前回の記事っ。


友人キャラは大変ですか? 8】 伊達康(ガガガ文庫)

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新たな勢力の出現で、これまで妙に出番が少なかったブラックこと黒亀ちゃんにスポットが。でも、裏切り者ってどういうこと? 裏表なんて全然ない(ホントに!)ネアカ拳法少女に一体何が。と、身内から裏切りが出ても相変わらずの雰囲気は崩れないまま小林少年の無駄なモブ道は新章突入しようと変わらずか。


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14】 渡航(ガガガ文庫)

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言わずと知れた青春ラブコメの金字塔もついに最終巻。クライマックスに入ってからほぼ一年おきの刊行になってしまったのはそれだけ、締め方に苦しんだ結果なのか。いずれにしても、中途半端ではないはっきりとした決着を望みたい。


【お迎えに上がりました。 国土交通省国土政策局幽冥推進課 4】 竹林七草(集英社文庫)

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にゃんこ先生と行く若き公務員の地縛霊の立ち退き業務エトセトラな作品も山場の三巻を超えたことで長期シリーズ化も見えてきたかしら。妖怪職員たちの中で一人奮闘する熱血女性職員の奮闘は、人情物としても傑作で、心温まる作品なだけに続いてくれるのは大いに嬉しい。


探偵はもう、死んでいる。】 二語十(MF文庫J)

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第15回MF文庫Jライトノベル新人賞《最優秀賞》受賞作。すでに物語としては終わってしまった、きっとバッドエンドで過ぎ去ってしまった所からはじまるストーリーが先行きを見通させない。いったいここから何がはじまるというのか。もうすでに、愛すべき人は遥か遠くに去ってしまっているというのに。
主人公が抱える心の痛みはタイトルに刻まれている。
【探偵はもう、死んでいる】
これ、「探偵は、もう死んでいる」ではなく「もう、」で句読点を入れている所がさり気なくも強烈なんですよね。探偵はもう、。ここで言葉を途切れさせることで。それだけ、過去に囚われ置き去りにされていることを思わせる。そんな主人公に果たして何かを始めることが出来るのか。或いはそれこそが、テーマなのか。非常に興味をそそられる新人作品の登場である。


【魔術士オーフェンアンソロジー】 神坂一/香月美夜/河野裕/橘公司/平坂読/秋田禎信(TOブックス)

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再アニメ化も決定し、各種マンガ化もスタートしていて今一度表舞台に立とうとしている往年のライトノベルの頂上を掛けた名作【魔術士オーフェン】。そのアンソロジーとなる作品なんだけど、作者のラインナップがまた豪華豪華。個人的には【デート・ア・ライブ】の橘先生、本気のコメディを書かせるとヤバいくらい弾けてしまう人なので、あの悪口雑言ファンタジーと呼称された本作のコメディを独自に昇華できるのはこの人くらいなんじゃないだろうか、と期待してるんですよね。