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白鳥士郎

りゅうおうのおしごと! 11 ★★★★★  



【りゅうおうのおしごと! 11】 白鳥士郎/ しらび  GA文庫

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「私を殺して…」
奨励会三段リーグで三連敗を喫し心が折れた銀子は、八一に懇願する。
「俺が連れて行ってあげますよ。絶対に死ねる場所へ」
こうして二人は将棋から逃げた。それは同時に、なぜ将棋を指すのか問い直す旅でもあり―なぜ、八一は銀子を『姉弟子』と呼ぶようになったのか?なぜ、銀子は女流タイトルを求めたのか?八一と銀子の出会いと修業時代の日々、そして“浪速の白雪姫”に隠された最大の秘密が遂に明かされる告白の第11巻!将棋の神が定めし残酷な運命は、誰に微笑むのか?

八一と銀子が二人で映っている表紙絵は、そうかこれがはじめてなのか。満を持して描かれた二人は、幼い二人。原点であるこの光景は多くを物語っている。
思えば、八一と銀子の二人には手を繋いでいる場面が不思議なほど多かった。ただひととき繋ぐだけのものではなく、ずっと離さずそれこそ新幹線で移動している間中ずっと、というものまで繋いだままというケースが見受けられた。それを自分は二人の関係の甘酸っぱいものだと捉えていたのだけれど、二人の手を繋ぐ、繋いで離さないという行為にはそれだけで収まらない、本当に深い深い理由があり意味があり、想いがあり、寄す処であった事がこの物語によって語られる。
銀子と八一の出会いの物語であり、二人が将棋の沼へと真に足を踏み入れ抜け出せなくなる物語であり、一緒に二人で堕ちることこそが絆であったと知る物語だ。
そうして、いつしか放してしまった手を、お互いにもう一度繋ぐために足掻いて足掻いて血反吐を吐きながらのたうち回り続けたのが、この【りゅうおうのおしごと!】という物語だったのだろう。究極的に、二人が求めていたのはただ、放してしまった手をもう一度つなぎたい、とそんな願いだったのだ。そのために、将棋に強くならなくてはならない。誰にも負けないくらいに強くならなくてはならない。先へ先へと行ってしまう八一/銀子を追いかけて、いつか隣に立てるくらいに追いつくまでに。滑稽だろう、お互いに相手こそが先に進んでしまっていると、自分が必死に死にものぐるいになって勝ち続けないと辿り着けない所に行ってしまった、と思い込んで走り続けていたのだから。

銀子が走り続けていた道は、凄まじい過酷さが渦巻いていたことを八一は知らない。八一が知り得ない所で、この子は本当に死にものぐるいで生死の狭間を歩いていたのだ。桂香さんが、銀子に特に目をかけ慈しんでいるのも、理由なきものではなく二人の間にもそうなるまでの過程があり、歴史があったのだろう。ほんと、桂香さんは愛情深すぎて確かに棋士には向いていないんだろうなあ。それでも、向いていなくても才能がなくても、女流棋士になれるだけ頑張れたことこそが桂香さんの凄さなんだろうけど。

そもそも、銀子が清滝 鋼介の元に弟子入りした経緯からして、様々な人の銀子への愛情が介在してるんですよね。将棋界のアイドルに祭り上げられ、否応なく孤高の只中に放り込まれた彼女、孤独感に苛まれながら必死で一人で八一の後を追いかけ続けていた彼女だけれど、今将棋を指せている、ただそのことが彼女が多くの人たちに支えられ、愛され、導かれている証明だったことを、銀子は八一に連れられようやく八一とすれ違っていた想いが合わさったとき、気付かされることになるのです。
どれだけ多くの人たちが彼女のことを見守っていてくれたのか。将棋の神様である名人の一言が、銀子の軌跡をずっと追ってくれていた名人の言葉が、釈迦堂里奈の教えが、生石先生の導きが、桂香さんの慈しみが、清滝師匠の愛情が、明石先生の庇護が、鏡州先輩の叱咤が、空銀子に届いた時、この娘に火を灯す、この娘を空へと羽ばたかせる。
ずっと振り返ってくれずに置いていってしまったと思っていた八一が、ずっとずっと自分を見ていてくれたと理解したとき、彼女は星に手が届く。空の輝きに、手が届く。

空銀子、覚醒のときである。

……もうさ、二桁巻数になるまでずっとずっと、銀子ちゃん苦しみ続けてましたやん。どんだけ追い詰めるんだ、というくらい追い詰めて追い詰めて崖から蹴落として、這い上がってきたらゲシゲシ踏み詰めて、グリグリ踵と爪先で踏みにじって、そこまでするかってくらいに地獄を味わわせて、もうやめて銀子のHPはとっくに0よ! という有様だったのが、ついに前巻のラストでしらびさん渾身の銀子でトドメさしたところまで辿り着いちゃって。
誰よりも心弱かったこの娘。いつ折れるか、いつ粉々に砕けてしまうか気が気でなかったこの娘。でも、この娘こそ折れない心の持ち主だった。明石先生の言う通りだ、空銀子こそ九頭竜八一という未曾有の才能を一番そばで目の当たりにしつづけ、一番たくさん対局し一番たくさん負け続け思い知り続けながら、ずっと諦めずにそれを追いかけて居続けられた根性の持ち主だったのだから。
長かった、長かったよ。銀子、よかった、良かったよぉ。最初からずっと銀子党だった身としては、感無量を通り越してちと放心すらしております。
ラブラブパワー注入! くははは。

こう言っちゃなんだけど、八一はあまりにも一途であってあいちゃんじゃまだ勝負にもなってなかったんだなあ、と思ってしまう。その点天衣の方がヤバい、という誰かさんの台詞には納得なんですけどね。この娘の恋は、魂からの本気の恋なんですよね。なんだろう、将棋でも恋でも銀子と本当の意味で噛合そうなのって天衣の方に見えるんだよなあ。
そういう意味では、八一のお母さんの銀子にあてたあの言葉は息子を持つ母として至言ではないでしょうか。

しかし、こうしてみると八一と銀子の仲が拗れるというかややこしくなる楔となる部分に尽く絡んでる供御飯万智さんが本当にヤバいんですけど! 

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 10 ★★★★   



【りゅうおうのおしごと! 10】 白鳥 士郎/しらび  GA文庫

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竜王、遂に小学校の教壇に立つ!「澪たち、くじゅるー先生に鍛えてもらいたいんです!」小学生の将棋大会『なにわ王将戦』で優勝を目指すJS研。しかしあいの新しい担任にJSとの同居を問題視された八一は、自らの潔白を証明するため小学校で将棋の授業を受け持つことに。一方、女流名跡リーグ進出を目指すあいの前には謎の女流棋士が立ちはだかり、そして銀子は地獄の三段リーグで孤独な戦いを始めようとしていた―。それぞれの戦場で繰り広げられる魂の激突。決意と別離の第10巻!小さな背中に翼が生えたとき、天使は自らの力で羽摶き始める!!

9巻で九頭竜八一の将棋の師匠としてのスタンスは、あいと天衣とでは全く異なっている、という趣旨のことを感想で書いた。それについては、間違っていないと思うんだけれど根本的な所で思い違いをしていたかもしれない。
天衣に対してはすでに棋士としてその魂の在り方まで完成している彼女を、その形を崩さないようにそのまま羽ばたいていけるように、大切に大切に扱っている。その成り立ちと根底に八一の将棋が存在する天衣は、いわば魂の共有者だ。
対して、あいは全く異なっている。彼女こそ、まだ何者でもない真っ白な無垢。棋士にもなっていない無形の粘土。それでいて、異形の才能が詰め込まれた可能性の爆弾、眠れる太陽。
正直、竜王であり棋士たる九頭竜八一のあの普段の真剣勝負の時のゾッとするような人外じみた恐ろしさよりも……今回垣間見せた師匠としての八一の方が、数段肌が粟立つような恐ろしさを感じたのだ。
この男は、いったい何を創り出そうとしているんだ?
禁忌に自らのめり込んでいくような、狂科学者じみた非人間的な探究心。それを、自らではなく一人の弟子を用いて顕現させようとしている。
その先に、地獄があると知りながらも。釈迦堂さんが、神鍋馬莉愛をその地獄へ導くことを当たり前のように躊躇いを覚えているのを横目に見ながら。
多くの棋士たちを、その贄として焚べ滅ぼしていくのだと理解しながらも。
この男は、なにを創り出そうとしているんだ?

桂香さんは多分棋士とだけは結婚しないだろうな。八一を間近で見ていて、家族として愛せてもその価値観だけは絶対に共有できないだろうということは、身にしみてわかっているだろうし。

今回の主役はJS研の小学生たち。彼女たちの最初は遊びの延長の感覚だった将棋へのスタンスは、いつしか真剣で本気のものへと移り変わっていたけれど、本当の棋士たちの世界はただの本気だけではその色も熱も実際には感じ取れないだろう別世界。
そこには、命と人生を賭すだけの、自身の破滅を受け入れないといけない世界。魂からその存在を将棋そのものへと作り変えていかないと、呼吸する事もままならない世界だ。
この10巻だけでも、何人もの棋士たちが絶息し、のたうち回って死に絶えていく。そんな世界に、しかしこの娘たちもまたついに、自ら足を踏み入れていくのだ。
発狂しそうな暴れくるう感情を胸に宿し、悔しい悔しいと髪を振り乱して地団駄を踏みながら。そうして、死にものぐるいで勝利を掴み取っていく。相手の心臓をえぐり出して齧り付くように、奪い取っていく。そんな戦いの渦中へと、飛び込んでいく。
小学生だろうがなんだろうが年齢なんて関係ない。その身も心も棋士に書き換え、将棋へと塗りつぶして、自ら勇んで地獄へと飛び込んでいくのだ。そこに一人ではない、戦友たちがいるとわかっているから。

これほど凄まじい世界を描きながら、しかし孤独では何もなせない、人の繋がり想いの結びつきこそが大切だと描いてみせる、この作品の凄まじさよ。
だからこそ、徹底して自分を追い込み孤独へと突き進む姉弟子銀子の集大成が、ラストシーンに繋がることになるのか。
……あれ、岳滅鬼翼さんの奨励会からの脱落と女流への転身。おなじ世界で生き、おなじように将棋の世界から追い出されるはずだった兄弟子との決別。彼女のこの巻における物語って、彼女が銀子以上の才能の持ち主だった、と語られるのと相まって、あれってもう一つの八一と銀子のアリ得た姿、でもあるんですよね。銀子が一瞬思い浮かべた、八一が奨励会を突破できずにいて自分と一緒にここにいる風景。
岳滅鬼山は、一度死に、死んだまま死にきれずに這いずり回り、そうした先にもう一度繋がりを取り戻せた。多分、彼女は幸せになれる。誰もが思い浮かべる幸せを、手に入れることが出来るはず。
でも、銀子の隣にはもう八一はおらず、将棋星人は地上を飛び越えて手の届かない大気圏の向こう側で、人外魔境の只中をさらに飛んで飛んで遥か彼方へと飛び去ろうとしている。
銀子は、奨励会三段リーグという将棋界における最も深く残酷で救いのない地獄の中で戦わなければならない。勝ち取らねば、生きていけない世界で彼女の手の中にはもうなにもない。
本当に、何もなくなってしまったのだろう。
ラストシーン、銀子が八一に自分の弱さを見せたのは初めてだったはず。どれほど傷つき弱って息も絶え絶えになってボロボロになっていても、八一の前に出れば完璧に繕っていたのに、装えていたのに。
それすらもついに出来なくなった姿に、佳境を見る。
ああ、次こそがなるほど、クライマックスだ。

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと!9 ★★★★☆  


りゅうおうのおしごと! 9 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと!9】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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夜叉神天衣。
わずか十歳にしてタイトル挑戦を決めたシンデレラは、両親の墓の前で誓いを立てていた。
「お父さま、お母さま。必ず女王のタイトルを手に入れます……私たちの夢を」
しかし彼女の前に立ちはだかるのは、史上最強の女性棋士にして師匠の姉弟子――空銀子。
二人が争うのは女王のタイトルだけなのか、それとも……?
《浪速の白雪姫》と《神戸のシンデレラ》が遂に激突!
アニメ化も果たしますます過熱する盤上のお伽話、家族の絆と感動の第9巻!
シンデレラの頬を伝う一筋の涙を、若き竜王の飛車が拭い去る――!!


白雪姫と、シンデレラか……。
今回は章タイトルを童話や昔話で統一されていたのですが、童話は童話でも「本当は恐ろしいグリム童話」みたいなものかもしれない。
『神戸のシンデレラ』と呼ばれる少女夜叉神天衣はわずか十歳である。十歳にして、孤高の道をひた走っている。その壮烈な生き様に対して、師匠である八一は思いの外何も口出ししてこない。
あいに対してはべったりと手取り足取り世話を焼いているのに対して、天衣に対してはむしろ何も言わず見守るスタンスを取り続けている。
あいと違って天衣には殆ど将棋の戦法などは教えなかったし、棋士としての在り方なども今更何を教えるか、というように示すことはない。その意味では、あいに対するものと天衣に対するものでは八一の師匠としてのスタンスは大いに異なっている、と言っていいんじゃないだろうか。
少なくとも、八一は天衣のことを既に一廉の棋士として認めている。
その上で。
八一はこの孤高の少女が心置きなくその翼を羽ばたかせて空へと飛び立てるように、師匠として力を尽くしている。それが象徴されるのが、以前天衣に彼女の亡き父の残した字を記した駒を送った出来事であり、そして今回の捌きのマエストロとの対局で示した記譜である。

彼女の魂は、将棋の形をしている。
将棋に心を奪われた少年少女は、その魂の形を将棋へと作り変えていくという。九頭竜八一は、その存在が将棋そのものだ。夜叉神天衣もまた、物心ついたときより将棋を指すために在ってきた。
そんな将棋の形をした師弟だからこそ、余分なものの入り込むもののない純粋なまでの、将棋を通して伝わるものがある。伝えられるものがある。肉も言葉も介さずに、ダイレクトに魂同士で繋がり合うことができる。
今、これほど純粋にして無垢なる師弟が他に存在するだろうか。
物心ついた時から、自分の魂を将棋の形へと作り変えていくときに注ぎ込み続けた触媒たる記譜。それはもう、彼女にとっての根幹であり、根源であり、魂の中に混ざり込み根付いた不可分の輝きである。
そこに、九頭竜八一の将棋が在る。
もはや、夜叉神天衣にとって師・九頭竜八一は魂と共にある存在なのだ。
それを、夜叉神天衣は空銀子とのタイトル戦を通じて、理解することになる。
少女は恋を知る。

そして片割れには、将棋の形にならない自らの魂を前に鬼気迫る姿でのたうち回る少女がいる。
はたから見れば、空銀子こそが将棋の形をした魔物だろう。身も心もすべてが将棋に染まった悪鬼羅刹に見えるだろう。
でも違うのだ。6巻での彼女の物語を見たものは、誰でも知っている。彼女の魂は将棋の形をしていないし、彼女は将棋の星にたどり着けずにさまよい歩く腐乱したゾンビだ。
この対局、空銀子は天衣に三連勝し、その内容も灰色の瑕疵をつけられたとはいえ、最終局もまた圧勝に近い内容であった。
しかし、果たして銀子は対局に勝利はしても、勝負には勝ったのか。
千日手への逃げを敢然と拒否してみせた天衣に、銀子はいったい何を見たのか。
奨励会の地獄に歴然とした差を突きつけられ、今また姪弟子に愛しい人との将棋を通じた魂のつながりを見せつけられ……。
自分で買ったマンションに連れ込んだ八一には、結局何一つ伝わらなかったのに。
この生意気なシンデレラはあの王子さまと同じ世界の、同じ星の、同じ領域で交感しあえる存在なのだと証明し、将棋で死ぬまで戦う勇気を、死んでなお戦い続ける勇気を証明してみせた。
それは同時に、銀子に己がどれほど足掻こうと、将棋の星のお姫様にはなれないメッキの人形だという事実を、突きつけられる対局ではなかったか。
偽物の自分は、王子様と心も言葉も通じ合えない、繋がれない。その恋は、どこにもたどり着けない。
空銀子は、おそらく作中の登場人物の中でも一際、心が弱い少女である。メンタルは豆腐並みのグズグズで、触れれば崩れる砂山のように脆い。いつだって、逃げ出したい気持ちを抱えている。だから、油断すればこう考えているはずだ。
将棋なんかささなくても、八一との恋は叶うんじゃないかって。
そうした気持ちが時折、銀子を八一との逢瀬に走らせる。彼女が垣間見せる、将棋じゃなく自分を見て、姉弟子じゃない銀子を抱いて、というサインはその証左であろう。
でも、そのサインをいつも無視して、彼女の逃げを丁寧に叩き潰しすり潰し掃いて捨てているのは、いつだって九頭竜八一なのだ。常にこの男が、空銀子を逃げることの出来ない先へと追い込んでいく。言葉では何も伝わらない、態度では何も気づいてくれない、体で示しても結局なんにも見えていない。
だったら、将棋で伝えるしかないじゃないか。自分の魂を将棋に作り変えて、人間でしか無い自分を人間では生きていけない居るだけで死んでしまう将棋の星にたどり着かすしかないじゃないか。
そうしなければ、この声は聞こえない。自分の本当の姿を見てもらえない。
この恋は、叶わない。

あの冒頭の壮絶なモノローグは、天衣のものだと思っていた。
しかしてこの9巻は、夜叉神天衣の初恋の物語であった。
そして同時にこの9巻は空銀子の…………。



シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 8 ★★★★  

りゅうおうのおしごと! 8 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 8】白鳥士郎/しらび GA文庫

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山城桜花戦開幕! 秘手繚乱の第8巻! !

