読んだ本の数:28冊 うち漫画:6冊

2月はそもそも日数が少ないということもあるのだけれど、それにしてもあまり読めていないのが数字に現れてしまっている。2月はなんか疲れてて眠くて眠くて、頭がぼんやりしていたせいかインプットが捗らなかったんですよね。春眠暁を覚えずというほどまだ春じゃないのだけれど、いくら寝ても眠気がとれない。
それでも読書メーターの全読感想付は継続中。これは今年通しての目標にしていきたい。

さて、今月はやはり【昔勇者で今は骨】に尽きるでしょう。昨今稀に見る、全体的なバランスが取れつつ盛り上がりはうなぎ登りという伸び伸びとした完成度の高さと手放しの楽しさを両立された作品でした。これだけキャラがみんなイキイキしてると読んでても楽しいですわ。
【女神の勇者を倒すゲスな方法】はなんと一巻まるごとエピローグという形で出て、けっこう優遇されている感じ。このシリーズはエッジが効いていて面白かったのですけれど、同時発売の新作は個人的には微妙だったので、今後の転身を期待したいところです。


★★★★★(五ツ星) 1冊

昔勇者で今は骨 4.わたしからあなたへ】  佐伯 庸介/白狼  電撃文庫(2019/2/9)


【昔勇者で今は骨 4.わたしからあなたへ】  佐伯 庸介/白狼  電撃文庫

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表紙絵通りの全キャラ揃っての総力戦。それぞれに見せ場があり、それぞれに意気があり、それぞれが己の「勇」を見せてくれた胸がすく傑作でした。

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 0冊




★★★★(四ツ星) 4冊

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインIX フォース・スクワッド・ジャム〈下〉】 時雨沢 恵一/黒星 紅白 電撃文庫(2018/12/7)
女神の勇者を倒すゲスな方法 6.「なんと、我と結婚したいと申すか!?」】  笹木さくま/遠坂 あさぎ ファミ通文庫(2018/12/29)
星系出雲の兵站 2】 林 譲治 ハヤカワ文庫JA(2018/10/18)
妹さえいればいい。9】 平坂読/カントク ガガガ文庫(2018/2/20)


【ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインIX フォース・スクワッド・ジャム〈下〉】 時雨沢 恵一/黒星 紅白 電撃文庫

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【女神の勇者を倒すゲスな方法 6.「なんと、我と結婚したいと申すか!?」】  笹木さくま/遠坂 あさぎ ファミ通文庫

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【星系出雲の兵站 2】 林 譲治 ハヤカワ文庫JA

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【妹さえいればいい。9】 平坂読/カントク ガガガ文庫

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今月のピックアップ・キャラクター

カニエル (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
リルドール (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
コロナ (嘘つき戦姫、迷宮をゆく)
ボルマン (ロープレ世界は無理ゲーでした)
ミノタウロス (迷宮の王)
礼音 (絶対城先輩の妖怪学講座)
ウェイン (天才王子の赤字国家再生術 )
オリバー (七つの魔剣が支配する)
姫宮春一 (お前ら、おひとり様の俺のこと好きすぎだろ。)
アズライト (インフィニット・デンドログラム)
オスカー (Unnamed Memory)
ビム・ユンカース (ご近所の平穏を乱す奴が相手なら)
シャーリー (ガンゲイル・オンライン)
デケニー (昔勇者で今は骨)
ペルゼン (昔勇者で今は骨)
ナビ (最果ての魔法使い)
ヘレーネ (おっさん、不労所得で帝国を導く )
火伏礼二 (星系出雲の兵站)
白川 京 (妹さえいればいい。)
笠松青葉 (妹さえいればいい。)
梶勇咲 (異世界城主、奮闘中!)
魅怨 (友人キャラは大変ですか?)




