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海空りく

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!8 ★★★   



【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!8】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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『ありがとう、リルル。よく彼らを此処まで導いてくれました』

帝国の支配からヤマトを解放した超人高校生たちは、すべての謎が眠るエルフの里へと向かう。
果たしてそこで待ちうけていたのは、彼らをこの世界へと呼び寄せた存在との邂逅だった! ついに語られる異世界召喚の理由。超人高校生たちは元いた世界に帰還するためにも、異世界を守る決意を新たにする。

だが、時を同じくして《青の元帥》ネウロは司たちとの全面対決を選択。圧倒的な大軍勢が疲弊したヤマトへと迫ろうとしていた!

世界の命運を懸けた戦い。その始まりを告げる、異世界革命譚第8弾!
超人ジャーナリストの忍ちゃん、全然ジャーナリスト成分が足りないよね!
いやもうこれやってること完全に忍者かエージェントであって、本分のジャーナリストとしてはあまり働けていないのが忍の辛い所だなあ。これで忍者としても無双ならともかく、今回忍びの者としては敵わない相手が出てきてしまったわけですし。
なんだかんだと自分の分野で力を発揮できているのって、桂音さんと林檎くらいじゃなかろうか。他はなにかと自分の分野外のことを強いられている場合が多いし。司も政治家をやってるだけ、というわけにはいかずそれ以外の分野の優秀さまで示さないといけなくなっちゃってますしね。現代政治家が武器取った段階でかなりギリギリなんだよなあ。
まあ、司が今やっていることが現代政治家の範疇かというと、もうそのあたり十分逸脱している気もするけれど。でもこじんまりとした政治家の範疇でやっていたら、今回段々とその素性が明らかになってきた帝国の超人皇帝とはやりあえなさそうだし、方向性としてはこのままで行くべきなのだろう。特に、超人皇帝の超個人有能主義に対して、司が個々の民一人ひとりの底上げという正反対の方針を掲げている以上は尚更に。

その意味では、一人離反している勝人の実業家としての在り方、何事も自分でやらなきゃ気がすまない、自分がやってなんとかなるなら自分がやるべきだ、という考え方は皇帝のそれとよく似た傾向であるが故に彼が司の側ではなく、あちら側に立っているというのはむしろ自然のことなのか。
ただ、ネウロに賭けるのはどう考えても悪手なんだよなあ。詳細を忍に聞きながらネウロにつくと判断したというのは実業家としてどうなんだろう。組む相手というのは商売でも最も重要なところだろうに。それとも、まだ利用できると判断したのか。別の思惑があるのか。単に従業員に対する情に負けたのか。従業員たちを守るためでも、このままネウロと組んでても決して良い結果になるとは思えないだけに、このあとの勝人がどう行動していくのか気になるところである。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 16 ★★★☆   



【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 16】 海空りく/をん  GA文庫

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オル=ゴールとの死闘を経て、ヴァーミリオン皇国に訪れたひとときの平穏。だが《傀儡王》の悪意は世界にも大きな爪痕を残していた。
《人形遣い》での操作を放棄された政府関係者・職員の昏倒は世界規模での混乱を生じ、日本においては《特例招集》により学生騎士が動員される事態となったのだ。
《浪速の星》諸星雄大、《剣士殺し》倉敷蔵人、そして《雷切》東堂刀華――危機に集った黄金世代の学生騎士たちは、互いの牙を確かめ合い、未来へと想いを馳せる。だが、混沌の最中で放たれた大炎は、そんな彼らをも呑み込もうとしていた!
新たなる輝きが時代の闇を打ち払う、苦難と試練の第16巻!!
今回の表紙、刀華さんじゃないの? と、思ったんだけれど雷切さん本番は次回か。絢瀬が表紙張れそうなのって確かに今回くらいか。でも、あとがきでも語られているけど、絢瀬の能力って凶悪極まるんですよね。傷一つでもつけたら、そこから致命傷にも出来るのですから。
そんな絢瀬ですけれど、思いつめていた登場した頃と違って憂いが全部取り除かれた今はキャラが変わったんじゃないか、と思うくらいに明るくなって。それどころか、蔵人相手になんか世話焼きな幼馴染みたいな風になっちゃってるんですけど!? 絢瀬当人は全然そんなつもりはないだろうし、不本意極まるところでしょうが、そうとしか見えん!! まあ蔵人、絢瀬のパパと色んな意味で意気投合しちゃってるからなあ。パパさんと蔵人引っ括めて絢瀬が自分が抑えないと、という意気込みになっちゃってるのかもしれませんが。

というわけで、ヴァーミリオン編終わって一輝がショタ化してしまいステラに性的な意味で襲われそうなのはさておいて、舞台は日本へと移り、懐かしい面々が再登場。一輝と覇を競い合った面々もまた鍛錬を欠かさず、さらなる高みへと手を伸ばそうとしている段階。
今回の目玉はやはり、前回王者の諸星雄大と倉敷蔵人とのガチ決闘でしょう。大会ではついに見られなかった待望のバウト、ということで非常にワクワクしながら観戦したのですが、いやこれガチで……蔵人の方強すぎないですか?
相性の問題と刀華さんは語っていますが、ちょいとまさかまさかの展開でした。だって、諸星兄ちゃんメチャメチャ強いじゃないですか。それをまさか、ねえ。
でも、諸星兄ちゃん、それで闘神リーグは大丈夫なんだろうかと心配になってしまいます。少なくとも、今の段階ではまだ厳しいんじゃないだろうか。技術的にはまったく問題はないんだろうけれど。
海外編で世界の頂点近くの戦いを見ていると、やはり魔人と人間の境界は果てしなく高い壁に阻まれている、というのがなんとなく伝わってきてしまいます。かつて、七星の大会やってるときに理事長と西京先生のエピソードが挟まれて、こっちの人たちなんか違う漫画のバトルやってるぞ、という感想を抱いたものですが、まさに魔人と人間の騎士の差って漫画が違うというくらい別次元なところがあるんですよね。
その境界線を飛び越えてしまった一輝とステラ。それに比して、日本の学生騎士たちはどれだけ高みへと至っても、未だそれは彼らの元いた舞台上での向上に過ぎないわけです。
まあ、片鱗は蔵人が無意識に見せていて、そして諸星の兄ちゃんが最後に示してみせてくれたように、指先は届いているのでしょうけれど。
だから、いずれは。そう遠くない未来に彼らにもその魔人の領域へと至る可能性は決して低くはなかったと思うのです。しかし、現状ではまだ。現状では未だ人の領域。
しかし、災厄はそんな彼らの事情なんか待ったなしに襲い来る。人の身で、人外の戦いへと突き落とされるのである。血みどろの悪鬼羅刹たちの闘争へ、ようこそ、てなもんである。
ワクワクしてくるじゃあないですか。


今回は普通の人間の醜悪さと善性の両方を見せつけられるような展開で、刀華さん伐刀者としてそれなりに日本では名を馳せているのだけれど、それでもなかなか難しい立ち回りを強いられるんですねえ。
というか、この人穏やかな風貌なんだけど根っこが修羅なせいか、何気に頭に血が上りやすいし喧嘩っ早い気がするぞ。一般人相手でも、わりとサクッとプッツンしちゃってましたし。あれは相手のやり口が下劣でろくでもないという理由もあるので、普通は我慢できず怒ってしかるべきなので、あの怒りは全然変ではないのですけど、刀華さんって傍目本当にこうギリギリ限界まで我慢するタイプに見えちゃうからなあ。でも、ほんと修羅の国の人なのです、ええ。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 15 ★★★☆  



【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 15】 海空 りく/をん  GA文庫

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「愛しているよ。ステラ」全てが失われる間際、少年は最愛の少女に笑顔で告げた―。寧音や多々良の奮戦もあり『代表戦』の趨勢はヴァーミリオン側に大きく傾いた。もはや首魁のオル=ゴールを残すのみの戦いは、しかしまさかの“黒騎士”アイリスの裏切りにより、再び混迷に陥ってしまう。逃走を図る“傀儡王”オル=ゴールと追撃する“紅蓮の皇女”ステラ。弟を助けんとする“黒騎士”アイリス、立ちはだかる“落第騎士”黒鉄一輝。その熾烈な戦いが最終局面を迎えるとき、赤髪の少女の咆哮が戦場に響き渡る!ヴァーミリオン戦役ついに決着!別れと絆の第15巻!!
考えてみると、アイリスの裏切りこそがオル=ゴールに対してのトドメになってしまっているですよね。
あのままでは、オル=ゴールは敗北して死んだとしても自己弁護で自分を正当化し続けていた彼は、自分の死に際しても決して反省も後悔もせず、理不尽に殺された自分は被害者だとしか思わなかったでしょう。それは果たして彼がこれまで行ってきた虐殺に対しての報いとなったでしょうか。彼がこれまで無残に殺してきた被害者たちが、彼なりの価値観によって出ざるを得なかった意味ある犠牲などではなく、ただただ犯罪者に殺された一方的な犠牲者であったのだと、手をかけた本人であるオル=ゴールに思い知らせることが出来たのか。
その意味でも、オル=ゴールに完全にある敗北、彼のこれまでの生き方、彼が自己弁護してきた価値観を全否定するために、アイリスの弟への無償の愛、世界を敵に回しても貫かなければならなかった愛こそが、必要だったのではないだろうか。
何よりも、アイリスの愛こそがオル=ゴールの生き様を無価値へと叩き落とし、彼の断末魔を絶望に塗れさせたと思えば、皮肉ではあるが彼女は弟を守ると同時に故郷の人々の敵を討つという相矛盾する結末を得ることが出来たのかもしれない。
そのアイリスとの対決を制した一輝は相変わらずというか玄人好みの戦い方なんですよね。技巧を尽くす剣腕もさることながら、彼の特徴はその戦略性なのでしょう。魔力が極小という弱点から技を極める形に方向を定めたスタイルなんだけれど、それ以上に僅かなリソースをどう勝利に繋げていくかの筋道を練り上げていくのが本当に練達なんですよね。
この戦いを機に剣神の名を頂くことになる一輝ですけれど、彼の場合剣術家というよりも古式ゆかしい兵法家という方が似合うのかもしれない。
こうしてみると、ただの学生だった頃は「伐刀者」として一括りにされていた彼らだけれど、このレベルまで来るとそれぞれに特徴をさらに特化させて、ただの「伐刀者」や「騎士」やと呼ばれていた頃とはもう別物みたいになってるんですよね。最初期に西京先生と理事長先生の昔の回想バトルが完全に別の漫画やん!と言ってたのもあながち間違いじゃなく、ステージがもう別の作品かというくらい上がらないと、このレベルは話にならないわけだ。
その意味では、珠雫も見事にA級に相応しい特化を見せていて、あれもう完全に魔法使いの領域ですよね。彼女こそ、別の漫画じゃないか、みたいなことになってますし。ステラに至っては怪獣モドキだったのがほぼ怪獣、というところまで人間やめてしまいましたし。ステラさん、人間辞めすぎである。とうとう能力的に人間辞めているところから、見た目まで人間辞めだしたし。
そんなステラさんですが、一輝とのラブラブっぷりが安定した分、なんでかその情熱的な部分がかなり今回タタラの方へと向かっていたような。まあ、この娘も同性の友達とか少なかった分、友達になるとベッタベタになってしまう傾向はあっただけに、あのタタラへの懐きっぷりもわからなくはないのだけれど……そのブサイクな泣き方は辞めなさいてw ヒロインどころか女の子としてやっちゃいけない泣き方だぞw そりゃクールに去るぜを地で行こうとしていたタタラですらツッコまざるを得ないわい。まあこの娘も裏稼業の冷酷な暗殺者を気取っているわりに、情が厚いわ世話好きだわ、とかなりどうしようもない部分があるステラに対しての親和性がありすぎる面もあったので、そりゃ泣いてるステラを捨ててはいけんかったんだろうなあ。色々とご愁傷様であった。
その手の傾向はどうやら珠雫にもあるもので、しっかりしている女性ほどステラは放っておけないところがあるんでしょうなあ。ステラと一輝との仲が完全に収まった時点でそれまでステラに噛み付いていた珠雫、逆にステラの味方して兄に苦言を呈するようになってきている。今回も妹としてというよりも、義姉であるステラの側に立ってめっちゃ怒ってましたもんね。小煩い小姑になるかと思いきや、なかなか頼もしい義妹になってるなあ、と。
さて、ヴァーミリオン編もこれで終結。というところで、舞台は再び日本へ。しばらく出番の無かった面々が次回から出張ってくるみたいなので、かなり楽しみにしてますよ。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>14 ★★★☆  



