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三嶋くろね

この素晴らしい世界に祝福を! 16.脱走女神、ゴーホーム! ★★★★   



【この素晴らしい世界に祝福を! 16.脱走女神、ゴーホーム!】 暁 なつめ/三嶋 くろね  角川スニーカー文庫

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『追伸。探してください』
セレナが起こした騒動の後、手紙を残してアクアが家出した。マスコット的な存在であるアクアの家出によって、にわかに騒がしくなるアクセルの街。しかし、そんな状況にもかかわらず、カズマは『レベル1』であることを理由に追い掛けようともしなくて!?様子のおかしいカズマを気遣っためぐみん達に、原点にして宿敵であるジャイアントトード狩りに誘われ―そこでカズマは、誰も想像がつかないようなパワーアップ方法をひらめく!?
「留守番するのはもう止めだ!あのアホを追い掛けるぞ!」
ついに、カズマがチート獲得!?家出女神を追い掛ける16巻!
カズマって、レベル上がろうが下がろうが結局大して変わらないんじゃあ……。
そもそも、これまでだってレベル上がってたからステータス的に何か変わってたかというと特にそういうのなかったですしね。あえて言うなら、レベルを上げればそれだけスキルを取れてた、というだけで……なるほど、つまるところ彼の強みというのはスキルの多彩さとその応用力であるわけだから、レベルダウンを利用したスキル大量取得というのはそれはそれで強みになるのか。最も、彼の場合高レベルのスキルはそもそもちゃんと使えないみたいなので、結局低レベルスキルの使い方を発想力で勝負、ということになるんだろうけれど。

アクアが家出したお蔭で、特にトラブルが舞い込むこともなくなり、なんとなく落ち着いてしまうカズマたち。結局、毎回トラブル背負い込むことになる原因ってやっぱりアクアだったのかー! あの駄女神がいないとわりと平穏に過ごせてしまう、というのが実証されてしまった。
いやまあ、世間的には魔王軍の攻勢とかあったりして、落ち着いている場合でもないのだけれど。最近度々名前があがってる、いや名前は出てないんだけれど、魔王軍最強の将だという魔王の娘、今後登場する機会はあるんだろうか。何気にウェブ版では確か最終回まで王都の方に掛かりっきりで登場しなかったんですよねえ。
……カズマに関わると、セレナみたくひどい目にあうのは確定なだけに、それはそれであちらさんとしても幸いだった気もするのだけれど、書籍版だと登場しそうだし、そうなるとやっぱりひどい目に遭いそうな気がするなあ。

さて、今回は街ぐるみのカルト教団アクシズ教徒の本当のヤバさが伝わってくる回でもありました。もちろん、これまで出てきた分でも十分アレな集団であり、大変ご迷惑で厄介極まる関わり合いになりたくない人たちナンバーワンだったわけですけれど、その内実を見てしまうと……ガチでやべえ連中だというのが垣間見えてしまうわけで。
いつもの賑やかにバカやってテンションあげあげではしゃいでるアクシズ教徒たちが、一斉に真顔になって沈黙するシーンは背筋がゾクゾクしましたがなー。あ、うん、死ぬね、これは死んだね。
お世辞抜きで、絶賛この人たち狂信者ね。
まだエリス教徒相手の時はじゃれついているだけ、というのがよく分かる一幕でした。アクアのこと、そのバカさをイジって適当に雑に扱うのも全然気にしないのに、本当にアクアのことを虐げたり悪意をぶつけた場合には、絶対に許さないんですな、この人たち。アクアの扱いの基準が相当ゆるゆるなわりに、一線を越えると途端にガチになるところ、これ融通のきく狂信者というやつなんですかねえ。教祖のおっちゃんは生粋の変質者でしかない気がしますけど。あれでこの世界では有数の実力者なんだから、この世界やばいです。うん、実感としてヤバさが伝わる事例ですな。

しかし、アクアが居ないとなんとなく締まらないカズマのパーティー。蘇生できないから緊張感が増すのかというと、そういうわけでもないし、ダクネスがなんか間が持たなくて間女が強くなってしまっている気が。ウィズとバニルに連れられて挑んだ高難易度ダンジョンの最奥で、ダンジョンボスから譲ってもらった鎧をダクネスにプレゼントしてたけど、あれプレゼントというより出張先で買ってきた……買うどころかただで貰ってきたお土産品、という感じだったんですけれど、対してめぐみんへのプレゼントですよ。
気合が違いますよね、あれ。もう完全に勢い任せのノリ任せではあったものの、城をまるごと買えるような全財産を費やして、アクアの救出とか魔王城攻略とかの目的があるとは言えめぐみんの夢とも言える願いを叶えてあげよう、というんですからこれ実質プロポーズみたいなもんですよね。めぐみんからしたら、これ爆裂魔法にかけた人生の集大成みたいなもんですから、もう思い残すことないじゃないですか。
このカズマというオトコ、ほんと大金の使い所を弁えているというか、何だかんだと結果的に女に金貢いでるなー、とか思うんだけれど、ともかく必要な時にバーンと貯めてた金を使っちゃえるのはそれだけで大人物の類ではあるんだろうなあ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)14 ★★★★   



【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)14】 】 羊太郎/三嶋 くろね  富士見ファンタジア文庫

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リィエルの一件を乗り込え、ようやく訪れた平穏。女王陛下の尽力により数十年ぶりに開催されることになった魔術祭典に、アルザーノ帝国魔術学院、聖リリィ魔術女学院、クライトス魔術学院―アルザーノ帝国の各地から有力生徒たちが結集する。
「世界の大舞台で魔術の腕を競い合ったお祖父様が見たという光景を、この眼で見たいんです!」
その中には、もちろんシスティーナの姿もあり―。帝国代表の覇を競う中、因縁の少女・エレン=クライトスと再会することになるのだが…。選抜会に潜む卑劣な陰謀、そして失われゆく自分たちの未来を解放するため、システィーナは天高く飛翔する!

白猫成長したなあ。魔術祭典の帝国代表選手を選抜するための国内大会、ということでシスティーナの大会での大活躍が描かれる回なのかと思ってたら……えらいまた変則ルートに。いやもう白猫が既に学生レベルを大きく逸脱する実力を持ち得ているのはわかっていました。仮にもアルベルトの助手を務めましたし、イヴにも認められて実戦にも参加して強敵をその手で下しているわけですから。それでも、正直ここまで名実ともに学生レベルではないとは思わなかった。もう学生しか出ない大会では白猫の舞台としては役不足なのか。
その意味では、既に白猫はもう完全にグレンやルミア、リェエルが在籍している暗部の領域に足を踏み入れているんですよね。本当の殺し合いを前にして怖くて身が竦んで何も出来ず泣いてしまっていた白猫はもう本当に過去になってしまったである。実力も精神的にも足りず届かず、親友や大切な人たちが関わっているだろう事件を前にしても、傍観者でいるしかなかったシスティーナ。余裕もなく自分を突き放す人たちに八つ当たりするしかなかったシスティーナ。そんなかつての彼女を覚えていれば、この巻で見せた彼女の結実は胸が震えるような感動がある。システィーナが見苦しくみっともなくのたうち回り、無様に喚き見れたものじゃない姿を晒しながら、それでも一歩一歩着実に学んで、技を身につけ、恐怖を乗り越えて戦いの場に身を投じ、自分を切り売りしながらグレンたちがいる場所に這いつくばりながら登ってきたのを知っている。
知っているからこそ、エレンが言っていたような苦労知らずの天才だなんて、間違っても思わない。真実の修羅場に自ら飛び込み、命をすり減らして飛躍し、そうして開花した今のシスティーナの凄みを、実力を天才の一言で片付けられてなるものか、と言えるのである。
それはただ実力能力だけの問題ではなく、脱出できない永獄ループに囚われて二進も三進もいかなくなって行き詰まってしまったグレンに対して、精神的に余裕もなくして追い詰められた彼の八つ当たりに対して、びっくりするような包容力と理解力を見せたシーンなんか、いやもうどれだけヒロインとしても成長してしまったのか、と度肝を抜かれたのでした。グレンが隔ててしまう日常と非日常の境目を、この娘はもう容易に、無理もせず、相手に無理も強いず乗り越えてくるようになったんだなあ。ただ指を咥えて隔てられた向こう側から恨めしげに傍観するだけだった自分を、この娘はこれほど見事に克服してみせてくれた。もうグレンの中では白猫はセラを思い出させてくれる存在ではなく、白猫の存在そのものがグレンにとっての救いになりつつ在るんですよねえ。ほんと、自力でメインヒロインに相応しい存在感を手に入れてみせたわけだ、この娘は。

とまあ、圧倒的なまでの白猫回だった今回ですけれど、今までにない仕掛けが施されていたギミック的にも面白い回でありました。白猫メインにも関わらず、何気に美味しいところをちゃっかり着実にゲットしているイヴさん、最近目立たないルミアと違って着実にポイント稼いでるなあ。登場当初から貯めまくっていたヘイトも、だいぶ解消されてしまっているのがグレンの態度からも伺えるわけで。いやまじでイヴさん、セラの件で長らくこじらせ固執するはめに陥ってなかったらマジでヒロインとして揺るぎない地位をゲットできてたかもしれないのに、もったいない。

そして、本編の要となるだろう禁忌教典に関わる重要人物がしれっと向こうから飛び込んできて、ストーリーにもギアが入った感じ。そろそろクライマックスに突入するよ、と言わんばかりの伏線が飛び交い積み重なっているだけに、いつ導火線に火がつけられるか、ワクワクする状況になっていました。今回の話も、魔術祭典の代表選手を選抜するための大会で、本番はこれからなわけですしね。楽しみ楽しみ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13 ★★★☆   



【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13】 羊太郎/三嶋 くろね  富士見ファンタジア文庫

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それは突然にやってきた。後期学期がスタートし、学院が浮き足立つ中、リィエルが教室で倒れてしまう。病名、『エーテル乖離症』―。『Project:Revive Life』の産物であるリィエルに訪れた寿命。その治療のため、方々手を尽くして残った一縷の望みは、特務分室の持つ極秘資料だが―。新室長・サイラス=シュマッハから交換条件として言い渡されたのは、女王陛下暗殺を企てた逆賊アルベルトの討伐で!?「外道に堕ちたってんなら…やつをぶん殴るのは俺の役目だ」その偶然は運命の悪戯か。リィエルの命を救うため、そしてアルベルトの真意を問いただすため、愚者のグレンは帰還する!

何気にリィエルってヒロインの中でもピーチ姫役が多い気がするんですよね。囚われのお姫様、敵の手中で助けられるを待つお姫様。
女性陣の中でも特に戦闘特化型なリィエルがそういう役回り、というのは不思議な気もするのだけれど、考えてみると納得でもあるんですよね。本来、そのお姫様役が一番相応しい本当のお姫様であるルミアは、意志力の化け物みたいなところがある少女でありその意志の強さ故に独走してしまうこともあるのだけれど、最終的には親友や先生の力を借りたとしても自力で壁を打破する自立したキャラクターでもあるだけに、大人しく自分の命運を他人に託すような役回りに収まっているタマではないのである。
白猫はその点、気持ちに弱さがあるぶん囚われのお姫様役は相応しい部分もあるのだけれど、それを拒絶したのもシスティーナなんですよね。彼女は弱い自分を克服し、常に先生とともに最前線で戦えるように自分を規定しているのである。先生の相棒であることを望む白猫にとって、今はグレンたちの横に立つために頑張っているのであって、囚われのお姫様をやっている暇も余裕も彼女にはないのである。それを受け入れてしまうと、物語の本流から脱落してしまいかねないのが白猫なのだ。
イヴもこの点は白猫に似ていて、散々憎まれ役をやった後に立場も何もかもを粉々にされてしまった今のイヴは、新しい立ち位置を構築中で現状は半分リタイア気味なセリカに代わってグレンが苦手な分野から彼を助けるサポート役であり参謀役であり司令塔でもある、というメチャクチャ頼もしいイヴ隊長という立ち位置なのである。実家であるイグナイト家が不穏なことになっているのだけれど一旦家のしがらみから解き放たれ、今開き直って自分の道を歩みだしている彼女にとってイグナイト家は克服するべき壁のような存在として機能しそうな雰囲気でも在るので、彼女もまた今となってはお姫様役はお断りなのだ。
こうしてみると、戦闘特化型とはいえリィエルは基本受動的であり、ルミアや白猫を守るという意志は自分の存在意義として持っているものの、自分からガツガツと目的に向かって突き進むタイプでもないし、出自の危うさやみんなのマスコットらしいキャラクターなど何気にお姫様役がうってつけなんですよね。
何気にセリカも、リィエルと似た部分があるので先々この人が取り戻さなければならないお姫様役を担う可能性は十分高そうな感じもあるんですよね。
そして、何気に独り勝手に突き進んで決死の思いで連れ戻さなければならない展開になりかねなかった可能性筆頭が、アルベルトだったのである。そう、彼がこの作品のメインヒロインになる、という展開もアリ得たんですよね。イカレ狂ったジャスティスと違って、彼は真っ当な信念に基づいて真っ当な道を踏み外しかねない真面目さんでしたからね。
なので、この巻でのアルベルトと図らずも本気で敵対する、という話は大きな分水嶺でもあったのだ。アルベルトの行く末を決める、という意味でも。まあ、そうなったらなったでジャスティスと被ってしまう部分も多分にあっただけに、アルベルトのあの強迫観念に近い何を犠牲にしても救うという自らを孤独に追い込む信念を、良い方向に変えることが出来たのは頼もしい味方がもっと頼もしい味方になってくれたという意味でも、ホッとした。すごい安心感である。
ようやく黒幕らしき存在が顔を見せて、なかなかキツイ展開になってきたところでアルベルトの新生は閉塞感を払拭してしまうほどの強いインパクトだったんですよね。
でも、それを成したのが男同士の本気のドツキ合い、本音をさらけ出し合いぶつけ合い殴り合うという「喧嘩」だった、というのはこっ恥ずかしいけれど、これはこれで素敵な話だったと思います。
こればっかりは女相手にゃなかなか出来ない感性のことですからね。男同士の特権だ。

