読んだ本の数:38冊 うち漫画:3冊

GWもあったおかげで一日一冊ペース超え。【継母の連れ子が元カノだった】はウェブ版も読んでましたけれど、改めて読み直してもメチャクチャ面白くて、二人の次元の違うイチャイチャに悶絶してしまいます。そう言えば【Unnamed Memory】も種類は違うとは言え、イチャイチャしまくってるなあ、ティナーシャとオスカーw
それに比べて【七つの魔剣が支配する】のひたすらのディープさですよ。しかし、これもまた極まった愛を語る物語なんですよねえ。



★★★★★(五ツ星) 1冊

継母の連れ子が元カノだった 2.たとえ恋人じゃなくたって】 紙城 境介/たかやKi  角川スニーカー文庫(2019/5/1)

【継母の連れ子が元カノだった 2.たとえ恋人じゃなくたって】 紙城 境介/たかやKi  角川スニーカー文庫

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元恋人同士の微妙極まる兄妹生活第二弾。恋人時代とは決定的に異なる距離感にも関わらず、むしろ枷から解き放たれたようにお互いに遠慮がなくなってるのがまた、もう、ねえ?
そこに現れる新たな文学少女。もうこの人間関係面白すぎる。

★★★★☆彡(四ツ星Dash) 2冊

七つの魔剣が支配する 3】 宇野 朴人/ミユキ ルリア  電撃文庫(2019/5/10)
Unnamed Memory II 玉座に無き女王】 古宮 九時/chibi  電撃の新文芸(2019/5/17)


【七つの魔剣が支配する 3】 宇野 朴人/ミユキ ルリア  電撃文庫

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魔法使いの業と悲劇を嫌という程痛感させられる非業の第三巻。魔に呑まれ、それでも人としてのたうち回り、求めるものを最期に手にする。それは未来のオリバーたちの写し鏡であるというのか。
圧倒的なダークファンタジーである。


【Unnamed Memory II 玉座に無き女王】 古宮 九時/chibi  電撃の新文芸

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ティナーシャの抱える壮絶な過去と、女王としての決意を知ることで尚更に彼女を求め選ぶオスカーの男前さに惚れてしまう。それにしても、お互い叱り叱られする案件が減らないの、お互い全然懲りないからなのよね。そういうとこ似た者同士だこれ。


★★★★(四ツ星) 10冊

お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 2】 竹林 七草  集英社文庫(2018/3/20)
妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ】 峰守 ひろかず/七原しえ メディアワークス文庫(2019/3/23)
転生したらスライムだった件 11】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ(2017/12/8)
聖なる騎士の暗黒道】 坂石遊作/へいろー  HJ文庫(2019/2/28)
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 五】 秋田 みやび/しの とうこ 富士見L文庫(2019/5/15)
野生のラスボスが現れた!8】 炎頭(ファイヤーヘッド)/YahaKo  アース・スターノベル(2018/10/16)
転生したらスライムだった件 12】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ(2018/3/9)
我が驍勇にふるえよ天地 9 ~アレクシス帝国興隆記~】 あわむら 赤光/卵の黄身  GA文庫(2019/1/12)
転生したらスライムだった件 13】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ(2018/9/28)
転生したらスライムだった件 14】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ(2019/3/29)


【お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 2】 竹林 七草  集英社文庫

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【妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ】 峰守 ひろかず/七原しえ メディアワークス文庫

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【転生したらスライムだった件 11】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ

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【聖なる騎士の暗黒道】 坂石遊作/へいろー  HJ文庫

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【ぼんくら陰陽師の鬼嫁 五】 秋田 みやび/しの とうこ 富士見L文庫

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【野生のラスボスが現れた!8】 炎頭(ファイヤーヘッド)/YahaKo  アース・スターノベル

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【転生したらスライムだった件 12】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ

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【我が驍勇にふるえよ天地 9 ~アレクシス帝国興隆記~】 あわむら 赤光/卵の黄身  GA文庫

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【転生したらスライムだった件 13】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ

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【転生したらスライムだった件 14】 伏瀬/みっつばー  GCノベルズ

