山旅天空倶楽部

       

㈳日本山岳ガイド協会所属登山ガイドのブログです。
山ガール・ボーイから単独登山女子、中高年の方まで「ひとつひとつの山行を充実したものにしたい」そんなあなたのお手伝いをします。

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日本で初めてGPS検索を搭載した野鳥図鑑アプリ

準天頂衛星みちびき関係でのニュースでは以下が掲載されていました。

日本で初めてGPS検索を搭載した野鳥図鑑アプリ「GPS動く野鳥図鑑400」がiOS版とアンドロイド版で登場!動画でだけ伝わる野鳥の姿と丁寧な解説で「ほんとうに 使える野鳥図鑑アプリ」の誕生です。

株式会社ナレッジリンク

登山者位置検知システム 有効性の確認を報告/富山

チューリップテレビ 3/24(金) 19:50配信

国の準天頂衛星「みちびき」が来年にかけて3基追加で打ち上げとなりGPS情報としては「cm」単位で将来は特定可能になります。

再来年からGPS機器を扱う事業者が国に申請し認可後、受信機器に受信設定がされていれば格段の進歩となります。

したがってGPS機器の高い購入は再来年以降がお得と思います。
(スマホ・ウォッチ・カメラ・GPS機器・カーナビ・レーダー)

「お役立ちリンク」にリンクしていますのでご覧下さい。

このニュースはなにか特徴があるのでしょう。
よくわかりませんが、救助に役立てばよいですね。 

山の雑感

あるところでは遭難事故が増えた増えているといっても、長野県周辺8県では減っているというお話があります。

この減っているということについては、色々と現場でお客様と接していると感じることは、ひとつは人口減少、老年人口も減少時期にすでに入ったという事で減ってきているのか?

しかしながら全国合計では増加だからそうは一口には言えないか?

全国の小屋主の方とお話をすると「世代交代」となって最近はツアーは減り単独登山者など個人登山者が増えてトータルではさほど変わらない状況という。

関東・東海からの夜行日帰り圏内の有名百名山では若い方がほとんどの印象を受けることが多く高尾山や多摩の日帰り対象では高齢者登山者が比較的多い・・・関西は圧倒的に高齢者が多い。

関西はガイド協会サイトコンパスの利用者が少ない。
こういうサイト利用者の年代が少ないといえるかも知れません。

東海・関東の都市圏はともかく地方の登山用品店は閉店がおおく旗艦店に集約していく傾向、厳しい経済環境は地方ほど厳しいのかも知れません。

昔は「花」や「樹木」「動物」「森」について詳しいお客様がたくさんいてガイド泣かせの方がいましたが、最近はほとんどお見かけしません。

その地方の歴史や村の生い立ちに興味を持ち詳しい方も少なくなりました。

地図やコンパスを常に携帯し休憩時ににらめっこしたり、ガイドに煩いくらい現在位置を尋ねられたものですし、手帳に着発時間を記入する姿もなくなりました。「着発時間はつけておくと遭難防止に役立つので重要・・・」

なにかしら有名な百名山やSNSで話題になる山域は人気があっても穴場の自然や森、山域、ピークハンターでもあまり知られない三百名山や隠れた名峰にもあまり興味がない様子です。

SNSで「どこに行った」ということが勲章のように毎日アップする方もいる様子でなにかしら、登山行為とはかけ離れて本末転倒でSNSで存在感を示すことが第一義のように振る舞う登山者が増えているように思えてなりません。

とにかく全国の山について自宅で資料を貪り読んでバーチャル登山を楽しむ姿の方が激減している感じがします、ひょっとして「遭難が減った」県はそんなマイナーな山にトライする登山者がそろそろ減っている傾向なのかもしれません。 

なにやら最近はちょっと山は様子が変わってきているのかもしれません、本当の山好きに会う事が少なくなってるような匂いがします。

山の師匠の先生曰く「山は好きなように登ったらええねん」が座右の銘です、登り方は好きなようにただ本当に好きなのかなと思う人が多い今日この頃です。

SNSのない世代におおいのが「山自慢・旅行自慢」これと似ているのかも知れません「山と食欲と私」に登場する中年の親父も山自慢をしていましたがまさにこれでしょう。

山と食欲と私より一部抜粋引用させていただくと・・・
2
3

4
5

このおじさん、顔がどこかの添乗員さんとよく似ているのが笑ってしまいます。

今年1月に宿泊した宿の親父が山をやっていて昔はプロパンガスボンベも背負って「50数キロはよく担いだもんだ 」という自慢をしていて「吐き気」がしました。

50数キロの荷物というのは一度だけ22泊23日の学生時代合宿で経験したことがありますが、週に3日激しい里山300mの山を人を担いで登ったり20数キロを走るトレーニング、筋力トレーニングをして20歳代の元気な男子でやっとの重さです。