シリーズ感想

続・この素晴らしい世界に爆焔を! 2 この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ わがままバスターズ ★★★★  



【続・この素晴らしい世界に爆焔を! 2 この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ わがままバスターズ】 暁 なつめ/三嶋 くろね  角川スニーカー文庫

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「このすば」大人気スピンオフシリーズ第二弾!この世界に溢れる“わがままな”依頼をめぐみんたちが解決!?カエルとの縁は永遠。カエルの王、キングトードを討伐せよ!―『王都に雨を!』
セシリー、ゼスタ大暴れ!邪悪なエリス教徒を討伐せよ!?―『アルカンレティアに稲妻を!(前編)』
そのスライムの名はチャッピー。やはりアクシズ教徒はやべえ奴しかいないのか。―『アルカンレティアに稲妻を!(後編)』
「マリモでも分かる生物学」著者:バートン教授、暴走の末、少女に獣の○○○を斬らせ…。―『魔獣の森に斬光を!』
そしてめぐみんは一つ、大人になる。―『宝石獣に爆焔を!』
アクシズ教徒は相変わらず過ぎて、出てくるたびに面白いなあ。個人でハチャメチャな人物というのは珍しくないけれど、団体でここまでブレないエキセントリックな連中は滅多見ないですよ。
さて、殆ど小学生が友達を遊びに誘いにその子の家のチャイム鳴らしまくるようなノリで王城に押しかけるめぐみんたち。前はもう少しアイリス、外に脱走する時は色々と謀を巡らせてこっそり出ていたのに、なんか最近もう普通に呼ばれて「はーい」とばかりにホイホイと外に出てくるようになってしまいましたな。それでいいのか王族! それを許してもらえるくらい駆け引き上手になってしまって、アイリスちゃん。どんどんカズマに似てきてしまっている、というのはなかなか由々しき問題なんじゃなかろうか。
しかも、悪い面ばかり真似しちゃって自由に状況をシッチャカメッチャカにする方はノリノリなのに、アイリスって混沌とした状況を収拾する方にはとんと関心がございませんものねえ。あれで王族としては非常に優秀なので、まとめる能力はあると思うのですが遊びに行ってるという意識の時はそうした真面目な行動に出ようという発想そのものがないようですし。
ちなみに、良識的という意味ではダクネスやゆんゆんは相応のものを持ってるし、問題が起こった時はちゃんと焦るのだけれど、この子らそういうトラブルを収拾する能力に関しては笑っちゃうほどないので、慌てて大騒ぎするものの結局一緒になってシッチャカメッチャカにするばかりなんですよね。
その点、何気に収拾能力を有しているのが我らがめぐみんなわけで。このスピンオフの方だとパーティーのリーダー役を担っているせいか、必然的にめぐみんが苦労を背負って事態を収拾して回ることになるんですね。これがカズマが居るときだと平然と彼に丸投げしてやりたい放題やってるくせに、自分が面倒見る段になると見て見ぬふり知らんぷりできず、仕方なく火消しに回ってしまう当たりにめぐみんの何だかんだと面倒見の良さを見て取れるところであります。
ただ、そういう面をついにめぐみん自覚してしまった上に自分は好き勝手やる方がいいや、とカズマに押し付ける気満々になってしまったのですが……こればっかりは性分なのでカズマがいない場面ではどうしたってめぐみんが背負い込むことになりそうなんですけどねえ。
しかり、アイリスもやりたい放題やってやりっぱなしになってきた分、ゆんゆんがアイリスにまで振り回され始めた感があるのは、この子どうしてマメにいちいち全員に振り回されに行くんだろうと苦笑するところであります。その上、ゆんゆん振り回されっぱなしで終わっちゃうもんなあ。もうそれが楽しいんだろうかw
ただ、アイリス、ゆんゆん、めぐみんのパーティーは普通に戦力バランス取れていて下手するとカズマさんパーティーよりも安定性ある戦闘力ありそうなんですよね。逆に緩いクエストとか難しいのかもしれませんが。


シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と追想日誌(メモリーレコード) 2 ★★★   



【ロクでなし魔術講師と追想日誌 2】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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アルザーノ帝国魔術学院には、ロクでなしに振りまわされる三人の美少女たちがいた。彼女たちの名は、システィーナ・ルミア・リィエル。そんな彼女たちの日常は波乱がいっぱいで!?記憶喪失になったシスティーナは、不覚にもグレンに懐いてしまったり。学院へ通うルミアは、変装する何者かにストーカーされたり。アルバイト生活を始めたリィエルは、お金をピンハネされたり…そんな、ロクでなしな学園の日々。「僕は、…皆を守れる強い力が欲しいのに…ッ!」ついに明かされる“愚者の世界”誕生秘話。ロクでなしになる前のグレンの学生時代を描く、書き下ろしエピソードも収録!


「紙一重の天災教授」
おい、この天才はガチで研究管理した方がいいだろ絶対に。話聞いている限りじゃ世紀の発明発見を週刊で出来そうなんだけど!?
4,5世代先とか百年単位の未来技術を数日で開発した上で、無駄なところに数年時間をかけてるとかそんなんばっかりじゃないか。まず実際に技術を完成させてからウダウダやっているっぽいので、完成させた技術をとりあえず回収しておけば、それだけでこの国未来帝国になれそうなのに。
性格はエキセントリックだけど、人格破綻しているわけでもないし、この人を放置して飼い殺ししているのは損失すぎるよなあ。


「帝国宮廷魔導士アルバイター・リィエル」
そもそもなぜリィエルが出した学校の損害がグレンに請求行くようになっているのかがなかなか謎である。グレンが保護者として登録されてるんだっけか。仮にもリィエルって現役の宮廷魔導士なわけで、それなりの給料は貰っているはずだしこの娘がまともにその給料使っているとも思えないので、そこそこ溜まってるはずなんだけどなあ。……それとも、任務でも損害出して給料天引きになってるんだったっけか。グレンがリィエルにバイトさせてその給料を差っ引いてウハウハしようとしている、みたいなクズい話になっているけど、いやその前にリィエルのために色々払ってるんだからその補填をちょっとでもさせようというのはそんな酷い話でもないはずなのだけど、グレンの態度があからさまに悪いのが悪いw


「任務に愚直すぎる男・アルベルトの落とし穴」
アルベルト、何気にここらへんから変装に凝るようになったのか。ここまで行くと単なる趣味のような気がしてきたぞ。生真面目が過ぎて、シリアスがギャグになってしまう男アルベルト。本人は決して笑わない男なんだけど、わりと本編でも真面目に間抜けなことやってる印象があるだけに、凄く頼り甲斐があるんだけど何やってんだろうこの人、って感じのキャラなんだよなあw


「貴方と私の忘レナ草」
記憶喪失のシスティーナは可憐でか弱く儚い系の深窓の令嬢でした、て感じで。薬草の効果にダウナー系の精神効果が入ってた、というのもあるんだけど、そもそも白猫って根っこの方はこっち寄りのキャラクターなんじゃないだろうか。本編では不屈の努力と根性で強気なキャラを張っているけれど、追い込まれた時の脆さとか精神的な弱さなんかを見ていると、本来はかなり気弱で依存系の少女なんじゃないか、という面があったんですよね。記憶喪失時の白猫はまさにそんな感じで。
意外とグレンも触れると壊れそうなタイプの女の子には非常に優しいし扱いも気を遣うことが出来るようで、システィーナにとっては何気に至福の時間だったんじゃないだろうか。堪能しましたか?


「二人の愚者」
グレンの原点とも言える過去の事件。彼がその魔術特性から真っ当な魔術師になることが出来ないと知って荒れていた時期の、しかしそれでも正義の魔術師になるのだという志を得て、自らの力に「愚者の世界」という名をつけるに至った最初の挫折と輝かしき夢を宿したその時の物語。
このとき、幼いながらにお互いに人生の岐路に立ち、お互いの崩れ落ちそうな心を支え合い、お互いに抱いた夢に向かって背を押しあった者同士、現在に至るまで二度と逢うことがなかった、というのがまた感傷を誘うんですよね。グレンも、相手の少女であるニーナも、それからお互いが歩んだ道を知らず、どういう人生を辿ったのかを知らず、それでも夢を叶えるために邁進していると信じて……、そして新聞のある記事からグレンは幼き頃の同志の行く末を知る、という顛末が胸に来るのである。二人共、もう既に大人なだけに再会したら即座に映画みたいなロマンスがはじまりそうな雰囲気があるのもまた良きかな。


シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 15.邪教シンドローム ★★★★☆   



【この素晴らしい世界に祝福を! 15.邪教シンドローム】 暁なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫

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正体とこれからやる事を口外しない。と、魔王軍幹部セレナから身の安全と引き換えに取引をしてしまったカズマ。これがきっかけでアクセルの街は大きく変化する。ギルドの酒を水に変えてしまい、屋敷でアクアが謹慎している間、プリーストとして街の冒険者達を癒しまくったセレナ。おかげでアクアがいなくても街が回るようになり―。
「…私、この街にいらない女神ですか?」
物事を深く考えず、悩みと無縁のムードメーカー。これまで一番付き合いが長かったアクアからの衝撃の一言。持ち前の悪知恵と意地で、女神もアクセルも救い出せ!

なんだかんだと、カズマさんはアクアに甘いねえ。この話はウェブ版でも大変面白かったので覚えているのだけれど、あっちだとアクアもっと追い詰められてたんですよね。かなりガチでいらない子扱いされちゃってたんだよなあ、そう言えば。だからこそ、「私いらない女神ですか?」というセリフがアクアなのにズシンと響いて、カズマさんが本気になっちゃったわけですけれど、こっちだとアクアさんそこまでいらない子扱いされてないんですよね。ちょっと邪険にされたくらいじゃないかな。むしろ、普段の方が自業自得だけれど酷い扱いされてワンワン泣いちゃってたような気もするのだけれど。
だからか、ちょっとアクアが虐められただけでカズマさんが「おうおうウチの駄女神になにしてくれとんじゃ!」となってしまった感があって、カズマさんどれだけアクアにダダ甘なんだ、という体にw
まあカズマさん、アクアに限らず身内がシリアス方面でちょっとでも危うい局面に立たされると即座に動き出してしまうので、アクアに対してのみならず概ねダダ甘やかすタイプな気がします。
それにしても、このセレナさん。今までの魔王軍幹部も大概ひどい目にあってきましたけれど、彼女頭一つ抜けて悲惨なことになっちゃったんじゃないでしょうか。いや本当に酷いw
彼女も彼女で人間なのに魔王軍幹部やっている、という背景からして色々とその人生には物語があるはずなんだけれど、そのへん一切触れられることなく、ひたすらカズマさんの被害者担当に。徹底的に被害にあってます。これまでの人たち、なんだかんだと途中で相手が退避したり公権力が制止したり金銭面でストップが掛かったり、めぐみんやダクネスに止められて、このくらいにしてやろう、で終わったのにセレナの場合止める人が全然居なかったものだから、本当に本当に酷いことになってしまって、いやもう可哀想に……と思わず真剣につぶやいてしまったり。
いやもう本当に可哀想に。
カズマさんてあれなんですよね、敵に回すとタチが悪く味方にするとやっぱりタチが悪い、というそもそも関わること自体が悪手、という疫病神なんだよなあ。それこそ、自身が厄神的な存在でないと釣り合いが取れなくて、一方的に厄が降りかかり続けてしまうような相手といいますか。アクアもめぐみんもダクネスも、余人が関わるとほぼほぼエライ目にあってしまう厄神型ですし。
考えてみると、彼ら相手に大して迷惑らしい迷惑被ってないアイリスって、マジで凄い人材なんじゃないだろうか。エリス様ですら、度々えらい目にあってるのに。
ともあれ、カズマさんを敵に回してしまい、チクチクと嫌がらせ受けてる段階でセレナ、もう大概な目にあってたのに、本番はむしろカズマさんの洗脳に成功して味方にしてしまったときから始まってしまった、というこの顛末。いやもう何度も何度も繰り返しになってしまいますが、これは本当にもう「酷い!」。
マジ泣きしながら逃げ出さなかっただけ、セレナさん根性ありまくります。むしろ逃げてれば良かったのに、と思わないでもない。
その点、王都のクレアとレインは徹底してカズマから逃げ惑い、どうしても逃げられない時は土下座も辞さないあの徹底した態度はこうしてみるとむしろ大変賢い! わりと早い段階でその対応を選んでいるあたり、魑魅魍魎が跋扈する宮廷で仕事しているのも伊達ではないのかもしれない。
セレナの自信の根拠の一つは、あの即死魔法だったんだろうけれど……それ、一番カズマさんに効かんやつや! ってか、めっちゃ効くけれど、すぐ帰ってくるから意味ないやつや!

