ふと、葬式と結婚式の違いについて考えてみました。



結婚式は当事者(新郎・新婦)が出席してもらいたい人達を選べる。
お世話になった恩師、先輩、同僚、友人、そして親族などなど。
一方、葬式の場合は当事者(故人)は、この世にいないのだから
出席してもらいたい人を選べないって事になる。
言い換えれば、どんなに故人と親しい人であっても、親族から訃報の連絡が来ない限り、その人は葬儀に列席出来ないって事。



僕の祖母が亡くなった時の話だ。
祖母は入院先の病院で家族に見守られながら息をひきとった。
祖母の葬儀には、祖母と縁の深い方々がたくさんお見えになった。
その時、ある人が言った。
『どうして臨終の時に呼んでくれなかったの?』
この人は、僕の祖母の事を姉のように慕っていたそうだ。



最近では、隣近所という言葉もすっかり聞かなくなり
人間同士の関わりあいが希薄になっている感じがする。
それは家族間にも言えるのではないだろうか。
先日、とあるラジオ番組から
『父が死に 遺産を子供で分けてはみたが 母を引き取る者はなし』
という川柳みたいなものが聞こえてきた。
なんとも悲しい人間模様・・・。



話を元に戻しましょう。
ここ近年、葬儀の形式が変わりつつある。
変化する事は時代の流れの常であり、僕は否定するつもりもない。
ただ、葬儀とは故人とのお別れの儀式であると同時に
故人への感謝を念を表す儀式でもあると思う。
つまり遺族が主役ではなく、故人が主役
親族のみならず故人と縁の深い人達が集まり、故人を偲ぶ。
もし霊魂というものがあるならば、そうした方が故人も喜ぶんじゃなかろうか?
それが本当の弔いなんじゃないかと、僕個人は思う。



僕が死ぬのは、まだまだずっと先の話(そうでないと困りますが・・・。)だけど、僕の葬式は家族はもちろん、多くのお世話になった方々や仲のいい友人達に見守られながらパ~ッと辛気臭くない葬儀をやりたい。



葬祭業者の広告等で、事前相談の文字を目にする機会が増えた。
家族が亡くなりドタバタしている時に、良い葬儀業者を探している余裕はない。
費用やサービス内容等、事前に相談する事は良い事だと思う。
その中で、万一の際に列席してもらいたい人のリストみたいな物があったら、葬儀の際、家族も誰に連絡したらいいか分かりやすいと思うんだけどなー。



まだ死んでもいないのにリストなんか書けるか!
・・・とか言う人もいると思うけど、いつか必ずやって来る自分や家族の死を、きちんと意識しておく事も大切な事だと思う。
そうすれば、もっと自分や家族が今生きている事に感謝出来る。
葬儀と言うと忌み嫌われるイメージが強いけど、数年先には『死』というイメージ自体、おそらくガラッと変わるんじゃないかな。






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