英雄教室4 (ダッシュエックス文庫)

【英雄教室 4】 新木伸/森沢晴行 ダッシュエックス文庫

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今日も平和な学園ライフを満喫中の元勇者ブレイド。学園の仲間たちも着実にレベルアップ中。だがそんな平穏は突然破れた。追いついてきたソフィの過去。ソフィそっくりの顔を持つ、量産型人工勇者ソフィシリーズがブレイドの命を狙う。どうする超生物!?そしてローズウッド学園の日常は様々な方面で、大賑わい!ブレイドが“伝説の勇者王”として皆のコーチをすることに。超生物身バレの危機!!初の生徒会選挙が実施される。アーネストは女帝の地位を守れるか!?食堂のマダムが祝ご結婚寿退職。ブレイドの好物カツカレーの行方は!?性別も種族も全てを越えてトモダチになってゆく!青春全開の学園スローライフ、第4巻!!
女の子が具とか口走っちゃだめ!!
まだ幼児レベルのブレイドには性の目覚めはまだ早いかー。嫉妬の感情とかは、別にちっちゃい子でも持ってるものですからね。特別に大好きな相手を盗られると拗ねたり怒ったり、とかは。それでも、段々とドキドキ出来るようになってきている、ということは大きくなってるんでしょう。思春期までもうすぐもうすぐ。まあどう見てもブレイドの成長よりもアーネストの精神退行の方が勢い物凄いんですけどね。女帝(笑)でしょう、これw でも、幼くなればなるほどに、ブレイドのことを大好きなことも彼のためにナニカしてあげたい、自分がやってあげたいという素直な気持ちを隠さなくなってきたので、その意味ではちょうど釣り合いが取れつつ合って、どんどんいい感じにはなってるんですけどねえ。もう女帝の威光なんぞかけらも残ってないような気がしますが。最近、周りの子たちもブレイドだけじゃなくアーネストも子守対象になってきてる気がするし。
それでも、戦闘力だけはガンガン跳ね上がってるんだから、とんでもないですけれど。18%前後しか力出せなくなってるとは言え、ブレイドとまともに訓練出来るようになってるわけですしねえ。ってか、眼光が物理的攻撃力持ちだしたのにはわらたw 睨んだら衝撃波が発生って。
まあそんな自己改造甚だしいアーネストと比べると、ソフィはちと存在感を示せてはいなかった気もするけれど、今回の一件の結果だと余計にキャラ薄くならないだろうか。変なもの取り込んだせいで、キャラとっちらかって落ち着かなくなりそうだし。
ソフィーシリーズがブレイド暗殺のために攻撃しかけてきていたの、周りが全然気づいてなかった、というのには笑ったけれど。完全に遊びに来てるのと勘違いしているあたり、平和ボケ……じゃなくて危機を感じる危険度の設定がみんな強くなりすぎて、或いは精神的に柔軟になりすぎて緩々になってるしw
クールボケのソフィが、ズッコケルくらいだもんなあ。珍しく真面目にシリアスしてたのに、誰もついてきてくれなかった、というのはなんともはや。

しかし、アーネストは本気で勇者の正体、気づいてないんだなあ。勇者王登場で本気ではしゃいでるアーネストが可愛い。そして、自分で黒歴史を更新し続けなくてはならなくなったブレイド、メンタル脳天気な幼児のくせにこういうところ結構苦労性なのよねえ。

シリーズ感想