なんだかんだと、初心者の街に居座り続けてはや15巻。時々他の街に遊びに行ったりもしたけれど、基本的に居を移さず引きこもり続けているにも関わらず、なんだかんだと魔王軍の幹部を何人も倒したりもしてしまってるわけだけれど、いい加減知らんぷりもできなくなってきたんですよね。ってか、世界のマジピンチである。原因→カズマさん。となれば、この男、やる気はないけれど責任感なのか小心者だからなのか、こういうケースでは知らんぷりも出来ないんですよね。おまけに、アクアが勝手に動き出したとなると、結局保護者役からは目を背けられないので……背中を蹴飛ばされるようについに最終局面へと突入になるのでしょうか、これ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 12 ★★★   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典12 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 12】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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待ちにまった学院の前学期休み。早速、家に引きこもろうとするグレンだったが、セリカの強引な誘いによって、極寒のスノリア地方へ旅行にいくことに。
「ねぇ、アルフォネア教授…私達と勝負しませんか?」
旅行中、グレンを独り占めするセリカに見かね、グレンデート権を賭けて、雪合戦大会が勃発!?偶然居わせた女学院の生徒たちも巻き込み、伝統行事・銀竜祭へ参加するのだが…。
「やらかしたもんは仕方ねえ、お前の償いを手伝ってやるよ」
銀竜祭にまつわる逸話と、セリカの失われた過去。二つが交わる時、滅びゆくスノリアの運命に、グレンは立ち上がる!

セリカのこの姉とは違う、育ての母親というキャラクターを崩さないまま、見事にヒロインとして確立されているところは特別感があっていいキャラしてるんですよね。そのバックグラウンドからくるセリカという女性の背負うものの重さというのは、或いはルミアのそれよりも重いかもしれない。
グレンはそれを息子として、家族として、もしかしたら男としても、一緒に背負う覚悟を持っている。いや、セリカの怯えを感じ取ってようやくそれを告げるに至ったのが、今回のお話だったのでしょう。幼い頃に拾われて、それからずっとセリカによって守られて来たという自覚があるからこその、今度は自分が守るのだという想い。これは、どう言い繕っても庇護対象の範疇から逃れられないルミアたち年下の女の子たちには勝ち得ないものである。自分を育ててくれた女性に対しての想いというのは、いつだって男にとって特別なものがあるのだから。
まあそういう母と息子という関係が一時なりとも介在した関係だからこそ、その特別性はシルフィやルミアたちが危惧するものにはストッパーみたいなものが掛かってなかなか成りえないものなのだけれど、でも彼女たちが危惧する程度には二人の関係はもう母子のものを通り過ぎちゃっているのも確かな話。心の壁を容易に乗り越えてしまい兼ねないほどのヘヴィーな展開が待っていそうなだけに、なおさらに。
まあでもこれ、本格的にメインヒロインにならない限りはやっぱり難しい間柄ではあるんですけどね。なかにはヒロインの属性的な序列みたいなものをあっさりと無視して、メインヒロインらしくないヒロインキャラが本命を勝ち取ってしまう、なんて展開をもってくる作家さんも居るのだけれど、この作者さんはそのへんオーソドックスっぽいからなあ。
もっとも、未だシリーズを完結したことがない人であるだけに、結論は出すべきじゃないのでしょうけれど。
セリカが抱えている自身の謎に対する不安感、切迫感、焦燥感というものは前に一度やってるだけに、今回はセリカの過去などだいぶ核心に近づいたとはいえ、二番煎じの感は否めない部分もありました。結局、すべてが明らかになったわけではありませんでしたしね。
「メルガリウスの魔法使い」という童話が、過去の歴史に対して本当に核心に近いものを描いている、というのが明確になったのは物語としては大きな進展ではあるのでしょう。ラスボスらしき人物も出てきましたし。
とりあえず、件の魔法使いの物語がいったいどういうものなのか、というのを一通り大枠でも語ってくれるとありがたくもあるのですけれど。その時その時に断片的に語られるだけだもんなあ。
あと、せっかく以前シルフィたちが短期留学したときに出会った聖リリィ学院の面々が再登場したのは良かったのですけれど、おおむねモブ扱いで進行してしまったのはちょっと勿体なかったですよ。シルフィたちと旧交を温める、というのも中途半端でしたし、ジニーの毒舌は炸裂してましたけれど派閥の頭二人はジニーと比べてもあんまり目立ってなかったですし。折角の学校の外のシルフィたちの同世代の友人たちだっただけに、ちょっと勿体無い再登場だったかなあ。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 14.紅魔の試練 ★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を!14 紅魔の試練 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 14.紅魔の試練】 暁なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫

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ゆんゆんの依頼で紅魔の里へ向かったカズマたちは、恒例となった頭の悪い歓迎を受けつつ、族長試練の対策を練っていた。ゆんゆん曰く、二人一組で受ける試練で紅魔族らしい斜め上を行く面倒な内容とのこと。なぜそこまでしてゆんゆんは族長を目指すのか?そこには里を想う、彼女なりの考えがあり―。一方、夜な夜な爆裂魔法を放つ輩がいると騒ぎになり、真っ先に疑われためぐみん。ゆいゆいの厚意で夜をともにしていたカズマは“爆殺魔人もぐにんにん”の仕業であると知らされる。紅魔を恐怖に陥れる“爆殺魔人もぐにんにん”とは、一体…!?全てのエピソードが終結する時、新たな扉は開かれる!

めぐみん、なんてエロい娘!! この場合、年上のおねいさんに手伝ってもらうのも同級生の娘に手伝ってもらうのも、年下の女の子に手伝ってもらうのもそれぞれ充分エロいのだと思うんだけれどめぐみん、それはエロ漫画のヒロインが事に及ぶときの導入のセリフだぞ。
一応、ゆんゆんメインの話のはずだったのだけれど、開けてみればひらすらめぐみんのヒロインっぷりを堪能するお話でありました。ある意味、ゆんゆんとめぐみんがイチャイチャしている話でもあったのですけれど。
めぐみん、昔はもっとゆんゆんに対して塩対応だったと思うのだけれど、男ができると余裕が出来るタイプの女子なのか、わりとわかりやすくゆんゆんのこと庇って助けてるんですよね、今回。
しかし、意外だったのはこの紅魔の里ですら、爆裂魔法を日課爆破してると怒られるんだ。いや、さすがに王都とか普通の街なら、凄まじい大爆発が毎日起こるとかそりゃ衛視が出てきて捕まるよなあ、と思うところだけれど紅魔の里なら普通に受け入れられそう、と思っていた自分は少々アクセルの街を舐めていたのかもしれない。
紅魔の里ですらアウト、という状況をあっさり風物詩にしてしまっているアクセルの街、紅魔の里やアクシズ教団の本拠と変わらないレベルで聖域になりかけてるんじゃなかろうか。実際、魔王軍幹部何人も滅殺されているわけですし。まあ、前者2つの街と比べて見た目の脅威度が判断つかないだけに、ほいほいみんな引っかかりにくるのだろうけれど。

というわけで、ついに最終ラインが見えてきたといえる魔王軍の影の参謀、現る、の回が訪れてしまったわけだ。
ウェブ版にも登場していた彼女だけれど、この娘、何気に一番アクアを追い詰めたキャラクターでもあったので、書籍版ではどうなるかと思ったらこれわりとマイルドになってません? いや、けっこう深刻になる前にウィズが全部台無しにしていったというか……いや、マジで酷いからな、ウィズさん。仮面の悪魔氏の場合ちゃんと悪意ある作為でネチネチ悪感情を育てる言動で追い落としにくるけれど、ウィズさんてば完全に天然だもんなあ。
今回に関しては、彼女に関しての疑惑って殆どまだ生じてないレベルだったので、この段階で全部ぶちまけていったウィズさん、マジ鬼畜、てな感じになってますよぃ。
魔王軍幹部連中、往々にして酷い目にあって行ったわけですけれど、この方、歴代でも屈指の身も蓋もない可哀相なことになりそうで、今からゾクゾクしてきそうです。

それはそれとして、ダクネスが物凄い間女臭をますます垂れ流しにしだしてて、この残念さが最近たまらなくなっていました。ドM気質が段々と抑え気味になってきて、その分乙女成分が湧き出しているのですが、なぜかそれが純真できれいな愛情へと傾かずにひたすらダメ女の方へと転がり落ちていく原動力になってしまっているという不思議。
被虐嗜好な頃よりもむしろダメさがマシている感すらあるのは、ある意味すごい。もうペットでいいからめぐみんとの夫婦で飼ってあげたらどうだろう。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典11 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11】 羊太郎/ 三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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“フェジテ最悪の三日間”から始まった富国強兵の流れによって、アルザーノ帝国魔術学院に新学院長が就任する。武一辺倒の教育改革にグレンは反発するのだが…。そんな折、先の戦いの失態から、イヴが学院に左遷されてきて!?
「いいわ。私も貴方に力を貸してあげる」
―戸惑うグレンをよそに、改革の是非を懸けた『模範クラス』との決闘に向け、強化合宿を敢行。道を失ったイヴは、生徒たちとの交流を通じて、自分が本当は何を為したいのか気づきはじめ…。改革に伴う裏学院の開放。学院創世の闇に触れた時、代償とするのは、誰がための命―。

とうとうイグナイト家から放逐されてしまったイブ。イグナイト家のために、という事だけを拠り所に無理して頑張ってたにも関わらずこの仕打である。でも、勘当しておきながら次の就職先用意してくれているあたり、わりと親切なんじゃないだろうか、と思ってしまうのは間違っているだろうか。あの様子だと、家名から削除してあとは知らん、となっても不思議では無さそうなくらいの態度だったのに。
それはそれとして、イブは縋っていた支柱を引っこ抜かれてもっと消沈しているのかと思ったら、来てすぐにグレンのクラスの子たちの為に自分から積極的に動いているんですよね。てっきり、最初の時のグレンみたい、とまではいかないまでも無気力惰性で指導してたら生徒たちの頑張りに感化されて段々と教師としての仕事に目覚めていく、という過程を辿るのかと思ったのだけれど。
ほら、グレン先生、あんた自分の所業振り返って反省しなさいよ。
それだけ、イブが真面目で勤勉、ということなのかもしれませんが。先の「フェジテ最悪の三日間」の折に学院の生徒たちと一緒に戦ったことで、最初からこの子たちのためになんとかしてあげよう、という想いが生じていた、というのもあるのでしょうけれど。
こういう本来真面目でロジカルな人が、あれだけヒステリックになりふり構わず手柄あげることばかりに固執していた、というのはそれだけ精神的に追い詰められていた、強迫観念にかられていた、強圧的に追い立てられていた、ということなんでしょうね。父からの命令に逆らえずにセラを死に追いやった罪悪感が、それに拍車をかけていたのでしょう。
そこまでやっていたのに、一方的に捨てられたのですからもっと自暴自棄になっても仕方ない状態だったんじゃないかと思うのですけれど、こうなってみるとグレンはそんな鬱屈を吐き出せる唯一の相手だったんだろうなあ。それも、セラの件で憎悪すらされていることは自覚していたわけですから、頼ることも出来ず余計に歪んでしまっていたのが、今回の一件でようやく吐き出せた、と。
白猫が、こいつはやべえぜ!! と警戒レーダービンビンに反応させてしまっているの、笑ってしまったんだけれど、強敵出現は確かにそうなんですよね。なんか、精神的に落ち着いたイヴは同年代の気後れ無くグレンとぶつかりあえる女性、ということで一気にヒロインレースに躍り出てきた感がビンビンである。
と、久々に落ち着いて生徒たちに指導する学校ならでわのエピソードで、何だかんだと本作ってこうやって教師やってる話が面白いんですよね。今回はイブも一緒に指導してくれることで、ついに生徒たちも実践的な立ち回りを覚えていくことに。これまでのグレンの指導がちゃんと生きていて、それを土台にしてイブの実践的な指導によって一気に実力が開花していく生徒たち、という展開が実にくるものがある。
システィーナも、あれだけ別格の強さを手に入れながらさらに一皮剥けることになって、この子だけはなんか生徒というよりも本当にグレンの一番弟子、みたいになってきた感があるなあ。
惜しむらくは、クラスの生徒たち、みんなちゃんとキャラ立っているにも関わらず、それぞれ単独のエピソードとか殆どないものだから掘り下げ、という点で若干物足りないんですよね。短編集の2巻まだ喚んでなかったんだけれど、そっちで触れてるのかなあ。既にみんなそれぞれに特徴や個性を見せてキャラ立っているだけに、もうちょいこの子たち1人1人のバックグラウンドや中身を覗いてみたいものである。
実質、これが第2部スタート編、ということで本格的に禁忌教典を巡る話になってきそうで、楽しみ楽しみ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)10 ★★★★   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典10 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)10】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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現世への復活を果たした魔人・アセロ=イエロによる、フェジテ崩壊の術式―“メギドの火”。その発動を防ぐべく、グレンたちは、学院、そして宮廷魔導士団の総力を結集する。
「やつを倒す可能性のある手段は…ある」
グレンのワイルドカード。その切り札を使用するために、グレンはもう一度、血に染まった過去の自分と向き合うことに。
「ここに居ちゃいけないんだって…皆に甘えていた」
そして、その出自が周囲に知れわたり、身を犠牲に戦うことを決意したルミアの前には、もうひとりの自分が現れ…世界が破滅に向かう時、二人は自身の罪と過去に対峙する!