【落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>14】 海空りく/をん GA文庫

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「《夜叉姫》、テメェはオレの同類 だ。人間の皮を被ったバケモノよ! 」
一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、《夜叉姫》西京寧音と《砂漠の死神》ナジーム、二人
の《魔人》による戦いもまた激しさを増しつつあった。互いの力量を認め、かつそれをねじ伏せるために全
力を尽くす強者同士の戦い。その最中で寧音は、かつてKOKリーグで鎬を削った最高の好敵手《世界時計》
滝沢黒乃との出会いを思い出す。
一方《傀儡王》をその射程に捉えたステラたちの戦いもまた、新たな局面を迎えようとしていた。
明らかになるそれぞれの過去と想い。騎士としての決意と覚悟が試される、死線の上の第14弾!
寧音さんこの人絶対ジジ専だろ! 
西京先生の過去は、ちょっと不良でしたでは済まないダークサイドに半分のめり込んだような有様で、これタイミング次第では完全にナジームとかあっち側になってておかしくない人間だったわけで。ナジームが同類呼ばわりするのも納得なんですよね。
ただ、やりたい放題やってる時期に一晩付き合えよー、みたいなこと言ってた相手が若いイケメン兄ちゃんじゃなくて、禿げたおっさんなんですよね。おっさんなんですよね!
おっさんがいいのか!!
寧音さん、多分筋金入りだ、うん。南郷先生にツンデレしてるのってわりとガチなんじゃないだろうか。
しかし、ナジームは寧音さんのこと自分と同類の化け物と評価しながらも一方で公式のリーグ戦なんかで戦ってるだけの生っちょろいヤツ、と舐めてもいるわけで。いや、化け物ならどこに生息していようと化け物でしょうに。
先のイタリアのカンピオーネが同じリーグの選手出身で、あの体たらくだったというのが影響していたのでしょうけれど、同類と察したなら最後まで同類として立ち会えばよかったのに。
まああそこで、寧音さんが一歩引いて化け物のステージから降りたように見えたのが一番の要因だったんだろうけれど。ほんと、寧音さんのところだけ世界観が違いますよね。魔人云々の話が出てきて、ああ寧音さんと黒乃さんのあのマンガ違うだろう、なバトルはそっちの領域の話だったんだな、と思ったんだけれど……なんか周辺魔人がたくさん出てくるようになってもやっぱり寧音さんと黒乃さんのあの能力バトルだけ別格なんですけど。世界観違うんですけどw
自分のそれまでの生き方を捻じ曲げ、その後の生き様をも決定づけ、願いが叶わなくなってなおも諦められずに追い続ける。寧音さんの黒乃校長への憧れという名を借りたベタボレっぷりは、なんかここまで来るとときめきすら感じるなあ。
好きすぎる、と言えば多々良ちゃんのステラ大好きは、微笑ましすぎてなんかたまらんですよ。不安要素のある黒騎士を事前に闇討ちしようとしていた、とかステラのこと心配しすぎでしょうに。
黒騎士の裏切りは「え? なにそれ!?」としか言えない展開なんだけれど、オルゴールの方はこれ本当に想定していなかったんだろうか。想定していなかったら、わりと為す術なくあのままだと負けてたような気もするのだけれど。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 7 ★★★☆   



【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 7】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「作戦の最終段階に移ろう。敵を崩壊させ――安土へとなだれ込む!」
エルム共和国に新政権が樹立され、フレアガルド帝国で内乱が勃発する中、ヤマト自治領ではレジスタンスたちの戦いが繰り広げられていた。
要衝・不動砦を奪取したレジスタンスは、司の機略、葵の戦闘力、そして林檎のテクノロジーという支援を受け、ジェイド率いる圧倒的な大軍勢を相手に、順調に進撃していく。
だが、落城を目前にした安土城で、ヤマトの支配者マヨイは、臣民に対する非道な洗脳魔法を発動しようとしていた。
城を包む炎が、ヤマトの深部に秘められた過去を映し出す、異世界革命譚第7弾!

ぐわぁ、これはなんというかダメージ食らう。喰らった。
同情の余地など欠片もなかったマヨイとジェイドの支配者コンビでその所業たるや無辜の民を虐殺する以上に、人の尊厳を徹底して踏みにじるようなおぞましいやり口だったんですよね。人の心を洗脳して作り変え、意志も都合の良いように書き換え、最終的には人間ですらない生きた獣ですらない壊れた人形のような有様へと変えてしまう。そこにあったのは、人を決して同じ人と認めない、虐げ踏みにじる対象としてしか見ない考え方。こういうのって、自分一番嫌いだったはずだったんですけどね。
そんなマヨイのおぞましい意識が生まれた理由が、ヤマトに元々あった統治制度にあったのだとしたら、いったい誰が悪いのか、って話になるんですよね。
彼女の思想は、上から見下すものではなく、地べたに這いずり踏みにじられた者が抱いた怒りであり憎悪であったというのなら、その怒りも憎しみもいったい誰が否定できるのだろう。
やったことは決して許されないことなのだけれど、彼女が受けた仕打ちもまた同じことなんですよね。人として扱われず、人としての尊厳を奪われ、生きることすら許されず、ただ生きたいと願うことが醜く汚らしいこととして切って捨てられた。
彼女が受け続けた仕打ちが、この国ではずっと美談として讃えられ、この国の民はそれを享受して、食い物にしていた。ならば、果たして彼女の復讐は正当と言えるのか?
マヨイがやり続けた国全体に及ぼす洗脳魔術、でも視点を変えてみたら長く続いた統治システムとそこから生じた価値観によって、長年に渡ってこの国に根付いてきた思想と何が違うんだろう。それは魔術でなくても、効果としてはマヨイの行った洗脳と方向性として何が違うんだ?
そのおぞましさに、どれほどの違いがあるのだろう。
老将は、国も民も裏切って、ただ一人の少女の純粋な懇願を、ただ生きたいという願いを叶えることにした。この国の在り方のおぞましさにも、マヨイの成した復讐のおぞましさにも背を向けて、しかしだからこそまっさらな願いに縋った意志を、どうやったら責められるのだろう。

なんかもう、途中でそれまで寄って立っていた部分を根底からひっくり返されたような心持ちだった。ちゃぶ台返しで善悪がひっくり返ったわけじゃないんですよね。でも、一方的にこっちが正しくあっちが悪いという視点が徹底的に叩き潰され、民意もまた個々の尊厳を踏みにじる在り方を喜び尊び受け入れて、結果として猛悪を生んだのなら、それは自業自得じゃないのか、という考えが生じてしまうのである。
無辜の民など存在しない。
それが長年に渡って正しく効率的かつ平和的に機能し、それを民が受け入れているのならあえて口は出さないとした司の、政治家としてというよりも政治理念の体現者としての生き方もまたあまりにも人としてハズレ過ぎてるんだよなあ。それで居ながら、マヨイたちに訪れただろう結末に涙する人間性を失っていない。その矛盾は、果たして破綻とどう違うんだろう。
民主主義をこの世界にもたらしておきながら、こうして民意が肯定するもののおぞましさを、それが生み出した怪物の恐ろしさと哀れさをこうも冷徹に描かれてしまうと、正直震え上がる部分がある。
何気に痛快娯楽エンタメ作品とは全く異なる方向性に、意欲的といっていいほどグイグイ進んでいるあたり、このシリーズの実験作的な試みというかエッジの鋭さというか血塗れ感というか容赦のない喜悦みたいなのを感じてしまうのでした。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)13 ★★★☆  



【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)13】 海空りく/をん GA文庫

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決戦の刻、来たる――。
《魔人》饕餮との熾烈な戦いを経て、自らも《覚醒》に至ったステラ。
その確固たる自己で運命を塗り替え、姉ルナアイズの想いを、そして二国の国民を救うため、彼女は《傀儡王》オル=ゴール率いる最凶の《魔人》たちに再戦を挑む!
共に戦いに臨むのは最愛の存在である《七星剣王》黒鉄一輝、《夜叉姫》西京寧音、《不転凶手》多々良幽衣、そして《黒騎士》アイリス。
各々が信じるもの、護るべきもの、そして果たすべき使命のため、騎士たちは死線に身を投じて行く!
果たして国家の命運を懸けた『戦争』の行方は! ? ヴァーミリオン
皇国編、いよいよ佳境!
今回は多々良ちゃんムーブ!
ようやくというかついにというかヴァーミリオンでの戦争が始まったのですが、なんだかんだヴァーミリオン側の陣容も多々良ちゃん除く面々全員<魔人デスペラード>になってて、格でいうと決して敵側が上ってわけじゃないんですよね。まあナジームとオル=ゴールだけでお釣りが来るほどヤバイ相手ではあるのですけれど。前哨戦での連盟軍とナジームの交戦、というか蹂躙戦でその圧倒的すぎる能力とそれ以上に中身のヤバさがこの上なく描かれてましたし。あれ、ナジームと【カンピオーネ】の戦い、そこまで能力差はなかったでしょう。あれはメンタルに押し負けた、というべき展開でしたし。しかしナジームってあれ、正義のヒーローにやられる悪の怪人に憧れてるというと変だけれど、どこかで自分の狂気を上回り飲み干すほどのヒーローに倒されたいとでもいうかのような言動をしてましたけれど、相手となる寧音先生って全然ヒーローっぽくないんですよね。むしろ、悪の組織サイドだろう、というような人なだけに、ナジームとの戦いも怪人同士の血みどろバトルになってしまいそう。これ放映出来るんだろうか。
というか、多々良・アイン戦を放映できてしまう時点でなんでもありなんだろうけれど。地下のヤバイ試合の実況してたようなプロ実況の人がドン引きするくらいのグロ映像が繰り広げられてるんですがw
多々良ちゃん、これ能力の応用度が半端ないんですねえ。ステラには瞬殺されてしまったわけですけれど、相性次第ではどれほど格上でも殺れてしまうんじゃなかろうか。
それでも、アイン相手では決して相性が良いというわけでもなく、手の内もだいたい知られてしまっているわけで……。
なんでこの娘がヴァーミリオン側で味方になってくれたのか、なかなか明かされなかった、というか身内のケジメみたいなことはずっとのたまっていたのですけれど、なるほどなあ。なんだかんだとステラに感情移入して、自分の危険も顧みずに彼女の手助けしたりと暗殺者やってるのに情の深い子だなあ、とは思っていましたけれど、その暗殺者やっていく根幹の立脚点に姉への親愛があったのなら、そりゃ一度身内と感じてしまった相手に対して甘くなってしまうのも当然なのかもしれない。
そして、こうしてアインと戦い彼女を殺すことを目的とした理由もまた、その情の深さゆえとなれば納得であり、一番ギリギリのところで死を選ばず生きようとした理由がステラが悲しむから、なんてのは本当にこの娘はもう……てなところなんですよね。
ルナ姉さんも、女の意地を見せて幼馴染の奪還に成功。ヴァーミリオンって女系だなあ、としみじみ思わせるヴァーミリオン家の女の強さでありまする。
しかし、これで互角あるいは優勢に進んでいる対ナジーム戦、オル=ゴール戦にステラと一輝がフリーになったわけで、いきなり圧倒的にヴァーミリオン側が優勢になってしまったのだけれど、ここまで順調に進むとまあ逆に順当にヤバイことになりそうですね、うん。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!6 ★★★☆   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 6 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!6】 海空 りく/さくらねこ GA文庫

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「きゅっ!? 求愛、ですか!?」

帝国統治下のヤマト自治領に調査のため乗り込んだ司たちは、住民の幸せそうな様子に驚かされる。しかも監査官ジェイドと自治領主マヨイの歓待の最中、リルルと林檎に司への告白チャンス到来!? どこまでも平穏なヤマトでの外遊。しかし、その裏に潜む暗い情念はヤマト全土に確実に影を落としていた。
一方エルム共和国では総選挙が開始。ヤマト自治領に対する方針を巡り、テトラ率いる《原則派》とユーノ率いる《改革派》が繰り広げる選挙戦は必要以上に過熱し、留守を預かるゴッド暁に困難な選択を迫ることに!
異世界革命物語第6弾!!

