職人ブログ

塔婆製造・販売の(有)遠藤産業のブログです。塔婆職人という仕事を通じて 日々感じた事や気付いた事を書き綴っています。

再会の場で

お彼岸も終わり、仕事も一段落といった感じである。


DSC_0995



画像は先日加工した2尺塔婆(幅60mm)。



DSC_0991




DSC_0992



そして、こちらも同じく2尺塔婆だが、幅が74mmと広く、尚且つお客様の御要望で尾加工なし。
同じ2尺塔婆でも仕様は様々である。


さて、ここからは仕事以外の話。


昨年、私が高3の時の担任の先生が校長に就任した。
そのお祝いの会が先週末行われ、私も出席させて頂いた。
私の同級生も十数人集まり、久々の再会に話が盛り上がった。


同級生の『校長先生になろうという野望はあったんですか?』との問い掛けに
『野望とか、そういう事はあまり意識していなかった。』と先生は答えた。


校長就任までの過程には紆余曲折あったが、目の前の仕事を黙々とこなし、結果的に気付いたら校長に就任していた。
そんな内容の話を先生は語っていた。


対象は追えば逃げる。
対象に固執すればするほど、困難な状況を招く。
仮に対象をどうにか手にしたとしても、それとワンセットで別の苦悩が訪れる。


例えば、出世しようとすればするほど、出世を阻む状況が起こり、運よく出世したとしても、その対極の出来事(健康を害したり、家庭不和を招いたり)が起こる事がある。


対象に固執せず、その過程を楽しみつつ、目の前の仕事を黙々とこなす。
そして、ある時気付いたら、いつの間にかその対象を手にしていた。
そういう自然体こそが本来の流れに沿った在り方である。
そんな内容の話を以前何かで読んだことがある。


先生が校長に就任するまでには、様々なご苦労や努力があった事は、真っ白な髪の毛が物語っていたが、基本、先生は自然体で人生を歩まれたのだろう。
素晴らしいね。
先生との会話で、そんな事を感じた。
高校を卒業して以来、二十数年ぶりの再会の場で、先生から教えを頂けた事にこの場を借りてお礼を申し上げたい。
ありがとうございました。


そして今回の場を設けてくれた幹事の方々、久々に再会した同級生のみんな、ありがとう。





遠藤産業ホームページはこちら


                     

禅の教えを説く色紙

本日は午後から沼津市と三島市に納品。
沼津市の龍雲寺様に立ち寄った際に、御住職から色紙を頂戴した。
御住職は禅の教えを説いた色紙を多数お書きになっており、納品に伺う度に私に色紙を書いて下さる。


DSC_0994



白黒 高低 有る無い 差をとり去って さとり


差をとる、でさとり。
今年の干支の酉にちなんだ色紙。
今回も洒落が効いている。


人は常日頃、自分と他人を比較している。
お金が有る、お金がないとか、よくある話だ。


自分が他人よりも勝っていると、優越感に浸り
自分が劣っていると、妬んだり、僻んだりしてしまう。

『差』を埋めようと努力するのは精進に繋がるけど、マイナスの方向にフォーカスされると、そこから苦悩が始まる。



それらの状態は悟りからどんどん離れていくものであり、他者との比較から生じた『差』というもの、又は『差』というものに一喜一憂している己の心を取り去る事が、やがて悟りに繋がる。
そういう事をこの色紙は説いている。


悟りの境地、悟りを開くという言葉があるけど、それは辿り着こうとか、そうなろうとか、意図して会得出来るものではないし、身につけられるものでもない。
私の場合、悟りの境地には程遠いほど煩悩に支配されているが、余計なものを根こそぎ削ぎ落としていく事にヒントがあると私は感じた。


龍雲寺の御住職、今回も素敵な色紙を有難うございます。







遠藤産業ホームページはこちら


                     

春先ですから

昨日、コンビニに立ち寄った際の話だ。
私が入店したと同時に、二人の女性従業員が突然笑い出した。


何かよほど楽しい事があったのだろう。
私が店内を物色している最中も、レジの方からクスクスと笑い声が聞こえてきた。


コーヒーを手に取りレジへ。
その時も女性従業員達は笑いを堪えながら接客していた。


以前の私なら
『ひょっとして俺の事笑ってるのかな?』とか
『客を目の前に失礼な奴らめ。』
とか色々と考えただろう。


起きた出来事に対して、勝手に自分なりの解釈を当てはめ、心配になったり、不機嫌になったりするほどナンセンスな事はない。
目の前に笑いを堪えている女性従業員がいる。
ただそれだけの話なのだ。
出来事は力を持たない。
彼女達は私に何の影響も与えないのである。


やあ、君達楽しそうだね。
何がそんなに楽しいのか、私にも教えてもらえないかい?
そう心の中で思いながら、私は店を出た。


会社に戻ってから、私のズボンのチャックがフルオープンだった事に気付いた。
開放された部分から、黒いヒートテックが見えていた。
なるほどね。
彼女達はやはり私の事を笑っていたのかも知れない。


何がそんなに楽しいのか、私にも教えてもらえないかい?
そんな事を実際に口走らなくて良かった。
これじゃ、ただの変態野郎だ。


春先はおかしな人が出現しやすいそうだが、私がそうならないように注意しよう。

彼岸の入り

今日は彼岸の入りである。


今週は作業場の慌ただしさがMAX状態。
そんな中、特注サイズの塔婆の御注文が連続している。
通常の塔婆に比べて、幅が狭いもの、厚みが薄いもの等、一手間かかるものが重なっている。


本来、お客さんから御注文を頂ける事自体、大変有り難い事なんだけども、『よりによって今じゃなくても・・・。』と思ってしまう罰当たりな自分が時々顔を覗かせている。



DSC_0982



DSC_0984



画像は今週の作業場のヒトコマである。
まだまだ慌ただしい情態は続くが、とにかくやるしかないのだよ。






遠藤産業ホームページはこちら


                     

謝らないで下さいね

お彼岸を目前に、作業場は連日慌ただしい状態である。


本日、あるお客様から、塔婆の追加注文をFAXで頂いた。
追加の注文内容と共に文章が書き添えられていた。


お忙しいところ申し訳ございません。
春彼岸塔婆の申し込みが予想以上に多く、出来る限り早い日の納品をお願いします。
いつもご無理をおかけして申し訳ありません。


ご無理をおかけして申し訳ありませんだなんて、いえいえ、とんでもないです。
お心遣い感謝致します。
春彼岸塔婆の申し込みが予想以上に多いという事は素晴らしい事だと思います。
だから謝らないで下さいね。




遠藤産業ホームページはこちら


                     
記事検索
livedoor 天気
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