明示されているわけじゃないけれど、この巻はまさに第一部完結のクライマックス! という大盛り上がりでした。ルミアの正体がついにクラスメイトたちにもバレると同時に、フェジテの街を焼き尽くすメギドの火が放たれるまでの刻限が迫り、今までの登場人物総出演ときたらそりゃあもうねえ。
ただ流れで最終回、というんじゃなく、今までの積み重ね、蓄積してきたものをここぞとばかりに全部放出するかのような構成は、満を持してという感じなんですよね。クラスメイトたちの成長やルミアの真実を受け止めるに足る交流。万全の力を発揮するに足る白猫とリィエルの心身の充実、ルミアの危うさとそれを克服する為に必要な周囲との人間関係に彼女自身の枷の解放。そして、グレンが自分の過去と向き合い乗り越えることが出来るために必要だった、これまでの教師としての日々。
色んなものが、このクライマックスめがけて収束し、結実した結果がこの最後の大盛り上がりに繋がってるんですよね。主要メンバーのみならず、どころかグレンのクラスの生徒たちだけじゃなく、他の教師やちょい役だった面々、他のクラスの生徒たちに至るまでにちゃんと活躍の場があり、それ以上に今までの事件やエピソードで得た経験を踏まえた成長があり、心得の刷新があり、次のステップに至るためのあれこれがあり、どんな微力であろうとそれをこの一番大事な場面で尽くすだけの勇気を振るい、目の前の絶望的な戦いを乗り越えるだけじゃない、それぞれが新たな自分を掴み取る成長物語らしい本分を捉えていて、ただ今まで出てきたキャラがみんな活躍するというだけでない、清々しいと思えるような燃える展開なんですよねえ。
この作品の物語の本筋からして、どうしたって描写は常に非常時と隣合わせとなるメインの子らが中心となってしまうのは当然だったのですけれど、それでありながらちゃんとグレンのクラスの子たちを疎かにせず出来る限りしっかり描こうとしてきたことが、ここに結実してるんだなあ。
加えて、それが失墜して身も心もボロボロに成り果てたイヴが新たな道を見出すきっかけにも繋がってきたというのも面白い。
それにしても、ルミアはその懐の広さや精神的な落ち着きというヒロイン力の高さに繋がっていた要素が、この土壇場で自己犠牲を厭わないどころかむしろ望んでしまう危うさへとシフトしてきてしまいましたか。
諸々の精神的な弱さや特別性の薄さを内包していた白猫が、むしろだからこそここに来て幾つか致命的な部分を克服してきたからこそ、安定性を増してきたというところも尚更に興味深い。
相変わらずヒロイン力の高さはルミアの方が圧倒的なのにね。グレン先生的には、白猫の方に自分がメンタル不安定になった際の癒やしを感じている、というあたりも。
一連の事件を乗り越えたことで、ずっと一歩自分から引く姿勢だったルミアが堂々と白猫に宣戦布告したのも、仕切り直しとなる第二部以降面白くなってきそう。
その前に、イヴの再起がメインになってきそうだけれど。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典9 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 9】 羊太郎/三嶋 くろね 富士見ファンタジア文庫

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先の戦いから行方をくらましていた宿敵、ジャティス=ロウファン。彼の策略により、ルミアは誘拐され、さらにはフェジテ市庁舎爆破テロの容疑者として、グレンは指名手配を受けてしまい…
「先生!私も先生の力になりたいんです…!」
相棒として着実に成長しつつあるシスティーナ。彼女の助力のもと、事件解決にあたるべく、グレンはフェジテの街を駆け回るのだが、直面したのは存在しえない、かつての強敵で―街ひとつをまるごと崩壊する術式・“メギドの火”をめぐり、フェジテに集結する天の智慧研究会、宮廷魔導士団。それぞれの思惑が交錯し、フェジテ最悪の三日間の幕が開く!
ああ、これはなあ。白猫……システィーナってこの子、どれだけ強くなっても根本的なところで荒事向いていないんだ。能力的にもメキメキ上達してるし、精神的にも土壇場で踏みとどまれる根性がある。それでも、これだけ修羅場を何度もくぐっているにも関わらず、ピンチになるとペキッと心折れちゃう脆さはこれはもう鍛えられない部分なんじゃないだろうか。最後の最後で踏ん張ってみせたとはいえ、毎度毎度こんな感じで疲弊してたらいずれ持たなくなるのは目に見えている。その意味でも、システィーナはどれだけ強くなっても戦いに向いていない一般人というカテゴリーでの役割を得る時期に入っているという事なのだろうか。
ルミアがどんどんアンダーグラウンドサイドへと押しやられているからこそ、白猫が日向の場所を確保し続ける意味が生じてくるのだろう。白猫もそっちへと追いかけていくのは、今回の一件を見る限り厳しそうだもんなあ。彼女はどう転んでも異常者の枠には入れない。
その意味では、イヴ=イグナイトはシスティーナの在り得た未来、とも考えられるんですよね。セラを見殺しにした一件、どうやら裏がありそうというのが今回の話から伝わってきたのだけれど、手柄への執着の理由といい、セラを見殺しにした事への精神的ダメージといい、なにげにこの人、システィーナと同じレベルでこういうダーティーな仕事向いてなかったんじゃなかろうか。それが、本来向いてなかった分野を突き進んでしまった結果がこれなのではないか、と。何気にシスティーナがそんなイヴに自分の理想の将来像を垣間見て、強い憧れを抱いてしまった、というのは皮肉な話でもあり、懸念を感じるところでもあるんですよね。
白猫、凝りてないんだろうか。実際、一流の魔術師を一人で退けてみせた、というのは見事なものだし、この子の強さはあれがフロックではなく、今後も負けない戦いが出来るかもしれないくらいのものだとは思うんだけれど……それでも心が持たんと思うんだよなあ。

ともあれ、ついにタイトルにもある禁忌教典に踏み込んいく話となり、大きく展開が動きました。
ジャスティスが単独にも関わらず凄まじい存在感と蜘蛛の巣めいた手の広さを持つので、三つ巴の争いにも十分厚みが感じられるんですよね。最後までジャスティスの目論見が読めなかったところも含めて。
ここまで来ると、ルミアも元の生活には簡単には戻れなくなっただろうし、さてどう転がっていくのか。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 13.リッチーへの挑戦状 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!13 リッチーへの挑戦状 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 13.リッチーへの挑戦状】 暁なつめ/三嶋 くろね 角川スニーカー文庫

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「ストーカーが現れました!」―逃げ惑い朝帰りをかましたウィズが、バニルやカズマに相談を持ちかけてきた。相手はウィズのことなら何でも知っている!と豪語しており、会って話がしたいと手紙まで送ってくる。対して「襲撃してやる」と、珍しく盛るバニル。その言葉で気持ちに整理がついたのか、ウィズは会うことを決心するのだが…。当日、着飾り、照れくさそうに話す彼女の姿が!?ストーカーに恋?大いなる勘違いが始まる!

あれ? 宝島エピソードって初期の方にやらんかったっけ!? と思ったら、ウェブ版ではやったけれど書籍版では書かれてなかったエピソードなのか。あれ、街中の冒険者たちがみんな小金持ちになってしまってたら全然盛り上がらないイベントだっただけに、ここまで入れるタイミングがなかったと思えばそうだよなあ、となる。先の税金イベントで冒険者たちが持ち金持って行かれたのはこれ以上ないタイミングだったかもしれませんけれど、一度みんな懐が豊かになっているだけにガツガツ感には若干欠けるんですよね。これはもっと最初の方にやっておくべきイベントだったんじゃないかと。だいたい肝心のカズマたちからして屋敷持ちでお金に困ってないだけに。

さて、かつての仲間たちが自分がリッチー化してなんやかんやしているうちに身内同士で結婚してしまってたりして、何気に秘めたる結婚願望があるんじゃないかというウィズ。見事に自分から愛人路線へと爆走しているダクネスに比べると、ウィズの方が健全な気もするのですが何しろ相手がなー。
そもそもリッチーになった経緯から、ウィズ主役の過去編などを見てると彼女がバニルのこと凄く意識しているのは間違いないんですよね。バニルは自分には性別がない、と前々からのたまってますけれど、それを言ったらウィズだってもうアンデットなんだからあんまりそういうこと関係ないんですよねえ。今回の一件でも、熱烈に迫られて満更でもない様子を見せながら、ほらほらぼやぼやしていると私持ってかれちゃいますよ、とウィズがバニルに必死にアピールしているのがなんともはや。いやうん、気持ちはわかるがバニルにその手のアピールは完全に無駄じゃないかなあ。
実際、無駄ではあるんだけれどそれでもバニルの方がウィズの必死さに絆されちゃってるんですよねえ。あの対応見てると、バニルってウィズには何だかんだと超甘いよなあ、と思わざるをえない。なんだかんだと、良いコンビである。
一方で別の意味で初期よりも良いコンビになるつつあるのが、カズマとダクネス。
ダメ人間、クズ人間っぷりに拍車がかかるカズマに対して、その手のろくでなしがドストライクなダクネス。何気に相性としては最初の頃よりもむしろぴったりになってきちゃってるんですよねえ。正妻としてめぐみんがちゃんといるおかげで、ダクネス好みのダメな関係に着実にステップアップしてきちゃってますし。もう完全に性欲モンスターじゃないか、この貴族娘。色んな意味でもう時間の問題だよなあこれ。
あと、最近エリスさまが超やべえ感じになってきていて、かつての「真ヒロイン」像が段々と遠ざかっていっているような……w

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 12.女騎士のララバイ ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!12 女騎士のララバイ (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 12.女騎士のララバイ】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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ダクネスを「ママ」と呼ぶ謎の少女の出現に一同騒然…。事情を聞けば、ダクネスのいとこで、彼女を母のように慕って遊びにきたのだという。一方ダクネスは貴族の仕事に精を出すべく、高額所得冒険者の税金取り立てを開始。まんまと捕まったカズマは、ひとつの手枷でダクネスと繋がれ、一晩を共にすることに。その夜、ダクネスから「お前は、めぐみんの事が好きなのか?」と問われ―。女騎士の意地と涙、決意の嵐が吹き荒れる!

うおおおっ、ララティーナさんガチじゃないですか! この女騎士、いつもカズマ襲ってるな(性的に)とかいうのは言わぬが花。いやでも、マジにララティーナさん、ここまで本音で告白しちゃって大丈夫なのか!? なんか真面目なラブコメみたいじゃないか、って真面目なラブコメってなんだろう。うん、真面目にラブコメしてるかどうかですね、そのへん。最近、めぐみんがマジでカズマとの男女のお付き合いについてアプローチしはじめるものの、まだ仲間以上友達未満、エッチなのはいけません、という若干腰が引けている、現状維持を最優先にしつつ唾つけおけ、みたいな迫り方をしてきているので、ララティーナさまの方もめぐみんに対抗して迫るくらいはするものの、
こっちも今まで通りが一番良いという立ち位置だけに、似たようなヘタレ具合に終始するんだろうなあくらいに思ってたんですよね。
忘れてた、この女騎士ブレーキ壊れてるんだった。
今までと同じでいいじゃないか! と本気で泣き叫びながら本気で襲い掛かってきて自分から現状をぶち壊しにかかるこの繊細性のかけらもない見境のなさ。計画性の無さ。とりあえず勢い! わりとヤッたもん勝ち思考。そのくせビビリでメンタル弱し! さすがはダクネスである、やったね!
めぐみんって、根が魔性なせいかどっかしら勿体ぶるくせがあるので、なにかあるとつい勢いで一線を越えてしまおうとするダクネスの方が手を付けるの早そうだよなあ。ただ、カズマがあれだけ貞操観念があるとは思わなかった。もっと普通にクズマさんだと信じてたのに。お前みたいな奴がサキュバス先生たちに定期的に処理してもらって常在賢者してようが、いざとなったら賢者で居られ続けるはずがなかろうに。
あと、生乳わりと見てるんじゃなかったか、こいつ。少なくともダクネスのは見てたと思ったんだが。
なんにせよ、めぐみん既に正妻の余裕みたいなのを見せてるけれど、若干ダクネスの暴走グセを甘く見ていたところはあるようなので、ダクネスがあそこまでやっちゃうのは流石に想定外だったんだろうな。
さすがに、まさかの逆転負けはなさそうだけれど、愛人枠としてはダクネスほどピッタリは人材はいないわけっで、めぐみん的にはOKなんだろうか。
あと、エリス様。なんか出るたんびにポンコツ化してますねえ。アクアが駄女神として頭一つ抜けているのでいくらポンコツやらかしても下には下がいるからかあんまりやらかした感ないかもしれませんけれど、十分やらかしてますからね。しかも、暴走癖まで発露させてしまって。きぐるみ相手に取っ組み合いしてるエリス様、絵面が素晴らしすぎるのでこれ、イラストかアニメでみたいなあ。
そういえば、結局ダクネス子持ち疑惑はそれほどトラブらずに収束してしまいましたね。最初から姪っ子というオチが明らかになってしまったせいもあるのですけれど、てっきり未来から現れた実の娘路線かと思ってたのに。新登場した姪っ子も、さすがに「こめっこ」やアイリスという幼女枠に個性的な面々が埋め尽くされているので、ここでさらにキャラとして濃すぎる幼女が出てきても、という判断があったのかもしれないですが、それにしても出番少なかったなあ。もうちょっとダクネス弄りのネタとしても絡んできてほしかった気もするけれど。
そろそろゴールも見えてきたかのようなコメントも出てきてますけれど、まだ12巻なんですよね。あと倍は行ける行ける。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 8 ★★★☆   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典8 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 8】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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成績不振による退学を回避するため、聖リリィ魔術女学院に短期留学することになったリィエル。システィーナとルミアも同行し、さらには男子禁制の楽園でお嬢様を手玉に取ろうと、グレンも女に変身し、臨時講師として赴任することに!?…しかし、そこで見たのは、お嬢様グループ同士の抗争で!?
「あっれー??ボクが想像してたのと全ッ然ちっがーう!!」
女学院という名の鳥籠。先の見えた人生にくすぶる彼女たちは破天荒なロクでなしの姿に触れて―
「断言してやる。俺ならお前達を『魔術師』にしてやれる」
グレンの講義が、箱庭の少女達の運命の鎖を引きちぎる!
やっぱりグレンは「先生」してるときが一番面白いなあ。
教え導くなんて柄じゃあ全然ないのだけれど、彼自身行き詰まってにっちもさっちもいかない時があった人生経験からか、同じように停滞してしまっていたり鬱積に沈んでしまったりしている子を見るとなんだかんだとちょっかいかけるんですよね。面白いのはそれが手取り足取り十全手を引っ張る補助ではなく、ちょっとした新しい視点の捉え方、見地の得方ってなもんで、言わば選択肢を増やして出来る範囲を広げていくことなんですよねえ。
それは選択肢の無さにこそ魂を淀ませていた聖リリィ魔術女学院の面々にこそクリティカルだったのでしょう。あの手のひらを返してのモテモテっぷりは、閉塞の打破という観点が大きかったのではないかと。アルザーノ校では、教育方針の旧態化に対して生徒たちが逼迫していたわけではないですからねえ。それに、講師としての能力を示す以前にこれでもか、とロクデナシさを見せつけられた上で、講師として真面目に活動するようになってからも、人品の卑しさは日常的に露呈し続けるのを見せられた以上は、生徒たちとしてもまあ無闇な信奉はできないよなあ、と。十分、慕ってはいるんでしょうけれど。
とはいえ、セリカの授業のお陰でグレンの講師としての能力の高さをみんな痛感したようですから、帰ってきたらそれはそれで大歓迎されるんじゃないでしょうか。

