【GOSICK供,修虜瓩鰐召發覆】  著:桜庭一樹  富士見ミステリ

 うわー、切ない!!
 本編の事件そっちのけで、ヴィクトリカと九城の将来を暗示する場面に胸を突かれました。
 そうなんですよね。これの舞台は1924年の欧州。まさに世界大戦の狭間なわけです。
 事実としてその先に起こるであろう破滅を知っているだけに、何も知らないまま初々しい交流を育む二人の姿に切なさが募ります。
 一巻での建前を排して本音を告げる場面といい、この著者氏はツボをつく表現の仕方というものを実に心得てる感じがします。
 ……え? ミステリー?
 ここしばらくでレーベルを富士見ミステリー文庫から富士見LOVE文庫に内実を変えたみたいなので、まったくこれでいいんじゃないでしょうか(マテ


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