山旅天空倶楽部

       

㈳日本山岳ガイド協会所属登山ガイドのブログです。
山ガール・ボーイから単独登山女子、中高年の方まで「ひとつひとつの山行を充実したものにしたい」そんなあなたのお手伝いをします。

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山梨県警察山岳9月 遭難発生状況

平成29年9月中の山岳遭難発生状況 

今週末は登山日和ですが遭難事故が起きないようにお祈りします。
上記の遭難事故の中に「気になる」のが1件、甲斐駒ヶ岳での「秋に多い頭部ハチ刺され」防災ヘリ救助だからよっぽど刺されたのか?


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年間で秋が1番多いので里山を通じて気をつけたいところ。
あしなが蜂に1回槍沢で刺された経験があります。


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秋はスズメバチに要注意! 蜂から身を守る方法 

登山時の服装については「熊と同じ黒色」の帽子、服装は刺されやすいという定説がありますので注意が必要ですね。

鈴鹿で山ガールが「黒」で統一した可愛い服装をしていましたが、真っ黒なので「熊そっくりの印象」まずいですね。

「親父の声掛けは嫌がれる」のでスルーしましたが・・・

土日週末、来週のお天気は?登山日和の予定。

富士山は今朝はまだ見えませんね。

槍ヶ岳ライブは?
朝からまずまずですが・・ガスが湧いてます。

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上高地は?動画・・えっえっ・・すっごい人だかり「山はガス」
紅葉にはまだ早い平日の午前ですが、さすが上高地。

上高地河童橋 ライブカメラ

KASAYAN先生の天気図を見ながら簡単に説明すると・・・
台風18号進路は上陸の可能性は低い。


土曜日


高気圧2つの東進とともに晴天尾根の通過で金土日と北を中心に晴天が続きますが太平洋側を中心に高気圧通過の際に湿った空気が西側に吹くので「虫くいにわか雨」は午後発生するとのこと。

日曜日

この日の早朝の景色を逃さずに、北アルプス隊は午前3時発を予定しています。朝・昼弁当で出発します。

火曜は雨天でその後また次の高気圧通過とテレビニュースにあるようにやっと秋らしいお天気へ・・ただ湿気はやや太平洋側を中心にあるようです。


月曜日

月曜日の日の出を楽しんで北アルプス隊は下山を急ぎます。

さて、台風の上陸がまだ夏以降ないのが「なんとなく恐ろしい」のですが、取り敢えず北ア南岳と初秋の「天狗池の景色」を楽しんできます。


大阪雨はやんでいるので、下がったと思いきや

停滞前線まだ北にいますね、しかしながら今晩中には南に下がる模様です。

大阪は猛烈な雷雨

雷の種類でいくと夏の「熱雷」ではなく「前線雷・界雷」
雨も西風の台風からの湿った空気で猛烈な降り方をしています。

熱雷と違って観天望気「目で雲を見て判断するのが難しい」ので怖い雷です。

今回は秋雨前線ですので停滞前線。


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界雷(前線雷)

column01d.jpg
【図】

界雷は冷気団により暖気団が押し上げられる時(寒冷前線雷)または、下層の冷気に沿い暖気が上昇する時(温暖前線雷)に発生する雷です。

地域差や季節による変動は少なく、何時何処ででも広い範囲にわたり時間に関係なく発生します。また単独で発生する場合と、夏季あるいは冬季雷と重なって発生する場合があります。
図に界雷(前線雷)のモデル図を示します。


9/9-10 台風シーズン 週末のお天気は?

KASAYAN先生の予想などとりまとめて簡単に・・

西日本・東日本に秋雨前線停滞。
台風17号は台湾の南岸を西進中。(列島に湿気)
太平洋沖に低気圧発生(台風18号の卵?) 


