読んだ本の数:35冊 うち漫画:1冊

あれ!? 今月は漫画一冊しか手を付けてなかったのか。雑誌の方はマガジンウォーカーを購読していることもあって、あれこれ読んでいるだけに読んでない感じはなかったんだけど。
年始は毎年けっこう読めるのだけれど、それでも一日一冊以上をクリア出来るとなかなかうれしい。それに本年度は読書メーターでなるべく読んだ本に感想をつける、という目標を立てたのだけれど、これが思いの外続いている。短く端的に書くことをまとめるという練習にもなるかなあ、と思ったんだけれど、あとでちゃんと感想記事を書く時の取っ掛かりにもなるので結構自分でも助かっている。
文字が浮かばない時は全然浮かばないので、すぐにリタイアするかなあと自分でも思っていたんだけれど、どうしてどうして。まあ仕事が忙しくなってへたばるまではなんとか頑張りたいところです。

さて、新年度は注目の新作にウェブ連載時からファンだった作品の書籍化など、内容的にも充実の一ヶ月でありました。特に【UM】こと【Unnamed Memory】は個人ホームページで掲載していた頃からのファンでしたので、ちょっと興奮しっぱなしだったんですよね。
【天才王子の赤字国家再生術】と【七つの魔剣が支配する】の二作は今年が飛躍になりそう。間違いなく傑作となるだろう逸品です。


★★★★★(五ツ星) 0冊



★★★★☆彡(四ツ星Dash) 4冊

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫(2018/5/31)
天才王子の赤字国家再生術 3 ~ そうだ、売国しよう ~】  鳥羽 徹/ファルまろ  GA文庫( 2019/1/12)
七つの魔剣が支配する 2】 宇野 朴人/ミユキ ルリア 電撃文庫(2019/1/10)
Unnamed Memory 1.青き月の魔女と呪われし王】 古宮 九時/chibi  電撃の新文芸(2019/1/17)

【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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この世で最も格好良いモンスターの一匹であるカニエル推参!! マジでウェブ連載の頃からファンでした。熱く儚く泣かせる敵の中の敵にして騎士の中の騎士たる蟹の勇姿を君は見たか!?


【天才王子の赤字国家再生術 3 ~ そうだ、売国しよう ~】  鳥羽 徹/ファルまろ  GA文庫

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天才王子は降って湧いたしっちゃかめっちゃかな予想外予定外想定外のみならず、自分で思わずひっくり返したちゃぶ台でも、見事に逆に活用してプラスにしてくるあたりアドリブ力極まってるよなあ。


【七つの魔剣が支配する 2】 宇野 朴人/ミユキ ルリア 電撃文庫

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魔法学園ものとして若者たちの迸るような青春をひた走りつつ、尋常でない暗黒を撒き散らす、この相反する2つの要素をよくもまあこうも全力全開にぶん回しながらひっくり返らず激走できるものだと唖然とする他ない、ヤバいくらいの面白さである。2巻にして傑作の風格が出てるんですけど!


【Unnamed Memory 1.青き月の魔女と呪われし王】 古宮 九時/chibi  電撃の新文芸

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伝説のウェブ小説がついに書籍化。もう好き! その一言である意味すべてを語れてしまう、オスカーとティナーシャは我が最愛のカップルの一組なのであります。


★★★★(四ツ星) 7冊

ロープレ世界は無理ゲーでした 領主のドラ息子に転生したら人生詰んでた】 二八乃端月/フルーツパンチ ファミ通文庫(2018/11/30)
嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫(2018/10/31)
迷宮の王 1.ミノタウロスの咆哮】 支援BIS/目黒 詔子 レジェンドノベルス(2019/1/9)
絶対城先輩の妖怪学講座 十一】 峰守 ひろかず /水口十 メディアワークス文庫(2018/9/22)
お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 2】 凪木 エコ/あゆま紗由 富士見ファンタジア文庫 (2018/11/20)
最果ての魔法使い】 岩柄イズカ/咲良 ゆき GA文庫(2018/11/14)
公園で高校生達が遊ぶだけ】  園生 凪/トコビ  講談社ラノベ文庫(2018/8/31)


