山旅天空倶楽部 

       

㈳日本山岳ガイド協会所属登山ガイドのブログです。
単独登山女子、中高年の方まで「ひとつひとつの山行を充実したものにしたい」そんなあなたのお手伝いをします。引率経験は1000回1000日を超えました。

ご興味のある方は 山旅天空倶楽部HPhttp://essred.com/tenku_club/ まで

山岳地図ソフト「カシミール」日本地図学会賞(2018年度)作品賞を受賞の件

ここ最近諸事に追われっぱなしで落ち着かない毎日を過ごしていますが、崩壊したPC環境の整備を少しずつやっている中でかれこれ15年近くお世話になっている「カシミール」の移動をしていて気づいたのですが201802に日本地図学会賞を受賞されていたのですねぇ・・・・


「カシミール」のスーパー地形は「TV番組のブラタモリ」でも使用されているものですが、とても素晴らしいものです。スマートフォン向けにも開発されている「スーパー地形」ですが「デスクトップPC」ですとさらに使い勝手はいいですね。ただ現役組のハードな毎日を過ごしている方にとっては習得には相当の時間がかかりますね。


「カシミール3Dは3D地図ナビゲータ」Windows用です、地図に興味のある方や本当の山好きにとっては堪らない地図ソフトでいくら時間があっても足りませんし「バーチャル登山ができるので足が弱っても登山ができるという優れもの」なにより現実の登山資料としていろいろなものが作成でき、登山のイメージが完ぺきにできるので遭難防止にも大きく役立ちますね、「承認欲求型」の山岳アプリとは全く性格の異なるものです。

カシミール3D

青森県警が入下山時刻登録アプリと協定

2018年11月21日 WEB東奥 

これで21の道府県との協定となりました。長い道のりですが半分を超える日も近いと思います。コンパスサイトのシステムも当初より格段に進歩しています。

自治体・警察からのご案内 正統派岳人のコンパスサイト・大人のサイトです。



若い世代の方もついつい「承認欲求型」の山岳アプリを利用・活用しがちですが、公的機関と連携しなおかつ緊急連絡先との登山計画の共有と下山通知の連携システムが完成されたサイトでおすすめ。

「承認欲求型」と使い分けをしたほうがお得であり、地図もすべて無料で全国すべてに渡った配信ダウンロードが特徴で「承認欲求型」ではないところが味噌です。商業主義ではないところが大変良いものです。

ここ最近特にここ1-2年は山岳情報も商業主義のサイトから地元観光サイト・NPO法人まで多種多彩であり、もう情報も老舗サイトから流行りのものまで溢れんばかりで「もう貴方の写真や動画など価値はどんどん下がって、人の山行記録や楽しんでいる姿」など飽き飽きというイメージがしてきましたね。

だれも「承認ごっこ」などもう求めていないのではという感じです、最初は物珍しかったし中高年が全くSNSもしないので特権のような感じでしたが「世代交代も著しく、高齢者もSNS時代」「格好も山ガールのような恰好をした高齢者でびっくり」ということでかなり時代感覚の変化を感じます。

自分も含めてのお話ですが山岳アプリのアクセス上位者のほとんどは暇を持て余した「おじさん」ばかりがズラッと並んでいて「ぞっ」としますね、「奥様や女性に相手にされない、オジサンたち」社会の縮図のような気がしました。

白山で起きた遭難事故件数 去年と比べ『倍増』 夏の猛暑で脱水症状の登山者など増え 石川

11/21(水) 19:40配信 石川テレビ 

山へはたくさんの禅定道がありますが、どのコースも厳しめのコース。特に朝から頂上往復をする地元の方もいますが「日帰りの夏」は地獄、Alpsみたいには涼しくなく猛烈に暑いのが特徴ですね。

カルフォルニア州の山火事



この映像も煙と火事の熱で雷雲が発生するというとてつもない映像ですね。

山岳遭難情報

長野県内の山岳遭難発生状況(週報) 
山梨県警山岳遭難発生状況 

9月~10月の「キノコ遭難」も全国的に落ち着いた模様ですが、山梨県など晩秋から初冬は中級山岳から県境地域の山域にシフトしていますね。

今週末は22-23日に寒気の流れがあり、その後24日は風がまだあり寒い模様で25日は太平洋側は快晴ですが、地上天気図と寒気の流れには十分に注意が必要です。

カルフォルニア州 山火事

カリフォルニア州北部で今月半ばから燃え続ける「キャンプ」火災では、これまでに少なくとも79人が死亡、6万ヘクタール以上が焼失している。

昨日の邦人の方のブログに象徴されますが、大変なことですね、気候変動と要因、自然災害の前には人間は無力ですが「大阪北部地震」「台風被害」だけで生きる力を奪われ気力の低下を招くので要注意ですね。