以下に、読書メーター読録と一言感想。

2月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:8042
ナイス数:89

ヴァルハラの晩ご飯III ~金冠鳥と仔鹿のグリル~ (電撃文庫)ヴァルハラの晩ご飯III ~金冠鳥と仔鹿のグリル~ (電撃文庫)感想
★★★ セイの持つ能力のエグさにロキが辿り着きつつも、本編の方には影響及ばずなのか。作中で軽快にポンポン死んでいるのが、裏ではああなっていると知ってしまうと不気味なものがある。話自体はのんびりしたラブコメとして転がっているはずなんだけど、セイの能力の意味不明さもさり気なく拡大していて不穏さが増しているのかこれ。
読了日:02月03日 著者:三鏡 一敏
つぐもも(22) (アクションコミックス(月刊アクション))つぐもも(22) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
★★★☆ 相変わらずバトルシーンのスピード感と迫力には渾身の筆力が込められて、その凝縮圧縮を発散するかのようにエロスエロスw
響華さんの、本来の相棒である桐葉さんへの複雑な嫉妬心がそそられるなあ。これで桐葉さんと元通り、というには響華さんが新相棒としてもう離れがたいくらいに食い込んでいるし。
読了日:02月04日 著者:浜田 よしかづ
おっさん、不労所得で帝国を導く (Novel 0)おっさん、不労所得で帝国を導く (Novel 0)感想
★★★☆ これ、タイトルの「不労所得」を「不法就労」と読み間違えてしまって、なんか凄い導き方をするおっさんなんだなあ、と感心してたんですよね。まあ勘違いだったんだが。見えてくる情報の量とその解釈によって真実の姿が変わっていくという意味でも面白かった。百年の大計か、目の前の幸福か、というだけならともかく、そこに計画的なソフトランディングかハードランディングの可能性を許容するか、という判断も加わるだけに、これ一概に誰が正解かわからないんですよね。主人公の選んだ道も含めて。
読了日:02月04日 著者:藍藤 唯
航宙軍士官、冒険者になる航宙軍士官、冒険者になる感想
★★★☆ 非常にさっぱりとした読み心地でサクサクと読めるんだけれど、不思議と薄味だったりスカスカな感じがしないんですよね。面白さが瞬間的じゃなく、腹持ちが良いというのかな、じんわりと溜まって持続する感覚である。これ、主人公の性格がサッパリしているから、というのも大きいのかもしれないけれど、実質的な遭難者にも関わらず現状に対して楽観的ではないのだけれど、前向きでここで頑張ろうという意欲がなかなかに好印象なんですよね。
読了日:02月05日 著者:伊藤 暖彦
ご近所の平穏を乱す奴が相手なら、アラフィフ勇者の最強スキルを使わざるをえない!ご近所の平穏を乱す奴が相手なら、アラフィフ勇者の最強スキルを使わざるをえない!感想
★★★☆ 異世界シルバー人材センターだこれ。現代だと50代は働き盛りだけれど、平均寿命60歳という社会ならそりゃ最晩年だわなあ。かつての栄光に背を向け、今や孤独な老後を迎えている勇者パーティーなんだけれど、それを自分で選んで受け入れている彼らを寂しい老後とは言いたくないな。そんな彼らでも、後を継いでくれる若者が現れれば嬉しいのだろう。ユンカース君がその後継者とはとても見えないのだけれど、あの狷介な老人たち相手に心折れない図太さと鈍さは実際大したものじゃないか。あの余計な一言の多さは友達居なさそうだけどw
読了日:02月06日 著者:嬉野 秋彦
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインIX ―フォース・スクワッド・ジャム〈下〉― (電撃文庫)ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインIX ―フォース・スクワッド・ジャム〈下〉― (電撃文庫)感想
★★★★ いつもにも増して作者様の銃への愛が炸裂していました。特に拳銃戦。ってか、まともな拳銃出てこないじゃん!! ボスたちとの共闘は元より、やはりシャーリーとクラレンスともう一度、というのは嬉しい展開でした。ピトさんは正体明かすときは特に輝いてるなあw
読了日:02月06日 著者:時雨沢 恵一
公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます (ファンタジア文庫)公女殿下の家庭教師 謙虚チートな魔法授業をはじめます (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 魔法が使えなくても、ちゃんと親から愛されている娘で良かった。愛されているからこその辛さというものもあるのでしょうけれど、愛されずに寂しい思いをしている子供を見るのはツライものです。しかし、主人公相手が子供とはいえ、望まれたとはいえペタペタ触りすぎだぞこいつ。子供相手だけじゃなく、同年代にリディア相手でもやたら接触が多いところをみると、こやつ普段から件の妹ともベタベタくっついていたんじゃなかろうか。