【ロープレ世界は無理ゲーでした 領主のドラ息子に転生したら人生詰んでた】 二八乃端月/フルーツパンチ ファミ通文庫

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【嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4】 佐藤 真登/霜月 えいと ヒーロー文庫

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【迷宮の王 1.ミノタウロスの咆哮】 支援BIS/目黒 詔子 レジェンドノベルス

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【絶対城先輩の妖怪学講座 十一】 峰守 ひろかず /水口十 メディアワークス文庫

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【お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。 2】 凪木 エコ/あゆま紗由 富士見ファンタジア文庫

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【最果ての魔法使い】 岩柄イズカ/咲良 ゆき GA文庫

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【公園で高校生達が遊ぶだけ】  園生 凪/トコビ  講談社ラノベ文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

カニエル (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
リルドール (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
コロナ (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
ボルマン (ロープレ世界は無理ゲーでした)
ミノタウロス (迷宮の王)
礼音 (絶対城先輩の妖怪学講座)
ウェイン (天才王子の赤字国家再生術 )
オリバー (七つの魔剣が支配する)
姫宮春一 (お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。)
アズライト (インフィニット・デンドログラム)
オスカー (Unnamed Memory)
ティナーシャ (Unnamed Memory)
七罪 (デート・ア・ライブ)
アーヴェイ (百竜殺しと武器屋の幼女)
アルカ=ニーベルク (最果ての魔法使い)
ナビ (最果ての魔法使い)
妖精弓手 (ゴブリンスレイヤー)
士織 (デート・ア・ライブ)
六喰 (デート・ア・ライブ)
狂三 (デート・ア・ライブ)
小海澤有紗 (オミサワさんは次元がちがう)
瀬川エリカ (公園で高校生達が遊ぶだけ)




以下に、読書メーター読録と一言感想。
1月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:10680
ナイス数:102

嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3 (ヒーロー文庫)嘘つき戦姫、迷宮をゆく 3 (ヒーロー文庫)感想
★★★★☆ カニーー! 自分もファンです。こんなカッコいい敵がどれほどいるでしょうか。主人公の前に立ちふさがる壁であり門番、という役割を自身で乗り越えて与えられたものではない自分の戦う意味を掴み取ったこの誇り高き敵を敵と出来ることにリルたちの主人公としての価値を感じるのです。あと、あの縦ロールは伸びるんじゃなくてやっぱり生えるで合ってると思う。
読了日:01月01日 著者:佐藤 真登
シキガミ×クエスト 異世界のモンスターを式神にして強くなる (角川スニーカー文庫)シキガミ×クエスト 異世界のモンスターを式神にして強くなる (角川スニーカー文庫)感想
★★★ せっかくモンスターを式神にして色々な能力を仕える設定が全然使われてないなあ。主人公は幼馴染に勝てないところじゃなくて、その性格の悪さが陰口叩かれる原因なんじゃなかろうか。式神をゲットという即物的な能力向上よりも、自分以外の人の事を気にかけることや他者と協力して事に当たれる、という経験をしたことの方が成長になっている気もする。
読了日:01月02日 著者:ヒツキノドカ
ロープレ世界は無理ゲーでした -領主のドラ息子に転生したら人生詰んでた- (ファミ通文庫)ロープレ世界は無理ゲーでした -領主のドラ息子に転生したら人生詰んでた- (ファミ通文庫)感想
★★★☆ ただ破滅を回避するために頑張るんじゃなくて、可愛らしい婚約者を不幸にしないために必死に努力する、という動機が健気で素直に応援したくなるし、婚約者の方も同じく主人公のために頑張って、と小さな二人のお互いを思い合っての必死さがとても可愛らしくて、微笑ましかった。
読了日:01月02日 著者:二八乃端月
嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4 (ヒーロー文庫)嘘つき戦姫、迷宮をゆく 4 (ヒーロー文庫)感想
★★★★ 縦ロールが縦ロールというかもうむしろ触手みたいになってるんですけど! クランバトル、お互いの意地と意地がぶつかる展開な上にカスミパーティーが頑張って目立ってて大変燃えました。エイスが覚醒してるんですよね。そしてリルはホント強くなったなあ。能力的なものもそうですけれど、人間的にも。
読了日:01月04日 著者:佐藤 真登
ロクでなし魔術講師と追想日誌2 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と追想日誌2 (ファンタジア文庫)感想
★★★ 白猫は案外あれが根っこに近いのかもしれないなあ。努力と根性の娘だけれど、やたらメンタル弱かった所なんて、今回の白猫の内気で儚げなお嬢様スタイルが色々と鎧っているのを全部取っ払った姿だと思えば納得だし。
読了日:01月05日 著者:羊太郎
魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる (角川スニーカー文庫)魔王討伐すら出来る俺、異世界最強の賭博師になる (角川スニーカー文庫)感想
★★★ 姫様これダメ人間属性だよねこれ。自分ひとりで完結出来ている人よりも、ひたすら手のかかる方にばかり気持ちが持っていかれている時点で。主人公はダメ人間なんだけど、社畜の立場に追い込まれた原因が彼自身の熱い魂にあったとわかると、彼が窮地にある人を救うのに身銭切ることに躊躇いがない理由がわかって、なかなかイイ男なんですよね。それ以上にダメ人間だけど。
読了日:01月06日 著者:セツナセイ
魔術破りのリベンジ・マギア 5.救世の屍王と恩讐の行方 (HJ文庫)魔術破りのリベンジ・マギア 5.救世の屍王と恩讐の行方 (HJ文庫)感想
★★★ 相変わらず古今東西の術式の知識の解釈と見せ方には素晴らしいものがある。応用に関しても、クトゥルー神話のあの落とし込み方は見事の一言。主要登場人物の持つ復讐への思いの絡め方も物語の構成としてよく染み込んでるんですね。後はそれを語るストーリーテーリングの単調さがちと気にかかるところでしょうか。
しかし、晴ちゃん、鴨女へのあのセリフはどこをどう聞いてもプロポーズにしか聞こえんのだがね!
読了日:01月06日 著者:子子子子 子子子
迷宮の王 1 ミノタウロスの咆哮 (レジェンドノベルス)迷宮の王 1 ミノタウロスの咆哮 (レジェンドノベルス)感想
★★★★ おおぅ、そこで終わるのかー! と言っても、どこで次巻に続くになっても、こんな良いところで区切るのかっ、となってしまうくらいの密度の濃さなんだけど。
偶然、或いはその執念故の必然か、魔物でありながら冒険者の恩寵を戴くことになったミノタウロスの、戦士としてのクロニクル。その在り方は戦士の気高さと強者への敬意に溢れていて滅茶苦茶格好いいのです。定められた役割を乗り越えてやがて自ら迷宮の王へと登極したミノタウロスと、彼に挑む人間の英雄たちの年代記である。
読了日:01月07日 著者:支援BIS
俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する4 (ファミ通文庫)俺たちは異世界に行ったらまず真っ先に物理法則を確認する4 (ファミ通文庫)感想