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今月のピックアップ・キャラクター

伊里戸水斗 (継母の連れ子が元カノだった)
伊里戸結女 (継母の連れ子が元カノだった)
東頭いさな (継母の連れ子が元カノだった)
ギルセリオン (ファイフステル・サーガ)
四糸乃 (デート・ア・ライブ)
時崎狂三 (デート・ア・ライブ)
高月マコト (信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略)
夕霞 (お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課)
神代宇路子 (妖怪解析官・神代宇路子の追跡)
御堂陸 (妖怪解析官・神代宇路子の追跡)
リディヤ (公女殿下の家庭教師)
セイン (聖なる騎士の暗黒道)
北御門芹 (ぼんくら陰陽師の鬼嫁)
オスカー (Unnamed Memory)
ティナーシャ (Unnamed Memory)
ルファス (野生のラスボスが現れた!)
リティシア (スコップ無双)




以下に、読書メーター読録と一言感想。
5月の読書メーター
読んだ本の数:38
読んだページ数:11407
ナイス数:155

デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット5 (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット5 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ バニー狂三さん、良いです凄く良いです。今回はギャンブルにミステリーと力技では解決しないミッションでしたが、精霊の中でも特に知能派で裏でコソコソ暗躍する側だった面目躍如か、力押しだけではない精霊としての格を見せてくれました。一方で響へのデレっぷりがまたすごいことになってるなあ。あの響への赤面は心臓打ち抜かれまする。
読了日:05月01日 著者:東出 祐一郎
継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって (角川スニーカー文庫)継母の連れ子が元カノだった2 たとえ恋人じゃなくたって (角川スニーカー文庫)感想
★★★★★ プロローグの結女だけで悶絶モノなんですけど! 水斗くんはそれなんなの? なんで的確に結女の急所ばかりクリティカルで撃ち抜くの!? 席替えの時の小指かすらせるのとか、寄りにも寄ってこのタイミングでやるか。結女、死ぬぞこれ。少なくとも、水斗無しでは生きていけないように着々と塗り潰されてるように見える。適切な距離置こうとしたら水斗から手掴んで引っ張り寄せるし。新キャラいさなも良かったのですが、伊里戸兄妹の影響をジワリジワリと受けつつある同じ失敗カップルな幼馴染コンビの動向が非常に気になる!
読了日:05月01日 著者:紙城 境介
放課後ていぼう日誌(1)(ヤングチャンピオン・コミックス)放課後ていぼう日誌(1)(ヤングチャンピオン・コミックス)感想
★★★☆ どこの地方か書いてなかったようだが、方言から熊本の方らしい? 釣りのおそらく素人からすると一番面倒な部分であるだろう「糸」を、手芸が趣味というところからむしろ得意にしてしまったのは上手いなあ、と。しかしこの娘、あれだけ生物苦手なのに嫌だと思いつつハマってしまうのはそれだけ釣りの感触がよかったのか、実はタフな性格なのか。フナムシだけは自分も絶対無理ですね!
読了日:05月02日 著者:小坂 泰之
空手バカ異世界 (ファンタジア文庫)空手バカ異世界 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ この空手家がトラック程度に負けるとは思わないんだけど、よほど手練のトラック野郎だったのか? 剣と魔法のファンタジー世界を完全な場違いの素手格闘で引っ掻き回すのかと思ったら、向こうにもちゃんと魔法格闘術とか亜人特有の身体的特徴を利用した武術が存在していて、最終的にブルース・リーの映画みたいな展開になってて笑った。でも面白い。ただ強さを振り回すのではなく、思いの外真剣に武道という「暴力」に関する思想を掘り下げようとしていて読み込まされた。しかし主人公、キャラというよりも空手の擬人化だよなこれ。
