長野県山岳防止対策協会 

まえがき

何もかも凍りつくような厳寒の冬山、そこには登山者のみが味わ える絶景が広がっています。しかし、吹雪や寒冷、雪崩など、非常 に厳しい自然条件下での登山となることから、冬山に挑戦する登山者 は、それらを克服できる強靱な体力と確実かつ高度な技術・知識、経験と 的確な判断力が必要となります。

昨年の冬山シーズン中(平成29年12月から本年3月)は40件の遭難 が発生し、遭難者55名のうち11名が命を落としています。 登山をされる方は、事前に、必ず体力トレーニングを行うととも に、ピッケル・アイゼンを使用した歩行訓練を行ってください。

また、自分の体力・技術・経験に応じた山を選ぶとともに、天候 や積雪の状況などの情報を必ず確認して、計画段階から厳しい冬山 に対応できる装備を整え、余裕のある日程で引き返す勇気を持ち、 安全な登山に心がけて下さい。

平成30年12月


 山岳団体の事故ですらその検証と発表も正式に済まされたのかどうかも不明ですが、2018年は27日から正月にかけては猛烈な寒波のようで非常に天候の読みなどしっかりしないといけませんがどうなるのか?予想がつきません。

特に毎年大きな死亡事故を引き起こす「近畿圏の登山者」は体のストレス耐性とグリーンシーズンでの体力度の鍛え方がどうしても厳しい山から離れているために、総合力が劣り気味なのではないかと思います。個人的にですがその点で冬山の事故が多発している気がしてなりません。

山岳ガイドの「試験」において15キロの荷物を背負って上高地から岳沢まで時間内に走って
登るという試験を聞いたことがありますが「強靭な体力」というのはそういうものでしょう。

リーダーは特にメンバーの技量を大きく上回らなければならず、メンバーをかばい切れないというのは道義的には考えられませんが、また起きると思います。