この素晴らしい世界に祝福を!12 女騎士のララバイ (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 12.女騎士のララバイ】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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ダクネスを「ママ」と呼ぶ謎の少女の出現に一同騒然…。事情を聞けば、ダクネスのいとこで、彼女を母のように慕って遊びにきたのだという。一方ダクネスは貴族の仕事に精を出すべく、高額所得冒険者の税金取り立てを開始。まんまと捕まったカズマは、ひとつの手枷でダクネスと繋がれ、一晩を共にすることに。その夜、ダクネスから「お前は、めぐみんの事が好きなのか?」と問われ―。女騎士の意地と涙、決意の嵐が吹き荒れる!

うおおおっ、ララティーナさんガチじゃないですか! この女騎士、いつもカズマ襲ってるな(性的に)とかいうのは言わぬが花。いやでも、マジにララティーナさん、ここまで本音で告白しちゃって大丈夫なのか!? なんか真面目なラブコメみたいじゃないか、って真面目なラブコメってなんだろう。うん、真面目にラブコメしてるかどうかですね、そのへん。最近、めぐみんがマジでカズマとの男女のお付き合いについてアプローチしはじめるものの、まだ仲間以上友達未満、エッチなのはいけません、という若干腰が引けている、現状維持を最優先にしつつ唾つけおけ、みたいな迫り方をしてきているので、ララティーナさまの方もめぐみんに対抗して迫るくらいはするものの、
こっちも今まで通りが一番良いという立ち位置だけに、似たようなヘタレ具合に終始するんだろうなあくらいに思ってたんですよね。
忘れてた、この女騎士ブレーキ壊れてるんだった。
今までと同じでいいじゃないか! と本気で泣き叫びながら本気で襲い掛かってきて自分から現状をぶち壊しにかかるこの繊細性のかけらもない見境のなさ。計画性の無さ。とりあえず勢い! わりとヤッたもん勝ち思考。そのくせビビリでメンタル弱し! さすがはダクネスである、やったね!
めぐみんって、根が魔性なせいかどっかしら勿体ぶるくせがあるので、なにかあるとつい勢いで一線を越えてしまおうとするダクネスの方が手を付けるの早そうだよなあ。ただ、カズマがあれだけ貞操観念があるとは思わなかった。もっと普通にクズマさんだと信じてたのに。お前みたいな奴がサキュバス先生たちに定期的に処理してもらって常在賢者してようが、いざとなったら賢者で居られ続けるはずがなかろうに。
あと、生乳わりと見てるんじゃなかったか、こいつ。少なくともダクネスのは見てたと思ったんだが。
なんにせよ、めぐみん既に正妻の余裕みたいなのを見せてるけれど、若干ダクネスの暴走グセを甘く見ていたところはあるようなので、ダクネスがあそこまでやっちゃうのは流石に想定外だったんだろうな。
さすがに、まさかの逆転負けはなさそうだけれど、愛人枠としてはダクネスほどピッタリは人材はいないわけっで、めぐみん的にはOKなんだろうか。
あと、エリス様。なんか出るたんびにポンコツ化してますねえ。アクアが駄女神として頭一つ抜けているのでいくらポンコツやらかしても下には下がいるからかあんまりやらかした感ないかもしれませんけれど、十分やらかしてますからね。しかも、暴走癖まで発露させてしまって。きぐるみ相手に取っ組み合いしてるエリス様、絵面が素晴らしすぎるのでこれ、イラストかアニメでみたいなあ。
そういえば、結局ダクネス子持ち疑惑はそれほどトラブらずに収束してしまいましたね。最初から姪っ子というオチが明らかになってしまったせいもあるのですけれど、てっきり未来から現れた実の娘路線かと思ってたのに。新登場した姪っ子も、さすがに「こめっこ」やアイリスという幼女枠に個性的な面々が埋め尽くされているので、ここでさらにキャラとして濃すぎる幼女が出てきても、という判断があったのかもしれないですが、それにしても出番少なかったなあ。もうちょっとダクネス弄りのネタとしても絡んできてほしかった気もするけれど。
そろそろゴールも見えてきたかのようなコメントも出てきてますけれど、まだ12巻なんですよね。あと倍は行ける行ける。

シリーズ感想