読了日:05月02日 著者:輝井 永澄
ファイフステル・サーガ3 再臨の魔王と草原の灰エルフ (ファンタジア文庫)ファイフステル・サーガ3 再臨の魔王と草原の灰エルフ (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ ダークエルフ、敵側というだけでなく彼らの視点からも物語進むのか。少なくとも、主体となる族長は魔王につく気サラサラないみたいだし、これは面白いことになってきた。カレルとヴィッセル、なんかやたらといいコンビになっちゃってるじゃないですか、ヴィッセル様からすれば不本意かもしれませんが。
読了日:05月02日 著者:師走 トオル
デート・ア・ライブ20 十香ワールド (ファンタジア文庫)デート・ア・ライブ20 十香ワールド (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 反転十香こと天香がイイ子じゃないですか。でも士道、結果としていい名前だと思うんだけど、つける由来が毎度酷すぎるw これまで叶わなかった精霊たちの全力霊装によるバトルロイヤル。憂いなく思いっきりやり合えるなんて機会なかったもんなあ、特に琴里は。優勝者はまさかのあの娘、これは予想外だった。そして相変わらずいい意味で暗躍し続ける狂三。ほんとこの娘は自分から貧乏くじを引くというか好んで苦労するというか。
読了日:05月02日 著者:橘 公司
航宙軍士官、冒険者になる2航宙軍士官、冒険者になる2感想
★★★☆ 一人で見知らぬ惑星に取り残された、ならともかく船のバックアップが受けられるのなら出来ることは桁違いになるよなあ。それでも目的がなかったらそれまでなのだけれど、人類を守る帝国軍人として千年単位で成さねばならぬ、という目的が生じてしまえば邁進も出来るというもの。壮大な話になってきたけど、今回やっていることはというとひたすら料理を宿のおっちゃんと作ってたばかりの気もしないでもない。
読了日:05月03日 著者:伊藤 暖彦
恋愛ラボ (14) (まんがタイムコミックス)恋愛ラボ (14) (まんがタイムコミックス)感想
★★★★☆ サヨちゃん、これ年貢の納め時が来てしまったのか。山崎くん、聖人じゃないのか。彼でないとこの娘付き合えんだろう。そして、今回ポンコツが極まっていたヤン。マキが相変わらずのポンコツ具合を晒しているのに、それを常に上回る勢いで鈍感を拗らせ自縄自縛に入ってしまっているので酷いことに。これ周りに友達いなくて二人だけの関係だったら目も当てられない事になってそう。辛うじて周りからアドバイスあったから繋がってたようなもので。ナギリコはもうこれ安定期もいいとこでしょう。
読了日:05月03日 著者:宮原るり
エクスタス・オンライン 07.白金の竜姫と記憶は巡る (角川スニーカー文庫)エクスタス・オンライン 07.白金の竜姫と記憶は巡る (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ なるほど、朝霧の事情が明らかになってきたら、今まで引っかかっていた部分がいっぺんに筋通ったなあ。クラスメイトのもう半分が辿っていた凄惨な末路を見てしまうと、こっち側ってだいぶ上手くやれてたんだなあ。生き返れるという要素があったからこそなんだろうけど、リーダーよくやってたと思うよ。朝霧との関係は若干吊り橋効果入ってそうだけど、この人間関係脱出出来た時相当修羅場になるんじゃない?
読了日:05月03日 著者:久慈 マサムネ
信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 1.クラスメイト最弱の魔法使い (オーバーラップ文庫)信者ゼロの女神サマと始める異世界攻略 1.クラスメイト最弱の魔法使い (オーバーラップ文庫)感想