超人高校生の中で最も意識が常識人であり一般人である暁だけれど、あそこで情に流されず権力に迷わず自分の役割を一切間違えずに貫き通せるのだから、伊達に司たちの仲間ではなく、皆から信頼されているわけじゃないんだなあ、と納得させられた。
暁の姿勢が一貫して「意思決定への不介入」であったことに象徴されるように、エルム共和国で初めて行われる国政選挙に、超人高校生たちは殆ど、いや一切関わらないまま状況は進んでいく。
そこで浮かび上がってきたものは、超人高校生という異邦人たちによって解放された自由と、もたらされた思想、そして与えられた理想、それらすべてが借り物にすぎず、概念として行き渡らず、身につかず、中世相当の専制社会の中で生きてきた彼らにとって、未だ高価なおもちゃに過ぎなかった、という現実であった。
司が目論んでいたのは、まさにその事実を当事者であるエルム共和国の政治家となろうとするもの、官僚として国政を支えようとしている者たちに、それが未だ持て余す借り物であると自覚を促すと同時に、この選挙を通じてそれらを借り物ではなく、彼ら自身のものとすることだったのだろう。
選挙戦を通じて、理想高く未来を見据える《原則派》と《改革派》の領袖たち、テトラやユーノはそこで徹底して現実に打ちのめされる。自分たちが掲げ、訴える理想は、何の力も実態もない、一番届いてほしい市民たちに、届かず触ってもらえない、まだ身の詰まっていない殻だけのものなのだと、思い知らされるのである。とても尊い考え方が在ると知り、それがどんなに素晴らしいものかを実感し、調べ考え学ぶほどにその奥深さに震え、その考えのもとに国を立ち上げ、国民と共に進み、やがては世界すべてを変革していき、みんなに幸せをもたらすのだという理想。
それが、現実の前に木っ端微塵に砕かれるのだ。
現実は非情である。
暁は、そうやって理想が踏みにじられていく様子を、希望が潰えていく様子を、未来が陰っていく様子を、間近でずっと見守り続けていたのだ。自分が介入すれば、この理不尽な現実が覆されて、今悪意に苦しんでいる人たちが救われ、正しさが踏み潰され捻じ曲げられようとしているのを食い止めることが出来ると知りながら。
耐えるのである。
なぜならば、神が介入した瞬間に、人の意思が死ぬからだ。
芽生えようとしている民主主義が死ぬからである。
もはや二度と、この国は自分たちだけで歩き進んでいくことができなくなるからである。
どれほど愚かな選択でも、民は自らの選択に責任を負わなくてはならない。神に選択を委ねた瞬間、それは市民の国ではなくなるのだ。
たとえ、人が死のうとも。たとえ、正義が潰えようとも。
そんな「理想」を置き土産にしようとする司は、怖気の走るほどに冷徹非情な政治家と言えるのでしょう。それとも、政治装置というべきか。
その司の試練とも課題とも取れる難題に、原則・改革両派の立候補者たちと、選挙を管理する官僚たちは向き合い、挑むことになります。理想破れた先にある、現実を前にしたその上での理想を掴むために。
空っぽで上っ面だけではない本当に中身の詰まった、自分たちが振るう旗の重さを知り得るために。
踏み越えて、乗り越えて、倒れて挫けて折れて心砕けても、信じた理想が、掲げたユメが、素晴らしいものだと知っているから。エルム共和国という国が産まれたとき、あの超人高校生たちと共に戦って手に入れたものを、今こうして自分たちの腕の中に抱えている、その重みを忘れていないから。その暖かさを、幸福感を今まさに胸に宿しているからこそ。
彼らは立ち上がるのである。負けないのだ。そうして、もう一度宣誓するのである。
エルム共和国という自分たちの国の誕生を。
正直、超人高校生たちがもたらした改革のあまりの急速さに、エルムの人たちがとてもついていけているようには見えず、与えられた民主主義という御旗に自分たちが振り回されているようにしか見えず、民は常に賢明ではなく、彼ら超人高校生たちが去ったあとに訪れるかの国の未来絵図は、無残なものしか想像できなかったのですが……。
よもやここまで、いやこの段階でここまで徹底して彼らが初めて手にした理想を踏みにじりボロボロに蹴り飛ばし、折り砕くとは思いませんでした。そうやってぐちゃぐちゃになるまで思い知らせた上で、残った超人高校生たちの手助けがあったとはいえ、彼らが自分で考え、自分で選び、自分たちで襲い来る現実に立ち向かい、歪みを正そうとし、そうしていく過程で虚だった理想が、本当の意味で彼らの身となり血となり肉となり、彼らの実になっていく様子がなんとも言えない感慨をもたらしてくれたのでした。
偉い、偉いなあこの人たちは。

あと、超人高校生の中で桂音さんはマジで人間じゃないんじゃないですか!? もはやアスクレピオス並かそれ以上なんですけど!

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)12 ★★★☆   

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)12 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)12】 海空りく/をん GA文庫

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挑んでくるわ。アタシが知る限り最も強い剣士に――

ルナアイズの宣言によってクレーデルラントとの戦争は、代表戦によって雌雄を決することになった。だが、代表メンバーに選ばれたステラは≪魔人≫たちとの戦いを通して自分の力不足を痛感していた。
そんな彼女が、限られた時間で新たな強さを身につけるため選んだのは、世界最強の剣士≪比翼≫のエーデルワイスに挑戦し自らの限界を超えること!
近づくことさえもできない圧倒的な力量差を見せつけられたステラは、それでも必死の覚悟で食い下がるが、それは想像を超えるほどに過酷な試練の始まりにすぎなかった!
普通の娘さんだったエーデルワイス女史が剣を始めた理由があんまりすぎる!! いや、いいんだけどいいんだけど、その結果いい歳になっても未婚なのを気にしてるあたり、やってしまった感が尋常ではないんですが。
まあそんな理由ではじめたのに、才能がありすぎた結果世界最強の剣士となってしまい、表裏問わずの秩序の要として働かなくなってしまったことへの使命感の醸成とか、立脚点を確立するまで彼女にも色々あったんだろうなあ、と思わないでもないんですよね。王女として強烈な使命感を以って貪欲に強さを追い求めていたステラの、幼少期からの凄惨なまでの克己心に比べると。いや、未だにそのあたりの剣を振るう理由というのは確立しきれてないのか。戦う理由を明確に持っているステラたちに対して、羨ましいという感情を見せていたわけですし。
しかし、そんなステラの在り方こそが魔人への殻を破る弊害となっていた、というのもまた皮肉な話なのですが。多かれ少なかれ、魔人への脱却というのは独り善がりと言ってしまっても過言ではないほどのエゴの追求が必要、というのは意味深ではあるのですけれど。一輝にしたってひたすらに自分のため、という強さの追求の仕方ですしね。本作の戦闘従事者は概ね戦闘狂なので、だいたい素養のある人ばっかりなのですが。しかし、エーデルワイスさん、魔人化するまでにダイエットに勤しんだのか(違
それにしても、一輝は相変わらずコツコツと地道に積み上げるように修行でパワーアップしていくのに……いや、エーデルワイス戦とかで結構一足飛びに強化はしてますけれど、あくまでこう積み木を積み上げるような強さの得方であるんですよね。それに比べて、ステラはというとあれですねー。前の西京先生に叩き潰されたときもそうだけれど、成長の仕方が一度盛大に死ぬまでボコボコにされてから、爆発的に強大化して復活ーー!という、まるで怪獣の類いそのままで、さすがドラゴン枠。彼女だけは魔人化じゃなくて魔獣化とか魔竜化でいいんじゃないだろうか。あんまり人間枠に入れたくないんですけど、モンスター枠だよねこれ。
そんなステラをついつい構って手を差し伸べてしまう多々良。あんた、デレるの早いっすね!! 口では散々、プロの殺し屋のプライド云々と力説して仲良しごっこなんざ虫唾が走るぜ、と曰いながら、ステラがピンチになるとまっさきに顔色変えちゃってるし、甲斐甲斐しくアドバイスしたり、誓約によって生命の危機もあったのに手を差し伸べたり、と言ってることとやってることが真逆!!
なぜか、この手のツンデレ少女から構われる傾向のあるステラさん。珠雫もあれ、結構ステラには肩入れしてしまってましたし、本来なら冷酷非情系の少女たちに見てらんないと良く構われるんですよねえ。そのあたりがステラの面白いところと言えるのでしょうけれど。
ともあれ、これでなんとかステラも強化が完了し戦力化はできたんだけれど、いや多々良の方がこの場合大丈夫なの?と思ってしまうところなんですけれど。これだと、現状参加メンバーで魔人にまでなってないのって、彼女だけですし。とはいえ、そうそう単純化してバトルを格付けしないだろうという期待はあるので、本番のバトルロイヤルがどうなるか楽しみ。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 11 ★★★☆   

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)11 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 11】 海空りく/をん GA文庫

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「守ってみせるわ。誰一人傷つけさせたりしないんだから! 」

紆余曲折を経つつもステラの故郷ヴァーミリオン皇国の人々に受け入れられた一輝は、隣国クレーデルラントとの『代表戦』選抜として準備を進めていた。
そんな中、クレーデルラント側からの招待により、一輝はステラやその姉ルナとともに隣国へと向かうことになる。そこで待っていたのは国をあげての盛大な歓待。だが背後ではステラに異常な執着を示す《傀儡王》オル=ゴールの、想像を絶する悪意が蠢動し始めていた。
すべての人々を救うため、一輝とステラ二人の極限を超える戦いが始まる!
昔、神宮寺理事長と西京先生の現役時代のエピソードを聞いた時、桁違いを通り越してもう次元の違う能力に「登場する漫画がこの人たちだけ間違ってる」てな感想を抱いたものでした。しかし、どうやら彼女らのレベルでないと舞台に上がれないステージというものが存在していて、この第二部というのはまさにその領域での話になってきてるんですよね。
何気にもう学園モノという括りからは解き放たれてしまっているのだけれど、デビュー作の【断罪のイクシード】を彷彿とさせるこの異能力バトルは、作者としてはこっちも大好きなんだろうな、というのが伝わってきてしまって、なんともむず痒い気分である。いやだって、自分も好きだもの。【断罪のイクシード】めっさ好きだったもの。
ただ、まだ作品の空気感として、ステージが変わったことにまだついていけてないというか馴染めておらず、うまく噛み合わなくてチグハグになっている雰囲気はあるんですよね。読んでいるこっち側の意識のみならず、中身の登場人物たちの意識も変化に乗り遅れている感があるのだ。その最たるものが、メインヒロインのステラである。単に強さの境界を突破できていなくて足手まといになっている、というだけでなく、覚醒した魔人たちの世界観に彼女、まだ全然ついていけていないし、理解が及んでいないのである。彼らが見ているものを、ステラは見ることが出来ていない。その自覚があるだけに、余計に空転している節もある。状況が状況だけに、余裕をもって周囲と自分を見つめ直して立て直す、なんて真似が出来るようなありさまでもありませんでしたしね。もしあのまま状況が推移して、西京先生をはじめとした援軍を迎えて巻き返しを図ったとしても、ステラは追随できずに置いてけぼりをくってそのまま絶望的な距離をおいてしまったでしょう。その意味では、ルナ姉様の行った仕切り直し、というのはステラに追いつく猶予を与えてくれたのと同時に、新たなステージに至った作品の世界観がステラを通じて定着するまでの猶予でもあった、というべきなのかもしれません。
しかし、まさか間一髪で現れた助っ人が、多々良幽衣だったというのは意外も意外じゃないですか? 暁学園のメンバーとしてステラたちと戦った敵手でありながら、今度は味方として、という展開は大いに燃えるところなんですけれど、この娘って確かステラにぶっ飛ばされてた娘でしたよね。魔人サイドのメンバーと因縁ありとはいえ、ステラですらあのありさまなのに大丈夫なのかこれ。それとも、まだ見せていない真打が隠されているのか。その意味でも、超強い助っ人の登場、ではなくて今回ボコボコも良いところのステラに前にボコボコに負けている娘をここで持ってくる、というのは逆に面白いかもしれない。ある意味、先に行ってしまった一輝と違って、ステラにとって切磋琢磨できる立ち位置ですしねえ。まあ、悠長にせめぎ合ってる時間的余裕もないし、キャラ的にもまず馴れ合わないタイプだろうし、どう処理するのか非常に興味深い。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 5】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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エルム共和国を成立させ、通貨の発行によってその基盤を確かなものとした超人高校生たち。だが、異世界の人々に国を委譲するための選挙を始めようとした矢先、亡国《ヤマト》の皇女カグヤが現れた。エルムの基本理念『万民平等』をタテに、帝国に苦しめられている自分たちへの援助を求めてきたのだ。
司は旧ヤマト領の扱いについて帝国への介入を始めようとするが――
「俺はその方針には反対だ」
勝人が地球への帰還を優先するため、帝国元帥ネウロとの敵対を避けるべきだと言い出し、超人高校生たちの間に不協和音が流れ始める!
激動の異世界革命物語第5弾!!
世界の一般常識におけるモラルの上昇が平和へと繋がる道、か。これはバカにしたものではなくて、特に時代的にまだ中世であり宗教的なモラルすらも規定されていないこの世界では、現代に即したモラルを普及させていくというのは劇的な効果があると思われる。エルム共和国の国民は司たちの教導によって民主主義をはじめとした現代モデルの考え方への意識も高まっているわけですしね。
もっとも、本来なら数百年のスパンを年単位どころか月単位で進めている弊害は大きい。劇薬過ぎる上に、高まった意識に追随スべき知識などが全然追いついていないんですね。教育がもたらされていない、と言ってもいい。まあこればっかりはなあ。明治維新から百数十年経っても民主主義を持て余している日本や、本家本元である欧州や米国が迷走しているのを見ると、果たして政治システムに成熟などというものが訪れる日が来るのかと疑問に思うことも多い。
本作においても民主主義が万能にして至上の政治システムだと掲げているわけではない。事実、民主的な政治システムの運用を開始した途端、その不具合や悪用されていく様子を一番基本的な部分からだがしっかりと描こうとしている。それを加味した上で、いや民主主義のダメなところをも市民が目のあたりにすることも最初から考慮に入れた上で理想を展開しようとしている司は、まさに国家百年の計をたてることの出来る偉大なる政治家なのだろう。将来の平和と理想のために、ある程度の被害や損害も最初から組み込んでおける、という意味においても。
そりゃあ、現世利益を追求する商人である勝人が、同じ道を歩めるわけはないわなあ。むしろ、歩くほうがイビツになってしまう。どちらかが、本来の本分を捻じ曲げなければならなくなる。友人であることとパートナー足り得るかはまた異なる話なのだ。
個人的には、むしろ帝国元帥ネウロが暗躍している企みの内容は邪魔とすら思えるところなんですよね。これって、どう考えても世界の危機をもたらすものであって、異なる主義主張や生き様を貫いているモノ同士でも一致団結しなければならないシーンを生み出すものであるからして、世界を変革していく物語としてはその手の外からの強制的な協力を必要としなければならない展開というのはちょっと無粋に感じる部分もあるわけだ。そういう横やりがないまま、司が理想を体現していく上で障害をどう乗り越え、現実に向かい合い克服し、時に妥協していくか、という流れの方が興味深く堪能できるのだけれど。
痛快さを求める物語としては、対峙するのはそっけない現実ではなく、心置きなくぶっ飛ばせる悪であることが求められることは大いに理解できるだけに、そのへんどこまで手を広げ、転がしていくのか、さてさて。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 4 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!  4 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 4】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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北部四領を帝国の圧政から解放し、民主国家“エルム共和国”の樹立を宣言した超人高校生たち。人々が新たな時代の到来に歓喜する中、帝国から休戦の申し入れが届いた。図らずも訪れた平和な時間。リルルと林檎の恋の直接対決が勃発したりしつつも、超人高校生たちは国家としての体裁を急速に整えていく。そんなエルムの大きな柱となるのが独自通貨の発行。勝人はエルクらとともに経済の安定のため、周辺国家との通商会議に臨むが―!?「ここから先は俺の流儀でやらせてもらう」地球最高の実業家がついに本気を見せる!?異世界革命物語第4弾!

