出番ですよ!  カグヤさま (GA文庫)

【出番ですよ! カグヤさま】 逢空万太/パルプピロシ GA文庫

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「わらわはカグヤ・∀・ハインライン。月を統べる女王だ―― 元、な」

ある日、支倉結太の前に流れ星とともに落ちてきた美少女、カグヤ。
『黒科学』の使い手である彼女は、月での失政により女王をリコールされて地球へと追放されたのだった。
カグヤをどうにか月に送り返そうと決意する結太。それには善行を積まなければならないというのだが。

目標の善行値:100
現在の善行値:マイナス530000

「何万光年かかるんだよ!?」
「光年は時間ではなく距離だぞ」

そんな彼らの前にカグヤを狙う月からの暗殺者が現れ――
月の少女と地球の少年が出会い、すごく不埒な竹取物語が始まる!
ママがヒロインでいいです……はっ、結論が出てしまった。はい、終了で。
いやまじで実際、ママさんが一番美人なんですけど。おぱーいが大きいんですけれど。未亡人だし。未亡人だし。
カグヤはウザ可愛いけれど、うざいしなあ……。わりとガチであかんタイプのダメ人間っぽいんですよね。善行値がマイナス、というのも伊達ではないという感じで。これだと、まだニャル子の方がキャラとして愛嬌があったような気がします。でも、ヒロインとしてみるとこのエロさは何気に色気があってついついチラ見してしまうというか、腹を空かした虎のごとく、結太を性的に食べに来ようとするところなんぞ、わかっていても無視できないというか。これがニャル子さんだと、元があの這い寄る混沌というヤバイ感じがつきまとっていたので、ベタベタひっついてこられても、危ないので突き放して当然、ニャルラトホテプとしてもイロモノだとわかっても色気的にはやっぱり微妙なところがあったので、真尋が徹底的に迎撃してもやったれやったれ、という感じだったんですけれど、こちらのカグヤだと仮にも女の子があれだけ積極的に色仕掛けしてきているのに、拒絶するとは何たることか、という気分になってしまうのは、ちと理不尽とわかっていたも否めない感情なのである。
うん、手を出したらババ引かされると理解していても、ちょっとお触りくらいなら、と思うのが男の子なのであるからして、もう少し結太はアタリを柔らかくしてもいいんじゃないかな。ちょっと対応が厳しすぎます、相手はニャル子じゃないんですよ? と、言いたくなってしまうのは自分でもまあどうかと思うんだが。
ネタの数々は相変わらず面白いんですけれど、若干ノリきれないのはカグヤが云々じゃなくてやはり主人公の結太の反応というかツッコミがまだ若干ぎこちないからなんでしょうね。もうちょい主人公としてこの作品に合う調整が必要な気がする。これは書いていたら徐々に合ってくるのかな。
しかし、星系感航行が可能な異星人よりも、月人の方がオーバーテクノロジーだというのは何気に凄いなあ。どれだけレベル高いんだ、月の人。あと、昔のリアルかぐや姫が、現代のカグヤ姫と較べても相当に下衆の類なんですけれど。この女王、フォークでがっつり刺した方がいいんじゃないか?