ICCCalcWPFはWindows用の、ICCプロファイルを用いたカラー計算機・変換器です。

ICCCalcWPF_fig1

こちらのスクリーンショットは

sRGBの (0, 255, 0) をAdobe RGBに変換すると (144, 255, 60) である

別の言い方をすると、

sRGBの (0, 255, 0) と(ほぼ)同じカラーを表すAdobe RGBの値は (144, 255, 60) である

ということを示しています。

ICCCalcWPF_fig2

第2カラー(下段 = Adobe RGB)のRを0にスライドさせると中央の矢印が反転して変換元と変換先が入れ替わったことを示します。結果、Adobe RGBの (0, 255, 60) に相当するsRGBの値が (0, 255, 1) であるとわかりました。

……しかし、待ってください。右のプレビューを見ると、確かに同じカラーになっているようですが、本当なのでしょうか?先ほどsRGBの (0, 255, 0) をAdobe RGBに変換して (144, 255, 60) という値を得たのですから、Bが1増えただけの値になるというのはやや違和感があります。ここはきちんと確認する必要があるでしょう。

ICCCalcWPF_fig3

吹き出しマークの付いた縦長のボタンをクリックすると、メインウインドウの右側にカラー情報ウインドウが現れます。上半分はxy色度図という「色の地図」の一種で、ここにで第1カラー(上段 = sRGB)の、で第2カラーの位置が示されています。また、sRGB、Adobe RGBで表現可能なカラーの範囲が破線で示されています。もうお分かりかと思いますが、sRGBの (0, 255, 1) とAdobe RGBの (0, 255, 60) は同じカラーではありません。プレビューが同じに表示されてしまっているのは、たまたま使用していたモニタの性能がsRGB並みかそれより劣っていたため、同じカラーでしか表現できなかったのです。

主な特長

  • ICCプロファイルを使用したカラー変換
  • 以下のカラースペースに対応
    • RGB
    • CMYK
    • 6color(Hexachrome、DIC Six Color Systemなど)
    • CIE L*a*b*(D50)
  • 1クリックで逆変換を実行
  • カラー情報ウインドウ
    • xy色度図上に2つのカラーをプロット
    • Lab値、xyY値の表示
    • 色差(CIE1976、1994、2000)の表示
  • 無変換モードにより任意の2カラーを比較、色差の計算が可能

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