いや、この場合ルー子の思考パターンは国益を賭けて交渉する立場の人間としては真っ当ですらある、と言ってしまうとさすがにブラックなんだけれど、それが当たり前な世界だからなあ。その意味では新国家エルム共和国の政府中枢たる大臣・官僚となっていくだろうエルクたちは、才能や資質はあってもまだ経験が全くなく純朴でありすぎるんですよね。それでは、生き馬の目を抜く世界ではやっていけない。その意味では、早いうちに自分たちがフォローできる段階で痛い目を見ておけ、という司や勝人たちの方針は正しいといえるのでしょう。少なくとも、このピンチによってルー子の濁な意見を飲むだけの見識を得たわけですしね。それでも、まだまだ圧倒的に足りなかったわけですから。
でも、勝人はこれだけ他人に任せられない性格だとあんまり人を育てられるタイプじゃないんだろうなあ。それでも、ルー子みたいな子をちゃんと拾って鍛えることは出来ているんだけれど、いざとなると自分が出張って自分で全部解決してしまいたいワンマン気質だと、周りがもし育ってもそれが頭角を現しだすと決定的なところで対立しだす気がするんですよね。ワンマン社長が一代で大きくした会社の少なくない数が、次代との衝突で躓く過程を辿ったように。特にルー子は逸材であり勝人と似たタイプなだけに育った時に勝人と共存できる気がしないのよねえ。
他に類を見ない化物揃いの超人高校生たちだけれど、こうしてみると完璧超人とは言えない結構な粗も内包してるんですよね。葵なんか、戦闘担当なのに弘法筆を選びまくる、が如く使える武器が限定されていて、それが使用不能になると戦力半減って、ちょっと能力がピーキーしやすぎませんかね!? 戦闘超人なら、笹の葉でも真剣と同じようにスパスパ切りまくれる、くらいの強さだと思ってたのに。
帝国側に、自分たちと同じく異世界から来た人間が国家の最高幹部クラスに居座っている、ということが発覚して、余裕余裕とか言ってられなくなってきましたし、むしろ国を作ったことで足かせも増えてきて、なかなか難しいことになってきたなあ。
ぶっちゃけ、帝国を潰す、ということが目的なら今回の勝人の仕掛た経済戦で帝国、息の根止めることも出来たかもしれないんですよね。結果として、帝国の貨幣経済が壊滅して経済的な焼け野原が現出する阿鼻叫喚の地獄絵図になったとしても、ですけれど。
いや、そこまでやらかしてしまうと、エルム共和国だって波及効果でただで済むとは思えないのですが。その意味では、勝人は無茶やらかしたよなあ。事前に、司にセーフティネットになるように頼んでいた、というあたりは冷静なのかもしれませんけれど、彼のこの気質は商売人とか経済人とはまた異なるような気もするんだけどなあ。
明確に、いずれ司とは袂を分かつ素振りを見せている勝人ですけれど、彼に限らず実のところ他の高校生ズからして司の掲げているエルム共和国の理念に諸手を挙げて賛同しているか、というと微妙なところではあるんですよね。あくまで司への個人的友誼とエルムの人達に対する信義と好意からで、共和国の理念に対してはあんまり関心ないんじゃないか、という態度が結構見え隠れするわけで。まあそこは、政治家かそうじゃないか、という立場と視点の違いもあるでしょうし難しいところか。でも、歩む道が別となる理由としては十分でもあるだけに、今後どう取りまとめていくかには興味が尽きぬところであります。

シリーズ感想

アルティメット・アンチヒーロー 4.究極の個 ★★★☆  

アルティメット・アンチヒーロー4 究極の個 (講談社ラノベ文庫)

【アルティメット・アンチヒーロー 4.究極の個】 海空りく/Nardack 講談社ラノベ文庫

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東京生存圏を飲み込んだ漆黒の霧。ミカエルに敗れた焔が最期の力を振り絞って行った魔術により、人類はその霧の迷宮最深部に転移していた。だが、天使たちの行軍は止まらない。その数実に十四万の軍勢は、着々と人類のもとに足を進める。“邪神使い”神代焔という最高戦力無しに、いかにして天使の軍勢と相対するのか―絶望に沈みかける人類。だがそれでも、純華は守るべき人々のために立ち上がる。そして、妖精族たちの協力も受け、人類は再び戦うことを決意した。生きるために。守るために。最期まで絶望に立ち向かい、未来を手に入れるために―。いずれ救世主と全ての人間に讃えられる少年が紡ぐ常勝無敵ファンタジー、最終決戦の第四弾!

焔、実は生きてましたパターンかと思ったらガチで死んでたんか!!
圧倒的な力を持った神代焔の存在は、どれほど制約に縛られていようと最終的には全部やっつけて助けてくれる、という安心感。悪く言えば緩みや甘えがあったわけだけれど、その彼が消え、残されたのは僅かな戦力。そして、相手は強大な力を持った天使の軍団14万。
人類滅亡待ったなし、の状況下でそれでも挫けず絶望せず、最期の最期まで抗ってやる、という不屈の闘志を純華たち僅かな戦士たちだけではなく、一人ひとりの兵士までが滾らせて戦いぬく展開にはやはり燃えるものがある。結局焔が助けてくれるんだろう? という読んでるこっちの姿勢を裏切るように、魔王に匹敵する上位階梯の存在である大天使たちを次々と劣る戦力、低い存在階梯、僅かな力を束ねて撃破していく、この弱き者たちが死に物狂いで強大な敵を打ち破っていくジャイアント・キリングは、この作品の魅力であった圧倒的な力で敵を蹂躙していく、というそれを見事にひっくり返して突き破ってみせたのだから、面白いなあ。
だいたい、クトゥルー神話の邪神たちを主人公サイドが使役する、というのはまあ珍しくはないんだけれど、あくまで道具として使役するとか、わりと人類に好意的な良い邪神さんたちと協力して、という流れであって、東京の市民全員を邪神の信者に見立てて、何万人もの信者で行った儀式で大召喚、邪神降臨! ってそれ、どう見ても敵の邪悪な組織がクライマックスにやらかす惨劇ラストバトルのはじまり、みたいなノリだから! 間違っても、味方がやるもんじゃないから!
うんまあ、東京が邪教の巣窟で人類の敵と言われても、これは反論しづらいぞ(笑

主である神代焔を失って戦いから背を向けた法の書(リベル・レギス)を、純華が新たな主として認めさせる展開といい、妖精女王と人類の共同戦線を橋渡しし、絶望して一度は膝を折った仲間たちを奮い立たせ、諦めた大人たちの心に火をともし、と振り返ってみると星河純華の今回の活躍たるは八面六臂の大活躍で、焔不在のなか完全に主人公を担ったんですよね。
だからこそここまで盛り上げておいて、最後にやっぱり神代焔が……となると、結局彼頼みか、となるところを、焔が本当に死んでいた、という事実を交えてこの設定に持ってきたのは、なかなかに上手い使い方だったんじゃないだろうか。
あまりにもスケールが大きすぎる一方で、神代焔があまりにも強すぎるために制約もまた強すぎて、なかなかフットワークが軽く、と行かず痛快さにもどかしさがつきまとうシリーズでしたけれど、純華が頑張ったんでそこは目一杯ほめてあげたい。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3 ★★★   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!  3 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「春までに『民主国家』を建国する」ギュスターヴの戦略魔法による攻撃さえも退けた超人高校生たちはいよいよ帝国との本格的な戦いに突入。近代兵器で武装した“七光騎士団”は、智将アークライド侯爵に率いられた“討伐軍”を苦もなく撃破し、民主国家の建国を目指して邁進する。一方で、異世界にきてからの過労がたたった司と林檎は桂音から三日間の休養を言い渡され、せっかくだからと二人で街中デートをすることに!リルルの出現で焦っていた林檎は司との距離を縮めるために一念発起して奮戦するが―!?地球最高の叡智と技術がますます冴え渡る、異世界革命物語第3弾!

うはは、圭音先生いい具合にイカレてるじゃないですか。さすがは現代強化版ナイチンゲールというべきか、頭のおかしさもナイチンゲール超級だったというわけか。人を救うためには手段を選ばない、ってタイプの人だよなあ、これ。いや、正確には巧妙に手段は選んでいるので、最終目的へ到達するための障害を無理押しで余計に増やしてしまわないように真意は隠しつつ上手いこと立ちまわっている、とも言えるんですよね、これ。少なくとも、最大の障害になり得る司たちには一切悟られていないわけですから。
怖い怖い。
この超人高校生たち、何気に実際は常識人枠と、実は狂人枠に別れてるっぽいんですよね。司もショーニンも俗世の業を背負ってなお突き進むタイプで、浮世離れしている林檎もあれで幼少時のエピソードを見ると真っ当な感性を持つからこそ対人恐怖症になった類ですし、マジシャンは言わずもがな。一方でニンジャ娘ちゃんの忍はあれで境界線上をフラフラしていて、圭音先生と大剣豪葵がいささか振り切っちゃってる感がある。葵に関してはまだ根幹が見えてないのでなんとも言えないけれど。
しかし、復活したと思った途端にギュスターヴを叩き潰してしまったアレといい、ケーネ先生のイケナイ外科療法といい、主人公サイドがタブーとも言うべきラインをガンガン跨ぎ越していくのは、一種壮絶なものがある。これだけ超絶的な能力を制限なしに使いまくりながら、司たちにはキレイ事でお為ごかしする様子が一切ないんですよね。必要ならば徹底的に手を汚す覚悟を持っていることこそが、彼らの超絶的な能力が数字的スペックではない証左なのかもしれないが。ヌルい事を言って甘い見通しでやれるほど、文明を数世紀一気に進捗させることが簡単ではない、というのを誰でもない彼ら自身が承知しているということなのだから。
同時に、それだけ彼らが本気である、ということでもあるんですよね。他人事ではなく、文字通りその心身を削り倒して、この世界に未来を残そうとしている。特に司は、この世界においてすらも完璧に「公人」として自らを貫き通している。
一方でこれだけ高い視野で物事を見ている人物であり政治家であるにも関わらず、林檎のエピソードに出てくる司を見てると、たった一人のために身を粉にすることの出来る人でもあるんですよね。誰か一人を大事に出来る人でも在る。だからこそ、身近な人を幸せにすることと公の人物として国家や世界を幸福に導くことが相容れない状況が訪れたとき、この人の「私」は徹底的に滅び去ってしまうんじゃないだろうか、と心配になる。滅私という言葉を精神的に実践してしまうのではないか、と。その意味でも、彼のプライベートに寄り添おうとしているリリルと林檎の好意、恋慕は貴重なものなのかもしれない。

一見圧倒的に見える司たちだけれど、狂信的なギュスターヴの背後に見えてきた帝国の中枢がやたら不気味なんですよねえ。決してこれが超人高校生の蹂躙戦ではなく、超人的高校生が七人居て彼らが全力を尽くしてようやく、伍することが出来るほどの相手が、敵であり謎の皇帝の存在なのかもしれないと考えるなら、今まで司たちが居なかったこの世界って、完全に無理ゲーだったんだよなあ……(遠い目)

1巻 2巻感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 10 ★★★★   

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)10 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 10】 海空りく/をん GA文庫

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間近に迫ったステラの家族への挨拶を前に一輝は緊張していた。
ステラのパートナーとして認めてもらえるのか不安を感じつつヴァーミリオン空港に降り立った一輝。
そんな彼を迎えたのは、大勢の市民たちだった。温かな歓迎ムードに緊張も和らぐ一輝だったが――