というわけで、リィエルの退学回避のために、ルミアとシスティーナを連れて女学校に短期留学することになったグレン。もちろん、グレンは先生として。女教師ですよ、女教師w
こいつ、ちゃっかり女風呂に入ってるんですけれど、ちゃんと粛清しないといけないんじゃないでしょうか。
今回わりと怖かったのがルミアの方で、グレン先生の周りに女の影がまとわりつくことに関してこれまでは寛容の一言だったのですが、どうやらそれはちゃんと理由と原因があり、相手が親しい人物であったからこその寛容であったようで、知らないよそ者の小娘どもがグレンをちやほやするのを目の当たりにした時の、あのひんやりとした雰囲気は、真っ当に機嫌を悪くして怒っていたシスティーナよりもよっぽどヤバかったです。
ある日突然肝臓にナイフをぐさり、系だったりしそうだよなあ、ルミア。
しかし、これまでグレンの薫陶を受け、数々のヤバい事件をくぐり抜けてきたシスティーナとルミアだと、やっぱり実戦も知らない箱庭のお姫様たちじゃあ格が違うのか。そりゃ、修羅場の経験が段違いだもんなあ。ちゃんとこれまでの経験がフィールドバックされた活躍を、システィーナもルミアも見せてくれて、これは痛快でしたねえ。特にシスティーナは何度も弱い面をさらけ出さされて、失敗や屈辱にグチャグチャになる場面を見続けただけに、その成長を強く感じさせてくれる今回の話は、なんとも気持ち良いものでした。

一方でリィエルの方は、個人的に新しい友人を作って友好を深める、というグレンやシスティーナ、ルミアにべったりで、離れると泣いてしまうほど幼かった姿からも、これまた成長と自立を強く感じさせる話でもありました。自己の存在や意思が極めて薄かったリィエルが、ルミアやシスティーナと育んできたものが、こうして結実するのを見るのは感慨深いものがある。
てか、リィエルと親交を深めることになったエルザ女史、何気にとんでもないキャラなんじゃなかろうか。魔術抜きでかなり凄いことしてるんですけれど。近接無双はリィエルの独壇場でしたけれど、これエルザのトラウマが解消されて本格的に実力を発揮できるようになったら、リィエルとのコンビ、かなりとんでもないことになりそう。二人の関係についても、なんかとんでもない方に行きそうな気配もありますが。周囲に温かい視線が……w

新キャラとしては、派閥トップのお嬢様二人よりも、毒舌忍者のジニーが良いキャラすぎて、かなり存在感喰ってた気も。エルザとジニーはこのまま合流しても不自然なさそうなくらい、馴染んでましたねえ。どうも話の流れによってはお嬢様ズと合わせてまた登場しそうですけれど。
久々に先生なグレンを堪能できて、良い回でした。何気に、帝国の闇について結構核心的な部分まで踏み込んでた気もしますが。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 11.大魔法使いの妹 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!11 大魔法使いの妹 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 11.大魔法使いの妹】 暁なつめ三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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無事アイリスの護衛任務をやり遂げたカズマは王宮で贅沢三昧の日々。見かねた王女の側近に追い出され、屋敷に戻ってみると、めぐみんの妹・こめっこが訪ねてきた。しばらく同居させることにしたカズマたちは、こめっこを冒険者ギルドへ。「姉ちゃんがこの街の冒険者はすごいんだって言ってたよ!」という無邪気な発言にのせられ、面倒なクエストを引き受けることに―。おだて上手な小悪魔がアクセル中を惑わす!?妹スペシャル!!
こらぁ! うちのアイリスになにしとんじゃこらぁ!
わりと影響を受けやすいアイリスだけれど、カズマのせいでガチでわりとダメな方に影響受けてしまっていて、これは確かに教育に悪いです。いや、コギャル化が悪いとは言いませんけれど、アイリスにはだめーー!!
ウェブ版でもこの王宮に居座って帰らないクズマさん編は好きだったのですけれど、書籍版ではその展開なかったんですよね。アイリスとの付き合いも長くなって今更もうないよなあ、と思ってたらこの段階で突っ込んでくるとは。もはやクレアたちもカズマのこと舐めちゃいないはずなのですが、それでも本気で居座りだしたら誰も太刀打ちできないというゴキブリのごとき質の悪さw しかもこのクズマさん、大貴族のコネと金という魔性の力まで持っているので何気に全方位にスキがない!
クズマさん、ほんとクズやってるときが一番輝いてるよ。キラキラ輝いてるよ!!

さて、クズマさんがアクセルの街に強制送還(記憶消去済み)されてから、久々にゆったりとアクセルの街でドタバタするわけですけれど、ここで輝くのがめぐみんなんですよね。もうなんか、正妻の貫禄が滲み出ているというか。まだ恋人関係には至っていないのですけれど、めぐみん自身カズマのこと好きと公言してますし、それでいて急かすでもなく焦るでもなく、ちょこちょこカズマを煽りつつもカズマに対しても周囲に対しても余裕たっぷりの態度なんですよねえ。それも慢心とかじゃなくて、あれは自信というべきなのか。
まだフラフラしまくってるカズマさん、もうクズマさんなんだけれど、そんなカズマの態度にも怒らないですし、けっこう掌の上的な扱いも垣間見えるんですよねえ。
今回、里の方から魔性の妹ことこめっこが遊びに来て、それこそカズマたちどころかアクセルの街全体を自在に弄ぶことになるのですが、めぐみんも十分魔性の女だよなあ。

あと、紅魔の里はガチで魔王軍に一度滅ぼされた方がいいと思います。と思ってたら、ガチで魔王の娘さんが襲来したようで。ってかあれ、襲撃とか襲来じゃなくて殴り込みなんじゃないだろうか。そりゃ、自分の部屋が恒常的に覗かれてたら、それも観光資源扱いされてたら、そりゃブチ切れますがな。
それ以外にも魔王城に対する嫌がらせがガチレベルで、ぶっちゃけもうこれ戦争するしかないよね、という代物で、カズマの言う通り魔王軍と人類との戦争の理由と原因と要因って、殆ど紅魔の里とアクシズ教徒じゃないのか、という疑念、マジで当たってるんじゃないだろうか。
今まで聞いた限りだと、なんかもう魔王軍の方ひどい目ばかりあってて同情するばかりだし、王家の方完全にとばっちりなんじゃなかろうか。

そして、安楽少女再び。パワーアップした安楽王女というモンスターとの討伐戦なんだけれど、相変わらずこれはクズを極めたクズマさんしか相手にできんわー。んでもって、もはや出てきただけで爆笑モノのアイテム「嘘をつくとチンチンなる嘘発見器鐘」。このアイテム出てくると、ほんともう掛け合いがヒドイことになって面白いのなんの。もう一巻に一回くらい持ちネタ扱いでこれ使ってくれてもいいんじゃないか、と思うくらい。

今回は原点回帰ということで、アクセルの街で色んなドタバタ劇を、という構成でしたけれど、最初の頃と違う部分も大いにあるわけで、仲間内の関係であったり(相変わらずな向きもありますが)、他の街の冒険者たちとの関係であったり、これだけ冒険者間で和気あいあいとしている作品も結構珍しい気も。ってか、みんなからララティーナ呼ばわりされてる時点でアレでしたけれど。
まあこれはこれで進展しているのかなあ、とニマニマしながら楽しませていただきました。やっぱりこのノリ大好きだなあ。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード) 7 ★★★   

ロクでなし魔術講師と禁忌教典7 (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)7】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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「久しぶりね、グレン。会えて嬉しいわ」「はっ…俺はテメェにだけは会いたくなかったがな…ッ!」
迫る『社交舞踏会』に学院が沸く中、グレンの前に因縁浅からぬかつての上司―宮廷魔導士団特務分室の室長、イヴ=イグナイトが現れる。『社交舞踏会』に乗じた天の智慧研究会による『ルミア暗殺計画』を聞かされたグレンは、舞踏会を中止しようとするのだが…。イヴは逆にルミアを餌にした非道な作戦を提案してきて―。ルミア護衛のため、グレンは半強制的にダンス・コンペでルミアのパートナーとして優勝を目指すことに!特務分室VS天の智慧研究会、最後に微笑むのは―。

うへえ……いや、新登場のヒロインがこんなやたらヘイト高いキャラで大丈夫なんだろうか。どうせ、あとで好感度の低さは挽回してくるんだろうけれど、元値がこれだけマイナスだとそう簡単にはあがるもんもあがらんですよ。
それに、幾ら強キャラで能力は高いと言っても、今回の一連のやらかし具合を見せられるとポンコツとかじゃなくて純粋に「無能」が極まってるんですよね。ちょっと目が当てられないレベルで。
部下からも好かれてないし、上に対してもかなり強引な振る舞いや脅しまがいのことをしているようなので、敵ばっかり作ってるようにしか見えず、利益目当ての味方ですら集めてないんじゃないだろうか。信用的にも信頼的にも損得的にも権力的にも政治的にも、えらい叩き潰されやすそうな孤立状態にしか見えない。普通、嫌われ者なら嫌われ者らしくきっちり身の安全をはかる保身能力については高いはずなんだけれど、この娘の脇の甘さみると、その手のことちゃんと考えてるような節見えないし。
配下の身からするといつ利用されて使い捨てられるかわかったもんじゃないから、後ろから銃弾飛ばすことは常に頭よぎるだろうし、もし自分が女王陛下だったら有能だろうとこんな危ない制御できない駒は何としてでも潰すだろうなあ。

ともあれ、相手が用意した暗殺の舞台にわざわざ乗っかって、同じ土俵で勝負して手柄をたてようという元上司のわけのわからん策に無理やり噛まされ、可愛い生徒たちを人質に取られて守る羽目になったグレン。
今回ばかりは同情を禁じえなかったです。敵と戦う前に味方であるはずの上司に雁字搦めに縛られた挙句に邪魔され続けたようなもんですもんねえ。イヴさん、見事なくらい最初から最後まで役立たずでしたし。まったく挽回の機会ないまま終わったし。失敗しまくったけれど、最後にちょっと活躍して取り戻した、という程度のこともできなかったし……。
一方で、ガンガンと才能を開花させていっているのが白猫ことシスティーナの方で、覚悟も能力も未熟という以前に、どれほど優秀であっても一般人の女の子に過ぎなくて、本物の実戦や死の恐怖に怯えて泣いて勇気も奮えない臆病な子が、それでも挫けずに努力を続け、なけなしの勇気をかき集めていつしか心の芯に剣を宿し、弱さを克服していた様子は、ただ能力的に優れているだけのイヴと対象的なんですよね。
彼女を未熟と断じながら、もしかしたらグレンよりもシスティーナを評価しているのかもしれないアルベルトの言葉が今回は非常にしびれました。
「信頼に対する真の応えとは、責任という重圧に耐えて、行動を起こす事だ。己の為すべき事を見据え、逃げず、それに立ち向かうことだ」

自分に投げかけられたこの言葉を噛み締めて、受け止めて、胸に宿して体現しようとするシスティーナ。成長の物語としては、本作において彼女こそが主役なんだよなあ。
でも、最近なんとなくシスティーナはアルベルトとの絡みの方が重たくなってきている節があるんですよね。一方で、ルミアの方は天の智慧研究会の陰謀の核心を担うキーキャラクターとして、物語の謎を一身に背負う存在として、そして悲劇と悲恋を抱えるヒロインとして、メインヒロインの潮流に乗った感もあり、あれ? マジでルミアの方がメインヒロインとしての比重を増してきた? って感じなんですよね。
ルミアの健気さって、むしろ身を引こうとすればするほどスポットがあたる属性みたいなもんですし、やっぱり華があるんだよなあ。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団 ★★★★   