「そうだ。京都へ行こう」
順位戦が終わり、プロ棋界は春休みに突入した。八一はあいを伴って京都を訪れるが、しかしそれはデートでも慰安旅行でもなかった。
『山城桜花戦』――女流六大タイトルの一冠を巡る戦いを見守るため。
挑戦者の月夜見坂燎と、タイトル保持者の供御飯万智。
「殺してでも奪い取る」
「……こなたはずっと、お燎の下なんどす」
親友同士の二人が激突する時――八一とあいは女流棋士の葛藤と切なさを知る。
春の京都を舞台に、華よりもなお華やかな戦いが繰り広げられる秘手繚乱の第8巻!
万智さん、観戦記者やっているときとやはり全然違うなあ。京都弁の色が濃いのもあるのだけれど、プライベートと仕事モードと棋士モードの区別がはっきりしているというかなんというか。
というわけで、女流棋士……巻末の感想戦が主戦だった月夜見坂燎と供御飯万智、そして月光会長の秘書をやっている元女流棋士の男鹿さんにもスポットを当てつつ描かれる第八弾。
やっぱりもう本番の対局の描写すげえわ。見ている観客の息を呑むような雰囲気をも取り込んでのこの迫真の空気感たるや。殺気剥き出しで叩きつけ合う、まさに殺し合いのような真剣勝負がビリビリと伝わってくる。もう読んでいる時にじっとしていられなくなって、読みながら悶絶、具体的には「ぐぅぅぅぅ!」とうなりながら床をゴロゴロと転げ回る、という「放出」をしないと弾けてしまいそうになりくらい興奮させられてしまった、この圧倒的熱量!!
あの「名局賞だ」と、ポツリと誰かがつぶやくタイミングの絶妙なこと。ものすごい展開で誰もが放心し呆然とする中で、あのセリフが響いた瞬間から一気にあの膨大なまでに渦巻いていた混沌が二人の対局へと収束して、興奮の坩堝へと化していくんですよね。
実際の対局の内容は、前例のないあの展開故の掌握力の低さや女流棋士のレベルに沿う甘さが確かに散見されるのですけれど、この熱量、対局という勝負が当事者たちの殺し合い、ぶっ殺してやるという迫力を漲らせて真っ向から叩き合う凄まじさを前にしては、そういうのは別の棚にしまわれちゃうんですよね。名局ってのが成立するのは、産まれるのは、そういう問題じゃあないんだ!
女流棋士の宿命として、所詮客寄せパンダに過ぎないという厳しい文句は以前から語られていて、この衆目が見つめる公開対局である山城桜花戦というのはその見世物の極地でもあり、当事者である万智さんや月夜見坂さんはそれと一番最前線で向き合って、悩み苦しみ、しかしそれ以上に一棋士として彼女らは眼の前の勝負に命がけで挑むのである。平均寿命が一般人よりも遥かに短いとされる棋士たち。彼ら彼女らは文字通り生命を削って盤上の戦いへとのめり込んでいく。それこそ、相手を殺してやるという殺気を込めて。たとえ親友でも、幼馴染でも関係なく、いや大切な存在だからこそ念入りに、一心不乱に、全身全霊を注ぎ込んで!
まさにまさに、名勝負でありました。
構成の関係上、特典なんかでかかれた短編なんかが挟まれてて、うまいこと話の中に盛り込んではいたものの、やっぱりちょっと話の流れがぶつ切りになるところがあってしまってたのがちと勿体なかったですけれど、焼き肉焼くのにも対局になってしまうとか棋士の宿痾が垣間見えたりそれぞれは面白かったんですけどねえ。ってか、焼き肉話は八一と姉弟子が幼い頃からどんな風に日々の生活将棋漬けでこれまで来たのかがよくわかる話で、かなり好きです。
まあ今回は、実は年上の幼馴染属性(尽くす系)というのを焼き付けてきた万智さんが在る種の殴り込みかけてきたようなものでもあったのですが。八一め、昔はこの人のこと万智ちゃんて読んで懐いてたのか。何気に女性との距離感にためらいがないところがあるんだよなあ、この男。幼少時から将棋というツールで中身剥き出しでグチャグチャに絡み合っていたせいなのか。
ところで万智さん、貴女それ現地妻志望でいいんですよね?
あと、完全に意表をつかれたのが自戦記でした。あれはまったく予想してなかった。わりとこう、傍から見える態度と内面を率直に書き出したときの丁寧さ、品の良さがまったく食い違ってる人って、いるんだねえ。
そしてあとがきがまた。作者さん、人生の波乱万丈期をまさに今、波乗りしてるがごとくだなあ。

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと!7 ★★★★★   

りゅうおうのおしごと! 7 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと!7】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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「文句があるならかかってこい! 八一!!」
 清滝一門の祝賀会。師匠である清滝鋼介九段から叩きつけられたその
言葉に、八一は衝撃を受ける。
 順位戦――名人へと続く階段で、昇級のチャンスを迎えた八一と、降
級の危機にある清滝。師匠の苦しみを理解しつつも八一は己の研究を信
じて破竹の進撃を続ける。
 一方、棋力のみならず将棋への熱をも失いかけていた清滝は――
「衰えを自覚した棋士が取れる手段は二つ……」
 残酷な運命に抗うのか、従うのか、それとも……?
 笑いあり涙ありの浪速ド根性将棋ラノベ、号泣必至の第7巻!

これもう、何を言えってんだよぉぉ。もうあかん、あかんて。こんな、世界一かっこ悪くて世界一かっこいいおっさんの話とか、泣くよ! マジ泣きだよ! いやもうマジで泣いちゃったよ、どうしてくれんの!? ラストの対局の、あの熱さとかもうなんなんだろう、すげえよ、ほんとになんかもうたまらん!!
将棋はボードゲームである。とかく必要なのは頭脳の回転だ。しかし、その知力記憶力をフル回転させるには凄まじい体力が必要となる。特に順位戦の持ち時間は6時間。一人6時間である。それはそれは果てしない戦いが、精根尽き果てるまで繰り広げられるのだ。
だからこそ、老いは覿面に実力へと作用していく。女性棋士の誕生の壁となっている大きな要員のひとつもまた、男女の体力差とも言われている。作中で、八一が銀子の弱点として指摘しているのもまた、その体力の無さだ。
自分も四十間際となって痛感しているのだけれど、人間本当に年齢このあたりから気力体力が目に見えて下り坂になっていく。いやもうマジで。おっさんもね、実際におっさんになるまで言葉ではそういうものだと理解していたつもりだったけれど、事実そうなってみると本気で「びっくり!」するから。え?なにこれ? と頭が体においつかない感じであかんくなってくから。若い人には絶対に伝わらないだろうけれど。こればかりは、直面してみないとわからないだろうし、実のところ体力の低下に直面した今になってなお、わけがわからん!! 
いや、こんなことを力説しても仕方ないのだけれど、ともかく棋士の全盛期というのはなんだかんだと二十代三十代、いや十代が一番そうなんだ、という強い声もあるほどで、かの異次元たる羽生善治ですら、最盛期は終わってしまった、と言われている。まあ、この人が本当にバケモノなのは、その最盛期が過ぎ去ってしまったはずなのに、まだバリバリにあっちゃこっちゃ蹂躙して暴れまわっているからで、ほんとなんなのこの人人間なの!?状態なわけですが。
であるからこそ、五十代へと差し掛かった清滝師匠の衰えは顕著であり、それはもろに順位に現れ、棋譜に現れ、精神面にすら浮き上がってしまっていたわけです。
折しも、将棋界は今まさに革命期。将棋ソフトの出現とその活用法の発展によって、研究は加速に加速を重ね、それについていけない棋士たちはA級だろうと九段だろうと容赦なく振り落とされていく、まさに未曾有の激流が荒れ狂う激動の時代の真っ只中。そして今、その突端を突っ走っているのが、九頭竜八一竜王であり、幾多の若き棋士たち、命を削って這い上がろうとしている奨励会員たち。
そう、古き棋士たちはその背中を若者たちに見せ、追わせるどころか、追い抜かれていった若者たちの背中を、清滝師匠のような棋士たちが見送るしかないような現状が、今厳然と現れてしまっているのである。
古いものは追い落とされ、見捨てられ、放置され、忘れ去られていくのか。
何もせねば、そうなってしまうのでしょう。現状に妥協し、諦め、情熱を失い、炎を消して、遠ざかっていく背中に背を向ければ、そうなるのでしょう。
だがしかし、だがしかし、師匠はそうではなかった。そうならなかった。そうしなかった。
現実は覆らない。自分が遥か遠くに取り残され、今若者たちの背中を見上げるしか無い存在である事実は覆らない。それを、この人は苦しんで足掻いてみっともなく無様で情けない有り様を露呈し、八つ当たりで老害を晒し、しかしそんな自分の最低さを、愚かさを、情けなさを、認め受け入れ、恥じ入り、置物と化したプライドを勢い良く放り投げ、このおっちゃんは生まれ変わったのだ。新生したのだ。新しい時代の流れに乗ったのだ!!
だが、生まれ変わろうとおっさんは厳然としておっさんなのである。どうしたって、おっさんは若者にはなれない。新しくなんてなりきれない。おっさんは、どうしようもなくおっさんなのだ。
その事実に改めて直面した時、おっさんはついに真に目醒めるのである。新しきおっさんに。古きからこそ蓄積されてた経験と、若者たちとの親身の交流のよって吹き込まれた新しい風を併せ持った、古きと新しきのハイブリッドなネオおっさんに。
それは、師匠のその行動は、活動は、新たな棋士としての在り方は、まさに新風となって将棋界をかき回す。将棋ソフトの隆盛をきっかけとして将棋界そのものを覆い尽くそうとしていた、何かを置き捨てたまま多くを取り残したまま景色そのものを一変させようとしていた局面を、反対側の古きものからの逆襲という形ではなく、まさに古きと新しきを両の足場として次のステージへととても多くのものが、沢山の振り落とされるものを出すのではなく、まともな人間が住めなくなる世界になるのではなく、将棋を指す棋士たちの住まう世界全体の階位が一つあがるかのような。
これもまた、革命の風!! すべてを吹き飛ばす暴風ではなく、まるですべてに生命を吹き込むような優しくも頼もしい風!!
でも、そこに吹き荒れるのはやはり、熱波である。戦う棋士たちの、生命を櫛る鬩ぎ合い。勝ちたいという意思を握り込んで殴り合う凄まじき闘争。だからこそ熱い。だからこそ面白い。だからこそ、そこに感動が生まれるのである。見るものを涙させる物語が生じるのである。そこに自分も立ちたい、たどり着きたい、その世界の中に飛び込みたいという根源の衝動を生じさせる輝きが発せられるのである。

まさに、歴史に残る名勝負。伝説として残るだろう戦いでありました。
見ているだけで、ただただポロポロと涙が溢れて止まらない一戦でありました。

嗚呼。

幾ら尽くしても語りきれないものがある。そしてそれは、読めば一瞥を以て伝わるのだ。だからこそ、一読あれ。
傑作である。




それはそれとして、デンジャラスビーストを銀子ちゃんに着せてデンジャラスする八一は、がちで変態である。言っとくけど、中学生相手も十分ロリコンだからな!! あと、銀子さんもノリノリすぎである。絵師のしらびさんもノリノリすぎである。おっさんの熱さにアテられておっさん描きすぎた反動か、熱量がそのまま銀子ちゃんにも注がれてしまった結果かわからんけど、もう自重してはいけない。もっとやれ。

熱い物語の中で何気にメインから外れてしまっているせいか、ちょっと陰に入っているけれど、天衣の快進撃がひたすら続いている。月夜見坂さん、ヤラレ役極まってきてるんじゃないだろうかw まいど、鮮やかにぶっ飛ばされすぎですじゃ、大天使。しかし、この快進撃は反動がありそうで怖いんだなあ。八一が、なんか天衣の弱点みたいなの気づいている素振り見せてたし。
でも、角頭歩の奇襲戦法は、ちょうどアニメ四話で天衣が新世界でメタメタにやられてしまった戦法でもあって、それをここで持ってくるか、となかなか感慨深い。

最近、銀子ヒロインの対抗馬って、アイじゃなくて創多くんなんじゃないか? という疑念が生じ始めた。ってか、創多くんが八一に一喝されてキュン死しておられる!!  この竜王、小学生なら男女関係なく見境なしか!! 

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 6 ★★★★☆  

りゅうおうのおしごと! 6 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 6】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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「重度のロリコンですね。治療法は死ぬしかありません」
竜王防衛を果たし、史上最年少で九段に昇った八一。二人の弟子も女流棋士になれて順風満帆……と思いきや、新年早々問題発生!?
不眠症や変な夢に悩まされ、初詣で怪しげなおみくじを引き、初JS研では小学生全員に告白され、弟子の棋士室デビューは大失敗。
おまけにあいはロリコンを殺す服を着て既成事実を作ろうと迫る。殺す気か!!
そんな中、銀子は奨励会三段になるための大一番を迎えるが――

新キャラも大量に登場! 熱さ急上昇で新章突入の第6巻!!
新時代の将棋の歴史は、ここから始まる。 
何度も何度も竜に救われ助けられて、その度にその竜によって奈落の底に、絶望の縁に、煉獄へと突き落とされる。
何度も何度も何度も思い知らされるのだ。身の程を、自分が銀の妖精でも将棋人形でも鬼でもない、ただの才能なんて欠片もない中学生の女の子が居るだけだ、という事実を。将棋の神様に魅入られ、いたぶられ、翻弄されるただの小娘がいるだけだという真実を、将棋の真髄へと近づくたびに、覗き見るたびに、銀子は思い知らされていく。身も心もボロボロになりながら、深淵を覗き込み、しかし深淵はこちらをまるで見てくれない。届かない、遠く遠くへと遠ざかっていく。這いつくばって進めば進むほど、遠くへ遠くへと自分を置いて遠ざかっていく。
ならば、ただ自分の口を使って言えばいいのだ、告げればいいのだ。好きだ、こっちを見て、私を見て、私を愛して。愛してる、誰よりも愛してる。この世の何よりも、誰よりも、アナタが好きだ、と。私の全ては、あなたの為に存在しているのだと。
言葉で告げればいいのだ。ただの女の子として。突きつけられた事実を踏まえて、ただの女の子として、その手で彼を捕まえればいいのだ。
しかし、彼女は。空銀子にはそれが出来ない。たったそれだけのことができない。
彼女が語ることができるのは、将棋でだけだから。将棋の駒をもってしか、なにも告げられない、何も訴えられない、何も伝えられない。
相手も相手だ。生粋の将棋星人だ。将棋のことしか考えてなくて、将棋を通じてしか何も伝わらない男なのだ、と銀子はそう信じている。そう信仰している。そう崇めている。そう非ねばならないと、祈っている。
だから、銀子には将棋で強くなるしか無い。将棋で語りかけることができるように、彼と同じ領域にまで辿り着かなければならない。彼と同じステージに立たねばならない。彼と同じ世界に至らなければならない。
そうあれかし、と。
だから、銀子にとって生きる道はプロにしかない。プロになって、九頭竜八一と真剣勝負を、全身全霊をかけた勝負を挑まなければ、彼女の願いは絶対に叶わないのだ。