★★★☆ 冒頭で行方不明になったクラスメイトたち、今の所再登場せず。隠れゲーマーだという女子、ヒロインの一人かと思ったのに。後々出てくるかもしれないけど。主人公、チートもなくステータスも本当に低くて、自己評価低いのもわかるんだけど、これはもう戦闘に関するセンスがあるということなのか。スキルの俯瞰能力もあれ、単体ではそこまで凄いものでもないし。自分の弱さにネガティブになりすぎず、マイペースかつ善良に進んでいく主人公がなかなか好感持てる少年なんですよね。女神様じゃないけど、応援してあげたい。
読了日:05月03日 著者:大崎アイル
はぐれ賢者の魔王討伐リスタート! ~勇者の少女に惚れこまれたので現役復帰してみた~ (角川スニーカー文庫)はぐれ賢者の魔王討伐リスタート! ~勇者の少女に惚れこまれたので現役復帰してみた~ (角川スニーカー文庫)感想
★★★ クノハ、紹介文のちょっと人間不信って、ちょっとじゃないでしょ!? 仲間扱いされると「あばば」と人事不省に陥るって完全にPTSDじゃないですか。そんな状態にも関わらず、ピンチの冒険者をこっそり助けて回っているあたり人恋しさもあるんだろうけど、根っからのイイヤツである。そんなクノハがこっそりしていられないほど自由に道を外れていくアーパー勇者のロゼ。アーパーぶりがなんかもうほんとに凄いよこの娘! コメディとしては掛け合いのキレキレさにリソースを注ぎ込んだタイプだけど、その分確かにノリの良さは際立っていた
読了日:05月04日 著者:藤井 論理
ピンポンラバー (ガガガ文庫)ピンポンラバー (ガガガ文庫)感想
★★★☆ 絵師さんの特徴故かみんなつり目で強面なので、この学校ヤベえ奴揃いだぜ感が漂ってるじゃないですか。スポ根モノに幼き日の約束の続き、という幼馴染との再会という熱い要素が多分にあっていいんだけど、無敵っぽい人があっさり次は負けてたりと強弱のブレが激しかったり、必殺技がけっこうイメージしにくかったり、と微妙に盛り上がりどころに燃料が注ぎたりてない部分があったかなあ。でもソニックバード復活はシンプルにカッコよかったです。
読了日:05月04日 著者:谷山 走太
ひきこもりな余をどうやって魔王にするというのじゃ? (電撃文庫)ひきこもりな余をどうやって魔王にするというのじゃ? (電撃文庫)感想
★★★ やる気のない引きこもりではなく、やる気も頑張る気もあるし、能力もあり努力も重ねているけれど、幾つかのネガティブな出来事や事実が重なってしまい、どうしても人前に出ることができず喋ることもできなくなって挫けかかっているちびっ子が、人前に出られるように一緒に考え一緒に頑張り、一人では超えられなかった壁を一緒に乗り越えるお話でありました。そもそもヴィレが悔しがりやる気もあるので、やる気無いやつをその気にさせるという不毛な展開もなく、二人三脚で健気に頑張る話だったのでスラスラ読めた。けど、確かにちと薄味か。
読了日:05月04日 著者:柊 遊馬
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!  8 (GA文庫)超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 8 (GA文庫)感想
★★★☆ 司も忍も本職とは違う所で能力発揮してるよなあ。忍の場合はジャーナリストよりも圧倒的に忍者してる方が多いと思うんだが。色々と詳細が明らかになってやるべきことがスッキリしたとは思うんだけど、勝人はあれは目先の事に囚われて結局一番守りたいものを危うくしている、というスタンスに見えてしまうのだけれど、超人のくせに典型的な一代で潰えてしまうワンマンタイプなのかしら。
読了日:05月05日 著者:海空りく
お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)お迎えに上がりました。 2 国土交通省国土政策局幽冥推進課 (集英社文庫)感想