下宿からバス停でバテてしまったくらいで膝に一旦置かないと担げません、先日救助隊の方のブログで遭難者女性10泊用の30数キロの荷物と本人を二人で交代で担いで救助した時の50数キロは大変厳しかったという書き込みがあったそうですが、救助のプロでさえやっとの重さ。



100キロは担いだという植村直己は剛力なみの超人だつたのでしょう、体格が違います。
 
「たはむれに50キロを背負いてそのあまり重きに泣きて三歩あゆまず」

イズモコバイモ咲き誇る大江高山 アンコウ三昧

川本町の自生地を訪ねたあとは「アンコウ三昧」へ2年前に14キロの吊るし切りアンコウを4名でいただき堪能しました。

格別のご馳走と春のお花の山旅、日曜日が天気がどうか微妙。 

東~北日本中心の冬型。週末~来週も南岸低気圧と冬型そして低温傾向?

昨年の3月は晴天高温続きの春でしたが、今年は全く違う様子。
おおまか温暖化ですが偏西風の蛇行を含めて目まぐるしい天候の変化が続きますね。平年という言葉が当てはまらない日が続きます。

KASAYAN先生復帰して全快のご様子ですが、予報は?
なんだか桜はしばし、お預けの感じがします。


現在北日本には、寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)とともに、-36℃以下の真冬の寒気が流入中。

日本海側から気温が低下し始めています。


日本付近の気圧配置を見ると・・・アリューシャン列島方面方面で、北極方面に高気圧が北上中。


この高気圧(ブロッキング高気圧)が大陸から南下してくる上空の低気圧(寒冷渦)をブロックするため、東海上に上空の低気圧が3個も滞留しています。

このため、大陸の寒気を運ぶ偏西風(強風帯)が西~東日本付近に停滞。 西~東日本中心に寒気が流れ込みやすいカタチですから、西~東日本中心に低温傾向の継続が予想されます。

 
東海上の低気圧から暖気が流れ込みやすい北日本では概ね平年並みで推移するものの・・・


やはり西~東日本では、月末にかけて平年を大きく下回ることが予想されています。

 昨日発表された一か月予報(リンク)では、4月の第一週からは平年並みで推移することが予想されていますけど、ちょうどそこ頃、北極付近の-42℃以下の強烈な寒気がユーラシア大陸に流出することが予想されています。


 この寒気が同じ強さですぐさま日本付近にやって来るわけではありませんけど、4月以降も単発的に寒気の襲来があっても不思議ではありません(向こう一カ月全体の平均は西~東日本で平年より低めの傾向)。

 
数年前のゴールデンウィークの白馬での降雪遭難のような事が起きなければ良いのですが・・・降雪の可能性が今年はちょっとあるかもという事なので注意が必要です。


(1)週末の空模様・・・2日間かけて南岸低気圧 北東進


 まずは明日土曜日。
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高気圧が東日本を南東進し、北日本中心の冬型の気圧配置が緩む模様。
東~北日本中心に(大陸生まれの冷たい)高気圧の晴天域が拡大します。

ただ、高気圧の勢力が及ばない九州方面では気圧の谷が深まり低気圧が発生。
夜にかけて、発達しながら北東進に進み始めることが予想されています。



 もっとも南岸低気圧を押し流す偏西風強風帯や上空の気圧の谷(偏西風強風帯の南側への蛇行域)との対応が悪いため、発達も北東進も非常にゆっくり。
土曜日に雨が予想されるのは西日本の西部限定ということになりそうです(東海付近も一時的・局地的にぐずつく?)。


 ただ、日曜日になると・・・

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偏西風強風帯と上空の気圧の谷との対応が良くなり、南岸低気圧が急速に発達しながら北東進することが予想されています。


この際、高い山の雪の目安=(地形の影響を受けにくい上空約1500m)0℃ラインの位置は太平洋側。

平地で雪の目安=-5℃ラインは東北北部まで北上。
このため、ほとんどの地域で冷たい雨主体になると思われます。

ただ、低気圧の発達とともに、地上付近では北の寒気を運ぶ北風が優勢になりますから・・・
日没後、気温が下がるタイミングで、長野県周辺などの標高の高い地域から次第に雪に変わることが想定されます。


今週火曜日に長野県の中南部では雪が降りましたけど・・・

再び長野県中南部中心に雪が降る可能性がありますから、長野県方面での行楽やスキーを予定している方は、車の雪対策をしておいたほうがイイでしょう(1センチの積雪も30センチの積雪もノーマルタイヤでは同様に危険です)。


(2)来週の空模様・・・日替わりの天気も、低温傾向続く

月曜日は南岸低気圧が東海上に抜け、次第に西高東低 冬型の気圧配置に変化。
西から寒気が南下し、日本海側では標高の高い所から雪に変化すると思われます(日曜日、雪に変化するタイミングとエリア要チェック!)

