2006年04月03日

初日

企業は大概、3月締めで4月から新しい期に入る。その上に初日つまり月初めだと何故か予約営業なる言葉が飛び交う。普段の2倍、3倍は当たり前、なかには、初日で達成してるような店もあるから不思議なもんで初日約定の仕組債をロットでやってる以外にありえないだろ。みたいなとこもあったりです。

 期末〜期初5月の連休くらいまでは、なかなかブックでガツンといけるようなものが少ないので大変です。となると外債、投信もやらなけりゃならんし。

 話は、それるがこの仕事で重要なのは、どんなものであったとしても素晴らしい商品だと思い込む事のできる能力だと思う。例えカスみたいな日本株ファンドだとしても、まるでIPOを紹介しているかのような話し振りや自信(例えあってもなくとも)が必要になってくるんじゃないかと個人的に思う。

 

 まあ、それはおいといて、ちょっと各国の経済や株価をみるとインドがすげえ上がってるなあと思った。ブリクス各国をPERでみるとロシア、ブラジル、中国なんかは10〜15倍位、インドは20倍くらいです。インド企業の世界最高水準の高ROEならば許容できる水準にはあると思います。

 ただ一年前、半年前の明らかな割安感と比べると適正水準の域に入ったと思います。仮にさらに株価が上がりPERが25倍位までオーバーシュートするようなら売却も視野に入れていいような気はします。

 

 米国に関してはFF金利が上げられるまでは強いように思います。金利打ち止めで仮にオーバーシュートするなら売るのもありな気がします。なぜか金利上昇懸念で株が下がる等のよくわかんない話が多いですが、個人的には金利の上昇と株価上昇は強い相関にあると思います。逆に金利打ち止めならば、景気の減速を懸念してのものだと思うのでいずれは株価は下がると思います。

 

 日本については、セクターで値ガサハイテク、大手小売、金属、不動産、空運なんかが強いと思う。とりあえず決算発表と同時にだされる会社予想の利益水準がどの程度のものなのかが一番重要だと思う。

 

 あと意外と最近まったく注目されてないユーロ圏の株式市場に資金シフトしてみるのもよさげに思ったのでちょっと調べてみます。



Posted by yamatane777 at 22:37│Comments(0)