ヒロインもありなんじゃないですか? ぶっちゃけ農はヨゴレ系ですし、林檎ちゃんが癖がありつつも単独で頑張ってましたけれど、性格的にもまともな方で家計的にも安心で、かなり可愛いところもあるとか、女性キャラとしてほかと比べて凄くマトモですし、結構胸もありますし……金上ありなんじゃね? 今回なんぞ制服ミニスカート姿を披露してくれて、恥ずかしがってる姿がまたキュンとくる可愛らしさで、むむむむ……。
ちなみに、彼女の主役の話は完全に流通関係の話で一見農業関係ないんですけれど、どんどんネタの範囲が広がっていくよなあ。これも農林高校で勉強する範囲なのか。どちらかというと、経済系の大学の内容に近い気もするのだが。林業はともかくとして、造園もこっちに入るのか。完全にネタキャラかと思われた花園も、こうして偶にまともな話に絡んでくるから侮れないんですよね。造園業に纏わるお話については、毎度のことながら勉強になりました、という感じで。いや、今回一番「え?」となったのは、林業での「森は、二酸化炭素を吸収などせぬ!」でしたけどね。言われてみるとなるほどという理由付けで、さらには一概に決めつけられない様々な要因が絡むようですけれど、何にせよ固定観念としてそういうものだと思い込んでいた事実を、この作品では度々ひっくり返される純粋な驚嘆を味わえるんで、これがまた面白いんですよねえ。
にしても、林業編の世紀末伝説編はホント好き放題やってるなあ、と笑ってしまいましたけれど。これ、ネタ元って考えてみるともう何十年も前になるんですよね。未だに色褪せないネタ元の北斗の拳がスゴイのか、林業ネタで聖帝編をやってしまう本作もスゴイのかw
それはそれとして、良田おっぱいさんがラオウなのか。通りすがりでなにをやってるんだ、この人は。

ラストの金上編は、完全に福本伸行調でお送りしております。単に「ザワザワザワ」が入るだけじゃなくて、セリフの切り方とか、地の文までそれっぽくなってるのは、何気にスゴイなあ、と。その割に、内容の方は深刻に高齢社会と流通問題にマネーの虎と、えらい真剣なものだったりするし。ギャップがごっついw

って、緑園祭まであと何日って毎回カウントダウンしておきながら、緑園祭次の巻に持ち越しかいな!!

シリーズ感想