読了日:02月06日 著者:七野りく
女神の勇者を倒すゲスな方法6 「なんと、我と結婚したいと申すか!?」 (ファミ通文庫)女神の勇者を倒すゲスな方法6 「なんと、我と結婚したいと申すか!?」 (ファミ通文庫)感想
★★★★ 最後の最後にとびっきりのゲス要素が(笑
まだ十代のくせに、自分たちの死後のリノちゃんを心配して世界の行く末に色々と仕込みを入れていくシンイチは枯れているというのかなんというのか。そういうのは、子供を残していけば大体何とかなるというのが一番近道なんだろうに。
でも、悪いやつを倒して終わり、じゃなくその後の世界をちゃんと道筋つけて良き未来への展望を構築していく様子は後日談として大変充足感を与えてくれるものでした。
読了日:02月06日 著者:笹木 さくま
ゆるキャン△ (7) (まんがタイムKR フォワードコミックス)ゆるキャン△ (7) (まんがタイムKR フォワードコミックス)感想
★★★★ なでしこソロキャンへ行くの巻。一人ゆえの楽しさ、一人だからこその独特の時間の流れってあるんだよねえ。この自然の中を一人歩くときの景色の描写と、音の無さ?とでもいうんだろうか、サイレントな雰囲気が本当にしみじみと染みてきて、好き。 
読了日:02月08日 著者:あfろ
暗黒騎士様といっしょ! ~勘違いから始まる迷宮攻略~ (ファミ通文庫)暗黒騎士様といっしょ! ~勘違いから始まる迷宮攻略~ (ファミ通文庫)感想
★★★ 中の人の呑気っぷりが度が過ぎているかなあ、と思ってたんだけれど、中身の正体が明らかになって素性がわかるとなんか納得できてしまった。サイズはデカくても妖精さんなら仕方ない。ただあんまり勘違いと思い込みばかりで関係が進展してしまうと、意思疎通出来てないじゃないか、という風になってしまって空疎な関係に思えてしまうんですよね。その点をテレパシーかというくらい意を汲めるガーネットが埋めてはいるんですが、結局ガーネットから他には伝わってないし、ガーネット自身ヒロインというよりも察するだけの人になってるのが…。
読了日:02月09日 著者:笹木 さくま
ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 6 (ヤングキングコミックス)感想
★★★★☆ 倅のことであれだけ引きずってるノッブが、今となってはもう一人の息子である豊を失えばどうなるか、なんて考えないのがお豊なんですよね。でも考えないことで運命もしがらみも全部感覚的に吹き飛ばしてしまう豊が、考えないことで楽になろうとするのは違うよなあ。逆に考えすぎて囚われてしまっている土方さんは、考えずに感じることで侍として生きて死ぬ誉れを取り戻すのか。転換点だ。
読了日:02月10日 著者:平野耕太
昔勇者で今は骨4 わたしからあなたへ (電撃文庫)昔勇者で今は骨4 わたしからあなたへ (電撃文庫)感想
★★★★★ 後へ後へと継がれていく想い。それが人の在り方だとすれば、勇者はその継がれるものを結んで接いで繋いでいく存在なのか。だとすれば、ダイスもまた勇者よなあ。それぞれがそれぞれの場所で大事なものを守るため、引き継がれてきたものを受け取って先へと繋げていくために戦う「勇」が集って結ばれ収束する。これぞ集大成にして総力戦。熱い気持ちがこみ上げてくる、見事なまでに傑作でした。
読了日:02月10日 著者:佐伯 庸介
人形剣士<ドールブレイブ>は絶ち切れない 一等審問官ガルノーの監視記録 (MF文庫J)人形剣士<ドールブレイブ>は絶ち切れない 一等審問官ガルノーの監視記録 (MF文庫J)感想
★★☆ どうもキャラが馴染まなかった。特に肝心のブレイズには違和感がついてまわっていて、こういうキャラを演じているのかとも思っていたんですが、素だったんですねえ。もうちょっと裏の思惑あってああいう言動してるかと思ったのですが。リネットも人形として操られている時の様子がほとんど印象に残っていなくて、だからラストも「え?誰?」という感じで、相思相愛っぷりを見せられても唐突感ばかりだったんですよねえ。ガルちゃんもちとすぐにブレちゃったし、全体的に腰が据わっていない印象でした。
読了日:02月12日 著者:林星悟
裏方キャラの青木くんがラブコメを制すまで。 (角川スニーカー文庫)裏方キャラの青木くんがラブコメを制すまで。 (角川スニーカー文庫)感想
★★☆ ラブコメとは……。少なくとも、コメディとは思えなかったなあ。青春モノとしても生々しさも爽やかさもあんまり感じられず、あんまり出来の良くないミュージカルでも見るかのような過剰演出な展開はちょっと好みではありませんでした。