★★★☆ 抑え込まれた感情が限界を超えて弾け飛ぶ、決壊する。そんな激情の発露の描写にこれでもかと熱量、感情が注ぎ込まれていて、否応なく読んでいるこっちにまで伝染し同調し感情移入させられてしまう。キャラが自分から動き出したからこその、本気の叫びだった。技術と理論に傾倒した馬鹿たちの、しかし理屈を超えた熱い気持ち迸る良いお話でした。
読了日:01月08日 著者:藍月 要
スキだらけ女教師と異端生徒〈イレギュラー〉 ―斬影桜花― (ファンタジア文庫)スキだらけ女教師と異端生徒〈イレギュラー〉 ―斬影桜花― (ファンタジア文庫)感想
★★★ 教える技術とそれ以上に教師への情熱が卓越していながら、内心初めてやる先生に不安たっぷりでなにかあるとこっそりオロオロしている様子が実に、初々しい! これで天然なポンコツな所も多々あって、愛で甲斐のある先生でした。これでなかなか重いバックグラウンドも背負ってるんですよねえ。結構お調子者ながら、幼い頃の憧れに一途であり続けそのために努力し続けた主人公も好感の持てる少年でした。
読了日:01月09日 著者:亜逸
絶対城先輩の妖怪学講座 十一 (メディアワークス文庫)絶対城先輩の妖怪学講座 十一 (メディアワークス文庫)感想
★★★★ 礼音って脳筋ではあるんだけど、知識が少ないだけで聞き上手だし、教えてもらった事はちゃんと細かい所まで覚えて身についてるんだよなあ。今回は頼りになる杵松さんがあんなことになった上に先輩がえらい弱気になってて、絶体絶命感が大変だったのですが、その分支える礼音がいつも以上にしっかりしていて頼もしかった。最後なんてヒーロー見参!みたいなものでしたし。あの装いは実際カッコ良さそうで、挿絵があれば見てみたかったなあ。
読了日:01月11日 著者:峰守 ひろかず
天才王子の赤字国家再生術3 ~ そうだ、売国しよう ~ (GA文庫)天才王子の赤字国家再生術3 ~ そうだ、売国しよう ~ (GA文庫)感想
★★★★☆ 神算鬼謀深慮遠謀のウェイン王子だけど、アレ絶対その場の勢い、短気の発露だよね。やっちゃった上で即座にそれを最大限利用しまくるところはすげえを通り越して完全にヤバイ領域に達してるんですよね。ゼフが畏怖するのもよく分かる。彼にとってあらゆるピンチがチャンスへの架け橋なのか。一方で、国にとっての飛躍のチャンスはことごとくウェイン王子の個人的ピンチにハマっていくのは実に笑える愛おしさである。
読了日:01月12日 著者:鳥羽 徹
七つの魔剣が支配するII (電撃文庫)七つの魔剣が支配するII (電撃文庫)感想
★★★★☆ 魔法学園モノとして本作ちょっと傑出しすぎてやしないだろうか。キャラにしても設定にしても物語の展開にしても、強度と柔軟性がヤバすぎて正直震える。メインの六人の掘り下げと強化にリソース注ぎながら、その他の登場人物の拡張もいっそ止め処もない、と言って過言ではない深度を課しているんですよね。やばいなあ、これ。めちゃくちゃ面白いぞ。
読了日:01月12日 著者:宇野 朴人
お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。2 (ファンタジア文庫)お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。2 (ファンタジア文庫)感想
★★★★ いやもうそれは友達でいいと思いますよ。そこまで付き合い深くしていながらただのクラスメイトって、逆にクラスメイトの範囲が広すぎることになってしまいますし。拒絶ではなく純粋な困惑なんだ。ぶっちゃけ、彼のお独り様主義に友達は必要ないかもしれないけど、友達が居ても別に問題は無いんですよねえ。それだけ彼は自分の手にしている自由を使いこなしている。だからこそ立場に縛られずに手を差し伸べられる。踏み込むことにもそこから退くことにも足を取られることがない。そりゃ一目置かれるわなあ。
読了日:01月13日 著者:凪木 エコ
魔法使いの嫁 10 (BLADE COMICS)魔法使いの嫁 10 (BLADE COMICS)感想
★★★★ どういう形にせよ、同世代の友人が出来る、そこまで行かなくても交友が増えるということは、チセにとっては狭い世界に完結してしまうより良い事なんだろう。エリアスが一緒というのは何らの安心材料にならないのだけど、アリスが居てくれるのは安心だなあ。
読了日:01月13日 著者:ヤマザキコレ
<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 8.遺された希望 (HJ文庫)<Infinite Dendrogram>-インフィニット・デンドログラム- 8.遺された希望 (HJ文庫)感想
★★★★ 意外と言えば意外なんだけど、こんなちゃんとヒロインしてる娘が登場したのって初めてじゃないかしらアズライト。いや別に今までの女性キャラがみんな色物ってわけでは……な、ないのですが、ヒロインかと言われると激しく首を傾けたくなるような人たちでもあったわけで。
敵国の中枢に近い連中も出張ってきて、今までとはまた違う「戦争」の匂いが漂って来ているけれど、一方で敵味方とはっきり区切りをつけているわけではない絡め方もしてきていて非常に面白くなってきた。それはそれとしてレイくん、裸じゃ興奮しなくなったってそれ…
読了日:01月13日 著者:海道左近
