やんま まのblog(仮)

2014年04月

ICCCalcWPF_icon

ICCプロファイルによるカラー値の計算(変換)ができるツールICCCalcWPF(仮称)がバージョン2.0に到達しました。以前の記事で述べたように、元々はCMYK値からLab値を求めたいという話を受けて最低限の機能でスタートしましたが、今回のアップデートではついに変換元も変換先も自由にプロファイルを選択して任意のカラースペース同士で変換することができるようになりました。

自由にプロファイルを組み合わせて変換できるということは、ICCプロファイルを用いたカラーマネジメントの仕組みやアプリケーションの振る舞いを理解するのにも役立ちます。自分がそれらを学ぶ際には、色々なプロファイルやカラーサンプルを用意して変換結果を見てみたり、アプリケーションの表示や処理結果がどのような変換を経て得られたものかを検証したりといったことを繰り返し行って理解を深めていきました。ICCCalcWPFなら次々にプロファイルやカラー値を変えて変換を試行できるので学習がはかどるのではないでしょうか。

今カラーマネジメントについて学んでいる、あるいはこれから学ぶ予定の方は、以前紹介した解説書と併せてICCCalcWPF(MacユーザーならColorSyncユーティリティーの「計算機」)を活用していただければと思います。

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今回のアップデートでは変換元と変換先の関係が目視で確認しやすくなるよう、三角マークを追加しました。変換の方向が切り替わるとこの三角マークの向きも変化します。また、このマークをクリックすることでも変換の方向を切り替えることができるようになっています。

あと、カラープレビューが実際にどんなRGB値で表示されているのかを、いちいちスクリーンショット撮らなくても確認できるようにツールチップを仕込んでおきました。自分がユーザーだったら「こいつ解っているな」とニヤニヤする機能だったりしますがいかがでしょうか。

ダウンロードは以下のリンクから。

先日の記事で紹介したカラー計算機ツールICCCalcWPFがバージョン1.5にアップデートしました。

ICCCalcWPF_2014-4-4

主な改良点は

  • RGBと6 color(CMYKOGなど)プロファイルに対応
  • ウインドウ右側にカラープレビューを追加
  • BPC(黒点の補正)オンオフのチェックボックスを追加

といったところです。PhotoshpではCS4あたりから6 colorプロファイルを使った分解ができるようになりましたが、マルチチャンネル扱いとなるためRGBやCMYKのように任意の値を指定したりカラープレビューを表示するのには向きませんでした。プロファイルをチェックしてみたい、特性を評価したいという向きにはそれなりに楽しめるのではないでしょうか。

もちろん、ICCプロファイルを使用したカラースペース変換について学ぶ副教材としても役に立つかと思われますので、これから勉強しようという方もどうぞ。

ダウンロードは以下のリンクから。

今後の予定については、現在Lab固定となっている側もプロファイルを指定してRGB↔CMYKとかRGB↔RGBなどの変換もできるようにする方向で検討しています。あと、いつどのように盛り込むかは未定ですが、プロファイルの情報を詳しく確認できるようにすることも検討中です。以下は現在実現可能性のあるものを試験的に実装したスクリーンショットです(実際このようなレイアウトになるとは限りません)。

ICCCalcWPF_wip

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