英雄教室 7 (ダッシュエックス文庫)

【英雄教室 7】 新木伸/森沢晴行 ダッシュエックス文庫

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ローズウッド学園は今日も平和!天才科学者イライザの発明で、アーネストとルナリアが融合!?ついに超生物をも越える最強戦士の誕生か!?仮象で普通人の身体能力に落とされたブレイド。念願の普通生物になって、喜び勇んで皆にマジパーンチ、マジキーック!そうした楽しい日常の陰で、人知れず悩みを抱えるイェシカ。学園一の自由人で、いつも明るい彼女には、誰にも言えない大きな秘密があった。「超生物を暗殺せよ」―“組織”からの指令を前にしてイェシカの取った行動は…?王都壊滅の危機も、大事なトモダチの悩みも、全部まとめて解決しちゃうぜ!元勇者の日常は、今日も穏やかに絶好調!超ヒット学園ファンタジー第7巻!!

融合(フュージョン)って、もろにドラゴンボールネタじゃないですかー。いや、フュージョンなんてトンデモが実際にやれちゃうようなハチャメチャな世界観な作品なんてそんなにないので、意外とありそうであんまり使われないネタだったのか。キャラ同士をくっつけて二人が混ざったようなキャラを作る、というのコメディ系ならなんぼでもネタに使えそうなんだけれど。アーネストとルナリアが融合して氷炎将軍フレイザードみたいになってたのにはワラタ。メドローアみたいなのまで使えてたし。しかし、これってフュージョンもダイの大冒険もネタとしてはもう古典なんですよねえ。年代としてはもう随分前で若い子が生まれる以前ですし。それが通じるというのはネタ元がそれだけ凄いとも言えるのだけれど。
さて、今回のメインは表紙にもなっているイェシカ。シリーズが長くなってくると色んなキャラにスポットが当てられるからいいなあと思うんだけれど、彼女に関しては絶対に後付設定ですよね。むしろ開き直ってて清々しいくらいなんだけれど、あの実戦経験なしビッチ設定にもちゃんと意味があったのかー。でも、今更勇者に手を出すとか、あの裏組織って「業界」についてまるで無知だったとしか思えないんだけれど。ともあれ、あれだけ苦労してあげたパーセンテージを、この元勇者本当につまらん理由でガンガン下げはるなあw
まあ力を発揮できるパーセンテージがどれだけ下がっても、実はまったく弱くはなってないというのが、実質0%でも無双、で明らかになってしまったわけであんまり%の上下は関係ないのかもしれないけれど。
この勇者、単に出力で強くなったわけじゃなくて、師匠となった武術家たち全部ぶっ殺す勢いで技巧の方も習得してるんだよなあ。
しかし、これでイェシカも本格的にブレイド寄りになってしまったわけですが、個人的にはクレイとカシムに報われてほしかったので、全員ブレイド寄りになってしまうのはちょっとなあ、と思わないでもない。なんか、クレイたちも超進化してしまってるけれど、いやいやそういう方向で報われてもなあ、と。