GSM7日170907 

7日の夜半にかけて秋雨前線はゆっくり太平洋岸に南下していきます。したがって、8日9日10日は信越は晴れの予想となっています。

以降は台風18号が発生した場合はその動きに要注意とのこと。ある意味今週末は先週末に続いて「例年、台風時期なのにラッキーな天候」なのかもしれません。

槍ヶ岳ライブカメラは午前10時30分現在、雨

 

9月に入ってからの最低気温は零下はないものの1度を夜間に記録。
日中も朝2度から7・8・9度と10度を毎日下回ってきています。

風が穏やかで4-5mでも体感は下がりますし、逆に陽が当たると暑く感じる季節ですから衣服調整はしっかりしないといけません。


山岳遭難発生状況とインフォメーション

長野県警察山岳遭難発生状況 週報
8/21 までの週報

山梨県警察山岳遭難発生状況
山岳遭難ファイル

山岳遭難の傾向として、中高年層(40歳以上)による遭難者が多く(約85%)を占めています。特に、高齢者(65歳以上)による滑落や転倒による怪我、体調不良といった形態が目立ちます。

登山の前には、事前に登山ルートの確認を入念に行い、準備運動や体調管理を万全にして、決して無理をしないよう安全登山を心がけて下さい。


日本山岳ガイド協会サイト「コンパス」と協定締結しいる自治体・警察のご紹介ですが、情報としては各県整備が進んでいます。

自治体・警察からのご案内 

夏山シーズンも終わり、日の短い秋山となります。
2000m以上は朝晩の冷え込みも厳しくなっており厳しい行程についてはよく検討の上、入山しましょう。

夏山も多くの遭難事故が発生しました。
原因は当事者にしかわかりませんがすべからず心理学の「正常バイアス」に根源があると思います。

正常性バイアスは「自分は大丈夫」と思い込む、脳の危険なメカニズム、だから「真剣には学びません」「ふーんという程度か」。

「遭難事故情報・事例には怖いといって目を瞑り、耳は貸さない」

「過去の晴天時の他人の成功体験」や宣伝に踊らされ、「遭難を想定しない」ので準備を怠り、「行きたいを行けるより優先した身の丈以上の計画をし、必要な情報はノーチェック、現地での「第六感」「山勘」はスルーし、早出早着きなどの山の鉄則は守らない行動をし、引き返しや行動停止の勇気と決断を鈍らせるリスクは最高潮・・・経験を生かすことも出来ず、結果流れを変えるタイミングを失い遭難するというパターン。


出典 tenki.jp

「正常性バイアス(normalcy bias)」は、心理学の用語です。社会心理学や災害心理学だけでなく、医療用語としても使われます。

人間が予期しない事態に対峙したとき、「ありえない」という先入観や偏見(バイアス)が働き、物事を正常の範囲だと自動的に認識する心の働き(メカニズム)を指します。

何か起こるたびに反応していると精神的に疲れてしまうので、人間にはそのようなストレスを回避するために自然と“脳”が働き、“心”の平安を守る作用が備わっています。ところが、この防御作用ともいえる「正常性バイアス」が度を越すと、事は深刻な状況に……。

つまり、一刻も早くその場を立ち去らなければならない非常事態であるにもかかわらず、“脳”の防御作用(=正常性バイアス)によってその認識が妨げられ、結果、生命の危険にさらされる状況を招きかねないのです。

 つまり登山では「命の危険のプレッシャー」に心理的に負けない、周到な準備と計画、健康管理やトレーニング・経験の裏付けが「自信」になり「正常バイアス」による根拠のないものに擦り替える心理を押さえるものと思います。

簡単にいえば「手抜きは厳禁」⁉

秋がまたきました。

最近は諸行無常を感じます。
祇園精舎の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の(ことわり)をあらわす」


santouka

  • ほろほろほろびゆくわたくしの秋 種田山頭火

山と食欲と私 第68回

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このコミックは大好きです。
学生時代の仲間や職場の仲間の「塚さん」お元気ですか?

