第4節「カリ・ユガ/末法の悪魔」から第11節「トレーター・ユガ/医神アスクレピオス」その4まで。

うわぁ、世界の刷新って実際に一度世界そのものを消しちゃうのか。いや、実際はもうちょっと簡易バージョンらしいのだけれど、精々上書きしてアップデート程度の事だと思っていたので、一旦リセットして記録していた情報から再構築なんていう大作業が行われているとは思わなかったので、ちとビビった。これはいくら聖杯でも成しえない規模だよなあ。空想樹とはそこまでの力を持っているのか。

これは逃げ遅れて刷新に巻き込まれたらアウトという緊迫感が凄くなってしまう。虚数空間に逃げ込めるという要素がなかったら、その時点で行き止まりだったじゃないですか。
しかし、まさかこの段階でカルナさんが脱落してしまうとは。いやいやいや、相手はアルジュナですよ? ジナコとも再会かなってまだ間もないというのに、主人公が退場しちゃっていいんですか?
ただ、今までのエピソードと比べてみるとカルナさん、実際に消滅した描写がないというのが怪しい感じ。

カルナさんを失って暗くなってしまった空気を励ましてくれる新所長とラーマくん。ラーマくんってアメリカのときからあれでムードメーカーなんですよね。新所長も相変わらず気の遣い方がキュンとさせられてしまいます、というかこの人みんなから本意を見抜かれてしまうんですねえ。

何の因果か今回は味方として一緒に行動することに成ったインド異聞帯のクリプター、ペペロンチーノ。正体不明のそのオネエムーブは、こいつどこかの神様かなんかじゃないのか、みたいな疑惑がありましたけど……うーん。
この人、コミュ力抜群でオフィリアとも仲良かったように、誰の懐にもスッと入ってくるような気安い感じではあるんだけれど、その一方で他者と明確に壁で区切っていて引いたところから他人のことを見ている感じなんですよねえ。それは他人に対して冷めた感情を持っているというわけではなく、マシュに対してなんかは凄く慈愛を感じさせる思考を見せていますし、自分のサーヴァントであったアシュヴァッターマンなんかについても、とにかく怒りまくっている彼のありようを、怒りを抱き続けることは誠実さの証だ、なんてコメントを残しているように、むしろ他者に対して概ね良い見方をしようとしている風にも見えるんですよね。逆に、自分に対しては相当卑下して評価が低いようにも見える。それだけに、アルジュナの繰り返すユガへの拒絶感、嫌悪感の出処は興味深いところでもあるのだけれど。
ともあれ、この時点で相当に裏を抱えているようにも見えるけれど、それ以上に信頼できそうなのがペペさんなのでした。どうも自分では胡散臭そうに見せたがっている気もするのだけれど、あんまりそんな風に見えないあたり、実はオフィリア並に不器用なんじゃないだろうか、ペペさん。

さて、新たなユガがはじまったところで、新たなサーヴァントを味方につけるべく探し回ったらあっさり見つかったし、ラクシュミーさんの登場である。
この人、てっきりアルトリア顔なのかと思ったら、ジャンヌ系列の顔だったのか。インドのジャンヌ・ダルクと呼ばれた人だったのね。
ただこの人……もしかして、相当のドジっ娘なのか!? 燦然と輝く幸運E−w いやでも、運が悪いというよりも純粋にドジっ娘に見えるんだがw

異星の使徒同士もやはり対立があるようで。ってかコヤンスカヤとあの陰陽師の相性が良いはずがなかろうて。完全に近親憎悪するパターンの組み合わせである。


バーサーカー哪吒と決戦。諾々とアルジュナの神性を受け入れて神将として従っているのかと思ったら、彼女は彼女で複雑な真意を抱えていたのか。ウチの哪吒を葬り去った憎き敵ではあったけれど、哪吒との邂逅こそが彼女を破綻させたのならば、ウチの哪吒も破れてなお一矢報いていたのか。
そして、この娘もまた哪吒だった、と。
彼女が最期にもたらしてくれた情報は値千金でありました。これほど簡単に謎だった敵神将たちの真名が明らかになるとは。

というわけで、楽な方から倒すぜー、命取ったるでー、とばかりにアスクレピオスを狙い撃ち。
と、ここであの異聞帯ごとに現れる謎の「カルデアの人」が登場してるじゃないですか。いや、マジで何者なんだろう。
といったところで、アルジュナオルタが来襲。まったく攻撃が通じねー。なんというイベント戦闘。ここからどうやって打開するのかと思ったら、オルタは興味関心なくして撤退、さらになんかイケメンのクリプターが現れたぞ! あれ? クリプターって他の異聞帯に入れるの!?
風雲急を告げるところで、次回に続く。