「イッキ・クロガネ! ヴァーミリオン皇国民は貴様に決闘を申し込む! 」

それは錯覚にすぎなかった!?
図らずも開始する落第騎士vsヴァーミリオン皇国全国民の一大バトル。
一方その裏では、かつてその片鱗を見せた邪悪な影も蠢動を始めていた!
落第騎士の英雄譚・新章、ヴァーミリオン皇国編、開幕! !
そうかー、ヴァーミリオン皇国って広島にあったんだー。って、ヴァーミリオン皇王陛下、なんでナチュラルに一人だけ広島弁ナンデスカ?
駄目だ、この人大人げないお父さんだ。国家権力乱用しまくってるじゃないか、絶対王政利用しまくってるじゃないかー。
ただ、この過度すぎるくらいの家族愛も、ヴァーミリオン皇国の建国逸話を聞くと逆に不安になってくるんですよね。建国の逸話を再現させられるとか、想像しただけでもゾッとしないんですけれど。でも、それをやりかねないような今度の敵なんだよなあ。
これまでは学園編・七星剣武祭編ということで、乱入はあったとはいえ基本的に学生レベルの話に終始していたところが、この第二部からは文字通り世界を舞台にした、本物の戦争編ですからね。一騎当千の戦力を投じた血みどろの闘争というと、作者の海空りくさんの【断罪のイクシード】路線なんですよね。あれ、大好物のシリーズだったんで、どんと来いなのですけれど。
世界中に跋扈する魔人と呼ばれる超越者たちのルール無用の祭典。昔、西京先生と黒乃理事長の現役時代の試合のエピソードがあまりにも途方もなさすぎて、世界観が違う、というか出てる漫画が違う、みたいな事を言ってたんですけれど、本当の意味で「魔人」と呼ばれるブレイザーは世界観が違うレベルなのだということを、ステラと一輝のラストバトルで実感したのですが、この魔人たちが主役となるヴァーミリオン皇国編は文字通りこれまでとは出る漫画が違う、というくらいに話の規模が違ってくるんでしょう。
だからこそ、何となく一対一の試合専用じゃないのか、実戦向きじゃないんじゃないか、という疑念があった一輝の力が、むしろ試合よりもルールも戦場も限定されない実戦向きだと明言されたのは今後、一輝の戦いに制約は課さない、それこそ伸び伸び戦わせてあげるよ、と宣言してるみたいでなかなかワクワクさせてくれるじゃないですか。
それはそれとして、ステラがあれでまだ魔人化してない、というのは逆に怖いなw

月影総理が、いったい何を企んでいたのか。というか、何を危惧して動いていたのかを今回正直に教えてくれた上で、一輝たちに未来を託してくれたわけですが……第三次世界大戦か、これはまたヘヴィな未来じゃないですか。まだ在学している人たちはともかくとして、三年だった刀華さんや諸星くんもそれぞれ目指す道へ歩き始め、珠雫もまた痛切に感じた自分の未熟さを埋めるために新たな挑戦をはじめたわけですけれど、悠長にそれぞれじっくり力を蓄え、とはしていられないのかもなあ。思っているよりも早く、動乱ははじまりそうな匂いがプンプン漂ってきている。
ほんと、ガンガンダークサイドに寄せてきたのは、楽しみに思うべきか不安に感じるべきか。こういう黒い人死もバンバン出そうな雰囲気は、ほんと【断罪のイクシード】寄りで好きなんですけどねえ。

あと、あの可愛らしいお母さんからステラとかルナ姐さんみたいな人を生み出してしまった親父さん遺伝子はもうちょっと反省スべきだと思う!

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 ★★★  

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2 (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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「では諸君。歴史を急き立てるとしよう」
地方領主をいともあっさりと打倒した超人高校生たちは、冬の終わりとともに始まるだろう帝国との全面対決に向けて、準備を開始する。そんな彼らが最初にとった方策は『宗教』!?
天才マジシャンのプリンス暁が現人神・ゴッド暁として奇跡の御業を示し、さらに桂音の医療技術や葵の武力など、それぞれが能力を生かして人々に実利を与えることで信仰を集め、超人高校生たちは急速に勢力を拡大していく!
帝国の理不尽な圧政に苦しめられてきた人々を、地球最高の叡智と技術で導く異世界革命物語第2弾!
宗教って劇薬に、敢えて手を出すあたりが超人的政治家、というべきか。中世レベルの文明からいきなり市民革命、と言ってもその基礎となる理念や教育が育ってないんですよね。被支配層である農民、市民に自ら責任を以って政治を担い、国を負うという意識も価値観も思想も根本的に存在しないし、それを植え付ける下地が備わっていない。だからこそ、乱暴ではあるけれど宗教という価値観を分かりやすく急速かつ強力に添付できるツールは、市民革命の芯となり得るのだ。もっとも、取り扱いが極めて難しく、実利が観念に取って代わられるのが早いうえに、新たな支配構造の枠組みとして市民の意識の自立の妨げになりかねないものだけに、やっぱり劇薬すぎるんだけれど。かなり穏当で融和的な教義と、組織として立ち上げないことで後々の禍根とならないように気を使っているのは見て取れるんだけれど、それでもやっぱり思い切ったなあと感心せざるを得ない。日本人は、宗教宗教したものには忌避感あるからねえ。それを、あくまでツールとして利用しようとする発想は、日本人離れしてるんじゃなかろうか。或いは、それだけ政界のおける妖怪的な存在に伍しているというべきか。
このような並外れた政治家には、それに相応しい無私と献身を期待してしまう、というかそうあるべきという観念を押し付けてしまうのだけれど、おかしいもので本当にプライベートもなく、自らの欲得を顧みない社会人民への奉仕者、という様相を見てしまうと逆に不安になってきてしまうのは、浅ましいだろうか。
指導者に神代の賢王と同等の徳を期待しながら、同時に自分たちと同列の人間味が感じられないと忌避感を感じてしまうのが、一般大衆というものである。果たして、司は現世地球ではその実力を誰しもが認めていたのは明らかだけれど、政治家としての人気はどうだったんだろう。支持率はもちろん、高かったんだろうけれど。
いずれにしても、この異世界でも司はひたすら無私を貫き、公共の益を優先し、個人的な感情を排して邁進し続ける。だが、決して個人的な感情がないわけではない。自分を押し殺すことに、傷つかないわけではない。その比類なき姿は、だが同時に痛ましさも感じてしまう。リリルは、そんな司のすべてを理解し、おそらく変われないだろう彼をそのまま受け止めることの出来る存在として寄り添えるパートナーとなってくれるんだろうけれど、こうやって全部許してくれる人って、場合によってはトドメにもなり得るんじゃないかと心配になってしまいます。

しかし、超人高校生たちが好き放題やらかしまくる、という枠組みの緩さとは裏腹に、この世界の支配体制というのは暗黒時代もいいところで、人権思想なんて萌芽すら感じられない凄まじい鬼畜っぷりが、もはや待った無しで世界を改革しないといけないという気にさせてくれる。急き立てられる、と言っていいかもしれない。それだけ、えげつない描写が多いんですよねえ。忍たちが遭遇した村の状況なんて、現世の地獄もいいところですし。
それを許容するには、この世界に舞い降りた彼ら超人高校生たちには力がありすぎた。

いやそれでも、あの超人剣豪の超人っぷりはもう人間辞めてるレベルんですけどね! ってか、剣豪とかいう段階じゃねえでしょ、それ! もう剣の腕がどうとかいう話じゃなく、身体機能が地上の生命としては間違ってるからそれ。
葵さん、それもうミサイルじゃなくても良かったんじゃないですかね? 犬の散歩じゃないんだから。もう、葵が爆弾持って吶喊した方が確実だったんじゃ、と思うくらいで。
ただ、相手も超人高校生たちに翻弄されるばかりじゃない、潔癖公のように別の意味でぶっ千切れたキャラが出てくると、カオスさも増していいんじゃないかなあ。

今回、微妙に人間関係に亀裂が生じかけてますけれど、あの語りだと深刻なことにはならない……か?

1巻感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 9 ★★★★☆  

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)9 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 9】 海空りく/をん GA文庫

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七星剣武祭決勝戦当日。一輝は最愛の恋人にして最強のライバルでもあるステラとの一戦に向け、最後の調整を行っていた。そんな彼の前にスパーリングパートナーとして現れたのはこれまで彼が
戦ってきた実力者たち! 《雷切》、《七星剣王》そして《風の剣帝》。
錚々たる面子を前に《無冠の剣王》は自らの牙を極限まで研ぎ澄ませていく!!

「騎士の頂を巡る最後の戦いで、――――僕は君と戦いたい」

かつて交わした約束は、いま現実のものとなり、大会史上最も苛烈で過酷で美しく、そして泥沼のような戦いが幕を開ける!

果たして誓いの先に待つ運命は!? 《最強》と《最弱》、雌雄を決する第九弾!



果たして、裏切りでも強制でも因縁でもなく、ただ純粋に戦いたいという気持ちを以ってこれだけガチで、相手を殺すことすら覚悟して戦う主人公とメインヒロインのバトルがあっただろうか。
ついに、七星剣武祭決勝戦。一輝とステラの約束は果たされ、二人はこの決勝戦の舞台で刃交えることに。
はじまった頃からすると、一輝もステラも見違えるように遠い所に来てしまったけれど、初志貫徹、まさにここに辿り着くために戦ってきたわけで、感慨深くないわけがない。
まさか、最後になってこれだけステラが強大になるとは想像していなかったけれど。一輝の成長はシリーズ中ずっと著しかったわけで、ステラはそのあとを追いかけてきてたわけですからねえ。

最後の決戦に向けて己を研ぎ澄ませる一輝のために、練習相手となる今まで戦ってきた強豪たち。七星剣武祭でも上位ランカーたちが手伝ってくれたわけですけれど、その中でも【雷切】東堂刀華さんは諸星アニキと並んで別格の貫禄でした。やっぱり、刀華さん強かったんだなあ。今更、刀華さん相手に一輝が苦戦するのか、とも思ったんですけれど、どうしてどうして、無茶苦茶強いじゃないですか! 練習とはいえ、冷や汗の出るような攻防が何度も繰り返されて、彼女の底知れない強さを改めて実感することに。
一回戦では最終的に圧倒されてしまった諸星アニキも、改めて戦ってみればパねえ強さで、この二人は今後もどんどん際限なく強くなっていきそうな迫力がヒシヒシと。少なくとも、一輝とステラに置いてけぼりにされてまんじりとしてるたまじゃあないよなあ。
一度でいいから、諸星アニキと刀華さんの再戦も見てみたかったですけどねえ。

そして、何だかんだとスパーリングに参加してくれる王馬兄ちゃん。この人、結局なんだかんだと折にふれて一輝に助言してくれたり手助けしてくれたり、と振り返ってみるとえらい熱心に弟の面倒みてるんですよねえw
もうちょっと妹の方にも構ってあげなよ、と思ってしまうくらいw

一方で、ステラはというと目一杯食べられるだけ腹に詰め込んで、ねぐらで休眠、というアスリートや騎士というより完全に野生動物の体。
ドラゴンに目覚めてから、このヒロインって能力的な意味だけじゃなくて生態的に人間辞めてしまった気がするんですけれどw

決勝戦も、結局最強の騎士同士の決闘、という雰囲気じゃなくて、エンシェントドラゴンにたった一人で竜殺しに挑むかのような、純粋に途方も無い暴力の化身に挑むかのような空気感。
正直、試合前の実況の盛り上げセリフが最高すぎて、笑いながらテンションあがりまくってしまった。そりゃ、プロレスとかボクシングとか、格闘技の選手入場前の煽りは定番ですけれど、もうノリノリですなあ!

試合本番の熱戦は本編を御覧じろ。
ただ、相手が死んでしまうことも厭わない程に、夢中になって強さを求め高め合う戦いは、ひたすら熱く、熱く、愛に溢れておりました。
これはもう、一輝とステラが相思相愛でないと出来ない戦いだったよなあ。

ちょっと気持ちが高まりすぎて、収まりがつかずに「夜の一刀修羅をドラゴンファング!!」してしまったのにはまた笑ってしまいましたけれど。うん、まあわかるよ。若いもの。
わかるのはわかるんだけれど……ステラさん、ステラさん、その準備の良さはどうかと思いますよ! 一輝との約束を思えば、それ必要ありませんもんね! この女、我慢できなくなったら自分から襲うつもりだったんじゃなかろうか。
このお姫様、自覚あるみたいだけれどガチで「淫乱」ですわーw 一輝、捕食されとるw


一応、物語としては七星剣武祭決勝戦でステラと戦う、という最初の目標を達して、区切りは得てるんですよね。読んでいても、すっきりと片がついていてここで終わっても納得できるくらいには。でも、もちろん先への仕込みは首相の思惑も含めて色々と仕込まれており、そしてエーデルワイスの語る魔人の領域とともに、謎の面々のイラストがしれっと載っているあたり、次のステージへの準備も万端なんですよね。これはもう、素直に続きが楽しみです。
まあまずは、恋人の実家に挨拶に行く、という恐怖のわくわくイベントが待っているのですが。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 8 4   

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)8 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚(キャバルリィ) 8】 海空りく/をん GA文庫

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《紅蓮の皇女》vs《風の剣帝》、《無冠の剣王》vs《凶運》因縁に終止符を打つ準決勝開始!

