2006年05月

2006年05月30日

歴史の生き証人と一緒にBMWでレース?

e4b5ab35.JPG みなさん、先週末に私は素晴らしい体験をしてきました。場所は、九州オートポリスで、全日本ロードレースが開催されていたのですが。そこで日本のレースの歴史を作ってきたヒーローたちと一緒に走ることができたのです。まだ興奮しています。
 この写真のお二人が誰だか分かりますか? 私の左手は、60年代にスズキで世界GPを走り、数々の勝利を収め、その後マツダと契約して高橋国光、北野 元、長谷見さんや星野さんの目標となった、片山義美さんで、右手は70年代のヤマハを代表し、「世界の金谷」といわれた金谷秀夫さんです。今回は、このお二人のほかにも、カワサキといえばテストライダー上がりのこの人を上げないわけには行かない清原明彦さん、同じ70年代から80年代にヤマハで大活躍した軽量級のマジシャン、毛利良一さん、お馴染み平忠彦さんと、まだ現役の水谷勝さん、鈴鹿8耐やマーシャルライダーでも有名だった千石清一さん、私の所属していたクラブ「フライングドルフィン」の先輩というか親分でもあった根本健さん、などなど恐ろしい顔ぶれのライダーがBMW R1200Sに乗って、デモンストレーション・レースをやってしまいました。驚くべきは、ほぼ40年ぶりにバイクで走ったという片山さんや、それに近い金谷さん、毛利ちゃんらが、そんなことは全く感じさせない、素晴らしい走りを見せてくれたことです。
 しかも、後から見ていると、その走るスタイルが現役時代に私が写真やサーキットのコース脇で見ていた当時のリーンウイズだったり、スムーズさだったりして、さらに驚かされました。そして、走り終わってヘルメットを脱いだとき、全員が素晴らしい笑顔と、「いやぁ、楽しかった、ありがとう」とお互いに握手をしたり、肩を抱き合ったりしていたことでした。この感動は、私だけが取っておくにはもったいないと思い、皆さんにお知らせすることにしました。こんな機会を与えていただいたフリーマンの前田社長、そして参加していただいた、スーパー・ヒーローの皆さんに感謝したいと思います。

yamyamj at 13:46|PermalinkComments(0)

2006年05月22日

これは美味いぞ、の巻

50684027.JPG 先週は、イタリアから帰国した翌日から岡山での「ふれあいラリー」に行き、今週は岐阜県「ひるが野高原ラリー」に行ってきました。
 私の場合は、いつも中央高速の国立インターから高速を走り、伊那インターを降りて権平峠を通って国道19号から、集合場所の開田高原のアイスクリーム工房まで行くんです。昨年は、この権平峠が大雨による通行止めで、仕方なく諏訪で降りて19号をてくてく行きました。長かった。
 ところが今年は、伊那インターを降りて権平峠方面に行くと、権平トンネルができたことを知らせる「19号木曾方面」の標識ができていました。それに従って進むと、とても立派なトンネルができていて、あっという間に国道19号に出てしまいました。
 私はここ何年か、この開田高原に行くときは、たいてい、19号線沿いの道の駅「木曽駒高原」に立ち寄ります。それは、ここに出店している「山栗」を買うことと、時間調整のためです。ここの栗は、へーっと驚くほど甘く、おいしいのです。もし国道19号線を走ることがあったら、ちょっと寄って食べてみてください。ちなみに私は、この栗を売っているおやじとは、なんの関係もありませんので、私に聞いたといっても、割引にはなりませんので、ご注意ください。

yamyamj at 23:50|PermalinkComments(0)