修羅の道以外のなにものでもない。

ただ告白するためだけに、これほどの修羅道を歩もうという女が果たして他にいるだろうか。この時点で、既に自分には無理だと、どうやったって天外魔境であろうプロの棋界どころか、その前段階である悪鬼羅刹の巣窟である奨励会ですらも、自分の無才では、自分の弱いメンタルではとてもじゃないけれど生き残れないと思い知らされ、打ちのめされ、叩き潰される寸前であるはずなのに。息も絶え絶えに、泣きじゃくりながら、子供のように、幼子のように、八一の名前を呼んで悶え苦しんでいたくらいなのに。
その八一が前に現れれば、彼女は立ち上がる。空っぽの心身にいったいその時、何を満たして起立させたのか、きっと彼女自身にもわからないだろう。それは愛か、執着か。
辛い。辛い。辛くて苦しくて仕方ない。
生き残れるとは思えないこの先を、果たして彼女はどう進んでいくのだろう。誰も彼女を助けられない。将棋に囚われた彼女に、言葉は通じない。想いも繋がれない。気持ちも伝わらない。
むしろ、将棋によって隔離されているのは、将棋星人である八一たちよりも銀子なのだ。そんな彼女に、誰が何を与えられるだろう。八一は、他の星に住まうあまりにステージの違うところに存在してしまった竜王では、銀子に何も伝えられないのだろうか。銀子が、同じプロの棋界に来なければ、あの熱い舞台の上で戦わなければ、想いは伝わらないのだろうか。
だったら、今の銀子にはどうやったって手を差し伸べることはできないじゃないか。
空銀子は、最後まで一人で戦え、ということなのか。助けられるのは自分だけ、なのだろうか。
こうなってはもう、何もわからない。誰か助けてあげてくれ、と懇願するのも躊躇われる。
見守るしか無いのだろうか。
いずれにしても、これほど一途で狂的なまでの想いを、献身を、他の誰にも邪魔してほしくはないものだ。竜は、彼女のものなのだ、誰も触れるな、誰も奪うな、誰も盗ってくれるな。そう思ってしまっても、仕方ないじゃないか。

他にも今回は色々あったのだけれど、兎にも角にも銀子でした。
いや、それともう一つ。天衣に対する八一の師匠としての愛情と指南は素晴らしいものだった。八一だって大人とはまだ全然言えない未成年なのに、ものすごく立派に師匠してるじゃないですか。天衣、一生忘れないですよ、これ。棋士としての、指針ともなり根幹ともなり得る素晴らしい教えでした。
そして、あとがき。どこか淡々とした語であったからこそ、胸に来るものがありました。このシリーズの熱さの根源を感じ取った気がします。

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 5 ★★★★★  

りゅうおうのおしごと! 5 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 5】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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将棋という名の奇跡に最後の審判が下される、激闘の第5巻!
「アーロハ―♪」
遂に始まった八一の初防衛戦。挑戦者として現れた最強の名人と戦うべく常夏の島を訪れた八一だったが……なぜか弟子や師匠までついて来てる!? 一門(かぞく)旅行!?
おまけに銀子と夜の街でデート!? そんなんで名人に勝てるのか!?
あいと天衣、そして桂香のマイナビ本戦も始まり、戦いに次ぐ戦いの日々。誰もが傷つき、疲れ果て、将棋で繋がった絆は将棋のせいでバラバラになりかける。……だが、
「もう離さない。二度と」
一番大切なものに気づいた時、傷ついた竜は再び飛翔する――!!


将棋は、一人でするものじゃあないんだ!!

師匠が居て、兄弟弟子が居て、自分の弟子が居て、家族が居て、将棋を指す場を作ってくれる協会の人たちが居て、スポンサーが居て、場を提供してくれる宿の人たちが居て、世に戦いの情景を伝えてくれる記者の人たちが居る。
そして何より、対局者が居なければ将棋は指せない。

将棋は、一人で出来るものじゃあない。一人で、戦えるものではないのだ。

だが八一は、どこかで将棋は一人で戦うものだという信仰があったように見える。自身こそが、人と人との繋がりを作り、その棋跡に多くの人の魂を縛り付け引きずり回し、何より自身が姉弟子・銀子との繋がりを求め、二人の「アイ」という弟子に棋士として新生させられたにも関わらず。
どこかでずっと、将棋という闘争における孤高の神聖さを、信じ続けていたように思う。
その根源が、思えば銀子の想いを受け止め損ね続けている理由でもあるのではないだろうか。銀子の願いは、観戦記で語られたようにただ一つ。しかし、八一はこのシリーズが始まった当初に銀子の棋士として追い求める先を絶対の孤高であるのだと、信じ切っているようだった。強さは、孤高の果てにあるのだと、銀子の棋士としての姿に、その結論を見出しているようだった。
だからこそ、なのだろうか。彼が、心の底から強さを求めた時、ひたすら他者を拒絶し、関係を断ち、孤独へ孤独へと突き進んだのは。
彼が「竜王」というタイトルに決死の思いでしがみつき続けた理由こそが、孤高を追い求める銀子を追い続けるためだったのだと、彼女の側に居るのに相応しいタイトル保持者である銀子と同じ格を維持しようとする我武者羅な思いだと、自身で血を吐くように吐露しておきながら。
矛盾である。しかし、これほど純粋な迷走があるだろうか。これほど一途な迷走があるだろうか。

根底から信じ続けていた棋士としての在り方を、名人戦を通じて九頭竜八一は覆すことになる。
それは銀子に囚われ続けていた軛からの脱却である。彼の将棋人生は、常に銀子とともにあり、銀子の為にあったとすら言えるのかもしれない。それから、彼はとうとう抜け出すことになったのではなかろうか。
しかし、それは同時に今まで見失い続けていた銀子の本当の願いと、ようやく真正面から向き合える姿勢になれた、と考えることはできないだろうか。
置いて行かれてしまったと、銀子は泣いた。でも、必死に脇目も振らず銀子の影を追いかけ続けて、銀子本人すら見ることもせずに走り続けた青年は、今ようやく振り返る余裕ができたんじゃないだろうか。
振り返った先に、本当の銀子がいることを、さて今の傷心の少女棋士が気づく余裕があるものか。
今、振り返った八一の目には多くの人が映っている。彼を支え、彼を愛し、彼を助け続けてくれた多くの人たちの姿が映っている。彼の目に映っているのは銀子独りだけではもうないのだろう。でも、そこには確かに、今までと違ってありのままの銀子が映っているはずなのだ。
今回随分とかわいそう、というよりも大いに下手を打ってしまった、恋愛以前に生きるのが下手くそな銀子らしいやらかしを、挽回できないままもうズブズブと沈んでしまった銀子だけれど、むしろここからこそが彼女のターンだと信じたいところである。
今回、その一途さと献身で一身に八一の暴れ狂う心を受け止め尽くしたあいだけれど、表立って頑張ったあいと違って、もう一人のアイ。天衣の方は目立たなかったのだけれど、むしろその弟子としての健気さではあいを上回っていたんじゃなかろうか。自己アピールが強烈なあいと違って、気づかれなくてもいい、理解されなくても良い、しかし最も自分を殺してでも師匠の為に尽くし、想いを捧げていたのは天衣の方だったように思うのです。
そんな天衣の秘めたる献身をすらちゃんと理解し、師匠と同じように傷つくあいを守り続け、ボロボロになった銀子を慈しみ、そして自分の夢も人生の行く末をも押しやって、絶対に負けられない戦いを、そのはての勝利を、八一に捧げた桂香さん。誰も届かなかった、当事者である銀子ですら触れることすら叶わなかった八一の孤独を、唯一打ち破った彼女。あれほど魂を削る戦いを、心身を憔悴させ尽くした戦いを、ただ八一に手を差し伸べるために費やした彼女を、女神と呼ばずしてなんと呼ぶのか。
人外魔境が渦巻くこの将棋界で。人ならざる天才ばかりしかおらず、その上に地球人ですら無い将棋星人が跋扈する中で、圧倒的な凡才でありながら、清滝桂香その人こそ、もっとも熱く、もっとも輝いていた。ただ一度の輝きではない。3巻からこっち、この人はずっと泥の中から天上に届くほどの輝きと熱量を放ち続けている。
凄い。
本当に凄い。

その熱と、輝きの照らし出され、救い出され、孤高ではなく多くの人の支えと愛情を受け取っていどんだ八一の名人との対局。
ただ名勝負だからではない。歴史に残る奇跡の戦いだったからではない。八一がこれまで残した棋跡に、そして名人が残した棋跡に、引き寄せられて、あの第四局には自然とあれほどの人が集ったのだろう。心奪われたのだろう。
月夜見坂燎の慟哭が、一番胸を打ったのは。八一の跡を一心不乱に追い続けたのが彼女だったからこそなのだろう。だからこそ、追いつけないと理解してしまった彼女の慟哭が痛切に響いたのだ。
彼女はこの時、本当の意味で置いて行かれたことを受け入れてしまったのだから。
将棋は一人では出来ない。一人では、出来ないのだ。
そしてそれこそが、空銀子がもっとも恐れる未来図なのである。
銀子はまだ、諦めていない。追いかける。追いかける。追いつくまで、追いかけるつもりなのだ。
だからまだ、作品は続く。完結なんてとんでもない。少なくとも空 銀子の闘いは、まさにこれからなのだから。


記者の鵠さんについては、もう完全にやられました。まったく気づかんかった。いや、もうね、読み仮名読み飛ばしちゃったのかな、と首を傾げてたんですが、まさかまさかそういうことだったとは。
冒頭のキャラ紹介の配置の塩梅も妙だったんで、あっちはあっちで別に???となってたんですが、まさか五巻に至っての種明かし。これは参りました。あひゃーー。

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 4 ★★★★☆   

りゅうおうのおしごと! 4 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 4】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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人生で最も熱い夏が今、始まる。
「わたし、もっともっと強くなって……絶対に勝ちますっ!!」
小学校が夏休みに入ったその日、あい達は東京を目指していた。
目的は――最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』。
女流棋士やアマチュア強豪がひしめくその大会を、あいと天衣は破格の才能を武器に駆け上がって行く。
一方、その師匠はというと……弟子に隠れて美人女流棋士と将棋番組でイチャイチャしたかと思えば、その翌日は別の女の子と原宿で手繋ぎデート!? しかもそのお相手は……銀子!?

将棋に全てを捧げた女性達が織りなす灼熱の祭典を描いた第四巻!
人生で最も熱い夏が今、始まる。

姉弟子(かわいい)!!!

くそぅ、面白い、面白いよぉ。べらぼうに面白いってんだよぉ!!
八一の弟子であるあいと天衣の二人のデビュー戦。地元関西では既に名前が響きだしていた彼女たちですが、東京では未だ知名度ゼロ。
一線級の女流棋士やアマチュアの強豪たちが集う女性棋士たちの祭典であるこの『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』に、そんな無名の小学生たちが殴り込み、並み居るプロたちをバッタバッタとなぎ倒していく、というこの痛快さと来たらもう。
天才小学生、なんて肩書、普通なら迫力や貫目に乏しいものなんですが、これまでの3巻で嫌というほど読者はこの二人の「アイ」の空恐ろしい実力を目の当たりにしている。天才なんて軽いもんじゃない。
将棋のプロ棋士、という人外のバケモノたちに堂々と肩を並べる、本物の怪物たち。それが、この二人の「アイ」であることを、自分たちは知っている。思い知っている、と言っていい。
だからこそ、二人の快進撃が並み居るプロたちを蹴散らしていく、なんて軽々としたものじゃないのを体感として理解している。あれは、あれは
「食い散らかしていく」
そう言って過言ではない、怪物たちの百鬼夜行なのだ。彼女たちの進撃の後を見るがいい、その惨状を、食い散らかされた跡たる敗者たちの有り様を。残酷と言うなかれ、これこそがプロの世界。その無情にして凶悪極まる現実の中で、女流棋士たちもまた生きているのだ。
ここでは、プロ棋士と女流棋士との明確な違い、格差もまた容赦なく謳われている。永世名跡という女流棋士の女王とまで呼ばれる女性が、自分たち女流棋士の凄惨な在り方を、弄ばれ踏みにじられ、それでもマスコットとして生きてゆかねばならない残酷な生き様を、滔々と語る姿は凄まじく印象的で、その上でそんな生き様を晒しながらもなお、勝つ、勝利への渇望を、飢餓感を、プロ棋士と同じ勝利に対する執念を、女流棋士は持ち続けなければならないという宿命を、彼女は炎のように語るのだ。その熱は、その火は、確かに女王たる彼女の元から、幾多の女流棋士へと燃え移り、プロ棋士の世界と何ら変わらぬ煉獄を作り出している。
才能があろうが無かろうが関係ない。勝つために、勝つために、勝つために、女流棋士たちもまた己の魂を燃やし尽くしているのだ。銀子も、鹿路庭珠代も、夢潰えて消えていこうとしている瀬戸際の棋士たちも、何ら変わらぬ熱量で、寿命を削るようにして戦っている姿を、この四巻ではこれでもかというくらいに突きつけてくる。
あいと天衣がたった今、足を踏み入れた世界は、そんな煉獄なのだ、と思い知らされる。そして、そんな煉獄を、彼女たちは目から火花を飛び散らせ、口から炎を吐きながら、背中に真っ黒な雷雲を背負うようにして地獄の鬼さながらに、その煉獄の真ん真ん中を突っ切ってくるのだ。まさに鬼であり悪魔であり、怪物そのものたる凄まじい新星なのである。
一方で、その足元でジタバタとのたうち回りながら、七転八倒しながら、鼻水垂らして大泣きしながら足元をふらつかせ、倒れ倒れて這いつくばって、それでも這うようにしながら一歩一歩、泥まみれ血まみれ反吐まみれになりながら前へと進み続ける女が一人。
華々しいデビュー戦を飾って快進撃を続けるあいと天衣の傍らで、彼女たちと比べるべくもない有り様を晒しながらも、それでも勝利を食いつなぎ、綱渡りの綱を落ちかけながらも運良く渡りきり、見るも無残な姿になりながらそれでも、それでも勝ち残っていく桂香さんの、敢えて言おう「勇姿」を見るがいい、見てほしい、見るんだよ!!
それはあいと天衣に比べれば、本当に無様としか言いようがないでしょう。それでもしがみついてすがりついて、同じ夢を共有した同志を足場に踏みしだいて、辿り着いた夢の先。そのみっともない姿の、なんと眩しいことか。なんと輝かしいことか。
どの対局も、もう身体の体温があがってしまうかのような熱戦ばかりで、手に汗握るなんてもんじゃないテンションのあがりっぷりなのですが、とにかくもう頑張れ頑張れと必死になって一番応援してしまうのは桂香さんの対局なんですよね。この才能のない凡人筆頭の彼女のジタバタした戦いっぷりには、見ていて涙が出てきそうになる。本当に好き。もう大好き。

そんな女性たちの戦いとはまた別に、ひたひたと近づいてくる「竜王」の防衛戦。その前哨戦である八一の親友と「神」たる名人の一局。もうこれが、凄まじかった。絶句、絶句、絶句である。なんていう境地なのか。これ、人間のたどり着ける領域なんだろうか。
「神の一手」
囲碁や将棋の作品では決して逃れられない一瞬ですけれど、もうこれたまらんかった。「ぞわぞわっ!!」とならざるをえなかった。対局を見ていた日本全土のあらゆる人間が、言葉を失って意識を飛ばされた、人外の一手。もうこの作品、ヤバいわ。表現の仕方というか演出の魅せ方がもうパないどころじゃないよ。
魂持ってかれる!!
ふわーーっ!
これ、前哨戦でこれって、本番どうなるのよ。どうなるってのよ。今から心臓バクバクしてるんですけど。この後すぐ読むつもりなので、テンションあがりまくってるんですけど。どうしようねー。

あとね、冒頭でも書いたのだけれど、姉弟子(かわいい)がもう天辺取っちゃってるんですけど、どうするんすかこれ?
八一は、敢えてこれ意識的にそっちの考え消してるんだろうか。もう銀子さん、あからさまもいいところじゃないですか。ってか、街中でずっと手を握ったまま東京から大阪まで繋ぎっぱなしって、言い訳しようがないんですけど。この逢引としか言えない逢引を、あいたちに教えなかった、秘密にしていた、という時点で自身でどう言い繕おうが八一も意識しまくってるとしか思えないんですよね。
個人的にはもう圧倒的に銀子推しではあるんですけれど、前巻からこっち将棋のキレっぷりが尋常でなくなってきた、凄まじいレベルアップを果たした八一と、その「眼」に追いつけない銀子という描写が印象的なところで挟まれるようになってきたのが少々気になるんですよね。棋士として、対等から遠ざかっていっている二人。その才能の差こそが、竜王ハーレムとかなんとかなっちゃってますけれど、そんなん障害じゃなくて、才能の格差こそが二人の間に横たわっている最大の障害なのかもしれないのか。

さあ、ともあれさあさあ、次だ。次だ。次ですよ。ついに来た、対名人戦。シリーズ最大にして最凶のホットスポットが来たれりか!!

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! 3 ★★★★★   

りゅうおうのおしごと! 3 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 3】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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「あいも師匠と一緒に『おーるらうんだー』めざしますっ!!」

宿敵《両刀使い》に三度敗れた八一は、更なる進化を目指して《捌きの巨匠》に教えを乞う。
一方、八一の憧れの女性・桂香は、研修会で降級の危機にあった。急激に成長するあいと、停滞する自分を比べ焦燥に駆られる桂香。
「私とあいちゃんの、何が違うの?」
だが、あいも自分が勝つことで大切な人を傷つけてしまうと知り、勝利することに怯え始めていた。そして、桂香の将棋人生が懸かった大事な一戦で、二人は激突する――!