CNN 
2018.11.21 Wed posted at 09:11 JST

札幌は初冠雪!南寄りの高気圧優勢も3方向から下り坂。3連休の空模様は?

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明日22日(木)・・・冬型の気圧配置が完成する21時の空模様から。 
右側の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
左側の図は、普通の天気図と同じ地上気圧と降水量、そして上空約1500mの寒気の様子。
 

 今季初・・・-35℃以下の真冬の寒気だけでなく、-40℃以下の厳冬期の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、大きく南に蛇行した偏西風強風帯に沿って北日本を通過


西~東日本でも、晩秋~初冬の寒気を伴う上空の気圧の谷通過していくことが予想されています。 このため、上空の気圧の谷前面・・・太平洋低気圧が猛発達
大陸の高気圧との間で西高東低 冬型の気圧配置が強まり等圧線が大混雑し・・・
全国的に北よりの風が強まり海上はシケ模様に。


北よりの強風によって地上付近の寒気も南下し・・・
暖かい日本海では水蒸気が蒸発して雨・雪雲の帯が発生・・・日本海側へと南下してくることが予想されています。


寒気の南下の様子からすると・・・教科書的には東北以北の平野部でも雪が予想されますけど・・・ 標高等を考慮すると、長野県北部の平地や関東北部の山沿いでも降雪・積雪があると考えておいたほうが良い状態です。


3連休前夜・・・特に北日本では荒れ模様の天気が予想されますから、早めに遠出される方は要注意!!

続いて一番気になる3連休の空模様

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上段の図は、雪雲を発達させる上空約5500mの寒気と寒気を運ぶ偏西風の蛇行の様子。
左側の図は、普通の天気図と同じ地上気圧と降水量、そして上空約1500mの寒気の様子。

22日(木)の深夜?あるいは23日(金)の早朝?ピークを迎える冬型の気圧配置・・・
弱まりながらも23日(金)いっぱいは北日本中心に影響を及ぼしそうですけど・・・

24日(土)には西から高気圧が張り出して弱まる模様。
ただ、山陰~北陸をかすめるように-30℃以下の冬の寒気を伴う上空の気圧の谷が通過することが予想されています。

このため高気圧に覆われ、下層に寒気が流れ込んだ状態が続いても・・・局地的に大気の状態が不安定になるかも?

 低温傾向が続くのに加えて、高気圧周辺には気圧の谷も発生し、局地的なにわか雨・にわか雪・・・条件次第では落雷や突風の発生が心配されます(北日本はしっかりとした冬型に?)。

そして25日(日)ようやく寒気も抜けて高気圧優勢になるようですが、高気圧が南寄り。
日本海には早くも潜在的な前線の降水帯が発生・・・夜には?日本海側に影響することが予想されています。

ということで3連休・・・西日本や東日本の太平洋側の方は厚着をして木枯らしに備え・・・ 関東甲信以北の方は降り方に対応した雪への備える必要がありそうです。

山で遭難…発信器とヘリでリスクに備える新サービス「ココヘリ」

山で遭難…発信器とヘリでリスクに備える新サービス「ココヘリ」 



日本山岳ガイド協会サイトもリンクしていますし、推奨の「遭難捜索サービス」。一部ガイドも加入しているサービスですが、長年実際の山岳遭難の実例を追っている中では疑問点もあり、登山者がよくサービスを理解しておく必要があります。


1番の問題は「山岳アプリ」による「GPS活用による位置情報の活用」と同様、「便利になった分コンパスや地図による読図の技術が最近は蔑ろにされている点」と「遭難捜索」については「登山届と登山計画」など緊急連絡先との情報共有がなされていない点です。


