僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常 (電撃文庫)

【僕と彼女のゲーム戦争 ゲーマーたちの日常】 師走トオル/八宝備仁 電撃文庫

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私立伊豆野宮学園には、現代遊戯部という名の部活動が存在する。表向きは現代の遊びを研究するための部活だが、その実態はゲームで真剣勝負するための部活だった。あるときは部員同士で、またあるときは他校のゲーム部と、彼らは日々熱い対戦を繰り広げる。ゲームメーカー公認!「電撃文庫MAGAZINE」に掲載された短編に、書き下ろしの『グラディエーター』短編を加えた、計5つのエピソードで描く特別編、ここに開幕!
あ、これ短篇集だったのか。むしろいつもより読みやすいくらいで、サクサクとテンポよく進んでいたのでここであらすじを再確認するまで短篇集を読んだという意識がなかったですよ。
さて、今回のお題はPCゲームの「シヴィライゼーション4 ビヨンド・ザ・ソード」。
ニンテンドーDSの「風来のシレン 5.フォーチュンタワーと運命のダイス」
PS3/Xbox360の「アーマード・コア ヴァーディクトデイ」
PCオンラインゲームの「機動戦士ガンダムオンライン」
PSPの「グラディエータービギンズ」。
という五本のゲームから。今回のは、ゲーム全然やってない自分でもタイトルに覚えがある名作ばかりなんですが、名作なだけにやっぱり面白そうなんだよなあ。「シヴィライゼーション」は前巻の大会でも採用されてたんだっけか。今回は身内での対戦プレイとなってますけれど、こういうシミュレーションゲームの対人対戦ってCPU戦とはまったく違う予想もできない展開がどんどん起こるので、やってみたいんですけれどこれほど長時間腰据えて一緒にゲームするとか難しいんですよねえ。
風来のシレンなんかも、不思議のダンジョン系のゲームということで、やり込み型の一人用という思い込みがあったのですけれど、こんなふうに対人プレイを楽しむことも出来るのか。いや、この現代遊戯部って、単にダラダラとゲームするだけの部活じゃなくて、シャキシャキと意欲的にゲームを、それも色んなゲームを楽しもうという意識が感じられて、ほんと楽しそうなんですよね。テレビゲームってどうしても一人でやるものになってしまいがちなんですけれど、他の人と一緒になってワイワイ楽しく遊ぶためのツールとしてもこんなにおもしろいんだよ、というのがこの作品からは伝わってきます。
三本目のアーマード・コアなんてその最たるもので、オンラインを使って他校のゲーム部とチーム戦を行うんですが、チーム内でそれぞれ特色の違う機体を運用し、作戦を立て、お互い声をかけあってキャッキャと騒ぎながら対戦している姿の楽しそうなこと。
本作の挿絵って、笑っちゃうんですけれどどのイラストもコントローラー握って椅子に座ってテレビ画面に食い入るように向かってるものばかりなんですけど、まさにピッタリはまってるイラストなんですよねえ、これが。
しかし、杉鹿は絶対パンツ見せてるな、これ。

これまでのゲームはコンシューマだけに、買わないとプレイできないですからね、どれだけ面白そうでも手が出なかったのですけれど、「機動戦士ガンダムオンライン」については何しろネットゲームですし、無料ですし、やろうと思えばすぐに出来てしまうという悪魔の種。ついに最終兵器出してきたかw
百人対戦とか、ゲーム描写の盛り上がりみてるとほんとに面白そうなんだよなあ。時間ないので、グッと堪えましたが。艦これで目一杯です、目いっぱいです!
短篇集だと、わりと他校の駿河坂高校に毎回出番があるので、実は本編よりも存在感があったような。ってか、一条部長はキャラ立ってるなあ(笑

このシリーズは読む度に飢餓感に見舞われるので、ある意味キツい(苦笑

シリーズ感想