この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を!スピンオフ 続・この素晴らしい世界に爆焔を! 我ら、めぐみん盗賊団】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「盗賊職求む。正義のためなら犯罪行為も辞さない、やる気のある方限定」
エリス感謝祭で出会った銀髪盗賊団に憧れ、彼らを(勝手に)お手伝いするべく盗賊団を結成しためぐみん。肝心の団員は、万年ぼっちのゆんゆん、世間知らずの王女アイリス、アクシズ教プリーストのセシリーと問題児ばかり…。それでもめげずに、悪徳貴族を懲らしめるため盗賊活動に精を出すが!?めぐみんキャラクター人気投票1位記念企画、待望の書籍化!
いやいやいや、ゆんゆんにアイリスにクリスってみんな作中ではかなり常識人サイドですよ? セシリーさんはともかくとして。セシリーもアクア枠だと考えたらだいぶマシなんですけどね。アレと比べると断然マシなんですけどね!!
ただわりとめぐみんも彼女主役だと大人しめなんですよね。めぐみんやダクネスが暴走してしまうのって、カズマにあらかたぶん投げられるから、という気がしないでもない。いや、気のせいか。
それでも、自分がリーダーとして周りを引っ張っていくとなると相応に苦労が降り掛かってくるわけで、その周りのメンバーがやたらと問題を引き起こす人材だったりすると、加速度的に責任者への面倒が増えていくわけだ。
その苦労を、めぐみんもこうして実感するわけですね。意外と想定外に弱い、というよりもキャパオーバーするととたんにビビリはじめてしまうめぐみん、そこらへんはヒロインとしての愛嬌にも繋がってるんですよね。アクアはそのへん、一切後ろを顧みないから完全にヒロインとして埒外になってしまってるしw
しかし、めぐみんが主人公だと余計にカズマへの好き好きがあからさまというか、隠しておらず堂々としている分、カズマ側から見ているよりも彼女の本気度、ベタ惚れ度が明確になってゆんゆんやクリスが臆するのも無理ないや。恋に恋するお年頃な少女たちの中においては、めぐみんの「大人の女」の意気というのは格の差としてぶちまけられてしまっているので、めぐみんが一番偉い顔してるのに違和感がないww
そして、何故かダントツで面白枠へと突き進んでるクリスさん。カズマもクリスも世界最高レベルの運の持ち主なんだろうだけれど、この場合運のよさって字面通りに理解していいんだろうか。クリス自身も首を傾げている通り、ふたりともやたらとピンポイントでえらい目に遭うポディションを自分で踏み抜いている感アリなんですよね。運がいいってなんだろう?
ただ、クリスもそろそろ常識人枠としてのボロがちらほらと剥がれ落ちてきているような。いい具合にポンコツヒロインになってきましたよ? 喋れば喋るほど残念なところが見えてきてしまっている。
バニルたちのこと、本気で気がついてないのか?
ところでこのさり気なく作中世界最強の実力と権力と火力と規模を持った非合法になんでもやってしまえる組織、後始末どうするんですか?
やろうと思えばとっととこの連合盗賊団で魔王軍吹きとばせそうなんですが。ってか、盗賊団ってどういう意味でしたっけ!?

誤解、というか勘違いをダラダラ引っ張らないというのも、暁さんの特徴なんですかねえ。勿体つけずにサクッと変に絡んでしまった糸を解いてしまいながら、その解いた状況を新たなコメディの場へと転換していく。この鮮やかな手際はお見事の一言。コメディ、或いはギャグのネタの最近のキレキレっぷりも去ることながら、この淀みのない話の転がし方もまた作者の大きな武器なんだよなあ、というのを改めて認識した次第。
それにしても、やっぱりクリスには癒やされますなあ。さすが、我が心のメインヒロインw
あと、ダストの正体ネタこっちにぶっ込んできたんですねえ。本編じゃないけれど、一応伏線になるんだろうか。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 10.ギャンブル・スクランブル! ★★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を!10 ギャンブル・スクランブル! (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 10.ギャンブル・スクランブル!】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「私、この国のために頑張りますから」
魔王軍との戦いに備え、王女アイリスみずから隣国エルロードに資金援助を頼みにいく。ついでに婚約相手の王子にも会ってくる―その知らせを聞いたカズマは、可愛い妹の婚約を阻止するべく(あと資金も獲得するため)、護衛を引き受ける。無事到着した一行を迎えたのは、王子の「支援は打ち切り、婚約も破棄」という無情なひと言で!?王国のためアイリスのため、カズマの頭脳と強運が冴え渡る!!
ええっ!? アイリスってそんな強キャラだったの!? 王族全般がここまで強いって、勇者召喚いらないじゃん。ってか、王族が勇者でいいじゃない。ぶっちゃけ、なんで魔王軍に苦戦しているのかわからんレベルの強さなんですが。
というわけで、このトラブルメーカーたちを他国に送り込む王国中枢部は神算鬼謀が冴え渡ってるんじゃなかろうか。まあ、自分ところで体験済みだったからなあ。でも、それをアイリスの婚約をダメにするために躊躇なく利用しようとするあの眼鏡はアイリスラブに頭おかしくなっているにしても有能であろう。
取り敢えずダクネスはそろそろ自分だけ常識枠にいる勘違いを正して、同類ということを自覚するべきなんじゃないだろうか。その前に、もうララティーナの評価が完全に痴女で定まってしまった感もあるのですが。
というわけで、カジノの国エルロード国についても相変わらずやりたい放題自重しないカズマたち。こいつらの凄いところは、調子乗りまくってもうやらかしまくるにも関わらず、やりすぎてもそれで痛い目に遭うような間抜けなことはきっちり回避してみせる抜け目の無さ、狡猾さなんですよねえ。往々にしてアクアが全部ダメにしかねない失敗をやらかしたりするのだけれど、そこらへんのカズマのフォロー力は尋常じゃないですし。悲鳴をあげながらも、うまいこと修正して結局やりたい放題路線に引き戻してしまうんだから。それでいて、やりたい放題やりながらもそれが不快感につながらないコミカルさ、相手をギャフンと言わせながらも不快の境界を超えないその絶妙のバランスが痛快さに繋がってるんでしょうねえ。今回のカジノでのやりたい放題だって、普通だとどこかで痛い目に遭いそうなものなのに、カズマが痛い目にあう場面ってわりと慎重に選別されているというか、ここはあかんやろう、というところだったり事件の発起部分だったりするのは考えられているのか、作者のセンスなのか。
しかし、嘘発見器のチンチンベルネタはどこで持ってこられても笑ってしまう。あのアイテムネタは天丼気味ではあるんだけれど、どうしても笑ってしまうなあ。面白い。

ところどころでめぐみんとアイリスが知らないネタで会話しているのは、スピンオフネタなのか。それは新刊の方で把握するとして、アイリス相手に偉そうぶってるめぐみんとカズマ相手に色気づいてるめぐみんは精神年齢に相当ギャップがあるなあ。
そして今回のメインヒロインのアイリス。まだカズマの対象年齢ではないとはいえ、めぐみんでOKならアイリスでもいいじゃない、と思うんだけれどこれいかに。アイリスについてはエリスさまと似た感じで癒やし枠なので、今後もコンスタントに出演して欲しいところであります。

シリーズ感想

この素晴らしい世界に祝福を! 9.紅の宿命 ★★★☆  

この素晴らしい世界に祝福を! (9) 紅の宿命 (角川スニーカー文庫)

【この素晴らしい世界に祝福を! 9.紅の宿命】 暁なつめ/三嶋くろね 角川スニーカー文庫

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「その者こそは私が求め続けていた宿命のライバルでしょう!」魔王軍幹部の一人、邪神ウォルバクの手により、王都が危機に陥っている―そんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線となっている王都付近の砦へと向かう。そこで判明したのは、邪神ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実で―。再び狙われるちょむすけ、めぐみんを襲う過去の因縁、最強の爆裂魔法と爆裂魔法が今、交差する!
初っ端から飛ばすなあ、ダクネスさんも。でも、最近のダクネスさんは自分から突貫するMと、恥じらいと、観念してのまな板の鯉を見事に瞬間瞬間に使い分けるので、実にそそられるエロヒロインになってるんですよねえ。ただただドMなだけだったらドン引きされるだけなのだけれど、緩急を覚えたというか釣り針に食いつかせる動きの妙を獲得したというか、天然で抜き差しならないところに引き込む魔性を徐々に得てきたような気がする。それを台無しにしてしまうへたれさも、ララティーナ様は脱却できないところなのだけれど。
対して、その手のヘタレさも、天然という制御のきかない能力に頼らず、敢えて自覚的に魔性を操りだしたのが最近のめぐみんなんですよね。
もうこのめぐみんをロリっ子とは呼べないだろう。それくらい、成熟した女性としての色気を醸しだすようになってきた。ダクネスが緩急とすれば、めぐみんのそれは侵食であると言えよう。退くことなくジワリジワリと際限なく押し出してくる。いつの間にか逃げ場がなくなり、気がつけばベッドの端に追い詰められている始末。
これだけ攻め押されながら、このめぐみんを「キープ」に留めようとするカズマの鬼畜さはもはや尊敬に値するんじゃなかろうかw
いやキープとか言ったら失礼だけれどさ、カズマの場合肝心なときにヘタレてるというよりも、逸って手を出してめぐみん一人にのめり込んでしまうギリギリのタイミングをうまいこと見極めて綱渡りしている感触なんですよね。逃げるんじゃなくて、ギリギリまでペロペロなめまわして堪能しておきながら引き返せない一線手前で引き返して、美味しい想いはしたけれど責任はまだ取らなくていいくらいは楽しんだよ、みたいな感じで。
鬼畜! 鬼畜!!
まあこの男の場合、一線を超えてしまっても、それはそれこれはこれ、で引き返せないはずのところからひょいひょい引き返してきて、ダクネス沼にも飛び込んでいきそうだけれど。
ああ、なんて鬼畜!!

ウォルバク戦は、思ったよりも盛り上がらなかったかなあ。外伝での彼女とめぐみんたちとの因縁を本編でも掘り下げていればよかったのだけれど、わりとあっさりと決着がついてしまった上に、ウォルバクサイドからのめぐみんたちへの思い入れ、みたいなものを彼女の声として直接的に聞けなかったせいもあるんだろう。
むしろ、アクアとの女神間低劣度紛争ならぬ低レベル紛争の方がバシバシ火花が飛び散りつつ、しょうもない張り合いになってて盛り上がっていた気が……。相変わらずアクアのあの水の女神関係ない意味不明スキルの効用はなんなんでしょうね。いつから土木の神様になってた。いや、役に立ってるんだけどね、情勢を一変させるキーキャラクターだったんですけどね、毎度おなじみアクアさんぇ、になってるあたり、さすがアクアですね。
しかし、何気にやっぱり紅魔族の切り札であるテレポートって、ガチで切り札なんじゃないだろうか。紅魔族の村の決戦でのテレポート無双は色んな意味で酷かったけれど、ガチの戦術としても火力と組み合わせたらとんでもない事になるもんねえ。
ところで、今回ダクネスはカズマにパンツ脱がしてもらってた以外に何かしてたっけ? と思ってしまうのはこれも毎度のことなのかw

さあ、次回は人気投票でもがっちりベスト3に入ってきた我らが妹アイリス再びでありますよー。

シリーズ感想

ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)6 ★★★☆  

ロクでなし魔術講師と禁忌教典 (6) (ファンタジア文庫)

【ロクでなし魔術講師と禁忌教典(アカシックレコード)6】 羊太郎/三嶋くろね 富士見ファンタジア文庫

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講師として頑張ることを決意した矢先の解雇宣告。クビを回避するには自腹での古代遺跡の調査が必要で―金欠のグレンが思いついた手段は…生徒を利用するという相変わらずロクでもない方法で!?天使ルミアの厚意で生徒たちの協力を得られたグレンだったが…なぜかセリカも同行することに!?遺跡に眠る世界の深淵に触れた時、家族の絆が試される!!
グレン先生って大概大人げないというか性根がガキというか、この普通にロクデナシなのはそろそろ何とかした方がいいんじゃなかろうか。その意味では講師という真っ当な職につくことで真人間としての再教育を受けているようなものなんだけれど、本来教わるべき生徒たちに負わされる余計な負担を思うと、なんともはや。まあそのグレンが持ち込んでくる要らんことが、生徒たちにとっても良い経験になっているのだから、結果としては悪くはないのだけれど、毎回理由が理由だからなあ。
今回の首騒ぎもいい加減自業自得なのだけれど、その挽回に生徒たちを巻き込んで利用しようとするあたり、本当にロクデナシですね、と言いたい。
そんなグレンに負けず劣らずの面倒臭さを発揮しまくっているのが白猫シルフィーナである。この娘も成長せんというか、自縄自縛の素直になれなさにはホトホト可哀想になってくる。いくつも修羅場を潜ったことで土壇場の度胸とかメンタル面の強化はなされているはずなのに、性格に関してはあんまり成長してないあたりグレンと似た者同士なのかもしれない。でも、白猫のこの本気なダメダメ感が常につきまとうヒロイン像って結構好きなんですよね。ルミアがパーフェクト・エンジェルすぎて、ヒロインとしてどう成長しようとも太刀打ち出来ないのを、敢えてヒロインとして弱点となる要素をゴテゴテと身にまとうことでダメダメで面倒くさくて余裕がなくて古代文明オタクという本来アカン方向から迂回突破しようという姿勢にはなかなか見るべきものがあるんじゃないか、と思うのだ。
ダメな子ほど可愛い理論である。
とはいえ、今回のメインヒロインは圧倒的にセリカだったのですけれど。前回のセリカの過去を語る短編はまさにこの第6巻のために用意された前菜だったわけですなあ。
セリカの抱えている寂しさ、絶望感はすでに染み入るように理解できているだけに、それを埋めるためにセリカがどれだけ必死なのか、セリカにとってグレンという「家族」の存在がどれほどのものだったかを改めてつきつける、家族の絆の物語でありました。セリカもグレンも心に悲鳴のような軋みを抱え込んだ人間なだけに、それを癒やすためにも本当の意味で掛け替えのない関係なんだよなあ。一歩間違えれば共依存になりそうな深みでもあるのだけれど。グレンにしてもセリカにしても、親バカマザコンがいささか度が過ぎてるくらいだし。母親と息子という関係と言うには、ちょいと偏位がありますし不思議な距離感でもあるんですけどね。これ、グレンをお婿に貰ったらもれなくセリカもついてくるよなあ。口では色々と保護者らしいことを言っているけれど、このセリカさんがグレン離れ出来る要素を微塵も感じないのですがw