読了日:02月14日 著者:うさぎやすぽん
神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ?2 #【バイタリティ】全振り乙女は相性度100%で恋に落ちる (MF文庫J)神アプリ曰く、私たち相思相愛らしいですよ?2 #【バイタリティ】全振り乙女は相性度100%で恋に落ちる (MF文庫J)感想
★★☆ どうしてもアプリの相性を大前提にしてそれをどうにかしようという意志がないのが納得いってないんですね、自分。あと、幼馴染が自分以外の人を好きになる可能性とか考えてないんだろうか。
読了日:02月16日 著者:真野真央
おっさん、不労所得で帝国を導く2 (Novel 0)おっさん、不労所得で帝国を導く2 (Novel 0)感想
★★★☆ 秘書のヘレーネさんが思ってたクールキャラではなかったのはともかくとして、働いてくださいというお願いがガチで余裕一切なしのガチ泣き懇願だったのはもうなんというべきか。働きたくないのに仕事が出来てしまうが故に仕事が振り分けられて山積みになっていく辛さは非常にわかる。やりがいとか知らないよ! ほんとは働きたくなんてないのよさー! でも、ヒロインをヘレーネに絞った分、キャラのインパクトとしては一巻の三人弟子よりも強烈なものが残ったんじゃないでしょうか。ラストの宴席での大暴れは痛快でしたw
読了日:02月17日 著者:藍藤 唯
小森さんは断れない!  (7) (まんがタイムコミックス)小森さんは断れない! (7) (まんがタイムコミックス)感想
★★★★ 将来が近づいてくる。まだ二年生ということで不安よりも戸惑いが先なんだろうけれど、でもそれぞれに先を見据えて悩みだしている姿は高校生らしい。それにしても、あの肉にベタベタひっつかれて、大谷くんという野郎は……。でも、ちゃんと押すところでは押して決めることが出来るあたり、やはり大した野郎である。
読了日:02月18日 著者:クール教信者
夢喰いメリー (20) (まんがタイムKR フォワードコミックス)夢喰いメリー (20) (まんがタイムKR フォワードコミックス)感想
★★★☆ いつの間にかモブから名前付きキャラへと昇格していた猫々娘さんズの激闘死闘。ほとんどメインで戦ってるの彼女たちなんですけど、その分被害が……。戦いのフィールドが白昼夢ではなく現界へと移ったことで、本当にクライマックス感が伝わってくる。夢魔たちも次々と生身の姿を取り戻し、これは総力戦だ。
読了日:02月18日 著者:牛木 義隆
星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)星系出雲の兵站 2 (ハヤカワ文庫JA)感想
★★★★ その地位にまであがってくるということは無能とは程遠いはずなんだけれど、現場が異なればそれに合わせてやり方も変わってくるもの。それを前の場所と同じようにしようとして全く上手く行かなくなる、というのはあるあるだわな。そこを適応、対応出来てこそなんだろうけれど、楽な方都合の良い方に逃げると斯くの如き悲惨なことになってしまうんだなあ。その悲劇すらも利用して地位にも拘らず目的を達するためになりふり構わない火伏は、恐ろしいにも程があるけれど。
読了日:02月18日 著者:林 譲治
妹さえいればいい。 (9) (ガガガ文庫)妹さえいればいい。 (9) (ガガガ文庫)感想
★★★★ ああ、言っちゃったー。彼女が出来ただけならまだしも、今回は青葉に小学生にとお兄ちゃんと呼ばせて悦に入る伊月を散々見せつけられていたわけだし、気持ちはわかる。
一方で京の就活も本番となり試行錯誤するなかで結局編集者になりたいという気持ちが固まってきた彼女だけれど……神戸さん、そういう出版界の一方的なルールを彼女に見せちゃったのは悪手だぞこれ。
読了日:02月18日 著者:平坂 読
放課後は、異世界喫茶でコーヒーを4 (ファンタジア文庫)放課後は、異世界喫茶でコーヒーを4 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ ろくでなし同盟は刺さると同時に沁み入るなあ。ティセが感じていた痛みの詳細が明らかになることで、どれだけ彼女がこの「ろくでなし」という言葉とその集まりに救われていたかがよくわかる。客の事情に踏み込みすぎるのは喫茶店のマスターとして客と友人の境界を曖昧にしすぎているとは思うんだけれど、ユウはそれでこそであるし、彼はこの店でそういうスタンスで認められ受け入れられたのだから、在り方としてこれが正しいのでしょう。自罰的なティセが素で笑っている姿は可愛かっただけに、それが一時のものじゃなくなってよかった。
読了日:02月19日 著者:風見鶏
異世界城主、奮闘中! ~ガチャ姫率いて、目指すは最強の軍勢~ (ファミ通文庫)異世界城主、奮闘中! ~ガチャ姫率いて、目指すは最強の軍勢~ (ファミ通文庫)感想