中飛車のように正面からまっすぐぶつかり合う人々の姿を描く関西熱血将棋ラノベ、感動の第三巻!!
……やっべえわ。これ、やっべえくらい面白いわ。いやいやいやいや、普通「両刀使い」との決戦だけでも一冊分の山場としてこれ以上無い盛り上がりを見せるのに、その対決を踏まえた上でラストにもう一つ山場を持ってくるとか、物語としてもボリュームありすぎるんじゃないですかね、これ!?
確かに、両方の戦いがテーマとして連動している以上、ここで一連なりの物語として片を付けるのは絶対であったのは理解も認識も納得も出来るんだけれど、それでもすげえわ。一冊でこれだけの熱量が摂取できるとか、贅沢すぎる。

……はぁ〜〜〜。
久々に、読み終えた後の高揚と酩酊感にふらついてしまった。
昨今、藤井四段という将棋界の新星が蹂躙戦を開始したことでにわかに将棋への世間体な注目があがっているところで、実際解説込みで将棋の中継見てても面白いなあ、と思うこともしばしばなんですが、改めて思い知りましたよ。
将棋って面白い!!
いやもうなんですか、あの八一の山刀伐戦の盛り上がり。震撼、震撼、震撼ですよ。本作のすげえところは、対戦者同士のみならず、観戦している人たちの空気感の見せ方なんでしょう。あの、神懸った手の意味が開示された瞬間、この戦いを目撃していた人たちみんなに電撃のように走る戦慄が、震撼が、思わず「ああっ!」とあげられる呻きが、叫びが、読んでるこっちともシンクロして、目の前の盤上以外が真っ白に塗りつぶされるような、あの瞬間。そして、あり得ない光景が現出したことが事実なのかと確認するかのように、お互いの顔を見合う瞬間をも、読者側も彼らと同じ心境になってしまうことで共有してしまうんですよね。
歴史的瞬間を目撃した体験を、これほど鮮やかに味わえるなんて。
そりゃあね、興奮もしますよ。テンション上がりますよ。自分がいま何を見たのかわけがわからないまま、うろたえてしまいますよ。
凄いよなあ、何よりすごいのがこの八一の手って、実際にモデルあるんですよね。将棋界ではかなり有名な対戦だったらしく、調べたらあっさりポコポコと出てきました。「トリプルルッツ」って、名称がまたもうなんちゅうか、キてるよなあ。
将棋って、戦法名もそうなんだけれど結構ハッチャケていて好きですわー。
今回の鍵となる振り飛車の「ゴキゲン中飛車」なんか、その代表格ですしねえ。
まさに、異次元同士の戦いのあとで、最後に敢えて持ってくるのが桂香さんの戦いというこの構成。年齢制限ギリギリとなり、これ以上将棋を続けていくのか苦悩する常人でしかない女の足掻きを、同じ土俵の上で同じだけの盛り上がりを持って描くこの白鳥さんの手腕。
本作って、もう徹底して「才能」あるものこそが強い、という将棋界の様相を冷徹なまでに貫き通して描いてるんですよね。
才能あるものに、才能のないものは「絶対」に勝てない。努力は才能を上回らない。絶対にして無比な事実にして現実がここにあるわけです。それを、銀子は地球人と「将棋星人」の違いと表現して、無情なまでに突きつけてくるのです。地球人が決して覗き見ることの出来ない領域を、将棋星人たちは悠々と泳いでいく。八一も、あいも、まさにそんな人外の側の宇宙人なんですよね。
でも、それでも。
才能を持たない地球人たちは、破れ打ちのめされ朽ち果て心潰されながら、それでも生き残り戦う闘志を喪わなかったものが、将棋星人たちに戦いを挑んでいくのである。諦めないのだ。諦められないのだ。
将棋という魔性に魅入られてしまった人間は、たとえ才能を持たなくても、絶対に勝てない才能の差を前にしても、なお将棋を捨てられないのだ。
なぜなら、将棋が好きだから。
その好きという気持ちが、その魔性に魅入られた堕落が、届かない頂点への憧れが、ときとして「絶対」を覆す。
才能の有無は「絶対」だ。残酷なまでに「絶対」だ。にも関わらず、その「絶対に勝てない」の「絶対」を覆すのだ、棋士たちは。
本作の凄まじいところは、才能の絶対性をこれ以上なく描き尽くしながら、「努力」というものが限界を超えて突き詰められた時にどれほど恐ろしい殺戮兵器となるのか、憧れという源泉が信じがたい原動力として可能性を爆発させるのか、それをまざまざと見せつけてくれるところなのでしょう。
地球人だろうと、将棋星人だろうと、このプロの将棋という世界で生きていくことを決めたなら、さながら土星の大白斑のように、そこに居るだけで存在自体消し飛ばされそうな嵐の中を往くことになる。それをみんな覚悟の上で、喜々として挑んでいく。その棋士を取り巻く世界の厳しさ、凄まじさ、異次元さを、今回は今までにもまして味わえた。アイや天衣のように、新たにこの世界に飛び込む新星ではなく、才能なくその世界に飛び込むことすら叶わなかった飛鳥や、今まさに崖っぷちに立たされ人生を終えようとしている桂香さんにスポットが当たっていたからこそ、痛切なまでに斬りつけられた物語だった。そして、そんな彼女たちがそれでもなお「好き」とのめり込める将棋という存在。まさに魔性の魅力である。本当に、凄まじい世界だ。
そんな世界を、地球人として、女性として切り分け、切り開き、八一の場所までたどり着こうとしている銀子。その道の険しさを、彼女こそが誰よりも知っている、痛感していることが、桂香さんを支え、叱咤する姿からうかがい知ることができる。誰よりも、彼女こそがわかってる。
それでもなお、征くのか。
やっぱり、彼女こそがヒロインだよなあ。

なんかもう、ものすごいものを読んでしまった、という読後感でした。恐るべきことに、このシリーズまだまだ燃え上がること確定してるんですよね。やばいわ、ほんと。

白鳥士郎作品感想

りゅうおうのおしごと! 2 ★★★★   

りゅうおうのおしごと! 2 (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと! 2】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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「私はあなたを師匠だなんて呼ばないから」
『竜王』九頭竜八一の前に現れた黒衣の少女は高飛車にそう言い放った。夜叉神天衣。小学4年生。弟子と同じ『あい』という名を持つJSの教育を将棋連盟会長より依頼された八一は密かに特訓を施す。だがそれが弟子にバレた時―かつてない修羅場が訪れた!
「ししょう…?だれですか?その子…?」
はじめてのライバル、はじめての修羅場、そしてはじめての家出…幼い師弟に訪れた危機を乗り越え、二人のあいを救うことができるのか!?悲しみの雨に閉ざされた少女達の心に、若き竜王の角が虹を描く!!
ああ、これぞ人の縁だなあ。棋士と棋士の戦いの物語であると同時に、師匠と弟子の物語……世代を経て引き継がれていく将棋への想い、そして将棋に関わる人への想いもまた、様々な形で次の世代、次の世代へと引き継がれていくのだ。若くして弟子を持つということの重み。いや、若い若くないは関係ないな。弟子の人生を背負う師匠として、果たしてこの子をどう育てるべきなのか、自分のやり方は果たして合っているのか間違っているのか。悩み迷い、時に弱気になって周りを頼り、そうやって試行錯誤しながら自分のもとを訪れ、自分を頼り、自分に教えを乞い、自分に将棋という人生そのものの導べを求めてきた弟子という存在に、自分の将棋を伝えていく。その苦しみと喜び。そんな想いを、また自分の師匠たちもまた自分たちに投げかけ、うちに秘めながら、自分たちに多くを与え続けていくれていた、と気付き知った時の、こみ上げてくる感慨。そして、それを今度は自分が伝える立場にあり、伝えることの出来る自慢の弟子が今、自分の腕の中に居るという事実への感動。八一がこの物語の中で知り得ていく経験は、どれもがギラギラと光ってて、なんかねー、エネルギーが迸ってる。凄まじい熱量が噴出している。恐るべきは、その熱量を棋士たちは皆が漲らせているんですよね。想いの爆発が、そのまま将棋という概念への情熱となって、火山のように噴き出している。その地獄のような熱さたるや、溶岩のような粘度たるや、まともな人間が生きる領域じゃないんですよね。修羅たちの闘争の場、これこそが、呼吸と勝負を等価にした化け物たちの遊び場。
ぬるま湯の中でまどろんでいては、決して届かない領域なのだ。そこには年齢の大小など一切関係ない。たとえ小学生だろうと、同じフィールドで同じ条件で、同じ熱量に晒され、それに対抗するだけの修羅とならねば追い立てられ食いつくされるだけの戦場なのだ。
だからこそ、愛がある。憎しみや怒りではない、純粋なまでの勝負への欲求が満ち満ちている。そこへ自ら身をおどらせる同士たちに、後ろから続いていく者たちに、棋士たちは、師匠たちはこんなにも愛を与えてくれるのだ。ようこそ、と祝福してくれるのだ。自分の持っているすべてを与え、その上で叩き潰そうとしてきてくれるのだ。
なんともまあ、凄まじい。

八一の先達にも師匠にもライバルにも弟子にも恵まれた、その地獄のような残酷な環境はなんとも羨ましく、とてもじゃないけれど近づきたくない世界だなあ、としみじみと思う。それでも、本当に楽しいんだろうなあ。充実しているんだろうなあ。こんなにも深い育ててもらった感謝と、育てる手応えのある喜びがある人生を、この年令で体験してるなんて。そして、こんなにもひりつくような真剣勝負の世界を、最高峰の戦いを味わい尽くせる日々を過ごしているなんて、壮絶にも程があるよなあ。
個人的には、一番弟子のあいよりも、新たに現れたもう一人の弟子・天衣の方が棋士として非常に好み。何気に姉弟子とスタンスにシンパシーがあるからかもしれないけれど、一番弟子はうつつを抜かしてるんですよね。ししょうに寄りかかりすぎている。それは、師匠としては思わずにやけてしまうことかもしれないけれど、棋士として弟子の様子は将棋に対して甘いとしか言いようがなく……それ以前に恋愛としてもちと舐めた態度なんですよね。その点、天衣の方はトゲはありまくりにしても、運命の人に対してもストイックで自分からガツガツいくのではなく、むしろ八一の方から我慢できなくなって奪いに来させるほどに見事なあの誘い受け。あれに比べると、あいは舐めてる、ぬるい、甘い、独占欲を履き違えてる、とわりと女としては鬱陶しいタイプなのを露呈してしまってるわけですよ。姉弟子ほど辛辣すぎるのもあれはあれで問題だと思うけれど、わりとあれは周りの人たちには知れ渡ってるっぽいんだよなあ。
まあともかく、あのあいVS天衣のひりつくような名勝負のみならず、まさかのラスト、八一による「竜王のお仕事」。伊達に竜王位じゃないところを見せてくれるあたり、主人公の面目躍如ですねえ。もう後半ビリビリきっぱなしでしたよ。もうどの棋士たちも魅力的すぎる。

にしても、銀子と月夜見坂さんとの女王戦。カラー口絵であれだけ見開きでかっこ良く「開幕!」って銘打ってたから、どれだけの名勝負が繰り広げられるのかと思ったら……。
月夜見坂燎女流玉将……蓮っ葉姉御入ったヤンキー系の強面美人(ギザギザ歯)という強力な見た目の派手さが、なんとも引き立ちますねえ……逆に。この人がああなるかと思うと、かなり素で笑っちゃうんですが。
銀子さん、ひどいですw

1巻感想

のうりん 11 ★★★☆  

のうりん 11 (GA文庫)

【のうりん 11】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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木下林檎です。新しい年が始まりました。岐阜に来て初めて迎えるお正月は不思議な風習がいっぱいで楽しいです。大きな天狗の像にお参りしたり、田んぼで竹と大量のゼ●シィを燃やしたり、一緒に担任(41)も燃やしたり――
え? そんな風習ない? ……でも、やったわよ? ねえ若旦那? やったわよね?
……あら? 若旦那のお腹から、何かが…………ま、まさか若旦那、あなた、本当は――!!

シリーズ最大の衝撃!
あのラブリーなマスコットに秘められた謎が明かされる、驚天動地の第11巻!!
あの担任野焼きにしたら、有毒物質とか発生しそうだしちゃんと処理施設で処分した方がいいんじゃないだろうか。いや、焼却場とかでは無理か。核廃棄物並に処分に困る存在だなあ、あれは。
昨今、結婚できないと嘆く年上の女性キャラクターって、喪女詐欺が多くって大概優良物件なんですよねえ。【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。】の平塚静先生とか、【俺、ツインテールになります。】の桜川尊とか。むしろ、なんで結婚できないんだ!? と真剣に首を傾げてしまうくらいの女性たちですからね。
しかし、それに比べてこの41歳は本当にブレなく絶対にモテない喪女神を貫くよなあ。もはや半分以上、人間やめているんですけれど、この人マジでどうするんですか? ここまで来ると、ラストで無事結婚できましたー、みたいなネタ、やったらあかんレベルに達してますし。そろそろゼ●シィへの風評被害がえらいことになってませんか。各都道府県ごとに違うゼ●シィが出てるとかいう話も、関西ウォーカーとかみたいなタウン情報誌的なもののはずなのに、なんかオドロオドロしい呪われた魔道書みたいな雰囲気になってますよ!? ネクロノミコン(ラテン語版)とか無名祭祀書(ドイツ語原書)とかルルイエ異本(中国語版)みたいな!
この魔道書の類に魅せられてる気配のある農って、耕作逃したら順調にベッキー2号化しそうだなあ、これ。

今回も、一般的にはなかなか知られていない農業事情のあれこれがウンチクみたく語られていて、面白がりながら色々知ることが出来るというのは、やっぱり楽しいのう。
個人で新しいコメの品種を作り出した人の逸話だとか、新種改良に苦心する企業の話。これだけネーミングで遊んでるのって、他に競馬の馬くらいじゃないか、という各種野菜の種苗業者のネーミング話とか、名前の紹介見てるだけでも面白かったしなあ。バイオマス発電とか、どれくらい可能性があるんでしょうね。
と、うんちく話は楽しかったものの、この巻はわりとそれに終始していて、物語の進行とかキャラにスポットを当てて、という部分がなかったせいか、起伏がない回であったという印象もあり……物語の進展とかはぶっちゃけあんまりどうでもいい気もするのだけれど、キャラの掘り下げは欠かさないで欲しいかなあ、と思う所。バイオ鈴木も話に関わってきていたわりにおとなしかったしなあ。
若旦那に関しては、可愛いんだからいいじゃないか。ってか、若女将に改名する?