セリカの暴走に端を発して、怒涛の勢いで世界の秘密というべき情報が詳らかにされていってしまったんだけれど、果たしてそこにグレンの存在がどう絡んでくるのか。ルミアが重要なキーパーソンであることは間違いなさそうなのだけれど。しかし、あっさりと最強キャラであったセリカの戦力をダウンさせてしまったなあ。こういう師匠系キャラの戦力を削るパワーバランス調整はありがちだけれど、結構なあからさまさだったのでうちっと上手いことやって欲しかった気もする。

シリーズ感想
 
9月14日
【ダンジョン飯 8】
 九井 諒子(ハルタコミックス)

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【ヒナまつり 17】
 大武 政夫(ハルタコミックス)

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【欅姉妹の四季 3】
 大槻一翔(ハルタコミックス)

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浅草鬼嫁日記 七 あやかし夫婦は御伽噺とともに眠れ。
 友麻碧(富士見L文庫)

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あやかし万来、おむすび処はじめました。 押しかけ仮旦那と恋患いの狐
 蒼井 紬希(富士見L文庫)

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神華後宮厨師伝 偽りの天は花梨で邂逅す
 真楠ヨウ(富士見L文庫)

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織ノ王国物語 七番目の王子と忠誠の剣士
 あさぎ 千夜春 (富士見L文庫)

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仮そめ夫婦の猫さま喫茶店 なれそめは小倉トーストを添えて
 岐川 新(富士見L文庫)

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ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さん
 新井輝(富士見L文庫)

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華仙公主夜話 三 その麗人、後宮の禍を祓う
 喜咲冬子(富士見L文庫)

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【反逆のソウルイーター ~弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました~ 1】
 玉兎(アース・スター ノベル)

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【領民0人スタートの辺境領主様 3】
 風楼(アース・スター ノベル)

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【元英雄は平民として暮らしたい~勇者パーティを理不尽に追い出された俺。これを機に田舎で暮らし始めたけど、周りが俺をほっといてくれない 1】
 茨木野 (アース・スター ノベル)

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【即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 7】
 藤孝剛志(アース・スター ノベル)

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【二度転生した少年はSランク冒険者として平穏に過ごす~前世が賢者で英雄だったボクは来世では地味に生きる~ 3】
 十一屋 翠(アース・スター ノベル)

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【優しさしか取り柄がない僕だけど、幻の超レアモンスターを助けたら懐かれちゃったみたい】
 ねこ鍋 (アース・スター ノベル)

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【魔剣使いの元少年兵は、元敵幹部のお姉さんと一緒に生きたい】
 支倉文度(モーニングスターブックス)

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【異世界でも無難に行きたい症候群 3】
 安泰(サーガフォレスト)

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9月13日
処刑少女の生きる道 2.ホワイト・アウト
 佐藤真登(GA文庫)

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ゴブリンスレイヤー 11
 蝸牛くも(GA文庫)

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やせいのえいゆう が あらわれた! たたかう にげる ▼デレる!?
 雪川 轍(GA文庫)

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家に帰るとカノジョが必ずナニかしています 2
 柚本悠斗(GA文庫)

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可愛い女の子に攻略されるのは好きですか?5
 天乃聖樹(GA文庫)

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29とJK 7.~さらば、憧憬~
 裕時悠示(GA文庫)

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スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました スピンオフ ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました
 森田季節(GAノベル)

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異世界国家アルキマイラ2 ―最弱の王と無双の軍勢―
 蒼乃暁(GAノベル)

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貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~
 三木なずな(GAノベル)

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異世界転生で賢者になって冒険者生活2 ~【魔法改良】で異世界最強~
 進行諸島(GAノベル)

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失格紋の最強賢者10 〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜
 進行諸島(GAノベル)

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【生活魔術師達、世界樹に挑む】
 丘野 境界(宝島社)

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【転生したら宿屋の息子でした 田舎街でのんびりスローライフをおくろう】
 錬金王(宝島社)

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9月12日
【舞妓さんちのまかないさん 11】
 小山愛子(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)

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【お酒は夫婦になってから 12】
 クリスタルな洋介(ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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【死神坊ちゃんと黒メイド 7】
 井上小春(サンデーうぇぶりSSC)

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【戦×恋(ヴァルラヴ) 8】
 朝倉 亮介(ガンガンコミックス)

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【進め!ギガグリーン 4】
 藤木 俊(ビッグ コミックス)

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【英雄教室 7】
 新木伸/岸田こあら(ガンガンコミックス)

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【花咲く日本橋おんみょうじ おばけ嫌いですが謎を解きます】
 四葉夕ト (双葉文庫)

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【太秦荘ダイアリー 3】
 望月麻衣 (双葉文庫)

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【イケメン貧乏神と同居はじめました!】
 花井有人(双葉文庫)

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9月10日
【魔法使いの嫁 12】
 ヤマザキコレ(ブレイドコミックス)

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【初回限定版 魔法使いの嫁 12 小冊子付】
 ヤマザキコレ(BLADE COMIC SP)

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【魔法使いの嫁 詩篇.108 魔術師の青 1】
 ツクモイスオ/三田誠(ブレイドコミックス)

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【魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件 1】
 オイカワマコ/五代ゆう(ブレイドコミックス)

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【スケッチブック 14】
 小箱とたん(ブレイドコミックス)

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【86ーエイティシックスー 2】
 安里 アサト/吉原 基貴(ヤングガンガンコミックス)

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アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ
 鎌池和馬(電撃文庫)

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解術師アーベントの禁術講義
 川石折夫(電撃文庫)

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シャドウ・サーガ機 歔定の剣と呪いの黒剣−
 西村 西(電撃文庫)

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妖姫ノ夜 月下ニ契リテ、幽世ヲ駆ケル
 渡瀬草一郎(電撃文庫)

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彼女が俺を暗殺しようとしている
 大平しおり(電撃文庫)

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海のカナリア
 入間人間(電撃文庫)

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魔法科高校の劣等生 30.奪還編
 佐島 勤(電撃文庫)

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86‐エイティシックス‐Ep.7 ‐ミスト‐
 安里アサト(電撃文庫)

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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20
 聴猫芝居(電撃文庫)

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スイレン・グラフティ 2.もすこしつづく、ナイショの同居
 世津路 章(電撃文庫)

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悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!
 明。(カドカワBOOKS)

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最速無双のB級魔法使い 一発撃たれる前に千発撃ち返す!
 CK(カドカワBOOKS)

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聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
 神山 りお(カドカワBOOKS)

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【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います 2】
 星川 銀河(カドカワBOOKS)

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魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする 6
 流優(カドカワBOOKS)

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行き倒れもできないこんな異世界じゃ 2.迷子の迷子の子竜ちゃん編
 夏野 夜子(カドカワBOOKS)

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はぐれ精霊医の診察記録 〜聖女騎士団と癒やしの神業〜 2
 とーわ(カドカワBOOKS)

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本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第四部 「貴族院の自称図書委員 VIII」
 香月美夜(TOブックス)

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忌み子と呼ばれた召喚士 2
 緑黄色野菜(TOブックス)

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黒髪の王 〜魔法の使えない魔剣士の成り上がり〜
 やま(TOブックス)

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秘密の仕立て屋さん 2 恋と決意とオネエの微笑
 江葉(TOブックス)

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出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした4
 紅月シン(TOブックス)

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【復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 2】
 斧名田マニマニ(JUMP j BOOKS)

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【娘を婚約破棄された最強軍人、国を見限り辺境へ】
 謙虚なサークル (ツギクルブックス)

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【身体は児童、中身はおっさんの成り上がり冒険記 2】
 力水(ツギクルブックス)

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9月9日
【勇者と紋章のラグナロク 2】
 渡辺 つよし(ドラゴンコミックスエイジ)

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【マケン姫っ! ‐MAKEN‐KI!‐ 23】
 武田弘光(ドラゴンコミックスエイジ)

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【放課後の拷問少女 7】
 BOKU(講談社コミックス)

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【100万の命の上に俺は立っている 8】
 奈央 晃徳/山川 直輝(講談社コミックス)

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【世界か彼女か選べない 6】
 内山敦司(講談社コミックス)

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【可愛いだけじゃない式守さん 2】
 真木 蛍五(KCデラックス)

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【我間乱―修羅― 8】
 中丸洋介(KCデラックス)

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9月7日
JK無双 2 終わる世界の救い方
 津田夕也(レジェンドノベルス)

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魔界本紀 1.下剋上のゴーラン
 茂木鈴(レジェンドノベルス)

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俺はダンジョンマスター、真の迷宮探索というものを教えてやろう2
 北乃ゆうひ(レジェンドノベルス)

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9月6日
【なんでここに先生が!? 8】
 蘇募ロウ(ヤンマガKCスペシャル)

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【ソウナンですか?5】
 さがら梨々/岡本健太郎(ヤンマガKCスペシャル)

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【鬼の又鬼のアモ 2】
 多田乃伸明(ヤンマガKCスペシャル)

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【手品先輩 6】
 アズ(ヤンマガKCスペシャル)

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【怪獣のトカゲ 1】
 山本崇一朗/福地カミオ(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)

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9月5日
【サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム】
 アサウラ (LINE文庫エッジ)

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【エクストラ・フォーリン・エールワイフ―異世界の奥さんは日本のビールを学びたい―】
 阿羅本景(LINE文庫エッジ)

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【勇者の君ともう一度ここから。】
 みかみてれん(LINE文庫エッジ)

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【CHiLD ―境界からの降臨者―】
 箕崎准(LINE文庫エッジ)

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【翠竜のティリストリ】
 寺田とものり(LINE文庫エッジ)

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【取締役は神絵師】
 水沢あきと(LINE文庫)

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【居酒屋がーる】
 おかざき登(LINE文庫)

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【出雲の阿国は銀盤に舞う】
 つるみ犬丸 (LINE文庫)

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【レールアテンダントガール 車内販売にまいりました!】
 豊田巧(LINE文庫)

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【異世界洋菓子店フォックステイル ラベンダー香る、甘さを忘れた街唯一のパティスリー】
 月夜涙 (LINE文庫)

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ゴブリンの勇者 2
 神虎斉(ドラゴンノベルス)

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魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。 2
 飛野 猶(ドラゴンノベルス)

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ファンタジーには馴染めない 〜アラフォー男、ハードモード異世界に転移したけど結局無双〜
 nov(ドラゴンノベルス)

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【最強の魔物になる道を辿る俺、異世界中でざまぁを執行する 2】
 大小判(BKブックス)

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【美味しいダンジョン生活】
 神谷透子(BKブックス)

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【悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 2】
 柚原テイル(KADOKAWA)

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【キリングバイツ 14】
 村田真哉/隅田かずあさ(ヒーローズコミックス)

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【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 3】
 柴田ヨクサル(ヒーローズコミックス)

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9月4日
【異世界居酒屋「のぶ」9】
 蝉川 夏哉/ヴァージニア二等兵(角川コミックス・エース)

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【ダーリン・イン・ザ・フランキス 6】
 矢吹 健太朗(ジャンプコミックス)

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【ぼくたちは勉強ができない 13】
 筒井大志(ジャンプコミックス)

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【終わりのセラフ 19】
 山本 ヤマト/降矢 大輔(ジャンプコミックス)

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【Dr.STONE 12】
 Boichi/稲垣 理一郎(ジャンプコミックス)

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【早乙女姉妹は漫画のためなら!? 5】
 山本 亮平 (ジャンプコミックス)

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【アクタージュ act-age 8】
 宇佐崎しろ/マツキ タツヤ(ジャンプコミックス)

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【神緒ゆいは髪を結い 2】
椎橋 寛(ジャンプコミックス)

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9月1日
【ノブリス・オブリージュ 〜引きこもり令嬢が何故聖女と呼ばれたか 2】
 剥製ありす (MAGNET MACROLINK)

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9月1日
ミリオン・クラウン 5
 竜ノ湖太郎(角川スニーカー文庫)

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ヒマワリ:unUtopial World 8
 林トモアキ(角川スニーカー文庫)

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いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~
 榊一郎(角川スニーカー文庫)

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戦闘員、派遣します! 4
 暁 なつめ(角川スニーカー文庫)

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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5
 ざっぽん(角川スニーカー文庫)

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魔王学園の反逆者 ~人類初の魔王候補、眷属少女と王座を目指して成り上がる~
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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魔装学園H×H 14
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する
 タンバ(角川スニーカー文庫)

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ワンワン物語 6 ~金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~
 犬魔人(角川スニーカー文庫)

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妹がブラコンであることを兄だけは知っている。2
 ミヤ(角川スニーカー文庫)

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悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 6
 永瀬 さらさ(角川ビーンズ文庫)