道迷い防止の「遭難防止観点」アプリと通報後の「遭難捜索サービス」で便利になった分「アナログの読図技術」と「緊急連絡先との共有」が「便利になった分楽もでき、実力以上の山深い山域に入山しかねない」という「リスク補償心理」を生みかねないからです。逆に車の自動運転同様便利になった分「遭難が増える」ということが危惧されます。


遭難事故の実例を含め知っておかねばならない点は以下の通りです。

【統計数字の正しい理解】
・24時間以内の救助率が100%というのは1件中1件でも1000件中1000件でも100%で件数表示がないのでまだこれからの検証が待たれるサービスです。

【通報があってこその捜索】
・あくまでも「通報後」のスピード捜索なので道迷いではない「本人が転落・滑落」など通報できない場合があります。また通報できない場所であることもあります。
・「緊急連絡先からの通報」でも2-3日後になることはざらにあり、「緊急連絡先」との共有がない場合は、勤務先からの連絡や「登山口の不審な長い駐車」による通報もおおく家族関係の希薄な中」「単身者」の通報の遅れも目立ちます。

【天候回復があってこその位置発見】
・県警・消防のヘリであっても「天候の回復」を待って捜索という実例も数おおくあります。山岳地域の天候同様100%いつもヘリが飛べるというわけではありません。

【位置発見後の捜索体制は冬山など厳しい条件下では1-2日の遅れはざら】
・2018の雪山遭難の実例のように位置情報がわかっているにも関わらず、二次遭難防止のために救助活動ができなく残念な結果となるケースもおおいものです。

【電波受信性能についての検証】
雪による電波干渉にも強い900MHzの周波数帯の電波の発信で苛酷な自然環境でも発見可能とありますが専門家ではないので不明ですが準天頂衛星「みちびき」の受信機の開発者の方によると「樹林帯」などでも電波は干渉され「サブメーター・センチメーター級」でないと精度に問題が発生しやすいとのことで、アルプスの谷間や深い樹林帯、厳冬期の高山では実験検証もないところから、検証が待たれるところです。


【結論】
・「遭難捜索サービス」の仕組みをよく理解しておけば、春・夏・秋の近郊の上空の開けた風やガスの影響のない気象条件下ではベストですが、気象条件が大変厳しい山などでは「あて」にせず「登山届」による「緊急連絡先」との連携があってこその「サービス」であることをよく理解しておけば「補助的なサービス」としては最高でしょう。

「特に行方不明による、7年間の失踪扱いによる残された家族への諸問題の解決」については万が一残念な結果となっても、3ケ月間の電源が保持されるとのこと、その時期に回収可能なら100%行方不明となることはないサービスということです、ここが1番のメリットでしょう。

検証はありませんが「山岳アプリ」「遭難捜索サービス」「ネット登山届」などを活用する登山者ほど「リスク」は少ないと思いますので、活用しない「登山者」や活用できない「高齢者」が山岳遭難に陥りやすく「いまさらでなく」「なおさら」という理解をしていただけるようにしてもらいたいものです。

アメリカ カルフォルニア州の山火事について考える。

あるアメリカ在住者のブログより

-カリフォルニア州の大火事- 

今私達が住んでいる街からそんなに遠くない場所で
大きな火事が起きていて
家や学校、山などを焼き尽くしています。
その煙が風に乗って私達の街まで来ていて
外の空気がとても悪くて今、空気汚染は北京並みなんだそうです。
今朝のニュースでは世界一最悪と書いてありました。

今朝も家のドアを開けると外は真っ白く煙っていて
日によっては焼け焦げた匂いがして気分が悪くなるほど。
子供やお年寄りはなるべく外に出ない様にと言われ
学校でも外で遊ぶ時間や体育は屋内でしています。
公園にも行けずずっと家の中。
犬の散歩もできないほど煙っています。

街行く人はマスクをしたり対策をしていますが
息子や犬たちにはマスクもできないので
家の中にこもりっきり。

この火事は本当にあっという間に燃え広がったそうで
一分間にサッカー場80面を焼くスピードだったそう。
逃げ遅れて亡くなった方もたくさんいらっしゃって
家を焼き尽くされた方もたくさんです。
山が焼けているのでそこに住む動物たちもたくさん犠牲になっています。

これ以上人や自然が苦しみませんように
子供たちが外で遊べる日々が1日も早く戻って来ます様に。







千葉・鋸山で遭難が急増 標高の低い山で相次ぐ理由は

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