シリーズ感想

りゅうおうのおしごと! ★★★★  

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

【りゅうおうのおしごと!】 白鳥士郎/しらび GA文庫

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Kindle B☆W

玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました! 」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――

『のうりん』の白鳥士郎最新作! 監修に関西若手棋士ユニット『西遊棋』を迎え
最強の布陣で贈るガチ将棋押しかけ内弟子コメディ、今世紀最強の熱さでこれより対局開始!!
9歳ではじめるのが遅い、と言われてしまう将棋界。世の中、現実世界上において様々な想像を絶するプロフェッショナルな世界があるものだけれど、この棋界というやつだけはちょっと頭一つ図抜けている。話に聞くだけでも人外魔境である。ハッキリ言って同じ人間、人類なのか? というエピソードがゴロゴロと転がっている。文字通り、人間を辞めた人だけが成れるリアル修羅道、てな具合なのである。
将棋将棋、朝起きて夜眠るまで二十四時間三百六十五日、すべて将棋で埋め尽くされる人生。将棋のことだけ考えて、エネルギーを燃焼させ、脳髄をフル回転させ、棋譜の沼へと沈んでいく。それを当然とし、それを
至上とし、それを楽園と捉え、七転八倒しながら悶え苦しみ続けるを法悦とするよう己を改造し尽くした、文字通りの修羅たちの世界。
これは、そこで生きるを自ら望み、自ら選び、自らの手で勝ち取ろうとする若者たちの物語である。故に、熱い。生活のすべてに将棋があり、人生の前提に将棋があるゆえに、その将棋に情熱を、執念を、魂を捧げ燃やし尽くしている彼らの日常は、だからこそ一分一秒に至るまで炎のように燃え盛っている。
だから、これは端から端まで火傷してしまいそうなほど、地獄の熱さに炙られている。その熱の質は、決して清々しいものではない。どこか、妄執じみていて狂奔に暮れていて、肉を焦がし骨を崩すようなじっとりとした粘り気のある炎なのだ。
それが、この業界で戦い続けることへの、苛酷さ、凄絶さ、凄味を肌で感じさせてくれる。
年齢など関係ない、高校生だろうと中学生だろうと小学生だろうと、子供扱いしてくれない、戦うものへの敬意と殺意に満ちている。
同時に、同じ将棋という魔境で戦う物同士、棋士同士の間で紡がれる人間関係は濃密で柔らかいんですよね。彼らは対戦相手であると同時に、同じ将棋という沼の底を探りあう同志でもあるわけです。向かい合い将棋を指し合うというのは、自分の奥底を掘り出しえぐり出して導き出したものを曝け出し合い交え合う、という対話を繰り返すということでもあり、勝敗を奪い合う関係であると同時に、戦友でもある。同門の兄弟弟子なら尚更に、毎日何回も何回も指しあって来たわけで……それこそ幼少の頃からそれを続けてきた八一と銀子の二人の間に流れる時間の濃密さ、というのはどれほど尋常ならざるものか。
でも、だからと言って気持ちが通じ合う、というわけでもないのが不可思議であり、人間の底のない複雑怪奇さの証左であるのかもしれない。

わずか一六歳にして、将棋界の頂点の一つである竜王のタイトルを取ってしまった九頭竜八一。しかし、竜王座の重圧は、彼にスランプに引き込み、彼は将棋に対する情熱……いや、将棋という魔に身も心も染め尽くすための執念の熱量を見失ってしまっていた、そんな時に純粋に将棋の深淵に一心不乱に飛び込もうとしている小学生の少女と出会うことで、見失っていたものを取り戻していくのである。
しかし、わずか16歳にして人生の曲がり角を体験し、また9歳にして人生の行く先を自ら必死に齧りついて、他の可能性をかなぐり捨てるようにたぐり寄せる姿は、やはり凄絶ですらある。その歳で、そこまでの決断を強いられるのか、と。そこまで、自分自身全部を賭けなければならないのか、と。
そうしなきゃ、居てもたってもいられなくなるほどの、魅入る魔性が、将棋というものにはあるのか、と。ゾクゾク、震えが来るんですよね。
その辺の狂熱を、さすがは白鳥さん、実に魅力的に描いているわけですよ。魅入られる。
一方で、深遠に落ちるを孤独ではなく、兄弟弟子のそれやライバル同士の高め合い、そして何より師弟関係という、導きあい導かれあい、高め合う、可能性に手を差し伸べる温かさも、しっかり描いてるんですよね。
他者の際限のない才能を目の当たりにしたとき、善意や親切ではなく、ただ自らのうちから湧き上がる衝動として、その才能が芽吹く瞬間を目にしたい、その可能性を花咲かせたい、自らの手で導き高みへと押しあげたい、という欲求。自分の手で育てる、という快感。こうして、道というのは先へ先へと繋がっていくもんなんだなあ。
うん、いい具合に濃いキャラばかりで相変わらずというべきかもしれませんけれど、期待したとおりに面白かったです。

白鳥士郎作品感想

のうりん 10 3   

のうりん10 (GA文庫)

【のうりん 10】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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今日はみなさんに、とっっっても残念なご報告があります。
わたし、戸次菜摘は――

結婚 します!!

男子生徒のみんな~! 先生が人妻になっちゃって落ち込むのは仕方ないけど、元気出さなきゃダメだゾ!
だってだってぇ、これから始まる『インターンシップ』で、いろぉ~んな仕事を体験しなきゃならないんだからね☆
男の魅力は出世と収入! いい就職先を見つけて、みんなも先生みたいな若くてピッチピチな奥さんをもらっちゃお~♪

聖夜に起きた奇跡と農業の物語、将来(みらい)へと繋がる第10巻!
これは、おおう。農高卒業後の進路の話は、今まででもトップクラスに衝撃的な話だったかもしれない。凄いよね、これ。この作品の根幹をへし折りかねないどうしようもない絶望的な話じゃないですか。確かに、農業高校に通うというのはそれだけで一つの意思表示であるはずなのに、その農高の卒業生の数に対して実際の日本の農業人口の推移は全然反映されてないもんなあ。これもう、意欲の問題じゃなくて完全に構造問題じゃないですか。
しかも、わりとどうにもならないたぐいの。いや、どうにかする方法はあるんだろうけれど、日本人というのは一度構築されてしまっているシステムを一旦ぶっ壊して新生させる、というのを生理的に忌避してて、とりあえず
手近で出来る範囲でやれることを無理やり取り繕って満足してお終い、というのを得意としているだけに、こりゃああかんですわ。個々では見事に立ち回り、ビジネスチャンスをものにしている人たちもいるのだろうけれど、それが日本の農業の構造そのものを変革する動きになるとは思えない。もしそれがビジネスモデルとして確立したとしても、致命的に時間がなさすぎる。既に、タイムリミットは過ぎている感すらある。
わざわざインターンシップで様々な卒業後の進路先を見せた挙句に、この現状を見せつけてくるあたり、極悪ですらある。
思えば、銀の匙の八軒くんって凄いよなあ。

インターンシップの話で一番印象的だったのは、やはり市役所の話でしょう。これ、モデルとなった人、或いは人たちがきっちり居るんだろうなあ、というのが敬意にあふれた文章からも伝わってくる。正直コレ、システムの不備を個人の才覚ややる気や責任感に押し付けすぎ、という気もするんだけれど、こういう人が少なからず要所要所に存在しているからこそ、この国は回ってるところがあるんだろうなあ。でもこれって、給料分以上、だと思うんだけれど。
あと、この作品のヒロインはやっぱり金上っでいいと思う。スカート金上最高。ってかさ、あの居直り強盗みたいな幼馴染より、よっぽど金上の方が乙女じゃないですか、可愛いじゃないですか、女の子してるじゃないですか。自分、筋金入りの幼馴染ストだと思ってるんですけれど、農については焼畑農業で処分した方がいいと思うんだ。
この娘、絶対ベッキーと同類だと思う。
そのベッキーだけど、もうだめだよ。誰か止めろよ、家族身内の人、なんとかしなさいよ。あれじゃあできるものもできないよ、無理だよ、女として終わっている以前に人として終わってるよw

サプライズとして、まさかの【らじかるエレメンツ】の面々の再登場。作者白鳥士郎氏のデビュー作の登場人物たちですよ。流石にカトウハルアキさんのイラストで認識していたので、最初わかんなかったんですけどね。
作者の中で、実質打ち切りになってしまったデビュー作に気持ちの上で一区切りつけるための、ある意味公式エンディング、となるんですけれど、のうりんという作品のキャパに余裕があってこそだけれど、あの作品のファンだった身としては、こういうのもまた嬉しいです。読み手としても、こういう風に一区切りつけてくれると、ああ終わったんだなあ、と思うことが出来ますし。
しかし、アルミはもっとデコてかってるぞw

シリーズ感想

のうりん 9 3   

のうりん 9 (GA文庫)

【のうりん 9】  白鳥士郎/切符 GA文庫

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忙しい忙しい。…あ、どうも。木下林檎です。農業高校生やってます。今はもうすぐ始まる緑園祭の準備で大忙しです。この学校に来て半年たちました。自分がどれだけ変われたのか、それはわからないけど…毎日がすごく楽しいです。このままずっと、耕作たちとこの学校で―えっ!?あ、あなたは…どうしてここに…!?いやっ!帰りたくなんてない!!林檎を連れ戻しに東京から訪れた最強の相手を前に、田茂農林に集いし仲間たちが立ち上がる!懐かしいキャラクター総出演で農業高校の本質に迫る、友情と祝祭の第9巻!これぞ史上最大の農林一揆!!

前半の体育祭は、悪ノリばかりで勢い任せ、コメディとしてもギャグとしてもパロディネタと、絶叫ネタばかりで正直品質に問題在りだったように思います。なんか、アニメの悪い影響を受けてしまったような感すらあり。原作サイドがそっちに寄り添ってはいかんでしょうに。
ギャグパートにしても、前はもっと緩急というか、間合いや溜めが絶妙だったのに、今回ばかりは雑だった気がするよ。
あと、先代四天王の渡辺カルテットが、本当に渡辺ばかりで作中でも区別できなくて困った!!

本番は後半の緑園祭なんだろうけれど、こればっかりは農業学校特有のお祭なんだろうなあ。ってか、農業学校ってのはどうしてこんなに食べ物が美味しそうなんだろう。
各専科がそれぞれの特色を活かして繰り出してくる商品が、ホントに学生レベルのそれをぶっちぎっている上に、発想やら何かがすごくチャレンジャーなんですよね。銀の匙で、学生だからこそ出来ること、という話をしていたけれど、このいろんな企画にチャレンジして、しかし利益は出すぜ、という根性が素晴らしい。林科と造園科の合作商品には、作中での仰天の叫びに「な、なにーーーっ! そんなんありなんかー!?」と完全に同調して、びっくりしすぎて笑ってしまいましたがな。
こういう学園祭は、ほんと面白そう、というだけじゃなくて実際に美味しいものが食べれて、面白いものが手に入るわけで、こんなに実際に行きたくなるイベントはなかなかありませんよ。これ、モデルとなった学校では実際に行われてるそうなのですから、地元の人達がこれは羨ましい。

あと、あのベッキーは絶対に偽物ですね。いまさらそんな方向で本気出されても、信じられるかー!! クリーチャーのくせに、モンスターのくせに、今更まともな教師っぽく弁舌されても、作中の皆さんみたいに素直に感動とか出来ない!w
しかし、林檎ってまだ笑えなかったのか。あれだけドタバタに馴染んで過ごしていたものだから、未だに表情が固まってしまっている事なんて全然忘れてたよ。多分、これは耕作含めて田茂農林の面々全員の心証だったんでしょうね。ほんと、初期の頃と違って今は誰も林檎のそんな事について言及してなかったし、自然に接して笑いながら彼女を囲んでたんだから。もう、一緒になって笑っているのかと思ってた。
でも、誰も問題に思ってないなら、それで構わないのでしょう。林檎当人も、焦っている訳でもないみたいだし。
農業高校の実態についても、もうこれだけの巻数付き合っていると、ジェニー社長の認識って本当に今更の古臭い認識なんですよね。今回は、そういう今更に思えていることについて一回振り返ってみて、今の時代の農業学校についてスポットを当てよう、という話だったのかもしれない。
じゃあ、ゴールはどこに設定しているんだ、という疑問も湧いてくる頃だけれど。林檎の離脱リミットがこういう形になってしまうと、普通に卒業までこのままの形で、というのもありそうだし、さすがに今から卒業までは長い気もするし。だからといって、ベッキーの結婚が幕引きというのは、純粋に嫌だぞw

……ところで、マネー金上が、なんか今一番乙女している気がするんだが、いいのか?w

シリーズ感想

のうりん 8 3   

のうりん 8 (GA文庫)

【のうりん 8】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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乳酸菌とってるぅ? おひさしぶり。バイオ鈴木よぉん。
はぁ……修学旅行楽しかったわぁ……と、特に、畑くんと花園くんの濃厚な絡みが……
腐(フ)、腐腐腐(フフフ)……。
さあ! 次は緑園祭よぉ! 私たち四天農を筆頭に、五つの学科が秋の大祭に向けて準備を進める田茂農林。
みんなとっても楽しそう♪ ……けれどその裏側では、巨大な歪(ヒズミ)が生まれ始めていたのぉ!
うふふ。どうやら私たちの強すぎる農力(チカラ)が、この街(マチ)によくないものを引き寄せてしまったようねぇ……?

四天農最大の危機! 襲いかかる強大な力に、立ち向かえ! 最強の農業高校生(せんし)たち!!

地(ち)湧き巨乳(にく)躍る激闘の第8巻!!
アニメのOPに四天農が一コマも出てこないのがどうしても理解できない今日此の頃。
それはそれとして、イラストの切符さん、もう殆どまともな挿絵が存在しないんですがw 挿絵の数についてはかなり多いんですが、その殆どがネタ絵じゃないですか、って今更か。今更なのか。それでも、林檎さんと金上の可愛い絵があったからそれでよしとするか。
金上というと、実は登場した時って男なんだと勘違いしてたんですよね。あの金の亡者がこれだけ上昇してくるとはなあ。ここ最近の巻の彼女の言動を見ていると、いい加減頭のおかしい連中ばかりの生徒たちの中で、何気にまともだったりした上に、さり気なく女の子っぽいフリもあってアレアレアレ?と思ってたんですけれど……これ、金上ヒロインもありなんじゃないですか? ぶっちゃけ農はヨゴレ系ですし、林檎ちゃんが癖がありつつも単独で頑張ってましたけれど、性格的にもまともな方で家計的にも安心で、かなり可愛いところもあるとか、女性キャラとしてほかと比べて凄くマトモですし、結構胸もありますし……金上ありなんじゃね? 今回なんぞ制服ミニスカート姿を披露してくれて、恥ずかしがってる姿がまたキュンとくる可愛らしさで、むむむむ……。
ちなみに、彼女の主役の話は完全に流通関係の話で一見農業関係ないんですけれど、どんどんネタの範囲が広がっていくよなあ。これも農林高校で勉強する範囲なのか。どちらかというと、経済系の大学の内容に近い気もするのだが。林業はともかくとして、造園もこっちに入るのか。完全にネタキャラかと思われた花園も、こうして偶にまともな話に絡んでくるから侮れないんですよね。造園業に纏わるお話については、毎度のことながら勉強になりました、という感じで。いや、今回一番「え?」となったのは、林業での「森は、二酸化炭素を吸収などせぬ!」でしたけどね。言われてみるとなるほどという理由付けで、さらには一概に決めつけられない様々な要因が絡むようですけれど、何にせよ固定観念としてそういうものだと思い込んでいた事実を、この作品では度々ひっくり返される純粋な驚嘆を味わえるんで、これがまた面白いんですよねえ。
にしても、林業編の世紀末伝説編はホント好き放題やってるなあ、と笑ってしまいましたけれど。これ、ネタ元って考えてみるともう何十年も前になるんですよね。未だに色褪せないネタ元の北斗の拳がスゴイのか、林業ネタで聖帝編をやってしまう本作もスゴイのかw
それはそれとして、良田おっぱいさんがラオウなのか。通りすがりでなにをやってるんだ、この人は。

ラストの金上編は、完全に福本伸行調でお送りしております。単に「ザワザワザワ」が入るだけじゃなくて、セリフの切り方とか、地の文までそれっぽくなってるのは、何気にスゴイなあ、と。その割に、内容の方は深刻に高齢社会と流通問題にマネーの虎と、えらい真剣なものだったりするし。ギャップがごっついw

って、緑園祭まであと何日って毎回カウントダウンしておきながら、緑園祭次の巻に持ち越しかいな!!

シリーズ感想

のうりん 74   

【Amazon.co.jp限定】イラストカード付 のうりん 7 (GA文庫)

【のうりん 7】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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ボクの名前は群雲りく。
宇宙一かわいいスーパーアイドルだにゃん?
……けど、ボクのことを宇宙一だってまだ認めてない連中もいる。あの女――草壁ゆかが宇宙一かわいいって信じてるヤツらだ。どっかの田舎の農業高校に引っ込んだアイツの存在は、ボクにとって超目障りにゃ!!
弱ってる今がチャンス。ちょうど撮影で沖縄に行くタイミングと、あいつの学校の修学旅行が重なった。
ふーん、なるほどね。
あの耕作っていう冴えない男のことが気になっちゃってるわけぇ? だったら……。
挿絵とかイラストというのは、文字通り絵であってイラストレーションのことであって、書類がそのまま掲載されていたらそれは書類です……何言ってるか分からないが、私も何が載っているのか意味がわからなかった。ライトノベルを読んでいたら、挿絵の部分に見開きで婚姻届が記載されていた件について。
なんでだろう、すっごいテンション下がるよ? なんか婚姻届を見るたびにアラフォーの怪物が脳裏をよぎるトラウマが植え付けられた気がするよ? 婚姻届なんかそうそうお目にかからないけど!!
それにしても、今回の挿絵の男率の高さは、なにこれ!?というレベルで、実際問題6〜7割くらい男だったんじゃないだろうか。そして、そのほとんどが裸体!! 男の裸体!! Free!!ってなもんじゃねえから! ネタの回収早いよなあ。これ、まだ放映中じゃないか。
そして、数少ない女性のイラストの、そのほとんどがまたアラフォーの女に見えないどころか人間に見えないおぞましいクリーチャー画像ばかりで、何かがゲシュタルト崩壊をはじめてます。たすけて、たすけて。
女性陣の水着やお風呂シーンのイラストは、もう読者と切符さん自身の精神安定剤として指定されたんじゃないかと思えるくらいに、今回のあれはアレすぎました。あもーれ。
という訳で、今回はいつもの農業学校を離れて沖縄修学旅行編。
なお、この修学旅行はフィクションです。
実在の人物、学校、沖縄とは一切関係ありません。
  ……が、一日目のアレは本当にあんな感じだったらしいです。
マジか!? この注釈が、一日目のイベントを見るとガチで泣けてくるんですが。いやいやいや、折角の修学旅行の初日、こんなんだったら泣き叫ぶよ!?