無数の剣で磔にされた珠雫と、その前で哄笑する天音――一輝の対戦相手を決める準々決勝の戦いは、
開始前の惨劇で幕を閉じた。
そして迎えた七星剣武祭準決勝戦。《紅蓮の皇女》と《風の剣帝》、
二人のAランク騎士は、かつてない規模で会場全体を蹂躙しつくす、埒外の戦いを繰り広げる。
さらにもう一つの準決勝、《無冠の剣王》と《凶運》の戦いは――
「僕、――この試合を棄権しようと思うんです」
天音の思わぬ発言で波乱の幕開けとなった! どこまでも翻弄してくる天音に、揺るがぬ覚悟で対峙する一輝。
最愛の恋人と約束した、決勝の舞台に向けて突き進む第八弾!
もうステラさんが、人間辞めちゃってるんですけど、これ! 人外とか化け物とか超人とか怪物とか悪魔とか魔獣とか神様とか、そんな方向ならこれまで覚醒してなっちゃう人たちはたくさん居ましたけどさ……これってもう『怪獣』ですよね、怪獣。ゴジラとかガメラとかキングコングとか、そっち方面の『KAIJU』。
わかってます、次は巨大化するんですよね!? 口からブレス吐くんですよね!? よし、スーパーXを呼べ! イェーガーを召喚しろ! ウルトラマンはまだかー!
メインヒロイン、メインヒロインと幾ら連呼しても、目の前にいるのは大怪獣ステラ・ヴァーミリオン。ヒロインとはいったいなんだったっけ? と遠い目になってるところに聞こえてくるのは、怪獣の雄叫びと破壊音。
「がぁおおーーっ!!」と吠えていた6巻の頃はまだ可愛らしかったんですね。もう人間の発声器官では出せない咆哮とか言われてるし。
これからは紅蓮の皇女改め、怪獣皇女でいいですね? よろしいんですね?
ああなるほど、黒乃理事長や西京先生たちはあれ、「出てくる漫画が違んじゃね?」と思ってしまうくらい頭のおかしい能力の持ち主だったけれど、ステラも無事にあっち側のアレになっちゃったんだなあ(遠い目)
ただでさえ取り返しのつかない変態というヒロインにあるまじきキャラクターでありながら、さらに怪獣みたくなってしまったステラさん。よくまあこんなのを恋人にしてやってけるなあ、と今更ながら一騎の器の大きさにはため息が漏れてしまいます。恋人としても大丈夫か、と思うところですけれど、それ以前にこんなのとどうやって戦うつもりなんだ、一騎は。一巻で戦った時と文字通り桁が7つほど違うぞこれ。

と、それ以前に決勝に進むためにはまずあの『凶運』紫乃宮天音に勝たなければならない。勝つ以前にこの相手とは、戦いの舞台に立てるのか、というところから高いハードルが待っていたわけだ。
それを何とかするために無茶をしたのが、珠雫とアリス。前巻の終わりの衝撃的なシーン、アリスは一体何をしてたんだ? と思っていたのですが、ちゃんと一緒に襲撃仕掛けてたのね。
もう無茶苦茶もいい所な天音の能力に、手も足も出ない珠雫とアリス。むしろたちが悪いのは天音の能力よりも、その能力がもたらした影響によって歪められた天音の性格でした。うん、ここまで性根が歪みきったキャラも久しぶりだ。相手の尊厳の踏みにじり方、大事にしているものを弄ぶやり方がそれはもう嫌らしくて、いっそ素晴らしく思えてくるほど。よくもまあ、そこまでピンポイントに人を貶められるものだと感心すらしてしまう。
あの珠雫がガチ泣きしたのってよっぽどですよ。それで怒髪天突いて激怒してきたのがステラだった、というのが嬉しいところでしたけれど。この二人、今となってはホントに仲良いんだよなあ。

ともあれ、凄まじいまでの邪悪な本性を露わにした天音に対して、これはもう気持ちよくスカッと痛快にぶちのめす展開だよね、と期待して手ぐすね引いていたら、待っていたのは期待以上の展開でした。うん、天音にこうなってしまう理由があり同情の余地があるのはわかっていたけれど、ここまで歪んでしまったらどうしようもない、と多くの人が思っていたのでしょうけれど、なるほどなあ、一騎がなりたいと理想に思い描いていた騎士というのは、こういう子をこそ見捨てない騎士だったのか。天音のあの能力を、無効化するとか攻略するというのじゃなく、真正面から乗り越えて、その絶対性を否定してみせ、潰すのではなく終わらせるのではなく、叩いて叩いて叩きのめした上で立ち上がらせる、という……自分だけ絶対を乗り越えるのではなく、諦めてしまっていた天音当人をも、戦いを通じて一緒に、彼を縛り付けていた彼自身の能力を乗り越えさせる、という熱い熱い展開が待っていたわけだ。正直、天音戦でここまで胸が熱くなるとは思ってなかったです。天音が無様を晒し、惨めにのたうちまわり、それでも諦めきっていた彼がどれだけ格好悪くても諦めずに立ち上がり抗い戦い抜こうとする姿には、それを引っ張りだした一騎の騎士としての志に、胸打たれたよ。格好良かった、熱かった。その痛快さは、胸のすくような爽快な痛快さだった。
かつて、あの一巻で一騎がステラに語った夢が、ここで一つ実現するとはなあ。あのセリフが一騎の口から贈られ、それがちゃんと相手に伝わり受け継がれていくシーンには、素直に感動してしまいました。

あと、さり気なく『白衣の騎士』のキリコさんが、やたらかっこよくいい所持ってったんですけどw この人、戦闘シーンこそ出番ないけれど、登場する度にいちいち言動がカッコいいんだよなあ。惚れる。

さあ、次はついに長きに渡って待ちに待った、一騎とステラの決勝戦だ。

シリーズ感想

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3   

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! (GA文庫)

【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!】 海空りく/さくらねこ GA文庫

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飛行機事故に巻き込まれた七人の高校生が目覚めると、そこは魔法や獣人の存在する中世っぽい異世界だった。
突然の事態に彼らは混乱――することもなく(!?)
電気もない世界で原子力発電所を作ったり、ちょっと出稼ぎに出ただけで大都市の経済を牛耳ったり、
あげく悪政に苦しむ恩人たちのために悪徳貴族と戦争したりと、やりたい放題!?
そう。彼らは誰一人普通の高校生ではなく、それぞれが政治や経済、科学や医療の頂点に立つ超人高校生だったのだ!
これは地球最高の叡智と技術を持つドリームチームによる、オーバーテクノロジーを自重しない異世界革命物語である!

あらすじ見ると、好き勝手やりたい放題やってるような感じに見えますけれど、実際に読むと結構抑制的なんじゃないだろうか、これ。それぞれ現代の地球で各分野の第一線に立っていた人物たちなせいか、むちゃくちゃな能力を持っているけれどその力を無分別に振り回すような子供じゃないんですよね。むしろ大人。それぞれ、その境遇から、或いはその高い能力を持っていたせいで大きな挫折や苦難、心に傷を負うような悲劇を越えて今の立場に立っている者が大半なので、出来た人物ばかりなのである。
これはガチでドリームチームだなあ。能力に振り回されない精神的に成熟した面々が七人も集まって、仲違いもせず一致協力してあたるわけですから。しかも、彼らが持つ能力ときたら異世界どころか現代の地球ですらそれぞれの分野で無双していた人外魔境ばかり。一人一人が一作の主人公を務められるような逸材ばかりである。
このタイトル【超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!】の略称が「超余裕」というのには笑ってしまったけれど、なるほど余裕だ。
余裕なんだけれど、でもそれって彼ら七人が全部何もかもやってしまったら、他の者達は後からついてこさせ、考えるのも導くのも実行するのも全部自分たちでやってしまったら簡単で超余裕なのだろうけれど……面白い、と思ったのは彼ら七人は決して自分から前に出しゃばらず、常に彼らを救ってくれた獣人の村の人たちを尊重し続けてるんですよね。その意思も、その決断も、すべての主体はこの異世界の住人でありこの地で暮らす民である村の人たちに置いている。
その彼らの生活や意思を助けるためにやってしまう内容こそ、ここ異世界!! 地球じゃないから! と思わず叫んでしまうような自重の欠片もないやりたい放題っぷりではあるんだけれど、特に発明家! 発明家の娘! それは現代の地球でも数百年は先を行くようなオーバーテクノロジーだ! ってか、何百年未来に行っても個人でそこまで好き勝手作れる時代は絶対来ない!
商人、というか経済界の麒麟児たる実業家の少年が出先の街で繰り広げた錬金術なんかは、魔法じみた手管ではあっても一応辣腕の範疇に入るものなんだろうけれど、剣士や医者の娘のそれなんかもう人外魔境。
でも、何気に一番むちゃくちゃなのって、プリンスの手品ですよね。種も仕掛けもあるからって、もうなんでもありじゃないか、それ!! 魔法や魔術という幻想領域の代物が、しかしちゃんとルールや方式に則って出来ることしか出来ない、というのを逆手によるように、手品と標榜しつつ文字通り何でもあり、な物理法則も魔術法則も関係ないみたいなやりたい放題をやっているのには笑ってしまった。種も仕掛けもちゃんとあります、ただしネタは明かさない!
そのくせ、マジシャン・プリンス暁当人は七人の中で一番常識人で一般人だという……なにやら次回はその常識人がゴッド暁にサせられてしまうようですがw

彼らの能力が全開で発揮されれば、世界を破壊し時代を破綻させ文明にロケットブースターを取り付けて停止ボタン無しで発射されてしまうのでしょう。だがしかし、彼らはその世界を革命する力ボタンを自分たちで押すことなく、本来の世界の住人たちの手のひらの上に乗せるのです。彼らは王にならず、担い手にならず。
革命とは、個々の特別な人間の意思によって成されるものではなく、市民一人ひとりの願いの集積として旧弊の殻を割り産まれ出るもの。政治家である御子神司は、民主主義国家の政治家として断固としてそこは譲らないんですね。だからこそ、ラストの展開へと繋がっていくのでしょうけれど。
七人の超人高校生にぜんぶお任せ、じゃなくて獣人の村の人たちや真田勝人がその意思を汲んで買い上げた奴隷の幼女など現地の人たちが率先して前に出て物語の中枢に噛もうとしていたのは、好印象でした。
メインキャラだけじゃなくて、周りの人たちまでちゃんと気合入ってる作品は好きだなあ。
作者の講談社ラノベ文庫の作品が、主人公が全部たった一人で何もかもやってしまうほど突き抜けていて、周囲の人達が追随できず、助けられず、悔しい思いに七転八倒しながらなおも追いすがろうと、並び立とうとしているお話であるんですよね。それと比べると、色々とポイントを組み替えて構成しているのが面白いなあ。

ある意味、異世界に来ても公人に徹している司ですけれど、いや地球でも公人として私人としての何もかもをかなぐり捨ててきた彼ですけれど、だからこそここで出会ったエルフのリルルとの関係の行く末は興味深いですね。公人として、自分の家族を破滅に追いやった彼が、果たして私人としての幸せを掴めるのか。
リルル救出でも、実のところ彼は公人としての振る舞いに徹しているんですよね。心情は露わにしながらも、決断については私人としてのそれに最後まで譲らなかった。このあたり、先々もポイントになってきそう。
まあその前にまず面白そうなのが、ゴッド暁ですけどね。どうなってしまうんだ、マジシャン(笑

海空りく作品感想

落第騎士の英雄譚<キャバルリィ> 7 4   

落第騎士の英雄譚<キャバルリィ>7 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚<キャバルリィ> 7】 海空りく/をん GA文庫

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「私が勝ったら、ヌードモデルになってもらう…」試合スケジュールの変更で二連戦となった一輝は、“一刀羅刹”で第一試合に勝利した。だが、次の試合ではその切り札が使えない。しかも次戦の相手サラは一輝自身を創り出して戦わせられるほどの実力者。そして一輝を絵のモデルにしようと執拗に迫ってくる、いろんな意味で侮れない相手!?剣士VS画家の異色対決!しかしそこには考えうる限り最悪の展開が待ち受けていた!「“幻想戯画”―比翼のエーデルワイス」“世界最強”vs“無冠の剣王”再び!激戦必至の第七巻、登場!!
短編だけじゃなくて本編でも一貫してお馬鹿で変態で色々と取り返しのつかないことになっているメインヒロイン(笑)のステラさんに敬礼!!
いやマジで、普通ならもうヒロインとしてアウトなレベルでやらかしまくってるんですけれど、この人。これだけメインヒロインを容赦なくヨゴレ系脳筋自爆キャラにしてしまうのは難しいと思うんだけれど、本作ってハーレムものじゃなくて当初からステラ一択でちゃんと恋人同士になっているからこそ、ステラに対してあれだけ好き放題やらかせる気がします。まだ主人公側が選択していない段階でこれほどやらかしてしまうと、本気でヒロイン戦線から脱落しかねないですからね。逆に言うと既に選択がなされた後だったらメインヒロインやりたい放題やらかしてもなんとかなる、という証左でもあるのかもしれません。どんどん勢い良く一輝の心がステラから離れていく様子には爆笑してしまいましたがw
それにしても、いい加減学習しろというか、ステラも珠雫を信じてひどい目に遭うの何度目だ。あれだけ警戒しているにも関わらずころっと騙されるチョロさは、もうステラって珠雫のこと大好きだよね、と言いたくなるくらい。まあ、珠雫の方も最近はステラ弄りにも愛が感じられると言いますか、わりとちゃんと兄との関係を認めてあげて義理の姉として受け入れた上で、小姑としていびり倒している感じなのですが。

