1話、もしくは2話まで見た中から、新年度のアニメ作品の雑感です。


上野さんは不器用
ら、ラブコメなのか!? 上野さんの自爆系シモネタ特攻告白に対して、鈍感スキルを通り越した鬼畜的所業をもって弄ぶ田中。こ、こいつ、上野ちゃんはあれでも女の子なんだぞ。もはや女の子の尊厳というものをグリグリと踏みにじって喘ぎ超えを出させるようなデリカシーという概念が存在しないような悪鬼羅刹の所業の数々に、こいつ実はわかっててやってるんじゃないのか!?とおののくばかりである。いや真面目に上野ちゃん、こいつのどこが好きなんだ!?




えんどろ〜!
いきなりラスボスの魔王戦からはじまり終わってエンドロールから開幕するという変則構成。そこからの時間巻き戻り、って戻るのあんたなの!?
のちに魔王を打倒する勇者パーティーでありながら、今はまだ冒険者の卵として学校に通う少女四人のほんわかハッピーライフ。公式でも日常系ファンタジーと銘打ってる。ということで、これがまた予想外に面白い! お話の奇抜さよりも、キャラの掛け合いとコメディのテンポがキレキレなんですよね。いや、第一話めちゃめちゃおもしろかった。これはダークホースか。
ああ、なるほど。キャラデザはゆるゆりの原作の人なのね。



かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
原作は雑誌の連載を購読中。一貫して面白さ貫いてますよね、これ。
というわけでアニメ化どうなるの?と不安もあったのですが……ナレーションテンションたけえ!
いやあ、そうそう最初ってこんな感じで始まったんでしたっけ。かぐや様の「お可愛いこと」が炸裂しまくってる! 藤原さんは最初の頃まだキャラクターがおとなしかったと思ってたんだけれど、こうしてみると最初から相当にやらかしてるなあ。って、一応話の構成原作からちょこちょこっとイジってるんでしたっけ。最初からこんな藤原さんかぐや様に殺されそうな目で見られてなかったような気がするけど。でも、いずれにしても白銀会長とかぐやさまの関係に藤原さんがくわわって、の三者関係がこの一話でよく伝わるよい展開でありました。ってか面白い面白い。ここからどんどんエスカレートしていくと思うとワクワクも募るというものです。
しかし、白銀会長。アニメで見ると目の隈がちゃんと目立って、あの顔つきの不健康そうなのがよくわかるなあ。



ガーリー・エアフォース
原作は電撃文庫のライトノベルから。現在、二桁10巻まで出てる人気シリーズであります。いやこれ、初期の展開考えるとよく長期シリーズにこぎつけたな、と思うんですよね。そこまで人気になる要素があったと思えませんし。とは言え中盤を超えて諜報戦や本格SF展開が濃くなってくるとべらぼうに面白くなってるわけですが。
しかし、映像で見るとザイの高機動性能は尋常じゃないよなあ。仮にもこれをロックオンした中国の戦闘機パイロット、かなりのエースだったんじゃないだろうか。
独飛との連携支援ありきとはいえ、空自もなんとかこれに対抗出来るようになるのだから大したものである。
アニマのキャラクターがグリペンの他がイーグルとファントムしか出ていないのを見ると、三巻。いや、ライノことスーパーホーネットも影も形もないのを見ると2巻までかもしれない。となると、かなり話集中してやれるかもしれないけど、話として面白くなってくるのはベルクトが出てくる4巻あたりから。SF展開濃くなってくるのはラフィール出てくるところらへんからだし、このあたりはじっくり話やってほしいのとアンビバレンツになってしまうなあ。二期以降もあれば全然問題ないのだけど。ともあれ、肝心のドッグファイトちゃんとガンガン動いているので、これは思ったよりもいいかも。
八代通さんは思ったとおりの人で良かった。この人の重機めいた押しの強さと凄まじい政治力が作品の牽引力でもあるので、やはりインパクトあるキャラクターでないと。



五等分の花嫁
あれ? カラーになると結構5姉妹差別化が図られているというか、髪の色が違うぞ!?
同じ髪型にすると全然区別がつかない、という設定で実際に「あの場面で風太郎と会ってたのは誰なのか」と主人公の風太郎のみならず読者の方もわからない、というシーンが度々あるのでどういう描写をするのか楽しみではある。髪の色が違うのは単行本のカラーの表紙見ると原作遵守みたいですね、これ。
未だに原作では五姉妹以外のヒロインを出さずに徹底して五人の姉妹と風太郎のラブストーリーに徹しているんですよね、これはラブコメとしてはなかなか潔いというか、凄いと思われ。



デート・ア・ライブIII
まさかの三期である。なんでこのコンテンツこれだけ優遇されてるんだろうと不思議になるのだけれど、この【デート・ア・ライブ】がガチンコで傑作化しはじめるのはまさにこのあたりからでもあるので、正直かなり楽しみである。作画の怪しさがうたわれていたけれど、一話見る限り普通に見るぶんにはあんまり気にならなかった。ストーリーの没頭の邪魔をするようなものじゃなければ、自分はあんまり気にしない性質ですし、演出なんかははメリハリついていて話を面白くしていましたし、折紙のヤバさがちゃんと強調されているという意味ではこれまでのシリーズよりも原作に忠実なのではないでしょうか。
ってか、七罪が普通に美人だ! 彼女のハニエルって全力時だとこれだけ無敵なんだよなあ。この娘は四糸乃とは別の方向性で精霊の中でも屈指の癒し系になるので、今からついつい応援してしまいたくなります。



ブギーポップは笑わない
電撃文庫をライトノベルレーベルのトップへと押し上げ、のちの創作者たちに多大な影響を与えた金字塔となる歴史的名作【ブギーポップ】シリーズの再アニメ化である。
最初のアニメ化の時も、よく覚えてはいないんだけれどそんな悪い印象はなかったんですよね。今回はデザインもだいぶ変わっているようなんだけれど、あのブギーポップの非対称の笑みは独特の雰囲気出てていいなあ。それ以上に、凪がやっぱり格好良すぎる。今なお彼女の格好良さに惚れている人は絶えないんじゃなかろうか。
さすがにもう二十年も前の作品である。現代に舞台がなっているとはいえ、時代背景はやはり異なっている。あの退嬰であり閉塞した不安感を伴う思春期の空気感は、今のどこか停滞した空気感とはまた種類を異にする重さだと思うんですよね。それを新鮮に感じるのか違和として伝わってくるのか。いずれにしても、自分にとっては思春期なんぞ遠くになりにけり。
結構忘れいている部分もあるだけに、改めて見ても面白いです、ふむ。



賭ケグルイ××
一期からまるでパワー衰えず。すでに世界観やキャラクターが在りきの状態ではじまっているだけに、初っ端からテンションマックス。相変わらずの顔芸の極み。はっちゃけっぷりやマシマシ。
ひたすら純粋に見てて楽しいです、うん。


魔法少女特殊戦あすか
邪悪な魔法生物たちとの戦いのあと。しかし世界に平和は戻らず、魔法少女たちは同じ人間であるテロリストとの非対称戦争へと身を投じることになる、という見事に殺伐とした生々しい世界観。
でも、悪趣味にひた走っているわけではなく、二話まで見た感じではかなり丁寧に平和な日常と殺伐とした戦場の狭間で苦しむ少女あすかの心情を追い、彼女を取り巻く日常サイドの人間、戦場サイドの人たちの立場から見た現状、そして魔法少女という存在について思う所を描いているんですよね。
その意味ではかなりグロい描写も多々あるものの、かなり真面目に魔法少女その後を描こうとしているのが見えて、その真剣さが好感触であります。