★★★★ 幽霊にビビって及び腰だったのが今にして思えば丁度よい塩梅だったのか。慣れた今となっては少々のめり込みすぎているきらいがある。火車先輩としては心配だよなあ。あの手のお説教は逆効果な気もするけれど、失敗して後悔してその後悔をどうすれば繰り返さずにできるか悩む姿が愛おしい。火車先輩は自身の終わりをすらも彼女の糧とするつもりなのか。いずれにしても酷な愛情であるとも思うのだけど、夕霞もただで済ます子じゃないよねえ。
読了日:05月06日 著者:竹林 七草
デーモンロード・ニュービー3 〜VRMMO世界の生産職魔王〜 (GA文庫)デーモンロード・ニュービー3 〜VRMMO世界の生産職魔王〜 (GA文庫)感想
★★★☆ アキカさん、それは圧倒的お姉ちゃんムーブです。その弟分可愛がりは男兄弟のそれじゃないよ。お姉ちゃんだよ。また若い子たぶらかしてー。まあご当人は知らない間に完全に幼馴染に捕縛されてる感じですけど。逃れられぬが運命さ。ともあれ、アキカの魔王とはなんぞ、という問いに対する答えが予想以上にしっかりしていて、素でそう考えて自然に実行しているあたり、この娘天然のアイドル気質なんじゃなかろうか。
読了日:05月07日 著者:山和 平
妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ (メディアワークス文庫)妖怪解析官・神代宇路子の追跡 人魚は嘘を云うものだ (メディアワークス文庫)感想
★★★☆ 揺るぎのない正義というものは時として敵を作り人を傷つけてしまうこともあるけれど、主人公の陸くんの迷いのないきっぱりとした正しさはその信念故に人を救う。彼の正しさは否定ではなく肯定であり光なのだ。宇路子さんの心は陸くんにどれほど救われただろう。たびたび見せてくれた陸くんの即断即決は彼女の憂いを吹き飛ばすかのような痛快さで実に心地よかった。
読了日:05月08日 著者:峰守 ひろかず
公女殿下の家庭教師2 最強剣姫と新たな伝説をつくります (ファンタジア文庫)公女殿下の家庭教師2 最強剣姫と新たな伝説をつくります (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ リディア無双。彼女からの一方通行ではなく、アレンの方も彼女の好意に応え、独占欲のようなものも垣間見せているだけに双方向なんですよね。両親も後押ししてるし、お互い気持ちも通じ合って言うし割って入る余地がない。可哀想だが、ティナたちはこうなると生徒であり妹枠の範疇からはみ出すのは難しそう。
読了日:05月08日 著者:七野りく
東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ (電撃文庫)東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ (電撃文庫)感想
★★★ 法令やら自衛隊を動かす際の実際に必要なあれこれなどよく勉強されたんだろうな、と伺えるもののそれを使う人間がうまく描かれていたかというと……。法の不備や政治判断の誤謬などでトラブルが生じるのはむしろやるべきなんだろうけれど、ほぼシミュレーション的な展開で個人の下卑た欲得と悪意で最善が捻じ曲げられると途端に陳腐になってしまう。異界側の事情が不明すぎて、戦闘も遭遇する怪物と行き当たりばったりで撃ち合うだけだし、文章にも過剰な装飾がありすぎて反って盛り下がってしまった。ちと期待にはそぐわない作品でした。
読了日:05月10日 著者:鷲宮 だいじん
転生したらスライムだった件 11 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 11 (GCノベルズ)感想