2006年05月09日

ヤマハFJR1300ASクラッチ操作不要

8456d041.JPG 先先週末、私はスペインでヤマハが欧州向けに新しく発売するクラッチレバーのないFJR1300ASに乗ってきました。
 クラッチレバーがない、というとスクーターを想像しますが、FJR1300ASはまったく異なります。ギアはちゃんと普通のバイクのように5速あり、自分の足か手(指)で操作しないとギア位置は変わりません。つまり、クラッチ操作をバイクのほうで電子制御でやってくれるというシステムです。FJRそのものがBMW R1200RTあるいは今回発売になったK1200GTのライバルですから、興味深々で乗りました。
 これがまた最高に楽しいテストになりました。なにしろ、発進停止のときにクラッチ操作が必要なく、発進のときライダーはギアを入れてスロットルを開けるだけでスルスルと走り出し、止まるときもニュートラルに入れる必要なく、きちんとクラッチが切れてくれます。初めてバイクに乗るとき、もっとも難しいのがこの発進の際の半クラッチ操作で、その慣れるための練習の必要がないのは、とても安心ですよね。
 バイクに乗りなれた人にとっても、クラッチレバーとその操作ががないのが、最初違和感があるかもしれませんが、これはすぐ慣れてしまいます。なにしろ、シフト操作はちゃんとやる必要があって、これがとても新鮮でメチャ楽なんです。足でやる操作は、その感覚やタッチが通常のバイクと同じような重さに設定してあるので、まるで違和感はありません。左の指でやる操作、人差し指でシフトアップ、親指でダウンの操作も、軽いタッチでとてもやり易いものです。
 シフトアップのときは普通スロットルを一瞬戻してエンジン回転を合わせますが、こいつはその必要がありません。バイク側で絶妙な半クラッチ操作をしてくれて、なんのショックもありません。シフトダウンのときは、ライダーがスロットルをちょいと開けてエンジン回転を合わせる必要がありますが、それも完全に合わせなくても同じようにやってくれます。もちろん、シフトダウンすれば、エンジンブレーキが掛かりますから、コーナーへの進入もなんの違和感もありません。ホイールベースがやや伸ばされて、安定性もより向上。ブレーキも、BMWに似たABS付きパーシャリーインテグラルシステム(FJRは、前は前だけ、後は最初後ろだけで、さらに踏んでいくと前も効き始める)を採用しています。電動ウインドスクリーンやグリップヒーター、パニアケースなどの装備も、なかなかよくできています。
 クラッチレバーのないFJRに乗ってしまうと、これからはこれが普通になっていくと、私は確信しました。

yamyamj at 16:52|PermalinkComments(0)

2006年05月06日

BMW K1200GT

fd5318f9.JPG今私は、ある取材でイタリア・モンツアに来ています。連休中だというのに、先週はスペインでヤマハFJR1300ASのテストで、今週はSBKの取材とタイヤのテストです。FJRについては、次回ご紹介しますが、今回は先日乗ってきたBMW K1200GTについて書きたいと思います。
もうすでにご存知の方も多いと思いますが、K1200GTは横置きクランクシャフト並列4気筒の新型Kシリーズのニューモデルです。エンジンや車体、サスペンションなどは基本的にK1200SやRと同じですが、ツアラーとしての資質を高めるための装備がわんさと投入されています。
出力は、K-Sの172psから151psに抑えられ、よりフラットで扱いやすい特性とされています。それは乗ればすぐ体感できるほどうまく調教されていて、素晴らしく扱いやすくなっていました。この出力はいみじくもライバルのヤマハFJR1300と同じで、そのパフォーマンスもとてもよく似ています。低中速域での滑らかさと、スムーズさはSからの進化というか性格の違いが明確。それでいて、スロットルを開ければ、楽に240km/hクルージングが可能です。クラッチが少し軽くなりました。
ハンドリングも秀逸で、直進時のビターッとした安定性からは考えられないほど軽快で、まるでスポーツバイクのような走りができてしまいます。
当然ウインドプロテクションは、素晴らしく、私の身長だとシールドをちょっと上げれば、相当なハイスピードでも風圧はかからず、身体はリラックスしたまま、いくらでも走れます。オプションのESAも、GT用にセッティングされていて、快適この上なしです。日本の環境では、Sより使える範囲がぐんと広い、なんてね。

yamyamj at 15:14|PermalinkComments(0)