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竜宮輝夜記 天よ望めよ、恋の久遠
 糸森 環(角川ビーンズ文庫)

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8月31日
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 9
 手島史詞(HJ文庫)

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常敗将軍、また敗れる 3
 北条新九郎(HJ文庫)

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クロの戦記 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです
 サイトウアユム(HJ文庫)

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魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と逆襲術士
 子子子子 子子子(HJ文庫)

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成り上がり魔王のお忍び天下統一計画
 若桜拓海(HJ文庫)

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8月30日
夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去
 園生 凪(講談社ラノベ文庫)

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世界は愛を救わない
 海老名龍人(講談社ラノベ文庫)

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異世界誕生 2006
 伊藤ヒロ(講談社ラノベ文庫)

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老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 5
 FUNA(Kラノベブックス)

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暗黒騎士様といっしょ! 3.嘘つきは恋泥棒の始まり
 笹木さくま(ファミ通文庫)

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学園一の不良娘がオレにゲームを作って欲しがっている
 雪月花(ファミ通文庫)

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航宙軍士官、冒険者になる 3
 伊藤暖彦(エンターブレイン)

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三大陸英雄記 2
 桜木桜(エンターブレイン)

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双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。2
 池中 織奈(エンターブレイン)

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【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 1】
 樋辻臥命 (GCノベルズ)

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【ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ 7】
 ちんくるり(GCノベルズ)

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【嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 3】
 槻影(GCノベルズ)

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【乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 4】
 三嶋与夢(GCノベルズ)

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【くま クマ 熊 ベアー 13】
 くまなの(PASH!ブックス)

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【地味な剣聖はそれでも最強です 4】
 明石 六郎(PASH!ブックス)

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【異世界転生…されてねぇ! 2】
 タンサン(PASH!ブックス)

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【僕がSSSランクの冒険者なのは養成学校では秘密です 2】
 厨二の冒険者(PASH!ブックス)

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【なんでも吸い込む! ブラックホール!! (´・ω・`)ノ●~~~~ (゜ロ゜;ノ)ノ あらゆる敵を「しゅおんっ」と吸い込んで無双する!!! 1】
 六志麻あさ (モンスター文庫)

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【ぼっち転生記 7】
 ファースト(モンスター文庫)

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【社畜勇者、仕事辞めるってよ 3】
 岸本和葉(モンスター文庫)

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【機動戦士ガンダム サンダーボルト 14】
 太田垣 康男 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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【かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。6】
 衣丘 わこ/友麻碧(B's-LOG COMICS)

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8月29日
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3
翠川 稜(ヒーロー文庫)

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鑑定能力で調合師になります 10
空野 進(ヒーロー文庫)

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クール・エール 2
砂押 司(ヒーロー文庫)

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たのしい傭兵団
上宮 将徳(ヒーロー文庫)

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転生勇者の気まま旅 1
九頭 七尾(ヒーロー文庫)

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サトコのパン屋、異世界へ行く 2
塚本 悠真(ヒーロー文庫)

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最弱の弟子
高崎 三吉(ヒーロー文庫)

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燦然のソウルスピナ 2
蕗字 歩(ヒーロー文庫)

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【グランクレスト戦記 7】
 四葉真/水野良(ヤングアニマルコミックス)

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【ゆるゆり 17】
 なもり (百合姫コミックス)

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8月28日
【魔王様、リトライ! 4】
 神埼黒音(Mノベルス)

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【不遇職テイマーの成り上がり 〜スキル【吸収】でモンスターの能力を手に入れ、最強になる〜 1】
 愛犬ロック(Mノベルス)

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【レベル1の最強賢者 〜呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に〜】
 木塚麻弥(ブレイブ文庫)

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8月27日
【Fate/Grand Order ―Epic of Remnant― 亜種特異点検ゞ愆降臨庭園セイレム 異端なるセイレム 1】
 大森葵(REXコミックス)

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【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい!?3】
 板垣ハコ/手島史詞(HJコミックス)

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【桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?7】
 ぽんとごたんだ(アクションコミックス)

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【達人伝〜9万里を風に乗り〜 24】
 王欣太(アクションコミックス)

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8月26日
【Fate/Grand Order コミックアンソロジー THE NEXT7】
 アンソロジー(DNAメディアコミックス)

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【フェイト/エクストラ CCC FoxTail 8】
 たけのこ星人(カドカワコミックスA)

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【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2】
 池野雅博/ざっぽん(カドカワコミックスA)

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【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11】
 常深アオサ/羊太郎(カドカワコミックスA)

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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。2】
 横田卓馬/伊瀬勝良(カドカワコミックスA)

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【魔法使いの印刷所 3】
 もちんち/深山靖宙(電撃コミックスNEXT)

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【ガヴリールドロップアウト 8】
 うかみ(電撃コミックスNEXT)

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【罠ガール 4】
 緑山のぶひろ(電撃コミックスNEXT)

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8月25日
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)2
 黒留ハガネ(オーバーラップ文庫)

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デッド・オア・リライブ 〜天才科学者がやり直す人生は成功しますか?〜 1
 黒田達也(オーバーラップ文庫)

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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 11】
 鬼影スパナ(オーバーラップ文庫)

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黒の召喚士 10.女帝の帰還
 迷井豆腐(オーバーラップ文庫)

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本能寺から始める信長との天下統一 1
 常陸之介寛浩(オーバーラップ文庫)

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女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました 2
 蛙田あめこ(オーバーラップノベルス)

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8月24日
白魔法クラスの大忍術師
 藤木わしろ(MF文庫J)

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なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 7.禍の使徒
 細音啓(MF文庫J)

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わたしの知らない、先輩の100コのこと 1
 兎谷あおい(MF文庫J)

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理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか? 3
 三河ごーすと(MF文庫J)

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ラブコメの神様なのに俺のラブコメを邪魔するの? 3.えっちな子でもいいの?
 三月みどり(MF文庫J)

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ぼくたちのリメイク Ver.β
 木緒なち(MF文庫J)

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自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 7
 三河ごーすと(MF文庫J)

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西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜 6
 ぶんころり(MF文庫J)

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ライアー・ライアー  2.嘘つき転校生は小悪魔先輩に狙われています。
 久追遥希(MF文庫J)

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二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 7 ~浅ましき正解者~
 木塚ネロ(MFブックス)

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異世界で手に入れた生産スキルは最強だったようです。 〜創造&器用のWチートで無双する〜1
 遠野九重(MFブックス)

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初めての旅は異世界で 1
 叶ルル(MFブックス)

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転生没落王子は『銭使い』スキルで成り上がる 〜魔法もスキルも金次第っ!?〜 2
 時野洋輔(MFブックス)

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アラフォー賢者の異世界生活日記 10
 寿安清(MFブックス)

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帰って来た最強勇者は、末永く幸せに暮らしました ヽ(・∀・)ノ 〜異世界で得た力と金にモノを言わせて、都会的スローライフを送りたい〜
 ハヤケン(HJノベルス)

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神達に拾われた男 7
 Roy(HJノベルス)

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アラフォーおっさんはスローライフの夢を見るか?
 サイトウアユム(HJノベルス)

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食い詰め傭兵の幻想奇譚 10
 まいん(HJノベルス)

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初恋ロスタイム ―First Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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初恋ロスタイム ―Advanced Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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いざ、しゃべります。
 並木飛暁(メディアワークス文庫)

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かりゆしの島のお迎えごはん 神様のおもてなし、いかがですか?
 早見慎司(メディアワークス文庫)

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迷える羊の森 フィトセラピスト花宮の不思議なカルテ
 有間カオル(メディアワークス文庫)

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【ディメンションW 16】
 岩原裕二(ヤングガンガンコミックススーパー)

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8月23日
本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない
 しめさば(ダッシュエックス文庫)

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若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 6
 森田季節(ダッシュエックス文庫)

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【アズールレーン Episode of Belfast 3rd】
 助供珠樹(ダッシュエックス文庫)

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はてな☆イリュージョンR
 原案:松智洋(ダッシュエックス文庫)

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劣等眼の転生魔術師 4〜虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く〜
 柑橘ゆすら(ダッシュエックス文庫)

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ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」
 三田誠(角川文庫)

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丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。5
 竹村優希(角川文庫)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 1】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 2】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【とあるおっさんのVRMMO活動記 19】
 椎名ほわほわ(アルファポリス)

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【欠陥品の文殊使いは最強の希少職でした。2】
登龍乃月(アルファポリス)

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【初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる! 2】
 霜月雹花(アルファポリス)

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【一度目は勇者、二度目は魔王だった俺の、三度目の異世界転生 2】
 塩分不足(アルファポリス)

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【お人好し職人のぶらり異世界旅 5】
 電電世界(アルファポリス)

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【巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした?? 4】
まはぷる(アルファポリス)

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【一般人な僕は、冒険者な親友について行く】
ひまり(アルファポリス)

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【異世界でいきなり経験値2億ポイント手に入れました 3】
 雪華慧太(アルファポリス)

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【ガールズ&パンツァー リボンの武者 12】
 野上武志/鈴木貴昭(MFコミックスフラッパーシリーズ)

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【のんのんびより 14】
 あっと(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ディーふらぐ! 14】
 春野友矢(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ガールズ&パンツァー プラウダ戦記 2】
 吉田創(MFC)

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【宇宙兄弟 36】
 小山宙哉(モーニングKC)

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8月21日
月とライカと吸血姫 5
 牧野 圭祐(ガガガ文庫)

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むしめづる姫宮さん
 手代木 正太郎(ガガガ文庫)

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ハル遠カラジ 3
 遍 柳一(ガガガ文庫)

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クズと天使の二周目生活 5
天津 向(ガガガ文庫)

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【うちの弟子がいつのまにか人類最強になっていて、なんの才能もない師匠の俺が、それを超える宇宙最強に誤認定されている件について】
 アキライズン(サーガフォレスト)

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【宮廷魔法師クビになったんで、田舎に帰って魔法科の先生になります1】
 世界るい (サーガフォレスト)

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8月20日
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン
 榊一郎(富士見ファンタジア文庫)

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ラストラウンド・アーサーズ 4.最弱の騎士と最も優れた騎士
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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ご落胤王子は異世界を楽しむと決めた! 3
 るう(富士見ファンタジア文庫)

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真ハイスクールD×D 3.修学旅行のサンシャワー
 石踏一榮(富士見ファンタジア文庫)

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撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろIII ―弾丸魔法とゴースト・プログラム―
 上川景(富士見ファンタジア文庫)

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豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 8
 合田拍子(富士見ファンタジア文庫)

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異世界チートサバイバル飯 5 食べて、強くなって、また食べる
 赤石赫々(富士見ファンタジア文庫)

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異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 3 〜レベルアップは人生を変えた
 美紅(富士見ファンタジア文庫)

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史上最強の大魔王、村人Aに転生する 5.教皇洗礼
 下等妙人(富士見ファンタジア文庫)

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星系出雲の兵站-遠征- 1
 林譲治 (ハヤカワ文庫JA)

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群青神殿
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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ハイウイング・ストロール
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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誰も死なないミステリーを君に 2
 井上 悠宇(ハヤカワ文庫JA)

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【百鬼一歌 菊と怨霊】
 瀬川 貴次(講談社タイガ)

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【ネタバレ厳禁症候群 〜So signs can't be missed!〜】
 柾木 政宗(講談社タイガ)

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【体育会系探偵部タイタン! レボリューションズ】
 清水 晴木(講談社タイガ)

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【ブラッド・ブレイン 3 闇探偵の旋律】
 小島正樹(講談社タイガ)

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【神さまの怨結び 8】
 守月史貴(チャンピオンREDコミックス)

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8月19日
【キングダム 55】
 原泰久(ヤングジャンプコミックス)

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【シャトルアイズ 1】
 濱原蓮(ヤングジャンプコミックス)

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【BUNGO―ブンゴ― 19】
 二宮裕次(ヤングジャンプコミックス)

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【サバゲっぱなし 5】
 坂崎ふれでぃ(サンデーGXコミックス)

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8月17日
EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト〈上〉
 川上稔(電撃の新文芸)

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由比ガ浜機械修理相談所
 斉藤 すず(電撃の新文芸)

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エッチな召喚士の変態的召喚論 2
 RYOMA(電撃の新文芸)

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四畳半開拓日記 02
 七菜 なな(電撃の新文芸)

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【宝石吐きのおんなのこ 9.~少女への祈り~】
 なみあと (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

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8月16日
【彼女、お借りします 11】
 宮島礼吏(講談社コミックス)

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【炎炎ノ消防隊 18】
 大久保篤(講談社コミックス)

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【DAYS 34】
 安田剛士(講談社コミックス)

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【生徒会役員共 18】
 氏家ト全(講談社コミックス)

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【シチハゴジュウロク 4】
 工藤哲孝/笹古みとも(講談社コミックス)

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【ダイヤのA act2 18】
 寺嶋裕二(講談社コミックス)

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【絶対可憐チルドレン 55】
 椎名高志(少年サンデーコミックス)

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【トニカクカワイイ 7】
 畑健二郎(少年サンデーコミックス)

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【君は008 6】
 松江名俊(少年サンデーコミックス)

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【探偵ゼノと7つの殺人密室 7】
 杉山鉄兵/七月鏡一(少年サンデーコミックス)

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【BE BLUES!〜青になれ〜 36】
 田中モトユキ(少年サンデーコミックス)

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【BIRDMEN 15】
 田辺イエロウ(少年サンデーコミックス)

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【古見さんは、コミュ症です。14】
 オダトモヒト(少年サンデーコミックス)

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