誰が為にケモノは生きたいといった3 (ファンタジア文庫)誰が為にケモノは生きたいといった3 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ これ、国盗り編絶対面白そうなんですけど! しかし、そういう展開が待っている、という気配を全然感じ取れなかったんですよね。棄界オンリーで話が完結すると思っててあんまり話の広がりを感じられなかったんだなあ。タビタもヒロインとして微妙に存在感感じられなかったし。似たタイプであるチャイカとどこが違ったんだろう。
話自体は打ち切りながらきっちりまとめてくれていて良かったんですが、最後の最後で提示された「その先」がまた凄く面白そうだったのが、札を切る前に終わった感があってなんとも勿体無かったです。
読了日:01月14日 著者:榊 一郎
農村ガール! (メディアワークス文庫)農村ガール! (メディアワークス文庫)感想
★★★☆ 農業を主体としたお仕事モノかと思ったら、農業被害を与える野生動物の駆除を目的とした狩猟を業務の一環でやることなってしまった女性のお話でした。食品の会社に入って猟師もやって、となるのはさすがに想像つかんかったろうね。仕事ってほんと色んな事やるハメになる可能性あるんだよなあ。華は、あれだけ反骨心強かったらどんな状況でもめげなさそうだが。でも、ほんと報連相はちゃんとしようね。
読了日:01月15日 著者:上野 遊
エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫)エロマンガ先生(8) 和泉マサムネの休日 (電撃文庫)感想
★★★☆ 智恵はポディション的にかなり美味しい位置につけているはずなんだけど、本人にガツガツ攻める気が全然ない分どうしても蚊帳の外なんですよねえ。普通のラブコメならそれでも十分中枢食い込めるんだろうけど、ここのヒロインどもはエルフ筆頭に尋常じゃないガンガン行こうぜなんだよなあ。むしろ、あれだけ運命的な関係で両思いな紗霧に対して、それがどうしたとばかりに食いつけるエルフが凄すぎる。にしても、マサムネの仕事の速さは神がかってる。プロの武器として、最上級の一つでしょうこれ。
読了日:01月17日 著者:伏見 つかさ
Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)Unnamed Memory I 青き月の魔女と呪われし王 (DENGEKI)感想
★★★★☆ ポンポンと交わされるオスカーとティナーシャの掛け合いの噛み合いっぷりがまた最高のフィット感で至福の一言。これほど見ててしっくりくる距離感の男女ってないんですよねえ。オスカーのあの図々しいくらいの図太さとめげないメンタルがいいんですよ。しつこいわけではないのだけれど、しれっと何度も口説かれる(あれ口説いてるのか?)というか求婚されるたびに「しないよ!」と叫ぶティナーシャの反応がちょっと好きすぎてヤバいんです。そのまま押しまくるデスよオスカーさん!
読了日:01月17日 著者:古宮 九時
デート・ア・ライブ アンコール7 (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ アンコール7 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 七罪が相変わらず精霊の中でぶっちぎりの良識派でコミュ障のくせに人間関係のフォロー役で癒やされます。狂三は黒歴史だった時代が多種多様すぎるぞ。どれだけやらかしてた時期があるんだ? そして現在は黒歴史在中じゃないのか、その黒ゴス。
読了日:01月19日 著者:橘 公司
百竜殺しと武器屋の幼女 遺跡探索に女の子がついてくるのはなぜだろうか? (MF文庫J)百竜殺しと武器屋の幼女 遺跡探索に女の子がついてくるのはなぜだろうか? (MF文庫J)感想
★★★★ 確かにすげえ悪役ヅラだけど、殺人鬼というより完全チンピラ系に見えるぞ主人公。なんかどえらい異名がタイトルにはついているけど、本編ではそんなふうに全然呼ばれてなかったよね。タイトルから過去に偉業を成した英雄が落ちぶれたか正体隠しているのかと思ったら、実力こそあるもののまだ何も成し遂げておらず燻っている若者だったんですね。そんな若者が小さな武器工房の娘に懐かれて、一緒に廃業寸前の工房を立て直すために奮闘するお話、良作でした。
読了日:01月19日 著者:秋月 煌介
最果ての魔法使い (GA文庫)最果ての魔法使い (GA文庫)感想
★★★★ ラストシーンはかなり涙腺に来た。過去に滅びを食い止めた魔法の偉大さと、崩壊した文明を立て直した科学の力。現代に復活した大魔法使いが再び滅びに瀕した世界の中で魔法の強大さを示しながら、人類が築き上げた科学の奥深さに驚嘆する。この魔法も科学もどちらも凄いんだ、というリスペクトが効いているんですね。AIサポートのナビの機械でありながら時々娘はやらんお父さんモードになったりとか、滅びかかった世界でひたむきに生きるフィルの健気な初々しさなど、主人公の誠実な人柄といいキャラも物語も実に魅力的でした。
読了日:01月20日 著者:岩柄 イズカ
青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる (角川スニーカー文庫)青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ お気に入りとか、ちょっかい出したりイジったりして楽しんでいる段階を超えて、これ完全にべた惚れじゃないですか。最初繕っていたものの、途中から感情が溢れ出てしまってもう好きで好きでたまらないというのが止まらなくなっていまっちるかれんの熱に浮かされたような恋情が凄まじく、一条の方もそれに中てられて同じような熱病患者のようになり、好きがとまらない同士のお互い夢中になってしまっている熱量が凄まじいの一言。いやここまで決壊していながら踏ん切れないのはさすがに問題だぞ、一条くん。