さて、次の試合はもう反則レベルの能力で蔵人に完勝してみせたサラとの対決。正直、あのサラの能力はどうやって勝つのかさっぱりわからないというくらいの無茶苦茶さだったんだけれど、あの能力をどう攻略するのか、ではなくてきっちりサラという天才画家のバックグラウンドを掘り下げてきたところは実に好みな展開でした。ってか実はこの作品って、バトルに関してはあれこれ趣向を凝らした能力が登場するにも関わらず、いざとなると徹底して脳筋な力押しになるんですよね。むしろそれがいいんですが、この場合。前から言及してますけれど、海空さんの作品って根本的な所でヤンキーのドツキ合い的なノリで出来てるので、あれですよ、喧嘩は気合と根性なんですよ(笑
なので、気合と根性が噛みあうと、どのバトルも際限なく熱量があがっていって、燃える燃える。そして、そういうメンタル同士をぶつけ合うには、熱くなるための燃料として彼我のキャラクターの掘り下げ、というのは案外と重要なんですよね。その意味では、もうヌードモデル引き受けてあげなよ、と思うまでに至るサラの絵画への情熱に関する事情を余すことなく描いたのは良かったですし、さらにそれを一輝の家庭の事情、父親との確執に絡めることによって、サラと一輝二人の人生に絡みついた鎖を双方が解き放つ展開に持っていったあたりは、うまいなあと感心したくらい。
正直、サラ戦がここまで熱くなるとは思わなかったんで、大変美味しゅういただきました。

と、そんな熱くなったハートに冷水を浴びせるような、ラストの衝撃的なシーン。アリス、アリスはなにしてんのさ!? あの珠雫がただでやられるとは思えないので、見たままの展開ではなく一筋縄ではいかない事情が横たわっているのでしょうけれど、それでもあのビジュアルインパクトは来るものがあったなあ。
毎度、巻の終わりの引きは凶悪です。

シリーズ感想

落第騎士の英雄譚 零 3   

落第騎士の英雄譚 零 (GA文庫)

【落第騎士の英雄譚 零】 海空りく/をん GA文庫

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「なによ、シズクばっかり構って!」
稽古にかまけて相手してくれない一輝に拗ねたステラは、加々美から渡されたゲームで日本文化を学ぶ!?
「ねえアリス、ちゃんと聞いてる?」
一輝が学内予選に初勝利した夜、ステラに一輝の看病を譲った珠雫が、アリスに語った想いとは?ヒートアップするステラと珠雫の嫁姑対決、肝試しでカナタの意外な一面を知る一輝、そして西京寧音との修行で秘策を炸裂させるステラ。さらには黒鉄一輝が破軍学園に入学する前の「落第騎士の英雄譚・エピソード0」を収録!GA文庫マガジン収録の2編もあわせ、6編の語られざるエピソードを収録した、落第騎士の物語・登場!
……ステラってわりとガチで変態入ってますよね。いや、なんか全編に渡ってステラの痛ましい惨状が散見されてしまいましたので。これで彼女が揺るぎないメインヒロインなのですから、本作も大したものだと妙に感心してしまったのでした。

【お姫様の異国文化(HENTAI)体験】
いやいや、乙女ゲーはとりあえずそれだけではHENTAIカテゴリーじゃないと思いますよ? 明らかにヘンタイなのは、それを「使用」してえらい方面にハマってしまっているステラさん一択ですから。一輝もドン引きじゃあないですかw


【珠雫とはじめてのお酒】
当人たちは姉と妹、というつもりなのかもしれないけれど、いくら凪がオネエだからと言って、これは同性同士のやりとりにはあんまり見えないんですよねえ。すんげえ甘えっぷりですよ、珠雫。ダダ甘えじゃあないですか。珠雫がブラコンというのは否定しないんですけれど、それが珠雫当人が言っているような兄妹愛じゃなくて異性への愛情だ、という風に見えないのは、珠雫が隙だらけの姿を見せているのはむしろ凪の方だから、なんだろうなあ。


【真剣勝負!? <真紅の皇女>と<深海の魔女(ローレライ)>】
だからやっぱりヘンタイだって、この姫様。肉食すぎるw
これは、義妹とコロシアイになっても仕方ないレベルのヘンタイである。珠雫は、わりと兄の恋人に対して理解のある方の妹だと思うんですけれど、それでもこの女は殺しておくべき、と思われても仕方ないレベルでヤバいですよねw そりゃもう、抜き差しならないレベルで。しかし、メインヒロインがこれでもか、とその変態性を露呈させられる話も珍しい。一方で、ステラ、お姫様のくせにやたら家事スキル、新婚スキルが高かったりするので始末におえない。ある意味ヘンタイに技術を持たせてはいけないパターンの一つである。
しかし、なんでステラの初裸エプロンを堪能するのが妹の珠雫なんだ、これ?w


【少女の騎士道】
あの個性豊かな生徒会メンバーとの日常イベント。あのメンバー、会長の雷切だけじゃなくみんな本当に濃い人たちばかりだったので、もうちょっとスポットあててほしいなあ、と思っていたものですから、副会長のカナタメインのお話はなかなか嬉しかったり。お嬢様風のカナタですけれど、この人も相当にいたずらっ子というか、いい性格してるんですよね。生徒会、普段から随分賑やかだったんだろうなあ、というのがこの話からも透けてみえます。それにしても、カナタさんほどの実力があれば、本戦も辞退しなくてもかなりやれた気がするなあ。刀華会長置いてけぼりで副会長が前に出るわけにいかなかったんだろうけれど。


【ステラの眠れない夜】
もはやステラが末期に至ってしまっているのを、これでもかと見せつけられるお話。いや、もうあかんのとちゃうか、この姫様。ヒロインとして大丈夫か、というレベルでヤバいw


【落第騎士の英雄譚 エピソード0】
なるほどなあ、一輝って実家からの圧力で学院に無理やり落第させられた、という境遇の割に、先生たちからの待遇は悪くないなあ、と思ってたんだけれど、入学試験でこれだけしっかりと実力、それ以上に絶対に騎士になるんだ、という断固とした意思を示していたら、なるほど現場の人間である先生たちは悪くは思わんか。
なにより、折木先生ほどの学生思いの先生が見てくれていたら、なおさらに。単に一輝が強いから、という理由で受け入れたわけじゃなく、その生き方の危険性、破滅性を見ぬいた上でそれを止めようと身を削って制止しようとしてくれた上で、それでもなお進むのだという決意を受け入れてくれたわけですしね。一輝が心底尊敬しているのもよくわかる、騎士である以上に立派な先生だわなあ。なるほど、あんな仕打ちをうけながら一輝が学校に対して絶望していなかったのは、こういう人たちにきちんと前から支えられてたからなのか。
前日譚としては、非常に面白かった。
 
9月14日
【ダンジョン飯 8】
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【ヒナまつり 17】
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【欅姉妹の四季 3】
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浅草鬼嫁日記 七 あやかし夫婦は御伽噺とともに眠れ。
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神華後宮厨師伝 偽りの天は花梨で邂逅す
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9月13日
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ゴブリンスレイヤー 11
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9月12日
【舞妓さんちのまかないさん 11】
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【お酒は夫婦になってから 12】
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【死神坊ちゃんと黒メイド 7】
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【戦×恋(ヴァルラヴ) 8】
 朝倉 亮介(ガンガンコミックス)

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【進め!ギガグリーン 4】
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【英雄教室 7】
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9月10日
【魔法使いの嫁 12】
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【初回限定版 魔法使いの嫁 12 小冊子付】
 ヤマザキコレ(BLADE COMIC SP)

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【魔法使いの嫁 詩篇.108 魔術師の青 1】
 ツクモイスオ/三田誠(ブレイドコミックス)

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【魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件 1】
 オイカワマコ/五代ゆう(ブレイドコミックス)

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【スケッチブック 14】
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【86ーエイティシックスー 2】
 安里 アサト/吉原 基貴(ヤングガンガンコミックス)

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アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ
 鎌池和馬(電撃文庫)

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解術師アーベントの禁術講義
 川石折夫(電撃文庫)

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妖姫ノ夜 月下ニ契リテ、幽世ヲ駆ケル
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海のカナリア
 入間人間(電撃文庫)

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魔法科高校の劣等生 30.奪還編
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86‐エイティシックス‐Ep.7 ‐ミスト‐
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 江葉(TOブックス)

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出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした4
 紅月シン(TOブックス)

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【復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 2】
 斧名田マニマニ(JUMP j BOOKS)

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【娘を婚約破棄された最強軍人、国を見限り辺境へ】
 謙虚なサークル (ツギクルブックス)

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【身体は児童、中身はおっさんの成り上がり冒険記 2】
 力水(ツギクルブックス)

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9月9日
【勇者と紋章のラグナロク 2】
 渡辺 つよし(ドラゴンコミックスエイジ)

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【マケン姫っ! ‐MAKEN‐KI!‐ 23】
 武田弘光(ドラゴンコミックスエイジ)

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【放課後の拷問少女 7】
 BOKU(講談社コミックス)

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【100万の命の上に俺は立っている 8】
 奈央 晃徳/山川 直輝(講談社コミックス)

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【世界か彼女か選べない 6】
 内山敦司(講談社コミックス)

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【可愛いだけじゃない式守さん 2】
 真木 蛍五(KCデラックス)

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【我間乱―修羅― 8】
 中丸洋介(KCデラックス)

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9月7日
JK無双 2 終わる世界の救い方
 津田夕也(レジェンドノベルス)

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魔界本紀 1.下剋上のゴーラン
 茂木鈴(レジェンドノベルス)

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俺はダンジョンマスター、真の迷宮探索というものを教えてやろう2
 北乃ゆうひ(レジェンドノベルス)

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9月6日
【なんでここに先生が!? 8】
 蘇募ロウ(ヤンマガKCスペシャル)

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【ソウナンですか?5】
 さがら梨々/岡本健太郎(ヤンマガKCスペシャル)

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【鬼の又鬼のアモ 2】
 多田乃伸明(ヤンマガKCスペシャル)

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【手品先輩 6】
 アズ(ヤンマガKCスペシャル)

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【怪獣のトカゲ 1】
 山本崇一朗/福地カミオ(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)

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9月5日
【サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム】
 アサウラ (LINE文庫エッジ)

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【エクストラ・フォーリン・エールワイフ―異世界の奥さんは日本のビールを学びたい―】
 阿羅本景(LINE文庫エッジ)

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【勇者の君ともう一度ここから。】
 みかみてれん(LINE文庫エッジ)

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【CHiLD ―境界からの降臨者―】
 箕崎准(LINE文庫エッジ)

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【翠竜のティリストリ】
 寺田とものり(LINE文庫エッジ)

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【取締役は神絵師】
 水沢あきと(LINE文庫)

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【居酒屋がーる】
 おかざき登(LINE文庫)

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【出雲の阿国は銀盤に舞う】
 つるみ犬丸 (LINE文庫)

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【レールアテンダントガール 車内販売にまいりました!】
 豊田巧(LINE文庫)

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【異世界洋菓子店フォックステイル ラベンダー香る、甘さを忘れた街唯一のパティスリー】
 月夜涙 (LINE文庫)

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ゴブリンの勇者 2
 神虎斉(ドラゴンノベルス)

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魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。 2
 飛野 猶(ドラゴンノベルス)

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ファンタジーには馴染めない 〜アラフォー男、ハードモード異世界に転移したけど結局無双〜
 nov(ドラゴンノベルス)

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【最強の魔物になる道を辿る俺、異世界中でざまぁを執行する 2】
 大小判(BKブックス)

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【美味しいダンジョン生活】
 神谷透子(BKブックス)

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【悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 2】
 柚原テイル(KADOKAWA)

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【キリングバイツ 14】
 村田真哉/隅田かずあさ(ヒーローズコミックス)

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【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 3】
 柴田ヨクサル(ヒーローズコミックス)

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9月4日
【異世界居酒屋「のぶ」9】
 蝉川 夏哉/ヴァージニア二等兵(角川コミックス・エース)

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【ダーリン・イン・ザ・フランキス 6】
 矢吹 健太朗(ジャンプコミックス)

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【ぼくたちは勉強ができない 13】
 筒井大志(ジャンプコミックス)

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【終わりのセラフ 19】
 山本 ヤマト/降矢 大輔(ジャンプコミックス)

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【Dr.STONE 12】
 Boichi/稲垣 理一郎(ジャンプコミックス)

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【早乙女姉妹は漫画のためなら!? 5】
 山本 亮平 (ジャンプコミックス)

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【アクタージュ act-age 8】
 宇佐崎しろ/マツキ タツヤ(ジャンプコミックス)

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【神緒ゆいは髪を結い 2】
椎橋 寛(ジャンプコミックス)

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9月1日
【ノブリス・オブリージュ 〜引きこもり令嬢が何故聖女と呼ばれたか 2】
 剥製ありす (MAGNET MACROLINK)

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9月1日
ミリオン・クラウン 5
 竜ノ湖太郎(角川スニーカー文庫)

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ヒマワリ:unUtopial World 8
 林トモアキ(角川スニーカー文庫)

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いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~
 榊一郎(角川スニーカー文庫)

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戦闘員、派遣します! 4
 暁 なつめ(角川スニーカー文庫)

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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5
 ざっぽん(角川スニーカー文庫)

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魔王学園の反逆者 ~人類初の魔王候補、眷属少女と王座を目指して成り上がる~
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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魔装学園H×H 14
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する
 タンバ(角川スニーカー文庫)

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ワンワン物語 6 ~金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~
 犬魔人(角川スニーカー文庫)

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妹がブラコンであることを兄だけは知っている。2
 ミヤ(角川スニーカー文庫)

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悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 6
 永瀬 さらさ(角川ビーンズ文庫)

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竜宮輝夜記 天よ望めよ、恋の久遠
 糸森 環(角川ビーンズ文庫)

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8月31日
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 9
 手島史詞(HJ文庫)

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常敗将軍、また敗れる 3
 北条新九郎(HJ文庫)

