最近、「色彩ヘルパー」というiOS用のAppが話題になっているようです。

「色彩ヘルパー」の主な狙いは言葉による色のコミュニケーションを支援することです。作者のサイトをご覧いただければわかりますが、以下の指摘は作者の意図が伝わっているのだろうと考えられます。

ここまで紹介したツイートはAppの機能・特徴がきちんとわかるような内容でしたが、その辺がちょっと怪しい以下のようなツイートも見られます。

確かに色彩ヘルパーを使うとCMYKの値が出てきますが、これはあくまで色彩ヘルパーに内蔵されている色名のデータベースに紐付けられた値ですので、写真や画像から拾ったRGB値を直接的に変換して求められているものではないことを理解して使用しなければなりません。

写真補正の目標値やイラスト作成時の描画色を決めるような用途であれば、他のツールを探した方がよいでしょう。例えば、拙作のカラまねで「色の校正」をオンにすると、シミュレーション対象のCMYK値を表示することができますし、OS XにプリインストールされているColorSyncユーティリティには汎用のカラー計算(変換)ツールが用意されています。これらはPhotoshopなどと同じ仕組みで変換してくれますので、実作業への親和性にも優れているといえるでしょう。

そうは言っても、iPhoneで使えるからいいのに!となるとPC用のツールをお勧めするのは野暮な話です。今のところ、「使える」ことを確認済みのAppを紹介できる状態ではありませんが、見つかり次第記事を掲載したいと思います。