出典 ウィキペディア


 

ラタトゥイユラタトゥユフランス語ratatouille [ʁatatuj])とはフランス南部プロヴァンス地方、ニースの郷土料理で夏野菜の煮込みである。玉ねぎナスピーマンズッキーニといった夏野菜をにんにくオリーブ油で炒め、トマトを加えて、ローリエオレガノバジルタイムなどの香草ワインで煮て作る。 うまみを出すためにベーコンなどの肉類を入れたり、セロリ唐辛子を用いる工夫がある。そのまま食べるか、パンと共に食べる。パスタソースにすることもある。

しらびそ高原③

しらびそ高原-6

今回は尾高山コース、往復行動4時間のシラビソの森堪能。

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シラビソ高原ということだけあって、シラビソ・トウヒ・ダケカンバ・苔の森は八ヶ岳などより明るい稜線の森で素晴らしい景観。

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とても涼しく癒しの森です。

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とても歩きやすい道、一部急坂の木の根道もあります。

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尾高山より先は少し荒れ気味、健脚者のみ。

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しらびそ高原-8 

しらびそ高原-7

山岳滑落事故は続く つかんだ木が抜け、バランス崩す? 山梨で登山中に滑落し女性死亡

北アルプス涸沢上部の「ザイテングラードは鬼門」なのか?
穂高の稜線の岩場の緊張から解放されたあと下山事故が過去から多発、落石事故もおおいところですが「紅葉シーズン」を前に心配です

北アルプス奥穂高岳で滑落 東京都の男性が死亡

つかんだ木が抜け、バランス崩す? 山梨で登山中に滑落し女性死亡 

事故は運・不運もあり本当の要因はわかりません。
遭難事故の真相は当事者にしかわかりませんので事故自体についてのコメントはできません。

が、登山というのものは登る・下る動作について「基本中の基本」の動作があります。


しっかり学んで「習慣」として身にしっかりつけておくと「リスク回避」としては近道であろうと推測します。

4年前の夏には上記の「ザイテングラード」で鎖が抜けて落下・滑落事故も発生しています。


・鎖は足場・手がかりをしっかりホールドした上で「鎖」を補助的に活用すること。

・3点支持は当たり前、尻をつきながらの前降りは危険個所では3点支持ができないので大変危険です。

・梯子は左右を持つのではなく足をおく所を汚れていても握ること、握り方は親指をしっかり廻して鉄棒握りをすること。


・草木は抜けたり、折れることがあるので「一度負荷をかけて確認の上で補助的に使用し、他の手足のホールド箇所をしっかりした上でけっして全体重は懸けないこと」

・草は持つことは厳禁でどうしても手かがりがない場合は、押さえるように土ごと根っこの土台ごと掴むようにして補助にする。

・歩行中、特に危険個所では注意力が60分の1になるという「おしゃべりは」は厳禁であり道に集中すること。

・考え事をしがちですが集中力を切らさないこと、リーダーは注意喚起の声掛けを怠らない、全員で声をかけあうこと。

・注意力が極度に低下するほど影響のある行程は組まない、歩行スピードも留意し余裕のある歩行をすること。

・浮石を踏まない、ジクザクの登山者の多い道はストックで落石を起こさないこと。

・すれ違いは「登り・下りのマナー」ではなく、安全優先にすれ違いができる方が譲ること、その際は飛び出るザックは避ける山側か谷側に背を向けて譲ること。

・岩場では引っかかる「ウェストポーチ」やザックの外側には何もつけずにザックの中にしまう事。

その他、下りは小股でドスドス歩かないなど「当たり前」という動作に関するものは数えきれませんが学んでおくことが、老いも若きも非常に重要なことだと思います。

動作の他にも装備・医療/体調管理(ファーストエイド)・食糧・気象と各分野ごとに「基本」はあります。

たとえばストックの強度についてもスクリュータイプ>
レバータイプ>フォールデイングタイプとありよく理解した上で全体重をかけずに補助として使用しないといけません。

基本をしっかり学んだうえで「驕り」や「わかっているつもりの過信」などがないようにしないといけません。

これが1番難しいことでしょう「知ったかぶり」です。

山にはルール(規則)はなくマナーです。
例外として、「ヘルメット着用推進山域」「登山届け提出義務の県条例」し尿処理の為の「携帯トイレ使用」・一方通行・自然保護の立ち入り禁止など山域によっては「ローカルルール」は存在しますが「登り下りの優先」などはマナーです。
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