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クロの戦記 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです
 サイトウアユム(HJ文庫)

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魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と逆襲術士
 子子子子 子子子(HJ文庫)

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成り上がり魔王のお忍び天下統一計画
 若桜拓海(HJ文庫)

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8月30日
夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去
 園生 凪(講談社ラノベ文庫)

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世界は愛を救わない
 海老名龍人(講談社ラノベ文庫)

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異世界誕生 2006
 伊藤ヒロ(講談社ラノベ文庫)

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老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 5
 FUNA(Kラノベブックス)

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暗黒騎士様といっしょ! 3.嘘つきは恋泥棒の始まり
 笹木さくま(ファミ通文庫)

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学園一の不良娘がオレにゲームを作って欲しがっている
 雪月花(ファミ通文庫)

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航宙軍士官、冒険者になる 3
 伊藤暖彦(エンターブレイン)

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三大陸英雄記 2
 桜木桜(エンターブレイン)

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双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。2
 池中 織奈(エンターブレイン)

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【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 1】
 樋辻臥命 (GCノベルズ)

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【ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ 7】
 ちんくるり(GCノベルズ)

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【嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 3】
 槻影(GCノベルズ)

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【乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 4】
 三嶋与夢(GCノベルズ)

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【くま クマ 熊 ベアー 13】
 くまなの(PASH!ブックス)

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【地味な剣聖はそれでも最強です 4】
 明石 六郎(PASH!ブックス)

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【異世界転生…されてねぇ! 2】
 タンサン(PASH!ブックス)

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【僕がSSSランクの冒険者なのは養成学校では秘密です 2】
 厨二の冒険者(PASH!ブックス)

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【なんでも吸い込む! ブラックホール!! (´・ω・`)ノ●~~~~ (゜ロ゜;ノ)ノ あらゆる敵を「しゅおんっ」と吸い込んで無双する!!! 1】
 六志麻あさ (モンスター文庫)

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【ぼっち転生記 7】
 ファースト(モンスター文庫)

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【社畜勇者、仕事辞めるってよ 3】
 岸本和葉(モンスター文庫)

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【機動戦士ガンダム サンダーボルト 14】
 太田垣 康男 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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【かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。6】
 衣丘 わこ/友麻碧(B's-LOG COMICS)

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8月29日
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3
翠川 稜(ヒーロー文庫)

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鑑定能力で調合師になります 10
空野 進(ヒーロー文庫)

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クール・エール 2
砂押 司(ヒーロー文庫)

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たのしい傭兵団
上宮 将徳(ヒーロー文庫)

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転生勇者の気まま旅 1
九頭 七尾(ヒーロー文庫)

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サトコのパン屋、異世界へ行く 2
塚本 悠真(ヒーロー文庫)

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最弱の弟子
高崎 三吉(ヒーロー文庫)

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燦然のソウルスピナ 2
蕗字 歩(ヒーロー文庫)

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【グランクレスト戦記 7】
 四葉真/水野良(ヤングアニマルコミックス)

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【ゆるゆり 17】
 なもり (百合姫コミックス)

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8月28日
【魔王様、リトライ! 4】
 神埼黒音(Mノベルス)

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【不遇職テイマーの成り上がり 〜スキル【吸収】でモンスターの能力を手に入れ、最強になる〜 1】
 愛犬ロック(Mノベルス)

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【レベル1の最強賢者 〜呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に〜】
 木塚麻弥(ブレイブ文庫)

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8月27日
【Fate/Grand Order ―Epic of Remnant― 亜種特異点検ゞ愆降臨庭園セイレム 異端なるセイレム 1】
 大森葵(REXコミックス)

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【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい!?3】
 板垣ハコ/手島史詞(HJコミックス)

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【桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?7】
 ぽんとごたんだ(アクションコミックス)

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【達人伝〜9万里を風に乗り〜 24】
 王欣太(アクションコミックス)

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8月26日
【Fate/Grand Order コミックアンソロジー THE NEXT7】
 アンソロジー(DNAメディアコミックス)

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【フェイト/エクストラ CCC FoxTail 8】
 たけのこ星人(カドカワコミックスA)

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【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2】
 池野雅博/ざっぽん(カドカワコミックスA)

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【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11】
 常深アオサ/羊太郎(カドカワコミックスA)

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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。2】
 横田卓馬/伊瀬勝良(カドカワコミックスA)

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【魔法使いの印刷所 3】
 もちんち/深山靖宙(電撃コミックスNEXT)

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【ガヴリールドロップアウト 8】
 うかみ(電撃コミックスNEXT)

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【罠ガール 4】
 緑山のぶひろ(電撃コミックスNEXT)

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8月25日
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)2
 黒留ハガネ(オーバーラップ文庫)

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デッド・オア・リライブ 〜天才科学者がやり直す人生は成功しますか?〜 1
 黒田達也(オーバーラップ文庫)

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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 11】
 鬼影スパナ(オーバーラップ文庫)

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黒の召喚士 10.女帝の帰還
 迷井豆腐(オーバーラップ文庫)

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本能寺から始める信長との天下統一 1
 常陸之介寛浩(オーバーラップ文庫)

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女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました 2
 蛙田あめこ(オーバーラップノベルス)

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8月24日
白魔法クラスの大忍術師
 藤木わしろ(MF文庫J)

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なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 7.禍の使徒
 細音啓(MF文庫J)

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わたしの知らない、先輩の100コのこと 1
 兎谷あおい(MF文庫J)

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理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか? 3
 三河ごーすと(MF文庫J)

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ラブコメの神様なのに俺のラブコメを邪魔するの? 3.えっちな子でもいいの?
 三月みどり(MF文庫J)

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ぼくたちのリメイク Ver.β
 木緒なち(MF文庫J)

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自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 7
 三河ごーすと(MF文庫J)

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西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜 6
 ぶんころり(MF文庫J)

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ライアー・ライアー  2.嘘つき転校生は小悪魔先輩に狙われています。
 久追遥希(MF文庫J)

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二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 7 ~浅ましき正解者~
 木塚ネロ(MFブックス)

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異世界で手に入れた生産スキルは最強だったようです。 〜創造&器用のWチートで無双する〜1
 遠野九重(MFブックス)

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初めての旅は異世界で 1
 叶ルル(MFブックス)

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転生没落王子は『銭使い』スキルで成り上がる 〜魔法もスキルも金次第っ!?〜 2
 時野洋輔(MFブックス)

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アラフォー賢者の異世界生活日記 10
 寿安清(MFブックス)

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帰って来た最強勇者は、末永く幸せに暮らしました ヽ(・∀・)ノ 〜異世界で得た力と金にモノを言わせて、都会的スローライフを送りたい〜
 ハヤケン(HJノベルス)

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神達に拾われた男 7
 Roy(HJノベルス)

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アラフォーおっさんはスローライフの夢を見るか?
 サイトウアユム(HJノベルス)

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食い詰め傭兵の幻想奇譚 10
 まいん(HJノベルス)

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初恋ロスタイム ―First Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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初恋ロスタイム ―Advanced Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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いざ、しゃべります。
 並木飛暁(メディアワークス文庫)

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かりゆしの島のお迎えごはん 神様のおもてなし、いかがですか?
 早見慎司(メディアワークス文庫)

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迷える羊の森 フィトセラピスト花宮の不思議なカルテ
 有間カオル(メディアワークス文庫)

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【ディメンションW 16】
 岩原裕二(ヤングガンガンコミックススーパー)

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8月23日
本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない
 しめさば(ダッシュエックス文庫)

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若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 6
 森田季節(ダッシュエックス文庫)

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【アズールレーン Episode of Belfast 3rd】
 助供珠樹(ダッシュエックス文庫)

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はてな☆イリュージョンR
 原案:松智洋(ダッシュエックス文庫)

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劣等眼の転生魔術師 4〜虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く〜
 柑橘ゆすら(ダッシュエックス文庫)

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ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」
 三田誠(角川文庫)

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丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。5
 竹村優希(角川文庫)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 1】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 2】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【とあるおっさんのVRMMO活動記 19】
 椎名ほわほわ(アルファポリス)

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【欠陥品の文殊使いは最強の希少職でした。2】
登龍乃月(アルファポリス)

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【初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる! 2】
 霜月雹花(アルファポリス)

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【一度目は勇者、二度目は魔王だった俺の、三度目の異世界転生 2】
 塩分不足(アルファポリス)

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【お人好し職人のぶらり異世界旅 5】
 電電世界(アルファポリス)

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【巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした?? 4】
まはぷる(アルファポリス)

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【一般人な僕は、冒険者な親友について行く】
ひまり(アルファポリス)

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【異世界でいきなり経験値2億ポイント手に入れました 3】
 雪華慧太(アルファポリス)

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【ガールズ&パンツァー リボンの武者 12】
 野上武志/鈴木貴昭(MFコミックスフラッパーシリーズ)

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【のんのんびより 14】
 あっと(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ディーふらぐ! 14】
 春野友矢(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ガールズ&パンツァー プラウダ戦記 2】
 吉田創(MFC)

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【宇宙兄弟 36】
 小山宙哉(モーニングKC)

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8月21日
月とライカと吸血姫 5
 牧野 圭祐(ガガガ文庫)

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むしめづる姫宮さん
 手代木 正太郎(ガガガ文庫)

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ハル遠カラジ 3
 遍 柳一(ガガガ文庫)

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クズと天使の二周目生活 5
天津 向(ガガガ文庫)

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【うちの弟子がいつのまにか人類最強になっていて、なんの才能もない師匠の俺が、それを超える宇宙最強に誤認定されている件について】
 アキライズン(サーガフォレスト)

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【宮廷魔法師クビになったんで、田舎に帰って魔法科の先生になります1】
 世界るい (サーガフォレスト)

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8月20日
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン
 榊一郎(富士見ファンタジア文庫)

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ラストラウンド・アーサーズ 4.最弱の騎士と最も優れた騎士
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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ご落胤王子は異世界を楽しむと決めた! 3
 るう(富士見ファンタジア文庫)

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真ハイスクールD×D 3.修学旅行のサンシャワー
 石踏一榮(富士見ファンタジア文庫)

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撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろIII ―弾丸魔法とゴースト・プログラム―
 上川景(富士見ファンタジア文庫)

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豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 8
 合田拍子(富士見ファンタジア文庫)

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異世界チートサバイバル飯 5 食べて、強くなって、また食べる
 赤石赫々(富士見ファンタジア文庫)

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異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 3 〜レベルアップは人生を変えた
 美紅(富士見ファンタジア文庫)

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史上最強の大魔王、村人Aに転生する 5.教皇洗礼
 下等妙人(富士見ファンタジア文庫)

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星系出雲の兵站-遠征- 1
 林譲治 (ハヤカワ文庫JA)

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群青神殿
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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ハイウイング・ストロール
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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誰も死なないミステリーを君に 2
 井上 悠宇(ハヤカワ文庫JA)

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【百鬼一歌 菊と怨霊】
 瀬川 貴次(講談社タイガ)

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【ネタバレ厳禁症候群 〜So signs can't be missed!〜】
 柾木 政宗(講談社タイガ)

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【体育会系探偵部タイタン! レボリューションズ】
 清水 晴木(講談社タイガ)

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【ブラッド・ブレイン 3 闇探偵の旋律】
 小島正樹(講談社タイガ)

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【神さまの怨結び 8】
 守月史貴(チャンピオンREDコミックス)

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8月19日
【キングダム 55】
 原泰久(ヤングジャンプコミックス)

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【シャトルアイズ 1】
 濱原蓮(ヤングジャンプコミックス)

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【BUNGO―ブンゴ― 19】
 二宮裕次(ヤングジャンプコミックス)

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【サバゲっぱなし 5】
 坂崎ふれでぃ(サンデーGXコミックス)

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8月17日
EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト〈上〉
 川上稔(電撃の新文芸)

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由比ガ浜機械修理相談所
 斉藤 すず(電撃の新文芸)

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エッチな召喚士の変態的召喚論 2
 RYOMA(電撃の新文芸)

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四畳半開拓日記 02
 七菜 なな(電撃の新文芸)

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【宝石吐きのおんなのこ 9.~少女への祈り~】
 なみあと (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

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8月16日
【彼女、お借りします 11】
 宮島礼吏(講談社コミックス)

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【炎炎ノ消防隊 18】
 大久保篤(講談社コミックス)

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【DAYS 34】
 安田剛士(講談社コミックス)

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【生徒会役員共 18】
 氏家ト全(講談社コミックス)

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【シチハゴジュウロク 4】
 工藤哲孝/笹古みとも(講談社コミックス)

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【ダイヤのA act2 18】
 寺嶋裕二(講談社コミックス)

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【絶対可憐チルドレン 55】
 椎名高志(少年サンデーコミックス)

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【トニカクカワイイ 7】
 畑健二郎(少年サンデーコミックス)

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【君は008 6】
 松江名俊(少年サンデーコミックス)

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【探偵ゼノと7つの殺人密室 7】
 杉山鉄兵/七月鏡一(少年サンデーコミックス)

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【BE BLUES!〜青になれ〜 36】
 田中モトユキ(少年サンデーコミックス)

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【BIRDMEN 15】
 田辺イエロウ(少年サンデーコミックス)

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【古見さんは、コミュ症です。14】
 オダトモヒト(少年サンデーコミックス)

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