山とカメラと二人旅

大和の国の始まりの地、奈良県桜井市在住のシニア夫婦が、旅行や登山の写真紀行と、大和の四季の風景などを綴ります。

2018年02月

樹氷の高見山(1249m)登山 2018年2月14日(水)

この冬は殊の外寒さが厳しく、怠け心がついて、雪山登山に出掛けていなかったが、久しぶりに寒波が緩み、日中は穏やかに晴れる予報。しかも、早朝は冷え込んだので、青空と樹氷を期待して高見山に向かう。
大峠に向かう林道はかなりの積雪で、時間がかかった。

奈良と三重県境の大峠登山口から9時50分にやっと登山開始する
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登山道脇の休憩所から    山頂は樹氷で覆われている      全ての画像がクリックで拡大できます
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山頂に近ずくにつれて雪が深くなり、樹氷が付いてくる
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登山道から尾根の先にどっしりとした三峰山が見える
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明神、薊岳等の大台の山々が白く連なる  右奥に大峰の普賢岳が覗く
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頂上直下まで来ました
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11時05分に山頂に到着
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山頂の高角神社のポールにもエビの尻尾がついています
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山頂に登る登山者
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樹氷と避難小屋 左には曽爾の山々を望む
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エビの尻尾越しに普賢岳が見える
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樹氷越しに台高の白い山並みが美しいイメージ 11
青空にエビの尻尾
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樹氷のトンネル   大峰山脈を望む
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大きく育ったエビの尻尾
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青空と樹氷
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登山道脇は40㎝ほどの積雪がありました。期待どうり、山頂は樹氷がついて、エビの尻尾も大きく育っていました。風も弱くて、陽射しが暖かく感じられ快適でした。

冬の南紀の旅 串本町② 2018年2月3日(土)

無量寺から橋杭岩に移動する。

橋杭岩 干潮になっている
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橋杭岩まで歩いて行ける  底は岩盤になっている               全ての画像がで拡大できます
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紀伊大島に渡って島の東の先端に建つ日本最古の石造灯台官舎の樫野埼灯台へ 
水仙の甘い香りが漂っています
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白亜の灯台を見上げる
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島の南側の鷹巣台地遊歩道の展望台からの海金剛の景観     鋭く切り立った岩礁群     
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岬の先端に樫野埼灯台が見える
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黒潮に洗われる奇岩群
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本州最南端の町串本は、暖かくてほっと出来ました。3時半ごろに串本をあとにして帰路に着く。

冬の南紀の旅 串本町① 無量寺 応挙芦雪館 2018年2月3日)(土)

白浜温泉のホテルを9時頃に出発して、白浜ICから紀勢自動車道南すさみIC経由で、娘の希望で、串本町にある無量寺に10時過ぎに着く。

無量寺は臨済宗東福寺派の別格寺院。
宝永の大津波で全壊流出した寺を、京都の本山から派遣された愚海和尚が苦難の末に天明6年(1786)に再建された。愚海和尚が若いころ京都で親交があった、丸山応挙が、高齢と、多忙のために、行けず、寺主になったら、襖絵を描くとの若いころの約束を果たすために、弟子の長沢芦雪に障壁画を託した。芦雪は和尚の勧めで、長く滞在して、多くの襖絵を描きました (串本町観光協会HPより抜粋)

鐘楼は太平洋戦争時に鐘が供出されて、戦後に再建されたが、山門は残っています
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山門の手前に収蔵庫が建っています                  全ての画像がクリックで拡大できます      撮影禁止ですが、応挙、芦雪が描いた襖絵55面(重要文化財)が手厚く保護されている
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山門を潜ると、地域の人々の協力によって昭和46年に日本一小さい美術館として開館された応挙芦雪館が有ります
訪れたのは私達だけです。此処も重要文化財が展示してあるので、撮影禁止です。
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まず、本堂に案内されました。
本堂には2009年10月に精密なデジタル再生画で襖絵、壁画が本来の姿に再現されています。

本堂 上間 一之間   床の間  丸山応挙筆    山水図と天袋の小衾に群鶴図
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上間  一之間     襖絵 応挙筆 波上群仙図          画像をクリックで拡大してください
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上間 二之間 芦雪筆  薔薇図 
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襖絵の右端の猫が鮎を狙っている 猫を正面から見て虎図のモデルにしたのではと、説明される
当時は実物の虎が日本では見れないから、虎皮等を参考にしたそうです 
この襖の反対側には有名な「虎図」が描かれています。芦雪の遊び心が感じられます
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下間 二之間 芦雪筆   唐子遊図部分 子供たちが生き生きと描かれている
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唐子遊図  部分 子供の傍で じゃれ合う子犬    子犬の後姿がなんとも可愛い
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下間 一之間   群鶴図 左の襖に大きく描かれた鶴と 小さく飛翔する四羽の鶴   空間を利用した遠近法
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中之間  仏間 左側 龍図 
 頭部と前足の爪のみを描いているが、画面の外に巨大な龍の前身を暗示している  目に愛嬌がある
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中之間 仏間 右側 虎図  今にも飛びかからんばかりの躍動感の中にも何故か怖くない
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迫力ある虎図のアップ
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応挙芦雪館に戻り、ビデオ鑑賞後、収蔵庫で本物を鑑賞する。応挙の完成された絵と、芦雪が33歳の頃の最も油の乗った時期の大胆な構図と筆致の対比が見られた。特に芦雪の動物に対して愛情が感じられる絵に惹かれました。


冬の南紀の旅 白浜観光② 2018年2月3日(土)

三段壁から高台にある平草原へ移動する

平草原公園の展望台から白浜温泉街が一望できる    岬は番所山公園 前の岩が円月島
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平草原から  弧を描く白良浜の前に建つホテルが今晩のお宿です        全ての画像がで拡大できます
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番所山公園に移動する
公園からの円月島  この方向からは海食洞は見えません
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公園展望台よりの眺望
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4時前にホテルに到着
5階の客室からの弧を描く白良浜
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休憩後、ホテルの直ぐ近くの円月島が見える海岸に行く
曇っていたが、なんとか、夕陽が見えたが
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夕陽が雲に隠れてしまいました
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2年前には海食洞に夕陽が入るのが見えましたが・・・
2年前の画像です
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ホテルに戻って、クエ鍋がメインの紀和懐石を堪能して、日本三古湯の温泉にゆっくり入りました。

冬の南紀の旅  2018 年2月2日(金)白浜観光① 千畳敷 三段壁

二年ぶりの南紀の旅です。今回は娘と同行なので、白浜温泉一泊です。自宅から、京奈和自動車道から阪和道田辺ICまで3時間もかかりません。便利になりました。
田辺市のバイキングレストランで昼食後、白浜の景勝地へ向います。

国の名勝 千畳敷の入り口付近
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波に浸食された岩盤                                全ての画像がクリックで拡大できます 
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岩畳が広がる千畳敷
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千畳敷の岩盤の断層
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黒潮の波に洗われる岩盤
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次は国の名勝 三段壁に移動する
高さ50m南北2Kにわたって続く断崖絶壁の景勝地
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三段壁の遊歩道を進みます
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岩盤の割れ目
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三段壁の先端まで来ました
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先端からは熊野水軍の舟隠し場といわれる、洞窟の入り口が見えます
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海岸線一帯は南紀熊野のジオパークに指定されていて、黒潮洗う雄大な海景を堪能できます。
薄曇りですが、真冬でも白浜は暖かくて観光客が多く来ていました。
ギャラリー
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