読了日:01月20日 著者:刑部 大輔
やがて恋するヴィヴィ・レイン (3) (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン (3) (ガガガ文庫)感想
★★★☆ 相手のことを誰よりも理解していても、それで相手を御する事が出来るわけじゃないんですよね。ルカってジェミニのことホントにどういう人間かよく分かっていたと思うんだけれど、ズルズルと付き合っちゃうのはその人の良さなのか。一方でこりゃあかんと思ったらきっぱり突き放すところが彼らしいと言えば彼らしいんだろうけど。それがどう拗れるか、あんまり考えてなかったのもルカらしいのか。皇太子がもっと大きな視点を持て、と言ってくれてるの、戦場でのことだけじゃないのかもなあ。結構長期的に地雷になるとこ踏んづける気がするぞ
読了日:01月21日 著者:犬村 小六
美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか?2 (Novel 0)美人上司とダンジョンに潜るのは残業ですか?2 (Novel 0)感想
★★☆ あれだけはっきり告られておいて、その後の寧々と主任のギスギスした様子の意味がわからないというのは流石に察しが悪すぎるんじゃないかな。転職で悩む気持ちはよくわかるし、失敗を恐れる気持ちもよく分かるんだけど、結局女に特に理屈じゃない感情的な叱咤をされて持ち直すくらいだったのか、と思わないでもない。そんなものと言えばそんなものなのかもしれないけれど。あと、生命の危険性もあるダンジョンアタックに対しての危機感や安全意識ってプロでもあんまりなさそう。
読了日:01月23日 著者:七菜 なな
ゴブリンスレイヤー7 (GA文庫)ゴブリンスレイヤー7 (GA文庫)感想
★★★☆ 妖精弓手の里帰り編。エルフの里への帰り道は、当然森の奥へと足を踏み入れることになるのだけれど、冒険というよりも密林探検!というノリに感じてしまったのは、激流下りもさることながらモケーレ・ムベンベの威力でしょう。ゴブリンも普段と同じのはずなのに、探検隊の行く手を阻む謎の原住民たちの襲撃!みたいな感じだったのが妙に面白かった。悠久を生きるエルフたちの価値観の中で妖精弓手の少女が覚悟とも違う穏やかな決意で定命のものたちに最後まで寄り添うつもりで居ることにこの娘の強さを見たような気がした。 
読了日:01月24日 著者:蝸牛 くも
VRMMO学園で楽しい魔改造のススメ 3〜最弱ジョブで最強ダメージ出してみた〜 (HJ文庫)VRMMO学園で楽しい魔改造のススメ 3〜最弱ジョブで最強ダメージ出してみた〜 (HJ文庫)感想
★★★☆ 姫様の死語使いはともかく、赤羽兄のそれはちょっと無理やりすぎるでしょう。ただ、会話の頭にくっつけてるだけじゃないか。さすがに違和感が凄くて格好とかどうでも良くなってしまった。最弱のNPCでジャイアントキリング!は、さすが方針ブレないなあと感心。それも、短所を解消したり全体をブラッシュアップするのではなく、長所ですらなかったところをひたすら一点突破魔改造というのはやはりロマン!
読了日:01月26日 著者:ハヤケン
デート・ア・ライブ アンコール8 (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ アンコール8 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 二亜がどの夢でも一貫して呑んだくれのダメお姉さんなのはさすがとしか言いようがない。あと折紙と美九も君らどのシチュエーションでもブレないなあ。注目は士織デート編でしょう。自分にガチでドキドキしていいのかおい!?
読了日:01月26日 著者:橘 公司
15歳でも俺の嫁! 交際0日結婚から始める書店戦争 (MF文庫J)15歳でも俺の嫁! 交際0日結婚から始める書店戦争 (MF文庫J)感想
★★★ 今どきこんな政略結婚みたいなこと、あるかなしかは兎も角だいたいこれお祖父様の中途半端な姿勢が原因なんじゃないだろうか。相手の大山の会社の私物化も酷すぎるんだけど。肝心の結婚も手段以外のなにものでもなくなってて、二人を取り巻く事情と主人公の過去の後悔が原動力になっていて、それらを取っ払って二人がお互い個人を見て想う場面があまりなく、終わったら結婚は偽装とわりと本気で言ってしまっているのがなんとも微妙な気持ちにさせられてしまうのでした。
読了日:01月26日 著者:庵田 定夏
オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)オミサワさんは次元がちがう (ファミ通文庫)感想
★★★☆ 小海澤さんの二種類の死にたいという願望。まさに次元の異なるそれは、最初に見えてきた側の恐怖と絶望と諦観に呑まれた迫真に引き込まれて気が付かなかったのだけれど、さらに突き詰めていくと小海澤さんという人が変人でもなんでもないどころか、その乙女性がどんどん垣間見えてきた挙げ句のラストのドーンである。あれはうん、死にたくなるよね! 