★★★☆ ガチャで召喚て、とあまりにゲーム的すぎる世界のシステムにどうかと思ったんだけれど、読んでたら意外なほど面白い。ポンコツなヒロインたちとのドタバタなクエストの掛け合いのテンポの良さがすごく良いんだけれど、まずもって主人公の勇咲がしっかりしてていいんですよね。遊びではなく、自分ではなくアリアンが傷つくことで痛い目を見て、この世界で生きていく覚悟を決めて自分で剣を振るうエピソードが何気にグッと来るものが在りました。頑張る中にちゃんと覚悟と芯がある主人公は良いです。
読了日:02月20日 著者:ありんす
多分僕が勇者だけど彼女が怖いから黙っていようと思う (ファミ通文庫)多分僕が勇者だけど彼女が怖いから黙っていようと思う (ファミ通文庫)感想
★★★☆ タイトルに反して怖いからではなく(怖いというのもあるけど)ひたすら愛しているから勇者であるだろう事実に背を向け続けるルーク。アリアも怖いだけじゃなく理不尽はあるんだけれど、それもルークを愛するが故というのがルークにも伝わってるし、決して虐げてるほどの態度でもないので、ルークがそんな彼女を愛してやまないというのならよそがとやかく言うことじゃないわなあ。完全無欠に相思相愛だし。それと、うちの義兄ちゃんが本当は格好いいんだというのをみんなに認めてほしいと悔しがるロイくんが実にいい弟していて、良い家族
読了日:02月20日 著者:花果 唯
無双航路 1 転生して宇宙戦艦のAIになりました (レジェンドノベルス)無双航路 1 転生して宇宙戦艦のAIになりました (レジェンドノベルス)感想
★★★☆ 転生した先が異世界ファンタジー、ではなくスペースオペラの世界だった、しかもAIとなって。と、サブタイトルみたら思っちゃいますよね。しかし、内容は徹頭徹尾SFしていてAIという存在についても主人公のみならず、現在も活用している歴史の遺物という代物という扱いから、ただの艦船の制御システムに留まらないグイグイと踏み込んで物語の根幹をなしていく展開にはワクワクするものがありました。今の所現場での撤退戦に終始していますが、ここからどう話が広がっていくのか興味が尽きない。
読了日:02月22日 著者:松屋 大好
はぐれアイドル地獄変 (8) (ニチブンコミックス)はぐれアイドル地獄変 (8) (ニチブンコミックス)感想
★★★☆ いつにも増してシモネタが多いw アイドル稼業地獄変、てなもんじゃなく海空の性癖が全面に出ちゃってるような。ただ事務所新加入の面々の濃さも良かったですし、何よりやはりトーナメントの異種格闘戦の極まりが燃えてしまう。八掛拳はやばかった。
読了日:02月22日 著者:高遠 るい
タタの魔法使い2 (電撃文庫)タタの魔法使い2 (電撃文庫)感想
★★★ 前回はそれほど気にならなかったのだけれど、今回はインタビュー形式にも関わらず情景描写や心情描写などがかなり多い印象で、記述者側の主観が入りすぎてる気がしたんですよね。お蔭で記録ではなく中途半端に物語になってしまっていて、しかしインタビュー形式という形上、インタビュアーという第三者が間に介在しているために登場人物にも物語にもブラインドが掛かったようになってしまっていて、入り込みにくくなってしまっていた。何が起こっていたかの推移についてもとっ散らかって纏まりを欠いて分かりにくかったし。
読了日:02月23日 著者:うーぱー
異世界からの企業進出!? 転職からの成り上がり録1 入社篇 (ハヤカワ文庫JA)異世界からの企業進出!? 転職からの成り上がり録1 入社篇 (ハヤカワ文庫JA)感想
お仕事モノかと思ったんだけれど、普通にダンジョン攻略していくだけの話なのか。特徴というか、これはというものが話の展開にもキャラクターにも掛け合いにもなくてツライ。主人公、やたら独り言多いあたりにボッチ感が滲み出てるんだけれど、聞いてても何の面白みもない独り言ばかりなのがキツイところ。ちょっと微妙かな。
読了日:02月25日 著者:七士七海
友人キャラは大変ですか? オフコース: オフコース (ガガガ文庫)友人キャラは大変ですか? オフコース: オフコース (ガガガ文庫)感想
★★★☆ これ新聞連載してたって、原作読んでないとかなり訳解んないんじゃないだろうか。ただ、知っていると短編連作で非常に楽しい。ほぼほぼ日常編ということで、あの和気あいあいとしたやり取りがじっくり見れましたし。魔神連中の家庭内のヒエラルキーの低さが滲みるけど、本人たち気づいていないからいいのか。何気に三姫とヒロイン衆もライバルという以上に普通に仲良いのよなあ。そして、魅怨の主婦力女子力ヒロイン力おかん力の強大さよ。お嫁さんパワーが圧倒的すぎるな、この娘さん。
読了日:02月26日 著者:伊達 康

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