英雄都市のバカども (2) ~女神と漢たちの祭り~ (ファンタジア文庫)

【英雄都市のバカども 2.女神と漢たちの祭り】 アサウラ/だぶ竜 富士見ファンタジア文庫

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英雄の末裔が住む街リキュールに住む何でも屋・モルト。彼の仕事は、街の平和と困っている人の笑顔のため、そして何より目の前の家賃のため、街で起こる厄介事を解決することだ。ある日は、令嬢のペットを捜しに好敵手のサシャと地下水道へ飛び込み、またある日は遺跡から発掘された謎の「兵器」に追い回され…。それでもなお、酒が原因で家賃に窮するモルトに、家主の娘リッツは、とある祭りへの出場を言い渡す。それは―街一番の“漢”を決めるため、裸一貫で危険な地下神殿に飛び込む「漢祭り」(ポロリもあるよ)。浴衣姿の女性陣が見守る中、モルトが出会ったのは…本物の女神さま!?
馬鹿だなあ、本当に馬鹿だなあ(褒めてない)

【第一話『果てしなく透明なただ一つの純粋な願い』】

アサウラ師はあれですか。料理の美味そうな描写のみならず、おっぱいソムリエとしての力量もずば抜けているのか! 女体に関する少年の眼力と表現が素晴らしすぎる。
それはそれとして、オチが酷すぎるんですけど。揉めてないじゃん! 全然揉めてないじゃん!! あかんやん!!


第二話『職業:女体さすり』
これは酷い。もう本当に酷い、としか言いようが無い。ってかさ、どう考えても詐欺じゃん。と思ったら詐欺だった罠。むしろ、リッツも一緒に騙されてしまっているあたりがダメだよ、どうしようもないよ。ってか、なんで十二歳のまだつぼみの女の子がエロ担当なんですか!? 全身弄られる対象なんですか!? アウトだ、アウト! 


【第三話『追跡と追撃と』】
この方向の変態はちょっとレベルが高すぎるw たまに登場するタイプだけれど、どうしてこの手の変態ってやたらとスペック高いんだ!? あと、Pちゃんのイラストが力入りすぎじゃないですかね!!
何気に、この回で女子のおぱーいを揉んでるモルト。前回も散々12歳女子の胸を揉みしだいてましたけれど、お前ちょっと一話の少年に謝っとけ。


第四話『お祭り前夜と占い師』
肉美味しそうだなあ、肉。炭火でじっくり炙った肉が本当に美味しそうでねえ。いや、これに限らず、今回はがっつりとした料理じゃなくて、酒のアテ的な小料理が多いんだけれど、これがどれも美味しそうでねえ。このアサウラさんに描かせると、どん兵衛でも至高の逸品に思えてくるから当然なんだけれど。
占い師のチョココさんの何気にちょっといい仕事してますねえ、的なお話。途中の妨害ってもっとえげつないのが来るかと思ったけれど、あのゴロツキ二人のオトコ劇場がそれだったのか。拍子抜けというべきか、ある意味戦慄だったというべきか。
祭り前夜ということで、普段にもましてふらふらと所在なく街をうろつくモルツが帰るところは、なんだかんだとリッツの所なんだなあ、というお話。なんだよ、メインヒロインやっぱりリッツじゃないか。じゃあ、脱がされたりエロいことされても、メインヒロインなんだから仕方ないよなあ。たとえ12歳でも。


第五話『開催、漢祭り』
ビジュアルが度し難いほど汚いんですが! イラスト不可、にしてもいい漢の裸率なんですが。そこにぴーちゃんが混ざると、もはや産業廃棄物レベルなんですけど。
ふんどし交換はやめれ。マジやめれ。
一年間封印され、魔物が溜まりに溜まったダンジョンに、武器も防具もなくふんどし一丁、手にしていいのは武器に当たらない道具が一つだけ、というハード極まりない条件に乗っ取り、勇んで突撃していく漢たち。まさに漢祭り。
いや、フライパンはわかる。納得は出来ないが理解はできる。料理人が使うのは料理道具だよな。
パンもわかる。いや、堅焼きしたパンが金属製の盾や鎧を安々と貫いて、ゴーレムぶっ飛ばすとかいみわからないけれど、理解は出来る。そういうものだと思えばそういうものだし、パン屋がパンを武器に使って何が悪い、という話である。
変態が、拘束具やボールギャグを道具として選択するのもまあわかる。M豚としては譲れない領域なんだろう。
でも、12歳女児のパンツ(頭部に装着)が、そいつにとって一番合う道具、というのはどうなんだろう。フィット感の素晴らしさにパワーが湧き上がってくるのなら、仕方ないのかもしれないが。世界の真理なのかもしれないが。
パンツ装着したモルトの姿を、伝令班が勇んで地上に伝えに行くシーンには、不覚ながらもんどり打って笑ってしまった。あれはマジで呼吸困難になったわい! 酷いにもホドがあるわ!!


第六話『祭りの後に残りしもの』
実はあんまりありがたみがない女神さまの裸体。自分から脱ぎたがる人のはなあ。
あれは普通に怒っても、場合によっては殺害しても悪く無いと思うパンツかぶられた最大の被害者であるリッツだけれど、モルトの頭ハンマーでぶん殴ってしまったのを気にして、落ち込んでしまってるリッツが可愛くてねえ。
この娘、もうちょっとマシな相手に構えばいいのに、どうして好き好んでこの宿六にかかりきりになってるのか。まあしゃあない。好きなんだから仕方ない。


第七話『女神の座、モルトの場所』
ほう、モルトにとってあのアパートは特別な場所なのか。幼少の頃世界をめぐってたり、リキュールの警備隊の象徴である長柄刀を手放さないくせに、警備隊とは一定の距離を保ってたりとか、何気に過去に色々とありそうな陰のあるキャラなんですよねえ。モルトという名前からして、どうやら本名じゃないみたいですし。
となると、リッツとの関係も単なる大家と店子のそれとは違うのか。リッツの両親が娘がモルトに構うのを、むしろ後押ししている素振りも妙といえば妙な話ですし。
まあこうしてみると、リッツがメインヒロインというのは間違いないのかなあ、というところ。長編だった一巻だと、その時はそこまで深く関わってるようには見えなかったけれど、これだけ健気で可愛いとねえ。

1巻感想