今回は旅先で、林檎のライバルとして今売り出し中の群雲りくとの遭遇イベント。というか、向こうからスケジュール調整して突っかかってきたのか。林檎ちゃんの気に仕方からしても、もっとガチで林檎ちゃんが場所を奪われた相手なのかと思ってたけれど、むしろ林檎ちゃんの存在を気にして引っ張られていたのは向こうの方だったのか。いや、それ噛ませのパターンですから。どうやら、アイドルとしても林檎を超えるのに四苦八苦しているようで、それ以上に林檎が自分たちを放り捨てて業界から去っていってしまった事に衝撃を受け、悔しい思いをしている娘でした。ハチャメチャだけれど、動機やら何やらを見ると結構まともにアイドルしてる子であり、悪い子じゃないんですよね。林檎のこと裏切り者と恨めしく思いながらも、どこか心配しているようでもありますし。
ただ、実態というか本性がこれアウトでしょうw いや、全然悪くないんだけれど、騙されたわっ! ドキドキイベントをどうしてくれるw この涼ちんめ。リアルアイドルでマジでこういう子いないもんかな。居たら面白そうなんだが。
さて、なんかえらい遠回りしたけれど、またぞろ戻ってきて林檎フラグがガチンとそそり立った修学旅行編。前は何故か農の方に転がって変なことになってしまいましたが、今回な林檎の芯にガツンとダイレクトに響いた模様。ただ、その分逆にお別れフラグも立ってるんですよね、これ。痛し痒しだけれど、林檎という子が自分をどこに立たせようとしているか。今は一生懸命農業学校に馴染もうとして楽しんでいるのも確かなんだけれど、
はたしてそこに足がついているのか未だにあやふやな部分があるのも確か。社長の襲来は、ついにそのあたりをついた展開になりそうで、風雲急を告げるか。

シリーズ感想

のうりん 6 4   

のうりん 6 (GA文庫)

【のうりん 6】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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HEY! ニッポンの皆さん初めましてだナ!?
ナタリー、テキサスからコウサクを嫁にもらいに来ましタ!
連れて帰って一緒にコメづくりするナ!?
……ナにナに? アメリカじゃ、美味いコメつくれナいって? ノー!! それ違うナ!?
日本じゃナくても日本人に合っタ作物はつくれるし、規模も技術も比較にナらナい!
そしてナにより……ナタリーが一番かわいいナ!? だからコウサク、Will you marry me!?

最後の寮生来襲!
グローカルな規模で超展開する愛と有機の農業高校ストーリー、全世界激震の第六弾!
――日本よ、これが農業だ。
金髪ロリを侮ってはいけない。金髪ロリに油断してはいけない。あれは、ちょっと目を離すととたんに巨大化する怪物のたぐいだ!
その昔、【Phantom of Inferno】というアドベンチャーゲームがありまして……そう、まどマギで今や知らぬものも無しとなった虚淵玄のシナリオライターデビュー作でありますよ。あれで、主人公が保護して一緒に暮らしていた金髪幼女が、ふと生き別れになって目を離していた隙に、巨大化して金髪巨乳になって再登場するという仰天の展開がありましてだね、あれ以来金髪ロリは巨大化するものという刷り込みが既に出来ていたので、精神防御は完璧だw
……まさかとは思うが、ナタリーのこれ、Phantomのキャルのパロディネタじゃないだろうなw

今回の話の主軸となるのは、昨今話題も尽きないTPPについて。名前ばかりが先行して、語る人によってまるで様相が異なるという、今やTPPというものの実態を誰も把握していないんじゃないかという疑いが拭いされない未だかつて無い混沌たる貿易協定。
みんな自分の語りたい部分しか切り取って語らないし、自分の聞きたい部分だけしか切り取って聞かないものだから、端から見ていると同じ協定について語っているのか信じられなくなるくらい正反対だったり相互に無関係に思えるような言が飛び交っていて、何が何やら、というのが正直な感想である。誰が正しくて誰が間違っている、という括りでは捉えられない、恐らくは誰の言も語っているTPPの一部については正しいのだろうけれど、それがTPP全体、参加することで起こるマクロな影響という点に至ると、全く不明瞭になってしまうといういやはやこれほどわけの分からない、参加すればどうなるのか、参加しなければどうなるのか、さっぱりわからない貿易協定もちょっと記憶に無い。
結局のところ、一言で「こうなる」とは言えない本当の意味で包括的な経済連携協定なのでしょう。これに参加することによって起こる出来事は、注目する場所によって事細かに異なってくる。その場所によって異なる一部分を、全体のことのように語るからわけ分からなくなってくるのでしょうね。その意味では、のうりんは最初からこれは一部分の話であると断って肩肘張らず範囲を区切り、この作品の職掌……つまり農業の、説明できる部分の起こりえる影響を、何が正しく何が間違っていると声高に主張するのではなく、淡々と事実のみを、また同じテーマでも相反する意見を並べて話してくれるので、安心して読むことが出来る。意見を押し付けてくるのではなく、考える材料だけを送り出してくれるのだから、本当に良心的な教材なんですよね。もっとも、あくまでこれは小説であって専門書や解説書ではないので、本当にトバ口でしかないのは心得ておくべきでしょう。実際、こうして色々と教えてもらっても、じゃあTPPは日本の農業にとってどうなんだ、と問われるとそんなんわかんない、多分やってみなきゃわからないし、実際はやってみても結論なんて捉える人それぞれによって異なるんじゃないかとすら思える。でも、考える材料というのは必要だし、否定されるべきものではない。その意味では、この【のうりん】は非常に真摯に日本の農業というものに対する理解のトバ口を広げようとしている作品なんだなあ、とちょっとした感動すら覚えるのでありました。

その一方で、他の追随を許さない変態的なイロモノゲテモノ小説であることも絶対的に否定出来ないんですけどね!! なんで、なんでこんなに真面目なテーマを扱ってるのに、ここまでハザードレベルの変態小説なんだろうっ。とても、日本の農業について丁寧にアプローチしている良書ですから、と無邪気に人に進められない地雷原である。作者も勇気あるよね、あれだけ積極的に熱心に農業学校などの現場に取材に行きながら、実際書くのはこれなんだから。こんなん書きました、と取材した人に見せれる勇気!w
いや、いやいや、今回はまだだいぶ大人しかったよ、大人しかった、うんうん。
しかし、これをアニメ化というのも冒険だよなあ。またこれ、癖の多いどころか癖しか無い作品だけに、取り扱いには余程のセンスが要求されるんじゃなかろうか。普通に原作通りにやればいい、なんてこれの場合、何をどうやったら普通の原作通りなのか良く分からんしw
あと、ベッキーの取り扱いにはよくよく注意してほしい。あれは、ガチで放送倫理に違反すると思うので、ちゃんとモザイクをかけるとか、よくテレビ番組で、問題を起こした出演者をうまく編集で消してしまうあれみたいに、うまく画面上から消してしまうような処理をしないと

怖くて見れないから!!

ベッキーは、精神的にダメージが大きすぎますw

毎度ながら、イラスト挿絵の切符さんのフリーダムさは揺るぎありませんでした。もうこうなってくると、すげえ、としか言えなくなってきたぜ。

白鳥士郎作品感想

のうりん 5 4   

のうりん 5 (GA文庫)

【のうりん 5】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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現代動物調教研究同好会――通称『どうちょけん』。
それは私、良田胡蝶が新たに創部した、人と家畜の心を通わせるための部活である。

古来より人類は動物を伴侶とすることによって栄えてきた。
畜産なくして人類の繁栄はなく、 だからこそ……ん~? どうちたんでちゅか若旦那?
おなかペコりんでちゅかー? ママが食べさちてあげまちゅね~(ハート)

……そんな私の前に立ちはだかる黒い影! 飛騨高山のライバル校、過激な動物愛護団体、
そして……謎のサングラスの男!! 貴様は――!?

人は虚無の畜産にぬくもりを見つけられるか!?
おっぱい大増量で贈る農業高校ラブコメ、緊迫の第5弾!
――君は、牛の涙を見る。
【SHADOW SKILL】って、幾らなんでもネタが古いよ! わっちが高校生の時だぞ、連載していたの!! って、思って調べたら、ええっ、これ今も連載してるの!? 知らんかった! 全然知らんかった! なんかしらんうちに休載になってそのまま止まってるのかと思ってましたよ。たまに見かけていた販売タイトルはてっきり昔のを新装版にして出し直しているのだとばかり思ってた。
と、冒頭から話がこの作品とは全然違う所に言ってしまったが、今回はわりと全体的に真面目なお話でした。これで真面目なの!? とか言わない。真面目なんですよ。普段はもっと酷いんですよ!
考えてみれば、18歳以下の未成年において家業を除いてこうも日常的に生き物の生死に携わるのってまず畜産系の学校に通っている学生さんたちくらいなんですよね。他、なんかありますかね? 咄嗟に思いつかないんですが。動物に関わる部活などはあるかもしれないけれど、畜産というところは生き物を「生産」し、肉などにして「出荷」する、生かすだけではなく必然的に「殺す」事を求められる場所であります。勿論、慣れることによって日常的に起こる家畜の生死についていちいち考えなくなる、と言うことは当たり前のことなのでしょう。でも、大人ではなく多感な思春期の少年少女たちが、こうした人の都合によって生み出され、消費されていく動物たちに携わっていく、という経験はとても大きなものなんじゃないでしょうか。
登場人物の中でも非常に真面目で目の前で起こることから将来の展望に至るまできちんと向き合い、真剣に考えることをやめない、やめることのできない良田さんと過真鳥継は今回特に人間のエゴによって消費されていく家畜たちの姿に、畜産業の行く末に思いを馳せ、悩むことになる。
本作はもう頭おかしいんじゃないかというギャグが飛び交うとんでも無い作品なんだが(苦笑)、こと現在の農林畜産業というテーマについて語るときには非常に丁寧に今この業界では何が起こっているのかと解説してくれる。それも、一方的な視点によるものではなく、一つの事例についても何が正しいと言わずそれぞれ違う主張を並べて、公平に読み手に考える機会を与えてくれる事には大きな好感と信頼を抱いている。多かれ少なかれ自分の意見が混じりそうな所を、本当にフラットに偏向なく情報を発信してくれるのだから大したものです。こうしたバランス感覚はなかなか養えませんよ。
それでいて、ただ機械的に意見を並べ立てているだけじゃないんですよね。何が正しくて何が間違っているか、どの方法が将来この国を豊かにし、業界をもり立ててくれるか。そこには答えはないのかもしれません、でもそうした正解のない問題とはまた別に、揺るがない倫理観……純朴で誰もが共感できる一番シンプルな倫理観については、一切ブレず厳然と、これは蔑ろにしてはいけないんだよ、と主張して退かない、そうした毅然としたスタンスを貫く様には敬意と安心を覚えるのです。
今回のテーマである畜産というものに対して、最後に良田さんたちが見せてくれたものは、様々な問題に対しての答え、ではなく、最低限の基本的な在るべきスタンスというものでした。決して失ってはいけない姿勢というものでした。たとえ、どんな答えを出そうと、どんな道を辿ろうと、その姿勢さえ見失わなければ……そう思わせてくれる結末であったように思います。
普段にもまして色々と考えさせられるお話でしたけれど、うん……すごかった。そしてなにより面白かった! ほんと、いろんな意味でぶっ飛んだ作品ですよ。

白鳥士郎作品感想

のうりん 4 4   

のうりん 4 (GA文庫)

【のうりん 4】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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Q.
士(つかさ)姉さん、こんにちは。ぼくはアイドル好きの高校生です。
どうすればアイドルと結婚できるんでしょう?(K・H 岐阜県)

A.
農家へ行け。
オマイは一刻も早く現実を見るべきじゃ。夏休みを利用して農村へ戻れ。
戻ってアイドルのことなど忘れて、幼馴染みと結婚しろ。そして子供を作れ。
十人くらい作れ。家庭を持って妻や子供のために必死に働けば、
そのうちアイドルのことなんてどうでもよぉなる。
つべこべ言わずにさっさと帰って来い!!

――耕作と農、遂に結婚!? 林檎はどうなっちゃうの!?
農村の光と影を描き出す第4巻! 読めば絶対田舎へ行きたくなる!!
……あの産廃、誰かマジで処理してください!! いい加減そろそろ人間から怨霊と化しているので、埋めてお祓いして祀り上げちゃいましょうよ。でも、こんな神様、ご利益どころか行き遅れになりそうで信仰なんぞ集まらないか。いっそ零落させて存在を抹消させちゃいましょう。でないと、マジで発禁になりそうなんでw
他の作品の行き遅れ女教師はあんなに萌えキャラなのに、こっちは無残すぎるよ。見るに耐えない。というか燃やしたい。火刑に処そうぜ。なんか前回も同じ事言ってた気がするが、あのキャラを見ると条件反射で燃やしたくなるんですよね。ヒャッハーーッ、汚物は浄化だぁぁ! という勢いで。

さて、今回の表紙は一体誰なんだろう、と首を傾げてたんですが、農の姉妹たちだったのですな。名前が士農工商ってキラキラネームどころじゃなくひどいよな、これ。でも、ひどいというとこの姉妹の中で農だけが圧倒的にハズレな気がするのは自分だけなんでしょうかw 下の二人は純朴に可愛いし、上の士姉さんは若いころはっちゃけていたそうですけれど、今は強引な所があるもののかなり真っ当な辣腕の女性ですし、極めて残念極まる農に比べると……。
この幼馴染、本当になんとかしようぜ。ベッキーと比べると何を見てもまともに思えてくるけれど、この女も相当だぞw 妊娠したと偽って結婚まで無理やり持ち込もうとする根性が、ストーカーレベルじゃなく恐ろしい。まあさすがに、即座にバレましたけどね! バレなかったらと思うとゾッとするわ。
ところが、2人のできちゃった婚にかこつけて、二人の故郷の村では婚活イベントが催されていたために、二人はそのままイベントの目玉として仮の結納を結ぶはめに。

やめてやれよ!!

相変わらず、この作品はイラストとのコラボレーションがとんでもない高みにまで達してしまっていて、

正・直・こ・わ・い!!

これだけ本文と息のあった挿絵もないよなあ。勿論、作家と絵師と担当編集が密に意見を交えあい、見事な挿絵を絶妙なタイミングで映し込んでる作品というのはあるにはあるんだけれど、この【のうりん】についてはもう漫才コンビの掛け合いレベルで文章とイラストが応酬しあってるんですよね。
ラストの見開き6ページの酷さは、ひどいなんてもんじゃないよ。死ぬほど笑ったわww
冒頭の方のバンドも相当笑ったけどさ。あれも、イラストのインパクトだよなあ。あれには勝てんよ。どうしてああなったww
良田さんは出番が少なかろうと結局もう牛からは逃れられないんだな。
あと、あの林檎の絵日記も切符さんが描いたのか? あのセンスはリアル画伯すぎて、むしろ本職には難しい代物だと思うんだけれど、凄いな(笑


もはやどうしようもないを通り越して色々と後戻りできないレベルのギャグを前のめりにかましまくる一方で、農村のリアルな現実についても真面目に触れてくるのでたちが悪い、本当にたちが悪い。
ギャグとシリアスのバランスが絶叫マシン並なんだよなあ。しかも、これらの現代日本の農業問題は、何が悪いという決まった答えがあるわけじゃなく、保守的な意見にも改革的な意見にもそれぞれ合理的な言い分があり、どちらが正解という訳でもないんですよね。本作では、どちらか一方に傾倒するでもなく、それぞれの立場にたって冷静にこうした意見があるんだと表明し、様々な問題の原因についても主観を交えず事実のみを羅列して答えを押し付けず、提議に留めてまず問題について知ってもらい、その上で考えてみてください、と提示してくれているので、非常に分かりやすくて勉強になるんです。ある意味、楽しく現代農業について知識を得られる稀有な機会なのでしょう。
楽しくの部分が、やたらとアクロバティックすぎるきらいもありますけど!! 突破しすぎてる気がしますけど!!

さあ、次は、次こそは良田さんメイン回か。海外研修から帰ってきた良田さんが直面するのは、日本の畜産と検疫問題。こうして見ると、真面目な農畜産業モノなんだけどなあ。良田さん回となると、彼女が牛さんになりまくる構図しか思い浮かばない!

1巻 2巻 3巻感想

のうりん 3 4   

のうりん 3 (GA文庫)

【のうりん 3】 白鳥士郎/切符 GA文庫

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 どもどもー☆ でへへ〜、とうとう先生が表紙になっちゃったよー?

 ここ『のうりん』は、岐阜県にある農業高校。普通科にはない楽しい学科がい〜〜っぱい♪
 その中でも、私、ベッキー先生が担任をしてる2年A組は毎日が大騒動!
 男子生徒が先生を巡ってケンカしたり、調理実習では男子生徒が料理より先生を食べたがったり……ダメよみんな! ケンカはダメ!!

