前回の記事です。


お盆も終わっての8月後半からの注目作品はこんな感じで。

EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト〈上〉】 川上稔(電撃の新文芸)

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【境界線上のホライゾン】の川上稔先生の最新シリーズはEDGEシリーズ。川上稔さんの作品世界観がFORTH/AHEAD/EDGE/GENESIS/OBSTACLE/CITYという時代変遷によって成り立ってるのは知られていますが、EDGE(大先端の時代)は今までこの時代だけ舞台となった作品が存在しなかったんですね。AHEAD「終わりのクロニクル」とGENESIS「境界線上のホライゾン」の間を繋ぐ時代の物語。いや問題はまだ境界線上のホライゾンを切り崩せていない、というところなんですけどね。


妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン】 榊一郎(富士見ファンタジア文庫)

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でっかい火砲がメイン近くに出てくる榊作品にハズレ無し。【ドラゴンズウィル】から【棺姫のチャイカ】、【ストレイト・ジャケット】と魔法要素と銃火器が密接にリンクしている世界観は特に面白い作品が多いんですよね。本作も、ただエルフが狙撃手というだけではない、妖精を狙撃してキルする妖精狙撃手、というダークっぽい要素が唆るところであります。実際の事情やらは中身を読んでみないとわかりませんけれど、森沢晴行さんの描くエルフ娘の存在感もあわせて期待大。


世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)2】 黒留ハガネ(オーバーラップ文庫)

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たまたま超能力の萌芽に目覚めた主人公が、しかし淡々と進む人生に思い余って秘密結社を作り、その秘密結社と敵対する世界の闇まで作ってしまって、仲間を募って(養殖して)世界の闇と戦う日々を作り出してしまった、楽しい! という凄まじいまでのマッチポンプストーリー第二弾。この偶然や勘違いに一切期待しないすべてが自分で手作りで自演、という総構えが根性入ってて、大好きだけど途方に暮れますな!