★★★★ ヒナタがここにきて大いにヒロイン主張する展開に。クロエの伏線、ここで使ってくるのか。意外と早かったような、でもそうでもないのか。ユウキはこそこそ動き回っているけれど、どんどんリムル側との差が広がっている気も。ってか悪魔軍団の増強といい、リムル側の戦力拡張がパないことに。ただグラン翁が思わぬ強敵だったようにどんな強者が潜んでいるかわからんからなあ。レオンと敵対に至らず早々に和解できたのは良かった。というか、概ね悪人居ないのよね、この作品。
読了日:05月11日 著者:伏瀬
七つの魔剣が支配するIII (電撃文庫)七つの魔剣が支配するIII (電撃文庫)感想
★★★★ 昨日の敵は今日の師匠。ミリガン先輩、味方になるとホント頼もしい。ピート救出のため、突入組と待機組別れてしまったけれど、別れてなお絆が深まる展開は胸熱。そんな一年生組と裏腹に共に在ることを望みながら決別してしまった上級生たちの顛末は、今のオリバーたちの未来を映し出しているようで余計に辛い。決別してなお、魔に堕ちてなお、最後まで共に在ろうとすることが救いだったという事実が尚更に胸を打つ。闇に堕ちても心は人のまま、しかし人のままでも決別するのが魔術師の業というのなら……。
読了日:05月12日 著者:宇野 朴人
世界最強の魔王、勇者の教師になる 勇者が弱すぎて物足りなかったので自分で育てることにした (角川スニーカー文庫)世界最強の魔王、勇者の教師になる 勇者が弱すぎて物足りなかったので自分で育てることにした (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ ゆるふわ化でおおむね説明できる便利さ!! 平和に慣れ親しんでしまった人間たちだけがゆるふわ化しているのではなく、世界そのものがゆるふわ化してダンジョンの難易度や魔物の凶悪さなんかも全部ゆるくなってるという設定は面白い。魔王様もゆるふわ化した世界に驚くものの、何気に馴染んでるあたり自分もゆるふわ化してるんじゃないだろうか。というか、元々ゆるいよね、魔王様。魔剣レイはさらにゆるゆるだし。元凶実はこいつらじゃないだろうな。
読了日:05月13日 著者:斎藤 ニコ
聖なる騎士の暗黒道 (HJ文庫)聖なる騎士の暗黒道 (HJ文庫)感想
★★★★ 12歳だと厨二病全開も痛々しいというより微笑ましい。ただ、その趣味とセンスはともかくとして、与えられた力ではなく自分で培った力で目的を果たしたいという思いは、実績を残しているだけに克己心を感じさせて格好いいんですよね。借り物の力と自戒しながらも、「敵」が出現すればプライドに拘らず必要な力を振るうに躊躇わないところも、たとえ弱くても自分の才能を鍛えている諸人に敬意を絶やさないところなど、肝心な部分は自立した立派な大人然としていて好感の持てる主人公である。何より愛で甲斐のある可愛げがあるのが良い。
読了日:05月15日 著者:坂石遊作
ぼんくら陰陽師の鬼嫁 五 (富士見L文庫)ぼんくら陰陽師の鬼嫁 五 (富士見L文庫)感想
★★★★ 本物の天才陰陽師の技を目の当たりにして、そこでしみじみとウチの旦那てホントにぼんくらだったんだ、と思っちゃうのは酷いよ芹さん! わかるけど!!
現時点で相当に難儀な身の上だと思ってた芹だけど、詳しい話が明らかになってみると、さらに想像以上に縁が絡まっているようで。北御門との関係も幼い日に巡り合ったのも偶然ではなかったのか。契約上の婚姻なら破棄してしまえば切れる縁のはずなんだけど、もう家族同然だしなにより、この巻で垣間見せる芹の皇臥への想いが甘やかなんですよね。いい雰囲気なんだが。
読了日:05月16日 著者:秋田 みやび
Fate/strange Fake (2) (電撃文庫)Fate/strange Fake (2) (電撃文庫)感想
★★★☆ 確かに未だかつて警察に捕まったサーヴァントは見たことなかったな! 全体的にエキセントリックなキャラが多いので、あのフラットくんがあまり浮いて見えないという奇跡。いやフラットくん、目立たぬ立ち回りながら要所要所でいい仕事しすぎなのですけど。しかし、もう少し各陣営詳細が明らかになってってほしいな。不明なことが多すぎてこんがらがってきた。セイバーの正体はともかく、アヤカ・サジョウなど事情も身の上もボカされてわからなさすぎだし。

