彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この体育祭は安全だから、絶対MVPを取れるわよ (講談社ラノベ文庫)

【彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この体育祭は安全だから、絶対MVPを取れるわよ】 竹井10日/CUTEG 講談社ラノベ文庫

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『クエスト寮』は再建され、フラグ可視操作能力をも取り戻した旗立颯太。そこに元七徳院No.1・ミーロワースが現れた。体育教師として旗ヶ谷学園に逃げ延びた彼を加え、月麦や神楽とともに『ブレードフィールド公国亡命政府』が誕生する―折しも学園に再び“体育祭”の季節が到来。颯太はとあるきっかけから、忍者林瑠璃と命を賭した約束を果たさねばならぬことに。その約束とは“クエスト寮としての体育祭MVP獲得”だった!仮想世界の時と異なり戦力大幅ダウン状態のままいざ体育祭が開幕。復活した芹香や颯太同様フラグを扱う力を持つ凛達の助力は得たものの、颯太達は再びMVPをつかめるのか!?『がをられ』今ひとたびの体育祭編第12巻登場!!
ミーロワースが普通に体育教師として赴任してきてわらた。ガチムチすぎるw それに茶パことマーリン、あんた隠しキャラちゃうかったんかい。てっきり、若干味方寄りの中立キャラとして時々介入してくるくらいの立ち位置で振る舞うのかと思ったら、強引に亡命政府に引き込まれて当人も目を白黒させているうちに主要メンバーとしてがっちり食い込まされちゃってるしw この勢い任せの巻き込み具合は、大賢者相手にも通じるのか、恐るべしブレードフィールド空間w
いやでも、これで月麦ばあちゃんにミーロワースに、大賢者マーリンに神楽・ブレードフィールドと七徳院の精鋭と四人しかいないランク・アッパーファーストの一人が加わり、力を取り戻しつつあるSBD旗立颯太が集ったわけで、ちょっとみんなの気が大きくなって、なんとなく勢いで亡命政府立ち上げちゃうくらいにはその気になるよなあ……と、思ってたんですけれど。神楽さんのポンコツ化がひどすぎて、もうダメなんじゃないか、と思えてきた!! あの超絶クールでカッコ良かった七徳院No.0はどこいった!? 
体育祭再び、における神楽お母さんの見事な役立たずっぷりは、ある意味伝説になりそう。
ってか、此処に来て一気にバラバラだったメンバーの集結がはじまって、ワクワク感がいや増すばかり。で、でも忍者林瑠璃の再誕イベントの盛り上げっぷりに比べて、田中せりキャンが物凄い普通にさり気なく戻ってきてしまったのには、これまた笑ってしまった。いやいや、わりと早めに戻ってきてくれたのは嬉しいんだけれど、本当に普通に、呼び鈴押して普通に玄関からこんにちわするみたいに普通にするっと戻って来ちゃったよね! アイドルなのに。アイドルなのに! いいんですけど、田中いいんですけど。仮想世界では昔重要なターニングポイントで遭遇していて、お互い素性は知らなかった関係だったけれど、現実世界では、普通に昔からの友達だったのね……普通に友達だったのね。それはそれで良いことなんだけれど、アイドルになるきっかけが颯太にあった、というのはイイ関係なんだけれど。田中ぁw いやでも、仮想世界のときより颯太も、せりきゃんに友達ということで気安い気もするし、いいんじゃないだろうか。ここからここから。
でも、瑠璃の復活編に比べると、やっぱりメインはこっちだよなあ。瑠璃は、仮想世界でも颯太にとって一番身近で頼りになる相手であり、あの別れで心残りとなっていた相手でもあるから、やっぱりねえ。しかし、現実世界の瑠璃が普通の人間であった以上、もうあのアンドロイド瑠璃とは再会叶わないのだと覚悟していたものだから、このダブルルリルリにはちょっと興奮した。なにこの一挙両得な状態はw

そして、ラストにはついにかつてのクエスト寮メンバー勢ぞろいとなる、あの三人の衝撃的再登場。ある意味、ラストバトルのメインヒロインだった鳴の登場は大きいぞー。しかも、ちゃっかり神楽のものだった七徳院No.0を新しく任じられてるしw
まあ、メインヒロインについては菜波も着々とフラグを立てなおしているんですけどね。
とはいえ、今は天界軍に制圧されているブレードフィールドの七徳院メンバーとして現れた以上、単純に味方として来援した、とは行かなさそうだし、まだまだ二転三転しそう。

シリーズ感想