本日はお世話になっている製材業者さんに、間伐材(ヒノキ)を受け取りに行ってきました。
来週、3尺と5尺の間伐材塔婆を加工します。



ご注文を頂いたお寺さんは、昨年の秋から通常の白木の塔婆から間伐材塔婆にお切り替えになりました。
そしてこの度、施餓鬼用の塔婆も間伐材をお使いになるとの事。



間伐材は成長途中で間引きされた木なので、木自体が細くて、節も多というのが欠点です。
その為、現在ほとんどの寺院様がお使いになっている白木の塔婆に比べて、正直見栄えが悪い。



では、なぜ敢えてこのお寺さんは間伐材塔婆をお使いになるのか?
それは『地元の山を育てたい』という意識が根底にあります。
現在流通している塔婆の80%が外国の木で製造されているそうです。
日本の林業は木造住宅や木製品の減少などにより、仕事が激減し、その反動で手入れされていない山は荒廃しつつあります。
そういった現実を目にして、何か少しでも地元の山や自然、そして林業に貢献できないかという事で、間伐材塔婆をお使いになられたのです。



その意識は造り手である僕達も一緒です。
塔婆という木製品に携わっていく中で、ただ造る事に専念するだけでなく、自然を守ったり、山を育てるという事にも意識を向けなければなりません。



まだまだ間伐材塔婆の需要は少ないのが現状です。
先述のお寺さん曰く、塔婆は立てる事に意味があり、拝む気持ちが一番大切。』
そう言われてみれば、その通りですね。
完全に無地の木を使用しなければならないという決まりも無い訳ですから、年間にお使いになる本数のうちの何割かを間伐材に切り替えてみるのも立派な社会貢献に繋がると思います。
(もちろん、檀家さんのご意見もしっかり伺う事が大前提です。)




間伐材塔婆をお使いになるお寺さんも、それを造る僕達も、他のお寺が使ってるからとか、他の業者が造ってるから、という安直な発想から行動するのではなく、山を育てよう』といった意識をベースとして、こういう活動も末永く続けていけたらと思います。
その方が絶対途中でブレたりしませんし。





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