読了日:05月18日 著者:成田良悟
Unnamed Memory II 玉座に無き女王 (DENGEKI)Unnamed Memory II 玉座に無き女王 (DENGEKI)感想
★★★★☆ ラナク編、終盤まで引っ張るのかと思ってたら早々に巻の中盤くらいに片付いてしまってちとビックリ。あそこで吊り橋効果じゃないけれど、長年の目的がなくなって虚に入ってるだろうティナーシャをノリと勢いで落としてしまわず、じっくりコトコト煮込みだすオスカーには戦慄を覚える。この男、ノリとなし崩しで落とすにしてもティナーシャに言い訳の余地を与えないぐらい徹底的にやるつもりだ。事実、言い訳がきかないくらいスキンシップが濃厚になってきているのに、ティナーシャが以前に増して疑問を抱かなくなってきてるよ!?
読了日:05月18日 著者:古宮 九時
野生のラスボスが現れた!  8 (アース・スターノベル)野生のラスボスが現れた! 8 (アース・スターノベル)感想
★★★★ ついにはじまった目覚めたる【龍】たちとの決戦。そしてフルスロットルで爆進しはじめるインフレバトル! これがインフレというものだぁ、と意図してやらかし出したそれらに一切の自重なし。月を鷲掴みにして鈍器としてぶちかまし始めた時には吹いたw ミズガルズ、悲惨なことになってるし。一方で魔神王の親の愛、勇者セイの力によらない強さ、ディーナの献身、七英雄の復活、リーブラの目覚め、と深く読み込ませる展開も盛りだくさんで、クライマックスとしての盛り上がりも最高潮。楽しい、読んでてめっちゃ楽しいよ!
読了日:05月18日 著者:炎頭(ファイヤーヘッド)
不徳のギルド(3) (ガンガンコミックス)不徳のギルド(3) (ガンガンコミックス)感想
★★★☆ トキシッコがカワイイだと!? いや、わりと真面目に髪おろして本気になった時のトキシッコは美人だったと思うぞ。オチが色々と酷いけど。ノマくん、ちょっとこれ癒やしすぎてキクルくん、違う道に目覚めてしまっても仕方なく思えてきたよ。それはそれとして実際は人妻の方が大いにアリとは思うんだが。
読了日:05月19日 著者:河添 太一
転生したらスライムだった件 12 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 12 (GCノベルズ)感想
★★★★ 帝国側の重鎮の一人が開戦する前に速攻寝返ってきて笑ってしまった。そのフットワークの軽さはホントに凄いよ。この見極めの速さと正確さは称賛に値する。それでいて情にも厚く、国元の弟子を救うために駆け回るわ、元々旧友の仇討ちに奔走してたわ、良い人なんですよね。帝国上層部、確かに強大な存在が控えてるっぽいのだけれど、やっぱり現状に対する正確な情報を得られていないっぽいので、またぞろ酷いことになりそう、帝国側が。
読了日:05月19日 著者:伏瀬
子守り男子の日向くんは帰宅が早い。 (角川スニーカー文庫)子守り男子の日向くんは帰宅が早い。 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ これはなかなか、正統派すぎてむしろあまり見ないタイプの青春恋愛ストーリーだ。日向の妹蕾がきっかけで距離感が縮まったところから、悠里が日向の実直な人物にじんわりと惹かれていく丁寧な描写がまた良い空気感なんですよね。日向の方は蕾の面倒を見る方に意識が傾けられているので、まだ自分に向けられる好意に向き合えていないのだけれど、後輩との再会でかつての自分の後悔を思い出した以上、誠実さを失わないだろうことは信じられるし。しかしこれ、本番は2巻以降じゃないのかしら。
読了日:05月19日 著者:双葉三葉
我が驍勇にふるえよ天地9 ~アレクシス帝国興隆記~ (GA文庫)我が驍勇にふるえよ天地9 ~アレクシス帝国興隆記~ (GA文庫)感想
★★★★ キルクス、その才能と野心に対して駒が少なすぎてライバルとしてどうなんだ、と思っていたのだけれどこう来たかー。アルフレッド、持ってる伝説もイカれた思想もとびっきりなんだけれど、それをして制するレイヴァーンの手腕が際立つ。これとアドモス一国が下についてるって、そりゃ包囲網敷かれるわな。シェヘラザード、シェーラとそっくりって何かちゃんとした理由があるんだろうか。この女がラスボスとは思えないのだけれど。
読了日:05月24日 著者:あわむら 赤光
転生したらスライムだった件 13 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 13 (GCノベルズ)感想
★★★★ 迷宮深層の連中、十傑ども。普段のダンジョン攻略では絶対に出番回ってこないからここで見せ場を、てなもんだよな。リムル様の配慮マジさすリムである。しかし、リムルの死亡要因ってあれでクリアできたんだろうか。借り物相手だとまだちと弱いよなあ。そして、あんまりサクサク殺すもんだからさすがにオーバーキルじゃないかと心配になったんだけど、あのラストの展開はリムルのキャラからブレていなくて、むしろホッとさせられた。でもあれ、アダルマンを教祖にしてガチで宗教団体出来ちゃわないか?w