読了日:01月27日 著者:桐山 なると
ナイトメア・ゲーム (電撃文庫)ナイトメア・ゲーム (電撃文庫)感想
★★★ パニックホラーのテンプレートな、こいつから死んでいくんだろうな、という順番があんまり当てはまらなくて、その意味では先が読みにくいという面白さがあったのではないでしょうか。ただ、ナイトメアの特性を考えるともう少し一人ひとり掘り下げていった方が味わいもあったんじゃないかな。
読了日:01月27日 著者:真坂 マサル
若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!  2 (ダッシュエックス文庫)若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 2 (ダッシュエックス文庫)感想
★★★ ケルケル社長が聖人すぎて、なんかもうむしろこちらからお金払いたい。フランツくんも出来る男だし性格も超イケメンで大した奴なんだけれど、彼が一番大した男なのは後腐れがない場合のチャンスは躊躇なく食っていくその肉食っぷりでありましょう。世のラブコメ主人公は大いに見習え。まあ見習ってしまうと他の場合は多種多様な地獄が現れるか、速攻でゴールインしてしまうかもしれませんが。
読了日:01月27日 著者:森田 季節
公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)公園で高校生達が遊ぶだけ (講談社ラノベ文庫)感想
★★★★ あ、甘酸っぺえ! 高校生どもがなんとなく公園に集まって駄弁っているだけの話なんだけれど、これが面白い。ほんと仲良いなあコイツラ、という屈託の無さが繰り返されていくうちに段々とその仲の良さにも歴史があり、変化があり、現在進行系でフラフラと定まらないまま収束しはじめているのも見えてくるわけだ。ただ、明確なゴールのような決着があるわけではなく、自分で自分たちの関係の形を見つけてそれに納得できたのなら、あと表向きの関係がどう変化していこうと当人たちにとってはさしたることじゃないのかもしれない。
読了日:01月28日 著者:園生 凪
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦4 (ファンタジア文庫)キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦4 (ファンタジア文庫)感想
★★★ 働きすぎなので、命令で休暇! って、帝国意外とホワイトじゃないですか!? アリスに会わなきゃいけない都合上、何かと中立都市などに遊びに行ってる印象があるイスカくんなので、え!?またお休み!? しかも60日だと!?と思ってしまったじゃないか。イスベルは可愛いので正義。彼女捕まっていた事実が本国に全く知られていなかった、というのはさすがに異常すぎる。イスカに脱獄させてもらったあと、どうやって帰ったんだろう。
読了日:01月29日 著者:細音 啓

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