 そんなある日、素敵な男性が先生を訪ねて来たの。
 も、もしかしてこの人は……過真鳥くん、先生のこと「お母さん」って呼んで!!

 四十歳が表紙を飾る掟破りの農業高校ラブコメ第3弾!
 悲しみを肥やしに変えて――立てよ! 農民!!
なんで林檎、農ときて三巻の表紙が選りにもよってベッキーなんだよ!! なんでベッキーなんだよ!! なんでなんだよ!! ここは普通は良田さんだろうが。普通じゃなくてもベッキーはないだろうが! ベッキーだけはあり得ないだろうがww
掟破りにも程がありすぎて、バカだろう。マジでみんなバカだろう。誰だよ、三巻の表紙はベッキーにしましょう、とか言い出した奴!!
あれか? 人気投票でベッキーが一位になってしまったからか? お陰様で大惨事じゃないかw
本編でも、ベッキーが出てくるだけで大惨事が引き起こされる。なに、このリアル・タタリ神は。いきなり「もののけ姫」が始まったときはひっくり返りましたがな。焼け、焼いて焼却して処分してしまえーー!
というか、この作品、一度ひっくり返ると終わるまで戻れないんですけどw 正位置に帰れないんですけど。だから、なんで全選手入場ネタを本気で全県分やるんだよ、アホかーー(爆笑
ってか、栃木の扱いがひどすぎるんだが。幾つか、もう完全に考えるの面倒くさくなったと思しき県が幾つか散逸してたんだが。
扱いが酷いといえば、表紙を飾る栄誉をブッチされてしまったボイン良田さんの扱いが極めて酷いw いや、マジで酷いから。誰だよ、この人に乳牛プレイを強要したのはw ってか、イラストーー!! 挿絵があうとーー! 完全にあうとーー!! 絵師の切符さん、実は毎回だけれど今回も一線超えすぎw ページを捲って挿絵が現れるたびにひっくり返る身にもなってください。もう、ハチャメチャである。いいのか、これ!?
いいんです。ゆかたんは、宇宙一、かわいいよーーー! だが農、お前はダメだw
この幼馴染はあれだ、真剣にアホだろう。もう取り返しがつかないくらいアホだろう。誰か、畑に埋めてやれよ、助けると思って。

今回は結構まじめに日本の農業の現状なども語られてて、農薬の話や農協の問題など知らないことも多くてさり気なく勉強にもなるし、そういう話も面白くて興味深いんだが……それにも増して、誰も彼もがアホすぎて、ひっくり返るのに忙しすぎるんですよ!! 
もう笑った笑った。なんか、読んでるだけで色々と大事なものを亡くしてしまってる気もするけれど、もうどうでもいいやと思うくらいに面白い。

とりあえず、トマトは時事ネタとしても取り入れるのが速すぎるわ!! 脂肪燃焼に効果的! とか話題になったのホントについこの間じゃないかww ってか、幾ら何でもトマトにそこまでの効果ないわい! トマトだからOKで投げっぱなしに片付けるなww
ダメだ、もうツッコミがおいつかないっ。

1巻 2巻感想
 
9月20日
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 7
 細音 啓(富士見ファンタジア文庫)

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ファイフステル・サーガ 4.再臨の魔王と女神の巫女
 師走トオル(富士見ファンタジア文庫)

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氷川先生はオタ彼がほしい。 1時間目
 篠宮 夕(富士見ファンタジア文庫)

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監獄勇者のやり直し 貶められた最強の英雄は500年後の世界を自由に生きる
 瀬尾つかさ(富士見ファンタジア文庫)

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新米錬金術師の店舗経営 01.お店を手に入れた!
 いつきみずほ(富士見ファンタジア文庫)

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俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 9
 恵比須清司(富士見ファンタジア文庫)

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異世界忍者無双 〜俺の異世界転生特典がどう見ても万能忍者スキルだったので超絶に忍びます〜
 甘味亭太丸(富士見ファンタジア文庫)

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コール・オブ・メディック 2.黒腕の衛生兵、戦場の万死を払う
 柳実冬貴(富士見ファンタジア文庫)

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甘えてくる年上教官に養ってもらうのはやり過ぎですか? 2
 神里 大和(富士見ファンタジア文庫)

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神々に育てられしもの、最強となる
 羽田遼亮(富士見ファンタジア文庫)

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ちょっぴりえっちな三姉妹でも、お嫁さんにしてくれますか? 2
 浅岡 旭(富士見ファンタジア文庫)

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通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 9
 井中だちま(富士見ファンタジア文庫)

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ソード・ワールド2.5リプレイトライ 継承される物語
 北沢慶(ドラゴンブック)

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【偽・聖剣伝説 〜幼なじみの聖女を売ったら道連れにされた〜】
 溝上良(アークライトノベルス)

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【紫電改のマキ 14】
 野上武志(チャンピオンREDコミックス)

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【豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 3】
 fujy/合田拍子(MFコミックス アライブシリーズ)

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【エロの秘密結社 ドシコルド 2】
 長谷川シグリオ(MFC)

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【戦闘員、派遣します! 3】
 鬼麻 正明/暁 なつめ(MFコミックス アライブシリーズ)

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【続・この素晴らしい世界に爆焔を! 3】
 森野カスミ/暁なつめ(MFコミックス アライブシリーズ)

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【黒焔の戦乙女 02】
 梶沖 たくま(MFコミックス アライブシリーズ)

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【鬼灯の冷徹 29】
 江口夏実(モーニングKC)

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【ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 9】
 泰三子(モーニングKC)

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【コウノドリ 28】
 鈴ノ木ユウ(モーニングKC)

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【サイクリーマン 1】
 原田尚(モーニングKC)

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9月19日
【かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 16】
 赤坂アカ(ヤングジャンプコミックス)

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【ゴールデンカムイ 19】
 野田サトル(ヤングジャンプコミックス)

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【貧民、聖櫃、大富豪 5】
 高橋慶太郎(サンデーGXコミックス)

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【辺境の老騎士 バルド・ローエン 5】
 菊石森生/支援BIS(ヤンマガKCスペシャル)

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【魔女と野獣 5】
 佐竹幸典(ヤンマガKCスペシャル)

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9月18日
【妹さえいればいい。13】
 平坂読(ガガガ文庫)

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【俺、ツインテールになります。18】
 水沢 夢(ガガガ文庫)

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【プロペラオペラ】
 犬村小六(ガガガ文庫)

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【物理的に孤立している俺の高校生活 7】
 森田季節(ガガガ文庫)

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【クラスメイトが使い魔になりまして 2】
 鶴城 東(ガガガ文庫)

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【SSSS.GRIDMAN NOVELIZATIONS Vol.1 〜もう一人の神〜】
 水沢夢(ガガガブックス)

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【紅蓮館の殺人】
 阿津川辰海(講談社タイガ)

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【三日月邸花図鑑 花の城のアリス】
 白川紺子(講談社タイガ)

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【昨夜は殺れたかも】
 藤石波矢/辻堂ゆめ(講談社タイガ)

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【カナダ金貨の謎】
 有栖川有栖(講談社ノベルス)

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【双亡亭壊すべし 14】
 藤田和日郎(少年サンデーコミックス)

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【MAO 1】
 高橋 留美子(少年サンデーコミックス)

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【魔王城でおやすみ 12】
 熊之股鍵次(少年サンデーコミックス)

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【保安官エヴァンスの嘘: ~DEAD OR LOVE~9】
 栗山 ミヅキ(少年サンデーコミックス)

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【ゆこさえ戦えば 1】
 福井セイ(少年サンデーコミックス)

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【探偵ゼノと7つの殺人密室 8】
 杉山鉄兵/七月鏡一(少年サンデーコミックス)

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9月17日
Unnamed Memory III 永遠を誓いし果て
 古宮 九時(電撃の新文芸)

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異修羅 I 新魔王戦争
 珪素(電撃の新文芸)

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EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト(下)
 川上稔(電撃の新文芸)

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【コールミー・バイ・ノーネーム】
 斜線堂 有紀(星海社FICTIONS)

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【プニプニとサラサラ 3】
 塩野 干支郎次(YKコミックス)

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【五等分の花嫁 11】
 春場 ねぎ(講談社コミックス)

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【炎炎ノ消防隊 19】
 大久保 篤(講談社コミックス)

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【キノの旅 the Beautiful World 6】
 シオミヤイルカ/時雨沢恵一(マガジンエッジKC)

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9月14日
【ダンジョン飯 8】
 九井 諒子(ハルタコミックス)

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【ヒナまつり 17】
 大武 政夫(ハルタコミックス)

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【欅姉妹の四季 3】
 大槻一翔(ハルタコミックス)

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浅草鬼嫁日記 七 あやかし夫婦は御伽噺とともに眠れ。
 友麻碧(富士見L文庫)

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あやかし万来、おむすび処はじめました。 押しかけ仮旦那と恋患いの狐
 蒼井 紬希(富士見L文庫)

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神華後宮厨師伝 偽りの天は花梨で邂逅す
 真楠ヨウ(富士見L文庫)

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織ノ王国物語 七番目の王子と忠誠の剣士
 あさぎ 千夜春 (富士見L文庫)

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仮そめ夫婦の猫さま喫茶店 なれそめは小倉トーストを添えて
 岐川 新(富士見L文庫)

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ここは書物平坂 黄泉の花咲く本屋さん
 新井輝(富士見L文庫)

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華仙公主夜話 三 その麗人、後宮の禍を祓う
 喜咲冬子(富士見L文庫)

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【反逆のソウルイーター ~弱者は不要といわれて剣聖(父)に追放されました~ 1】
 玉兎(アース・スター ノベル)

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【領民0人スタートの辺境領主様 3】
 風楼(アース・スター ノベル)

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【元英雄は平民として暮らしたい~勇者パーティを理不尽に追い出された俺。これを機に田舎で暮らし始めたけど、周りが俺をほっといてくれない 1】
 茨木野 (アース・スター ノベル)

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【即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 7】
 藤孝剛志(アース・スター ノベル)

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【二度転生した少年はSランク冒険者として平穏に過ごす~前世が賢者で英雄だったボクは来世では地味に生きる~ 3】
 十一屋 翠(アース・スター ノベル)

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【優しさしか取り柄がない僕だけど、幻の超レアモンスターを助けたら懐かれちゃったみたい】
 ねこ鍋 (アース・スター ノベル)

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【魔剣使いの元少年兵は、元敵幹部のお姉さんと一緒に生きたい】
 支倉文度(モーニングスターブックス)

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【異世界でも無難に行きたい症候群 3】
 安泰(サーガフォレスト)

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9月13日
処刑少女の生きる道 2.ホワイト・アウト
 佐藤真登(GA文庫)

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ゴブリンスレイヤー 11
 蝸牛くも(GA文庫)

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やせいのえいゆう が あらわれた! たたかう にげる ▼デレる!?
 雪川 轍(GA文庫)

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家に帰るとカノジョが必ずナニかしています 2
 柚本悠斗(GA文庫)

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可愛い女の子に攻略されるのは好きですか?5
 天乃聖樹(GA文庫)

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29とJK 7.~さらば、憧憬~
 裕時悠示(GA文庫)

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スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました スピンオフ ヒラ役人やって1500年、魔王の力で大臣にされちゃいました
 森田季節(GAノベル)

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異世界国家アルキマイラ2 ―最弱の王と無双の軍勢―
 蒼乃暁(GAノベル)

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貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~
 三木なずな(GAノベル)

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異世界転生で賢者になって冒険者生活2 ~【魔法改良】で異世界最強~
 進行諸島(GAノベル)

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失格紋の最強賢者10 〜世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました〜
 進行諸島(GAノベル)

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【生活魔術師達、世界樹に挑む】
 丘野 境界(宝島社)

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【転生したら宿屋の息子でした 田舎街でのんびりスローライフをおくろう】
 錬金王(宝島社)

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9月12日
【舞妓さんちのまかないさん 11】
 小山愛子(少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)

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【お酒は夫婦になってから 12】
 クリスタルな洋介(ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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【死神坊ちゃんと黒メイド 7】
 井上小春(サンデーうぇぶりSSC)

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【戦×恋(ヴァルラヴ) 8】
 朝倉 亮介(ガンガンコミックス)

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【進め!ギガグリーン 4】
 藤木 俊(ビッグ コミックス)

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【英雄教室 7】
 新木伸/岸田こあら(ガンガンコミックス)

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【花咲く日本橋おんみょうじ おばけ嫌いですが謎を解きます】
 四葉夕ト (双葉文庫)

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【太秦荘ダイアリー 3】
 望月麻衣 (双葉文庫)

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【イケメン貧乏神と同居はじめました!】
 花井有人(双葉文庫)

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9月10日
【魔法使いの嫁 12】
 ヤマザキコレ(ブレイドコミックス)

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【初回限定版 魔法使いの嫁 12 小冊子付】
 ヤマザキコレ(BLADE COMIC SP)

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【魔法使いの嫁 詩篇.108 魔術師の青 1】
 ツクモイスオ/三田誠(ブレイドコミックス)

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【魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件 1】
 オイカワマコ/五代ゆう(ブレイドコミックス)

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【スケッチブック 14】
 小箱とたん(ブレイドコミックス)

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【86ーエイティシックスー 2】
 安里 アサト/吉原 基貴(ヤングガンガンコミックス)

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アポカリプス・ウィッチ 飽食時代の【最強】たちへ
 鎌池和馬(電撃文庫)

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解術師アーベントの禁術講義
 川石折夫(電撃文庫)

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シャドウ・サーガ機 歔定の剣と呪いの黒剣−
 西村 西(電撃文庫)

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妖姫ノ夜 月下ニ契リテ、幽世ヲ駆ケル
 渡瀬草一郎(電撃文庫)

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彼女が俺を暗殺しようとしている
 大平しおり(電撃文庫)

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海のカナリア
 入間人間(電撃文庫)

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魔法科高校の劣等生 30.奪還編
 佐島 勤(電撃文庫)

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86‐エイティシックス‐Ep.7 ‐ミスト‐
 安里アサト(電撃文庫)

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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? Lv.20
 聴猫芝居(電撃文庫)

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スイレン・グラフティ 2.もすこしつづく、ナイショの同居
 世津路 章(電撃文庫)

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悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!
 明。(カドカワBOOKS)

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最速無双のB級魔法使い 一発撃たれる前に千発撃ち返す!
 CK(カドカワBOOKS)

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聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
 神山 りお(カドカワBOOKS)

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【修復】スキルが万能チート化したので、武器屋でも開こうかと思います 2】
 星川 銀河(カドカワBOOKS)

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魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする 6
 流優(カドカワBOOKS)

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行き倒れもできないこんな異世界じゃ 2.迷子の迷子の子竜ちゃん編
 夏野 夜子(カドカワBOOKS)

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はぐれ精霊医の診察記録 〜聖女騎士団と癒やしの神業〜 2
 とーわ(カドカワBOOKS)

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本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第四部 「貴族院の自称図書委員 VIII」
 香月美夜(TOブックス)

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忌み子と呼ばれた召喚士 2
 緑黄色野菜(TOブックス)

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黒髪の王 〜魔法の使えない魔剣士の成り上がり〜
 やま(TOブックス)

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秘密の仕立て屋さん 2 恋と決意とオネエの微笑
 江葉(TOブックス)

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出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした4
 紅月シン(TOブックス)

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【復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 2】
 斧名田マニマニ(JUMP j BOOKS)

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【娘を婚約破棄された最強軍人、国を見限り辺境へ】
 謙虚なサークル (ツギクルブックス)

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【身体は児童、中身はおっさんの成り上がり冒険記 2】
 力水(ツギクルブックス)

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9月9日
【勇者と紋章のラグナロク 2】
 渡辺 つよし(ドラゴンコミックスエイジ)

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【マケン姫っ! ‐MAKEN‐KI!‐ 23】
 武田弘光(ドラゴンコミックスエイジ)

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【放課後の拷問少女 7】
 BOKU(講談社コミックス)

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【100万の命の上に俺は立っている 8】
 奈央 晃徳/山川 直輝(講談社コミックス)

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【世界か彼女か選べない 6】
 内山敦司(講談社コミックス)

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【可愛いだけじゃない式守さん 2】
 真木 蛍五(KCデラックス)

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【我間乱―修羅― 8】
 中丸洋介(KCデラックス)

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9月7日
JK無双 2 終わる世界の救い方
 津田夕也(レジェンドノベルス)

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魔界本紀 1.下剋上のゴーラン
 茂木鈴(レジェンドノベルス)

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俺はダンジョンマスター、真の迷宮探索というものを教えてやろう2
 北乃ゆうひ(レジェンドノベルス)

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9月6日
【なんでここに先生が!? 8】
 蘇募ロウ(ヤンマガKCスペシャル)

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【ソウナンですか?5】
 さがら梨々/岡本健太郎(ヤンマガKCスペシャル)