読了日:05月24日 著者:伏瀬
スコップ無双 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ (MF文庫J)スコップ無双 「スコップ波動砲!」( `・ω・´)♂〓〓〓〓★(゜Д ゜ ;;;).:∴ドゴォォ (MF文庫J)感想
★★★★ スコップ無双なんだけど、途中から同時にリティシア姫無双になってませんかこれ? アランのスコップの無茶苦茶さは常識がミキサーで撹拌されながら大気圏外までかっ飛ばされるデタラメさなんだけれど、スコップに脳内を冒されてしまったリティシア姫がそれ以上に頭のおかしい正気を失った言動で踊り狂いだすので、姫についていけないアランが常識人に見えてくる罠! おかげで、アランのスコップのデタラメさも、姫の頭のおかしさに比べたらまだわかる、わかる。となってしまう罠!
読了日:05月24日 著者:つちせ八十八
魔術学院を首席で卒業した俺が冒険者を始めるのはそんなにおかしいだろうか3 (ファミ通文庫)魔術学院を首席で卒業した俺が冒険者を始めるのはそんなにおかしいだろうか3 (ファミ通文庫)感想
★★★ 価値観が相容れぬ者同士でも、認め合うことは出来るし、そういう人間なんだからそういう者なんだ、と受け入れることは出来るのか。友達にはなれなくても、お互い嫌悪しか持てなくても、別に敵対する必要はないし、お互いの一線さえ尊重し合えるのなら協力だって出来る。グレンとウィリアムの奇妙な関係は、奇跡的なくらいお互いの超えてはならない一線をギリギリ超えないところで在り方が棲み分けていて、なかなか興味深い人間関係の距離感だった。
読了日:05月25日 著者:いかぽん
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました3 (角川スニーカー文庫)真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました3 (角川スニーカー文庫)感想
★★★☆ うげうげさんがナイスフォローすぎる。アレスよりもこの蜘蛛の方が賢者に相応しいんじゃなかろうか。
それにしても、勇者の加護の効果が減衰してるルーティが普通にカワイイ妹なんだよなあ。それだけ加護の業というものが個人の人格を蔑ろにしているということで、ルーティにとっては地獄なんだよなあ。そんな彼女にホントの友達が出来てよかった。折角会えた兄と来たら、恋人が出来てイチャイチャしてるし、余計に孤独を感じさせてしまうところだった。しかし、もう少しリットと修羅場になるかと思ったけれど。
読了日:05月26日 著者:ざっぽん
ロクでなし魔術講師と禁忌教典13 (ファンタジア文庫)ロクでなし魔術講師と禁忌教典13 (ファンタジア文庫)感想
★★★☆ 何気にリィエルって薄幸のヒロイン率が高いのよね。シリーズ当初はルミアがおおむねそのポディションだった気がするのだけれど。グレンて自己評価あんまり高くないけれど、あのアルベルトと相棒だったというだけで実戦となるとやはり強いんだろうなあ。アルベルト、着々と闇落ちじゃないんだけれど、一線を越えてしまいかねないフラグを積み重ねていたのだけれど、今回の一件が彼を踏みとどまらせるきっかけになってくれたのなら嬉しい限り。しかし、白猫はこれこのまま行くと順当に執行官級に成長しそうだ。
読了日:05月26日 著者:羊太郎
転生したらスライムだった件 14 (GCノベルズ)転生したらスライムだった件 14 (GCノベルズ)感想
★★★★ そこで終わるんかーー!! 物凄く良いところで終わってしまっただけに、次まで待つのがキツイなあ。
リムルがこれまで敵だったキャラを味方にしてきたのは、大体が相手の意志を尊重してのことだったので、こうして強制的に支配して意志を踏みにじって、というのはやはり憤りを感じてしまう。リムルが怒るのも当然当然。にしてもヴェルドラくん、今まで温存されてきただけに絶体絶命のピンチには颯爽とヴェルドラ出陣で大逆転、と期待してたのにこの愚弟ときたら。いや、状況的に仕方ないんだけど。
読了日:05月27日 著者:伏瀬
歴史オタクの俺が異世界で皇帝のバイトに採用されました (ファミ通文庫)歴史オタクの俺が異世界で皇帝のバイトに採用されました (ファミ通文庫)感想
★★★ 正社員じゃなく期間バイトなのが味がある。しかし、臨時皇帝の落胤なんて混乱の元だしありがたみもなさそうなのだけれど。なかなか知識を適切に実務に応用させるのは難しく、その点において主人公に才覚があるのは間違いない。その上で、皇帝はあくまでアイデア出しで、それを実際に噛砕して具体的なものに落とし込み実行させるのは、周囲の側近軍人が優秀だから、という点を蔑ろにしていないのは好感が持てる。まあ戦局の推移がフワフワしているのは否めないけど。
読了日:05月28日 著者:舞阪 洸

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