やんま まのblog(仮)

2010年10月

Separate+の各プラグインで、ICCプロファイルの選択ボタンをクリックすると選択ダイアログが表示されます。

profile_selection_dialog_old

過去に選択されたプロファイルの履歴がある場合や、選択可能なプロファイルの数が少ない場合はダイアログの代わりにポップアップメニューが表示されます。ポップアップメニューに「他のプロファイルを選択...」または「ダイアログを表示...」の項目があればそちらからダイアログを表示させることができます。

他のアプリケーションではドロップダウンリストで選択するようになっていることが多いのですが、アプリケーションやドライバ類をインストールしていくと、バンドルされているプロファイルが一緒にインストールされてドロップダウンリストが縦に長くなっていってしまうのが個人的に受け入れがたいので、ダイアログ上のリストから選択できるようにしてあるのです。

初期状態ではリストの順は過去の選択履歴順になっていて、履歴にないプロファイルは検索して見つかった順で現れます。もちろん、リストのヘッダ部分をクリックして、並べ替えすることも可能です。

プロファイルのリストは既定の場所にあるプロファイルを検索して作成されますが、ほかの場所にあるプロファイルを指定するにはファイル名(Path)の欄にプロファイルのフルパスを記入するか、同欄またはダイアログを表示する前のプロファイル選択ボタンにプロファイルのアイコンをドロップしてください。

さて、Separate+ 0.5.8ではこのダイアログのデザインが変更され、リスト上で選択されたプロファイルの情報を表示する場所が設けられました。

profile_selection_dialog_rgb

CMYKの出力プロファイルはTACの概算値を確認できます(バージョン2以降のLittle CMSが必要)。

profile_selection_dialog_cmyk_output

リストからクラスの項目がなくなりましたが、代わりにクラスを表すアイコンの列で並べ替えできるようになっています。

Mac OS XではColorSyncユーティリティーで画像を開くと、カラースペース変換をはじめとするさまざまな操作を行うことができます。これを利用してRGB画像をCMYKに分解することができるのですが、あまり知られていないようです。そもそもColorSyncユーティリティーで画像を開くという発想に至らないのかもしれません。

さて、そちらの解説をしてもひねりが無いので、ここではsipsで変換する場合の説明をしましょう。こちらはCUIなのでシェルスクリプトなどを利用してバッチ処理を行うのに便利です(AppleScriptやAutometorを使えばsipsでなくともバッチ処理させることはできますけどね)。

早速ですが使用例を。

$ sips -E AdobeRGB1998.icc -M JapanColor2001Coated.icc relative RGB.tif --out CMYK.tif

まず-Eオプションを使って、元画像に埋め込みプロファイルがなければ指定のプロファイルを埋め込みます。次に-Mオプションでレンダリングインテントと一緒に指定のプロファイルを使ってカラースペース変換を行います。--outオプションで変換結果を保存するファイル名を指定していますが、これを省略すると元画像に上書きとなりますのでご注意を。

変換後の画像からプロファイルを削除したい場合は、-dオプションを使います。できれば変換と一緒にやってしまいたいところですが、うまくいかないようです。

$ sips -d profile CMYK.tif

CMYKToolはCMYK画像にまつわるあると役に立つかもしれない機能をまとめたユーティリティーです。オリジナルのSeparateプラグインを制作したAlastair M. Robinson氏が開発を行っています。ここではバージョン0.1.4をWindowsで使用し、RGB画像をCMYKに変換してみましょう。

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