聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>8 (GA文庫)

【聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク> 8】 あわむら赤光/refeia GA文庫

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待ちに待った学園祭! だが――

「まーやが一日校長なのです! 」

マヤの職権濫用で、諸葉は恋の噂の真相を直撃取材されることに! そして明かされる、初々しくもうらやましすぎる諸葉の女性遍歴!! 兄の威厳を賭けたサツキとの添い寝合戦! 冷静すぎる静乃が初めて取り乱した、触れてはいけないあの場所とは? さらにモモ先輩との秘密特訓や、レーシャといく亜鐘学園部活動見学ツアー!?

そしてマヤと諸葉の密着24時間はベッドもお風呂もいっしょなのです!?(にぱっ)

束の間の平和を謳歌する、戦士たちの大騒ぎ!
その上まさかのAJ乱入でますます白熱する超最強のヒロインズカーニバル満開な第8弾!!
マヤさんが、幼女のくせに作品屈伸肉食な件について。あんた、静乃なんか目じゃないほどガチの肉食系幼女じゃないですか! 
というわけで、まーやを連れて学園祭巡り、というのを刺身のつまにして、それぞれのヒロインとの1エピソードを綴っていく短編形式。

『「妹」とすごす日曜日』
自称妹のサツキとの一日デート。これ見てると、最初の頃の諸葉の女の子の好みに、サツキがドストライクだった事が改めてよく分かる。だというのに、この自称妹はそのアドバンテージをそいやっ、と投げ捨てて、妹としての関係を押し付けちゃってるんですよね。勿体無い。ここで押せ押せで女の子として接していれば、そのまま転んでしまいそうなくらい、諸葉ってこの頃サツキにドキドキしてるんですよね。今となっては、もう諸葉の意識は「妹」として安定しちゃってるし。自分でチャンス踏みつぶしたんだもんなあ、この娘。アホの子である。
しかし、前世ではサツキ全然強くなかった、というのは前から出ていた情報だったっけ。これは意外だったのだけれど。今では不朽のタンク役として大活躍しているのですが。あれだけ短絡感情型に見えて、リーダーシップ持ちというのも意外。そういえば、石動隊長を除くと指揮官適正持ってる人材が殆どいないんだよなあ。副長は完全にアレだしw

『漆原静乃の逆鱗』
女の子に壁ドンされるって、燃えますね!
面白いのは、攻めっけを欠かさない静乃に対して、案外と諸葉の方も攻めっ気を絶やさないことか。静乃は余裕があるように見えて、押されれば素直に可愛げを見せるタイプでもあるので、ひたすらチョンチョンとつつきあうという、何ちちくりあってるんだ、という関係に見えてしまう二人である。何気に一番いちゃついてるのって、この二人なんだよなあ……と思っていたころもありました。まーや無双を観るまでわ。

『楽しい武活へようこそ』
レーシャのメンタルが豆腐。いや、それは登場当初からわかっていたところだけれど、この放っておけない感は諸葉だけじゃなくて、一般生徒まで共有できるレーシャの愛嬌だったのか、わかる。もはやマスコット化しているような気もするけれど。
それにしても、ここの学園の生徒のキャラの濃さは、ストライカーだけじゃなかったのか。一般生徒まで総じて奇矯じゃないかw

『天使ちゃんとの寮暮らし』
はい、アウト! 諸葉とまーやの禁断のイチャイチャ生活。息をするようにイチャイチャするこの二人。むしろ、意図して無垢を装いながら諸葉にイチャイチャしてもらう幼女の犯罪臭たるや、ちびっ子の方があうと。色々と邪ますぎる! まるで年齢をさげるアイテムだか魔法だかで幼児化して、女子寮に親友して女の子たちに可愛がられてゲヒゲヒほくそ笑むオッサン的な邪まさである。

『Like a whirlwind』
諸葉って、AJと並んで春鹿先輩のこと大好きだよなあ。私も大好きです。こういう、男まさりなくせで負けん気強いのに小動物っぽさを抑えきれないキャラクターとか。女っ気がないと自分で思い込んでいるところが、逆に無防備さにつながってて、健康的にエロいんですよね。一瞬たりとも止まってられないような、いつも走り回っているイメージもあってか、本当に可愛い。

『休日の二人』
AJさん再び! いやあ、この人本当に可愛いなあ。アンジェラさんは、突けば突くほど輝くんだから、エドワードももうちょっと弄ってあげるべきだよね。エドワードは、諸葉やら他のS級はイジるくせに、女性に対してはちと紳士すぎる。その点を鑑みると、諸葉の方が女慣れしている気すらしてくる。いや、実際誑かすの大得意なんですけど、この主人公。
ともあれ、AJさんはあれだけぶきっちょなんですから、自分から前に出ようとすると絶対にずっこける人なんですから、誰かが手伝ってあげないといけんのですねえ。エドワードは、あれ、人付き合いの仕方実は親密になるほど下手くそっぽいし。諸葉も、そろそろエドワードの事、信頼してあげてほしいものです。うざいのはわかるけど。AJのためにも。


というわけで、息抜きを挟んで、日英仏の合同作戦。合同作戦というと、どうしてもいがみ合いとか、利益配分での内部対立とかが挟まってしまうものなんだけれど、今となってはシャルルも諸葉大好きさんになってしまっているので、変な足の引っ張り合いが起こらなさそうな分、素直に燃える展開になってくれたらいいなっと。

シリーズ感想