そして火曜日・・・西高東低 冬型の気圧配置が完成。
低気圧が足早に東へと進むので、すぐさま冬型が緩んでも良さそうなものですけど・・・・
-35℃以下の真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷が通過するため、西~東日本中心に等圧線が混雑し、雪雲が空高く発達。

季節が逆戻りしたように、比較的?広範囲で積もるような湿った雪になることが考えられます(積雪量、直前に要チェック)。

 
もっとも、水曜日、木曜日は本州上を高気圧が移動して、いったん回復。

 
高気圧が小さいので、どこまで、どの程度回復するかは微妙なところ。

 
虫食いだらけの晴れになるかもしれません。


 
また週末にかけては再び南岸低気圧が発生する可能性が示唆されています。

季節の変わり目・・・気温は安定して?低温傾向ですが、天気は目まぐるしい変化をしそうですね。

スキー場の“コース外”滑降は悪なのか?

jRO 日本山岳救助機構合同会社
野沢温泉で外国人のBC遭難騒ぎがまたあった模様です。

ひみつの登山女子 鮎美ちゃん

第一回

登山の男性滑落し死亡 千葉

今年は本当に多発していますね。止まる気配がありません。
03月23日 06時53分 NHK NEWS WEB
 

雪崩に巻き込まれ31歳女性会社員が死亡 群馬

スキー場コース外事故とのことです。
産経新聞 3/22(水) 20:52配信

山の遭難事故についての考察

深田久弥は「わが愛する山々」の中でこう述べています。

「中略 昔は冬の登山は死を意味していた。
それが今では普通のことになり、さらに進んで、これまで誰もやらなかった困難にあたってみようとする。

 そんな風に進展して行くのは登山の必然の勢いであって、危険だからといって阻止することはできない。

 この冬は雪崩が多いから登山を禁止する、というような布告は、この大勢を防ごうとする力弱い消極策にすぎない。
攻撃は防御なり、という言葉があるが、遭難対策も、自然力の前にひるむようなものではなく、これを克服するようなものであってほしい。
 登山者を戒める言葉も結構であろうが、それ以上に登山者を元気づける手段が必要である。気象通報を確実にするとか、しっかりした山小屋を増設するとか、もっと積極的な策が望ましい。

中略

遭難防止に、ただ何々するな、という退嬰策よりも、むしろ進んで悪条件は山に打ち勝とうとする積極策が欲しい。そういう忠告と施設がもっと肝要であろう。」


これが書かれて随分時代は流れ、積極的な防止策になる「気象通報は格段の進歩」「山小屋も登山行為に支障をきたすほどの不整備もなくなり」「装備類の格段の進歩」もされましたが久弥の時代より遭難件数は増え続けいるとはどうしたのでしょう?

交通の便もよくなり、昔は入山するのにもひと苦労だったのがあまりの便利さゆえに簡単に入山できるようになったこと。

夜行の列車を使用しなくとも新幹線や航空機などで移動も早く、林道も整備されて時間の節約となり横着になったのかもしれません。

それと力量不足「身の丈登山以上」でもいけるという情報の過多などが現代はあるのやもしれません。

社会心理学の「正常性バイアス」のこともありますが、なんとなく信仰心というか生活指針にするもの、つまり「強欲」お金さえあればなんでも手に入る世の中という感覚が影響しているのではないかなぁと最近思うことがあります。

「行きたい山と行ける山とは違う」ということを理解せずに「強欲」に駆られてどんどん高齢や若くても経験不足なのに「実力以上の山」にトライするというのは恐ろしいことです。

三浦雄一郎親子や晩年の西堀栄三郎さんの1000山登山のように万全のサポートスタッフでトライするのは喜ばしいことですが、一般的にはガイド同行にしても「自分の足で歩く」という基本を忘れてはいけないと思います。

皆さんの登山行為を見聞きする度に「強欲」ということに最近恐ろしさを覚えます。政治・宗教のことにはただの登山ブログなので詳しくは触れませんがキリスト教・仏教には「戒め」としての指針があるので、たまには読みたいものですね。

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