ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6 (電撃文庫)

【ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.6】 聴猫芝居/Hisasi 電撃文庫

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今年こそはリア充クリスマスだと思った? 残念!!
自称妹なストーカーによりクリスマス中止のお知らせ!?

あれ、結局ネトゲばっかやってたら二学期も終わり? クリスマス直前……?
そんな折。ネトゲ内クリスマスイベントに参加した英騎たちが出会ったのは――
「……え、えっ? お兄ちゃんっ!?」
残念美少女・亜子の前に現れた、"ネトゲの妹"というどっかで聞いたことのある属性のプレイヤー。そして亜子は吠える!
「勝手に決めた妹設定を押し付けて!」
完全に「おまいう」な状況下で、亜子は、英騎は、ネトゲ部は無事クリスマスを終えられるのか!? 残念で楽しい日常≒ネトゲライフ、ブーメラン直撃の第6弾!
いや、もう文句なしにリア充以外のなにものでもない学生生活じゃないですか。趣味の好きなネトゲーでどっぷり遊びつつ、リアルでも同じ趣味の仲間たちと和気藹々と過ごし、それが全部女の子だったり、ちょっと生活力てダメな所は多いけれど普通に可愛くて同じ趣味の女の子を普通にカノジョにして、リアルに慕ってくれる可愛い妹も居て……って、もはや一片の隙もないリア充生活じゃないっすか! ネトゲにどっぷりと言いつつ、一般人が本気で引くレベルではないのは、セッテこと秋山さんが普通にネトゲ部に出入りしているのでも明らか。ネトゲに偏見なくて、実際自分でも遊んでいるとはいえ、彼女の感覚は一般人のそれからブレてはいないので、指標として目安にし易いのですけれど、このクリスマス近辺では特に馴染んだ感じでネトゲ部の面々と一緒に過ごしていたのを見ると、単に彼女が慣れたのもあるんだろうけれど、英騎たちがネットと現実の間をバランス良く行き来していたからなのだと思う。
どう見てもリア充ですから、あんたたち。
亜子も、最初期に比べると英騎たちの調教というか教育がきいてきたのか、だいぶ真人間になってきたし。いや、最初ほんと酷かったじゃないですか。リアルとネットの区別がついてないレベルで。
今回のストーカー妹キャラの登場のお陰で、ようやくなのか今更なのかわからないけれど、亜子も当時の自分の痛さを自覚してくれたみたいですし、ここまでマシになってくれたらもういいんじゃないかな。
どうも、亜子のあの両親の様子を見てると、どうも亜子のあのダメさ加減は母親譲りみたいで、未だ親父さん苦労している節が伺えるんですよね。これ以上はもう治らないと見て諦めても……。
お互い相思相愛で、鉄板も揺るがなさそうだしなあ。他の娘たちも無理して割って入る様子もないし、まあ可哀想なんですが、妹に対してのあれだけキッパリした亜子への宣言を見せられてしまうとねえ。
しかし、お兄ちゃんベッタリの妹はなかなかかわいかったんだが、同じ家でログインしててもやっぱり気づかないもんかねえ。妹の方は兄ちゃんわかっていると思い込んでの前提での言動、しかし兄ちゃんの方はさっぱり気づいていない、というわりと呑気なすれ違いは面白かったです。ほんと、コメディ高値で安定してるわー、このシリーズ。

シリーズ感想