職人ブログ

塔婆製造・販売の(有)遠藤産業のブログです。塔婆職人という仕事を通じて 日々感じた事や気付いた事を書き綴っています。

6月を振り返る

気付けば6月最終日。
久々のブログ更新である。
7月盆を間近に控え、お陰様で今月もたくさんの御注文を戴いた。
大変有難い事である。


6月上旬の事。
材料の搬入の際、材料業者さんの手違いで、3尺塔婆の材料(74mm幅)が搬入されないというトラブルが発生した。


厳密に言えば、74mm幅ではなく、60mm幅の材料が搬入されてしまった。
繁忙期において、材料が不足するという事は致命的であるが、起きてしまったトラブルに対して、ああだこうだ言った所で状況が変わる訳ではない。


材料業者さんには、再発防止を徹底するようにお願いし、早急に正規の幅の材料を手配してもらうことにした。


幸い、次回搬入までの間、3尺塔婆(74mm幅)は在庫分で何とか補う事が出来たし、誤って搬入された60mm幅の材料も、お客さんからの追加注文等で結局必要になったりと、最終的にはオールオッケーに事が進んだ。


状況に振り回されて、パニックに陥っていたら、また違う展開になったかも知れないね。


8月のお盆まで、残り1カ月半。
とにかく怪我には注意して仕事に励みたい。



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木札の印刷

おるお寺さんから、木札の印刷の御依頼があった。
今までは一枚一枚、御住職が手書きしていたのだが、諸事情で印刷に切り替えたいとの事だった。


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こちらが今まで御住職が手書きしていた木札である。
長さ150mm程の木札に、文字がびっしりと書かれている。


細かい文字の印刷の場合、二度刷りすると文字が太くなって潰れてしまう可能性がある為、いつも以上に注意をしながら印刷作業をおこなった。


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こちらが今回印刷した木札である。
無事に作業終了。







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角札の製作依頼

先日、お客さんから角札(長方形の木札)の製作依頼があった。
通常の角札なら何の問題もないが、今回は案件は、焼き印を押して欲しいとの事だった。


今まで焼き印をやった事がないので、お断りしようかとも思った。
しかし、せっかくの御依頼を何のアクションも起こさずに早々にお断りするのも、流れを遮るようで気が引けたので、少しだけお時間を頂く事にした。


色々調べてみると、簡易型の焼き印キットも販売されているが、簡易型の場合、温度が一定にならずに、焼きムラが出来たり、逆に高温過ぎて焦げが生じる事もあるそうだ。


色々なつてを頼り、最終的に焼き印の出来る業者さんが見つかり、この度、無事に納品の運びとなった。


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今回製作した角札(片面に焼き印)
大人の事情で一部分しかお見せ出来ないが、焼き印も綺麗に仕上がった。


未体験の仕事は一見面倒にも思えるが、知識や仕事の幅が増え、良い刺激になる。
今回の御依頼を断らなくて本当に良かった。







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追われていました

久々のブログ更新である。
先月は春の彼岸があった訳だが、振り返ってみると、ここ数年間の中で一番忙しい3月だった。
本当に有難い事である。


3月中旬は短納期の御注文が重なり、なかなかスリリングな展開になった。
『仕事は追われるんじゃなくて、追うものだ。』
プロフェッショナルはそんな言葉を言いそうだが、自分の場合は相当追われていた。
いや、むしろ追い込まれていた。


途中から納期の事を意識しないで、目の前の作業をやっている自分を、淡々と後ろから眺めているような感覚で仕事をするように切り替えた。


何はともあれ、無事に3月を乗り切る事が出来てホッとしている。
仕事も一段落ついた所で、今月頭から作業場の増築工事を、大工さんにやって頂いている。
より効率よく、そして快適に仕事が出来そうだ。
完成が待ち遠しい。






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2月を終えて

早いもので2月も今日で終了。
塔婆業界は通常、1月と2月上旬にかけて閑散期であるが、今期は有り難いことに塔婆以外の御注文(木札、御摩木など)を数多くいただき、お陰様で仕事が途切れることがなかった。


2月中旬から、春の彼岸に向けての御注文も入り始めているので、良い流れで3月を迎えられそうである。


製造業ゆえ、仕事が忙しいという事は、それに比例して材料代等、諸々の支払いも多くなる。
以前なら、翌月支払いの請求書を見て、『こんなに支払いがあるのか・・・。』と一瞬よろめきそうになっていたが、最近考え方を変えた。


商売においては、人と人の間を通過していく感謝がお金の正体である。
何かに書いてあった言葉だ。


弊社に置き換えてみれば、お客様に製品を納め、代金をいただき、関連業者さんに支払うべきものを支払う。
捉えようによっては、会社はパイプと言える。


個人のエゴで物事を考えると、なるべく支払いを遅くしたいとか、出来れば支払いたくないという邪念が浮かびがちだが、全体として見れば、それをすることでパイプが詰まって、流れは滞り、おかしな事になってしまう。


材料代を数社に対して踏み倒そうとして、いざ材料が必要な時に、どこの会社も売ってくれなくなったという同業他社の話を聞いたことがある。


あなたが獲得を目的とすれば、自分の手だけに収まるものしか掴むことができないが、あなたが獲得を目的とせずに活動するならば、多くの手が掴んでくれる。


これも何かに書いてあった言葉である。
お金の正体が人と人の間を通過していく感謝である以上、やはりお金は回してナンボだと、つくづく思うし、どうせ支払うなら感謝を込めて支払いたいものだ。





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