高山植物や石灰岩質のおおい近畿地方の「秘密の花園」がとうとう失われてしまいました。昨日は滋賀県いきものふれあい室主宰の「オオムラサキ・ゴマダラチョウ」の生息数調査に参加しました。最後の観察会となった「カブトヤマ」。

20年近くにわたる青木先生の「滋賀県・生き物ふれあい室」本当に貴重な指導者を失うこととなりました。全国の生き物のことでもぴか一だった講座でしたがとても残念なことです。長いお付き合いでいろいろとお教えを受けたこと教えていただいたことなど「思い出も」数えきれません。

昨日は奥伊吹にも足を延ばしましたが、スキー場は10-15センチの名残雪が積雪して、振り続いていましたが近所の「クマガイソウ・山シャクヤク・海老根」の隠れた花園だった「滋賀県の女流登山家・山菜研究家」の「貞子さん」が昨年亡くなり関係者にお花は持ち帰ってもらったため、お花は跡形もなく全部なくなりました。何十年に渡り保護していたお花畑がなくなったことはとても残念なことです。

クマガイソウ

ウラシマソウ

ウラシマソウ

アツモリソウ

アツモリソウ

丘を埋め尽くしたササ百合

DSC_1034
 
DSC_1022

 貞子さんちの庭のお花たち、なんといってもササ百合が埋め尽くす丘が1番でした。

DSC_0150

クマガイソウはどんどん増えていたのに

DSC_0177

猿面海老根も

CSC_0172

CSC_0077

大久保のセツブンソウの群落地、アズマイチゲとケスハマソウは大丈夫のようです。いままでとても美しいお花畑を10数年連続で堪能してきてとても幸せでした。いっていない方はもう二度とみることは出来ません。

CSC_1085

CSC_0761

これまたその手前の小泉・大久保集落の「セツブンソウ」、10数年前には知る人ぞ知る「秘密の場所」でしたがその後は荒廃し昨年から、区長さかんの判断で「セツブンソウ祭り」も中止になり、完全に荒れ果てていました。

DSC_0673

DSC_0671

DSC_0750

DSC_0975

廃村、限界集落に近づき群生地の地主さんの協力も代替わりで得られず、
保護ができなくなったとのこと。少しは咲いたあとはありますが、昔の面影はありません。

貴重なお花の群落地2ケ所を失ってしまい、落胆です。人間もどんどん代替わりするなかで「時の移り変わり」を感じた春の出来事でした。10数年というときの流れは自然も何軒も大きく変わるもの、お花は特に衰退するばかりなのでこれという所は行き損ねるともうみることはありませんね。


ピークハンターはいつでも自分の体力管理さえあれば問題はありませんが、動植物だけは衰退の一途ですので行きそこねは致命的ですね。