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【鬼の又鬼のアモ 2】
 多田乃伸明(ヤンマガKCスペシャル)

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【手品先輩 6】
 アズ(ヤンマガKCスペシャル)

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【怪獣のトカゲ 1】
 山本崇一朗/福地カミオ(少年チャンピオン・コミックス・エクストラ)

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9月5日
【サバゲにGO! はじめてのサバイバルゲーム】
 アサウラ (LINE文庫エッジ)

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【エクストラ・フォーリン・エールワイフ―異世界の奥さんは日本のビールを学びたい―】
 阿羅本景(LINE文庫エッジ)

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【勇者の君ともう一度ここから。】
 みかみてれん(LINE文庫エッジ)

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【CHiLD ―境界からの降臨者―】
 箕崎准(LINE文庫エッジ)

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【翠竜のティリストリ】
 寺田とものり(LINE文庫エッジ)

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【取締役は神絵師】
 水沢あきと(LINE文庫)

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【居酒屋がーる】
 おかざき登(LINE文庫)

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【出雲の阿国は銀盤に舞う】
 つるみ犬丸 (LINE文庫)

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【レールアテンダントガール 車内販売にまいりました!】
 豊田巧(LINE文庫)

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【異世界洋菓子店フォックステイル ラベンダー香る、甘さを忘れた街唯一のパティスリー】
 月夜涙 (LINE文庫)

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ゴブリンの勇者 2
 神虎斉(ドラゴンノベルス)

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魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。 2
 飛野 猶(ドラゴンノベルス)

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ファンタジーには馴染めない 〜アラフォー男、ハードモード異世界に転移したけど結局無双〜
 nov(ドラゴンノベルス)

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【最強の魔物になる道を辿る俺、異世界中でざまぁを執行する 2】
 大小判(BKブックス)

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【美味しいダンジョン生活】
 神谷透子(BKブックス)

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【悪役令嬢の追放後! 教会改革ごはんで悠々シスター暮らし 2】
 柚原テイル(KADOKAWA)

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【キリングバイツ 14】
 村田真哉/隅田かずあさ(ヒーローズコミックス)

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【東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 3】
 柴田ヨクサル(ヒーローズコミックス)

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9月4日
【異世界居酒屋「のぶ」9】
 蝉川 夏哉/ヴァージニア二等兵(角川コミックス・エース)

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【ダーリン・イン・ザ・フランキス 6】
 矢吹 健太朗(ジャンプコミックス)

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【ぼくたちは勉強ができない 13】
 筒井大志(ジャンプコミックス)

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【終わりのセラフ 19】
 山本 ヤマト/降矢 大輔(ジャンプコミックス)

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【Dr.STONE 12】
 Boichi/稲垣 理一郎(ジャンプコミックス)

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【早乙女姉妹は漫画のためなら!? 5】
 山本 亮平 (ジャンプコミックス)

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【アクタージュ act-age 8】
 宇佐崎しろ/マツキ タツヤ(ジャンプコミックス)

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【神緒ゆいは髪を結い 2】
椎橋 寛(ジャンプコミックス)

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9月1日
【ノブリス・オブリージュ 〜引きこもり令嬢が何故聖女と呼ばれたか 2】
 剥製ありす (MAGNET MACROLINK)

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9月1日
ミリオン・クラウン 5
 竜ノ湖太郎(角川スニーカー文庫)

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ヒマワリ:unUtopial World 8
 林トモアキ(角川スニーカー文庫)

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いつか仮面を脱ぐ為に ~嗤う鬼神と夢見る奴隷~
 榊一郎(角川スニーカー文庫)

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戦闘員、派遣します! 4
 暁 なつめ(角川スニーカー文庫)

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真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 5
 ざっぽん(角川スニーカー文庫)

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魔王学園の反逆者 ~人類初の魔王候補、眷属少女と王座を目指して成り上がる~
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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魔装学園H×H 14
 久慈 マサムネ(角川スニーカー文庫)

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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い 無能を演じるSSランク皇子は皇位継承戦を影から支配する
 タンバ(角川スニーカー文庫)

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ワンワン物語 6 ~金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~
 犬魔人(角川スニーカー文庫)

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妹がブラコンであることを兄だけは知っている。2
 ミヤ(角川スニーカー文庫)

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悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました 6
 永瀬 さらさ(角川ビーンズ文庫)

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竜宮輝夜記 天よ望めよ、恋の久遠
 糸森 環(角川ビーンズ文庫)

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8月31日
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい? 9
 手島史詞(HJ文庫)

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常敗将軍、また敗れる 3
 北条新九郎(HJ文庫)

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クロの戦記 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです
 サイトウアユム(HJ文庫)

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魔術破りのリベンジ・マギア 7.再臨の魔人と逆襲術士
 子子子子 子子子(HJ文庫)

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成り上がり魔王のお忍び天下統一計画
 若桜拓海(HJ文庫)

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8月30日
夢に現れる君は、理想と幻想とぼくの過去
 園生 凪(講談社ラノベ文庫)

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世界は愛を救わない
 海老名龍人(講談社ラノベ文庫)

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異世界誕生 2006
 伊藤ヒロ(講談社ラノベ文庫)

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老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 5
 FUNA(Kラノベブックス)

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暗黒騎士様といっしょ! 3.嘘つきは恋泥棒の始まり
 笹木さくま(ファミ通文庫)

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学園一の不良娘がオレにゲームを作って欲しがっている
 雪月花(ファミ通文庫)

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航宙軍士官、冒険者になる 3
 伊藤暖彦(エンターブレイン)

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三大陸英雄記 2
 桜木桜(エンターブレイン)

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双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。2
 池中 織奈(エンターブレイン)

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【失格から始める成り上がり魔導師道! ~呪文開発ときどき戦記~ 1】
 樋辻臥命 (GCノベルズ)

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【ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ 7】
 ちんくるり(GCノベルズ)

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【嘆きの亡霊は引退したい~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~ 3】
 槻影(GCノベルズ)

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【乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 4】
 三嶋与夢(GCノベルズ)

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【くま クマ 熊 ベアー 13】
 くまなの(PASH!ブックス)

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【地味な剣聖はそれでも最強です 4】
 明石 六郎(PASH!ブックス)

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【異世界転生…されてねぇ! 2】
 タンサン(PASH!ブックス)

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【僕がSSSランクの冒険者なのは養成学校では秘密です 2】
 厨二の冒険者(PASH!ブックス)

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【なんでも吸い込む! ブラックホール!! (´・ω・`)ノ●~~~~ (゜ロ゜;ノ)ノ あらゆる敵を「しゅおんっ」と吸い込んで無双する!!! 1】
 六志麻あさ (モンスター文庫)

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【ぼっち転生記 7】
 ファースト(モンスター文庫)

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【社畜勇者、仕事辞めるってよ 3】
 岸本和葉(モンスター文庫)

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【機動戦士ガンダム サンダーボルト 14】
 太田垣 康男 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

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【かくりよの宿飯 あやかしお宿に嫁入りします。6】
 衣丘 わこ/友麻碧(B's-LOG COMICS)

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8月29日
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様 3
翠川 稜(ヒーロー文庫)

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鑑定能力で調合師になります 10
空野 進(ヒーロー文庫)

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クール・エール 2
砂押 司(ヒーロー文庫)

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たのしい傭兵団
上宮 将徳(ヒーロー文庫)

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転生勇者の気まま旅 1
九頭 七尾(ヒーロー文庫)

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サトコのパン屋、異世界へ行く 2
塚本 悠真(ヒーロー文庫)

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最弱の弟子
高崎 三吉(ヒーロー文庫)

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燦然のソウルスピナ 2
蕗字 歩(ヒーロー文庫)

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【グランクレスト戦記 7】
 四葉真/水野良(ヤングアニマルコミックス)

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【ゆるゆり 17】
 なもり (百合姫コミックス)

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8月28日
【魔王様、リトライ! 4】
 神埼黒音(Mノベルス)

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【不遇職テイマーの成り上がり 〜スキル【吸収】でモンスターの能力を手に入れ、最強になる〜 1】
 愛犬ロック(Mノベルス)

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【レベル1の最強賢者 〜呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れ最強に〜】
 木塚麻弥(ブレイブ文庫)

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8月27日
【Fate/Grand Order ―Epic of Remnant― 亜種特異点検ゞ愆降臨庭園セイレム 異端なるセイレム 1】
 大森葵(REXコミックス)

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【魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい!?3】
 板垣ハコ/手島史詞(HJコミックス)

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【桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?7】
 ぽんとごたんだ(アクションコミックス)

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【達人伝〜9万里を風に乗り〜 24】
 王欣太(アクションコミックス)

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8月26日
【Fate/Grand Order コミックアンソロジー THE NEXT7】
 アンソロジー(DNAメディアコミックス)

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【フェイト/エクストラ CCC FoxTail 8】
 たけのこ星人(カドカワコミックスA)

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【真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2】
 池野雅博/ざっぽん(カドカワコミックスA)

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【ロクでなし魔術講師と禁忌教典 11】
 常深アオサ/羊太郎(カドカワコミックスA)

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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。2】
 横田卓馬/伊瀬勝良(カドカワコミックスA)

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【魔法使いの印刷所 3】
 もちんち/深山靖宙(電撃コミックスNEXT)

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【ガヴリールドロップアウト 8】
 うかみ(電撃コミックスNEXT)

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【罠ガール 4】
 緑山のぶひろ(電撃コミックスNEXT)

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8月25日
世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)2
 黒留ハガネ(オーバーラップ文庫)

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デッド・オア・リライブ 〜天才科学者がやり直す人生は成功しますか?〜 1
 黒田達也(オーバーラップ文庫)

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絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで 11】
 鬼影スパナ(オーバーラップ文庫)

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黒の召喚士 10.女帝の帰還
 迷井豆腐(オーバーラップ文庫)

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本能寺から始める信長との天下統一 1
 常陸之介寛浩(オーバーラップ文庫)

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女だから、とパーティを追放されたので伝説の魔女と最強タッグを組みました 2
 蛙田あめこ(オーバーラップノベルス)

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8月24日
白魔法クラスの大忍術師
 藤木わしろ(MF文庫J)

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なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 7.禍の使徒
 細音啓(MF文庫J)

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わたしの知らない、先輩の100コのこと 1
 兎谷あおい(MF文庫J)

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理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか? 3
 三河ごーすと(MF文庫J)

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ラブコメの神様なのに俺のラブコメを邪魔するの? 3.えっちな子でもいいの?
 三月みどり(MF文庫J)

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ぼくたちのリメイク Ver.β
 木緒なち(MF文庫J)

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自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 7
 三河ごーすと(MF文庫J)

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西野 〜学内カースト最下位にして異能世界最強の少年〜 6
 ぶんころり(MF文庫J)

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ライアー・ライアー  2.嘘つき転校生は小悪魔先輩に狙われています。
 久追遥希(MF文庫J)

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二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む 7 ~浅ましき正解者~
 木塚ネロ(MFブックス)

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異世界で手に入れた生産スキルは最強だったようです。 〜創造&器用のWチートで無双する〜1
 遠野九重(MFブックス)

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初めての旅は異世界で 1
 叶ルル(MFブックス)

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転生没落王子は『銭使い』スキルで成り上がる 〜魔法もスキルも金次第っ!?〜 2
 時野洋輔(MFブックス)

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アラフォー賢者の異世界生活日記 10
 寿安清(MFブックス)

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帰って来た最強勇者は、末永く幸せに暮らしました ヽ(・∀・)ノ 〜異世界で得た力と金にモノを言わせて、都会的スローライフを送りたい〜
 ハヤケン(HJノベルス)

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神達に拾われた男 7
 Roy(HJノベルス)

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アラフォーおっさんはスローライフの夢を見るか?
 サイトウアユム(HJノベルス)

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食い詰め傭兵の幻想奇譚 10
 まいん(HJノベルス)

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初恋ロスタイム ―First Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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初恋ロスタイム ―Advanced Time―
 仁科裕貴(メディアワークス文庫)

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いざ、しゃべります。
 並木飛暁(メディアワークス文庫)

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かりゆしの島のお迎えごはん 神様のおもてなし、いかがですか?
 早見慎司(メディアワークス文庫)

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迷える羊の森 フィトセラピスト花宮の不思議なカルテ
 有間カオル(メディアワークス文庫)

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【ディメンションW 16】
 岩原裕二(ヤングガンガンコミックススーパー)

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8月23日
本屋の店員がダンジョンになんて入るもんじゃない
 しめさば(ダッシュエックス文庫)

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若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 6
 森田季節(ダッシュエックス文庫)

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【アズールレーン Episode of Belfast 3rd】
 助供珠樹(ダッシュエックス文庫)

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はてな☆イリュージョンR
 原案:松智洋(ダッシュエックス文庫)

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劣等眼の転生魔術師 4〜虐げられた元勇者は未来の世界を余裕で生き抜く〜
 柑橘ゆすら(ダッシュエックス文庫)

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ロード・エルメロイII世の事件簿 5 「case.魔眼蒐集列車(下)」
 三田誠(角川文庫)

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丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。5
 竹村優希(角川文庫)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 1】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【新約・異世界に転生したら全裸にされた 2】
 狐谷まどか(マックガーデンノベルズ)

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【とあるおっさんのVRMMO活動記 19】
 椎名ほわほわ(アルファポリス)

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【欠陥品の文殊使いは最強の希少職でした。2】
登龍乃月(アルファポリス)

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【初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる! 2】
 霜月雹花(アルファポリス)

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【一度目は勇者、二度目は魔王だった俺の、三度目の異世界転生 2】
 塩分不足(アルファポリス)

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【お人好し職人のぶらり異世界旅 5】
 電電世界(アルファポリス)

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【巻き込まれ召喚!? そして私は『神』でした?? 4】
まはぷる(アルファポリス)

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【一般人な僕は、冒険者な親友について行く】
ひまり(アルファポリス)

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【異世界でいきなり経験値2億ポイント手に入れました 3】
 雪華慧太(アルファポリス)

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【ガールズ&パンツァー リボンの武者 12】
 野上武志/鈴木貴昭(MFコミックスフラッパーシリーズ)

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【のんのんびより 14】
 あっと(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ディーふらぐ! 14】
 春野友矢(MFコミックスアライブシリーズ)

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【ガールズ&パンツァー プラウダ戦記 2】
 吉田創(MFC)

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【宇宙兄弟 36】
 小山宙哉(モーニングKC)

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8月21日
月とライカと吸血姫 5
 牧野 圭祐(ガガガ文庫)

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むしめづる姫宮さん
 手代木 正太郎(ガガガ文庫)

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ハル遠カラジ 3
 遍 柳一(ガガガ文庫)

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クズと天使の二周目生活 5
天津 向(ガガガ文庫)

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【うちの弟子がいつのまにか人類最強になっていて、なんの才能もない師匠の俺が、それを超える宇宙最強に誤認定されている件について】
 アキライズン(サーガフォレスト)

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【宮廷魔法師クビになったんで、田舎に帰って魔法科の先生になります1】
 世界るい (サーガフォレスト)

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8月20日
ロクでなし魔術講師と禁忌教典 15
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン
 榊一郎(富士見ファンタジア文庫)

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ラストラウンド・アーサーズ 4.最弱の騎士と最も優れた騎士
 羊太郎(富士見ファンタジア文庫)

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ご落胤王子は異世界を楽しむと決めた! 3
 るう(富士見ファンタジア文庫)

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真ハイスクールD×D 3.修学旅行のサンシャワー
 石踏一榮(富士見ファンタジア文庫)

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撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろIII ―弾丸魔法とゴースト・プログラム―
 上川景(富士見ファンタジア文庫)

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豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 8
 合田拍子(富士見ファンタジア文庫)

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異世界チートサバイバル飯 5 食べて、強くなって、また食べる
 赤石赫々(富士見ファンタジア文庫)

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異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する 3 〜レベルアップは人生を変えた
 美紅(富士見ファンタジア文庫)

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史上最強の大魔王、村人Aに転生する 5.教皇洗礼
 下等妙人(富士見ファンタジア文庫)

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星系出雲の兵站-遠征- 1
 林譲治 (ハヤカワ文庫JA)

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群青神殿
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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ハイウイング・ストロール
 小川一水 (ハヤカワ文庫JA)

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誰も死なないミステリーを君に 2
 井上 悠宇(ハヤカワ文庫JA)

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【百鬼一歌 菊と怨霊】
 瀬川 貴次(講談社タイガ)

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【ネタバレ厳禁症候群 〜So signs can't be missed!〜】
 柾木 政宗(講談社タイガ)

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【体育会系探偵部タイタン! レボリューションズ】
 清水 晴木(講談社タイガ)

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【ブラッド・ブレイン 3 闇探偵の旋律】
 小島正樹(講談社タイガ)

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【神さまの怨結び 8】
 守月史貴(チャンピオンREDコミックス)

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