2006年07月

2006年07月26日

ピンチ! 私のETC

082ad3c7.JPG 私はこれから鈴鹿に向かいます。もちろん、鈴鹿8耐のためです。帰ってきたら、すぐに白馬でのBMWバイカーミーティングがあります。鈴鹿へは、今回はバイクではなく車で出かけます。あまりに荷物が多いためです。私の場合、できるだけ、というか可能ならほとんどバイクで出かけます。愛車のBMW R1200GSも絶好調ですし。しかも、私は首都圏のETCモニターになっていますので、とても快適だからです。
 ところが、それが快適ではなく、危険になったりすることがあり、戦々恐々としていました。それは、あるとき東名高速で、川崎インターから大井松田まで行こうとして、川崎インターのETCレーンにゆっくり入っていきました。もちろん、その手前でモニターが青ランプであることを確認していました。ところがところが、なんとバーの間近になってもバーが開きません。なんでだよ、と停車すると、どこかのスピーカーから「行けー、早く!」とかなんか怒鳴っているのがかすかに聞こえます。そして、バックミラーを見ると、デカイダンプがドーッと迫ってきます。プワァーン! とホーンまで鳴らして、えらい勢いでゲートに入ってくるのです。私は、慌ててクラッチをつないで、バーの間をすり抜けてすぐ左に停車しました。もう少し確認が遅れていれば、ダンプカーに跳ねられていたかもしれません。なにしろ、そこからだといくらブレーキを掛けても絶対止まれないスピードだったからです。
 いくら待っても係員は来ません。待ち合わせの時間が決まっていますから、仕方なくスタートしました。そして、大井松田のゲートの係員のおじさんに訳を話して、ETCカードで精算しましたが、ドキドキです。
 その後、すぐETCを取り付けてもらったディーラーに行き、その現象を告げました。すると、私のETCが誤作動し始めたのが、たまたま行った別のディーラーさんで、たまたま初期型R1200GSに適応されるコンピューターソフトの書き換えをしてもらってからだったんです。そして、いろいろ聞いていくと、その新しいソフトでは、ある一定以下の電流しか流れていないところには、無駄な電流が流れないように、電気の流れをカットしてしまうということが分かりました。たとえば、電源ソケットからETCの電源を取っていたとします。すると。以前のソフトのままであれば、なんの問題もなかったのですが、その新しいソフトでは、ETCは電源を入れた(メインスイッチをオン)ときは、きちんと電気が流れますから、認証してくれます。ところが走り出したりすると、ETCには微弱な電流しか必要ありませんから、コンピューターはそれが必要ない電気、あるいは漏電と判断してしまうのか、電気の流れをストップして消費電力をできるだけ少なくしようとするらしいのです。私は最初、電源付近のコードが切れ掛かっていたりしたのかと思っていたのですが、新しいR1200GSのコンピューターのほうが賢かったのです。ちょっと行き過ぎですが。というのも、同じ電源ソケットからたとえば無線などの電源を取っていて、電源をオンにしていれば、ちゃんと電流の流れが認められ、ETCもなんの問題もなく動いてくれていたのです。もし、私と同じ初期型R1200GSに乗っていて、ディーラーさんにはまめに行き、必要なソフトの書き換えやサービスキャンペーンなどをきちんと行っているユーザーで、ETCの電源をサービスソケットから取っている人は、すぐに電源を取るところを変更しておきましょう。老婆心ながら。

yamyamj at 20:59|PermalinkComments(0)

2006年07月20日

えっ、貴方がオーナー??!

de57b7c0.JPG 先週末、ラッキーなことに雨の合間に九州に行ってきました。別府湾のリゾートでのラリーがあったのですが、そこに行くまでに、当然いつものように阿蘇山周辺の広域農道を走り回りました。そして、いつも休憩するアイスクリーム屋さんでおいしいアイスクリーム山盛りのコーヒーフロートを楽しんでいたとき、いやに低い排気音のバイクがやってきて、止まりました。まあ、旧車だろうとは想像できましたが、なんとそれがピカピカにレストアされたビンセントと、カフェレーサー風にうまくまとめられたトライアンフでした。
 そして、もっと驚かされたのが、その2台に乗ってきたのが、写真のように若い(おそらく20代)の若者だったということです。彼らになんでまたこんなバイクに乗っているの? と聞くと、「いろんなバイク雑誌を見ていくうちにたどり着いちゃったんですよ」とこともなげに答えてくれた。けして安くないどころか、貴重で高価なバイクに平然と乗る彼らに私は拍手を送る。

yamyamj at 20:14|PermalinkComments(0)

2006年07月03日

BMWチーム8耐テスト

467eef0f.JPG 私は今日、鈴鹿サーキットに来ています。今日から7月末に開催される真夏の祭典「鈴鹿8時間耐久レース」の参加チームによる合同テストが行われるからです。2日間は全チームで、つぎの2日間がホンダ/ヤマハの貸切テストなんです。
 そこに、我らがBMWチーム「Tras&PIAA Racing」も参加しています。先日の「鈴鹿300km」で、見事クラス優勝して、本番である鈴鹿8耐に向けて、意気揚々と乗り込んできています。マシンであるK1200R「パワーカップ仕様」は、まだまだきちんとしたセッティングまでできていませんでしたから、このテストで300kmで出た問題点を改善してポテンシャルを高めようというものです。ワークスチームや有力チームと比較すると、いかにものんびりしているように見えますが、資金も物量も限られた中でのことですから、これも仕方ありません。
 そして彼らの努力は、ちゃんとタイムにも現われました。300kmでの問題点は多々あったようですが、その中で高回転時のピーキーなパワー特性がライダーにとっては乗りにくさにつながり、唐突に滑り出してコントロールが難しかったようでした。そこで、エアボックスを改良したりして、吸入空気のボリュームや流れをコントロールしてきました。
 その効果は著しく、テスト初日の今日の午前中の1回目の走行で、エースの戸田選手が乗って、確認のために軽く流して2分18秒台をマークしていました。このタイムだけ見れば、トップチームの2分10秒台から見れば、大したことありません。しかし、これならこのまま煮詰めていけば、「16秒台が見えてきた」と戸田君もいっており、昨年までとは違うレースが見られることが期待できます。ただ、これを書いている午後、雨が強く振り出し、ほとんどのチームは走っていません。つまり今日は、これ以上の進展はちょっと無理でしょう、という状況です。でも、彼らには、さらに進化が期待できるニューパーツがあるらしく(私はそれを見てしまいましたが、まだいえません、ごめん)、明日のテストが楽しみです。
 写真は、ペアライダーのユニゾンテックの斉藤君(もちろん、BMWライダートレーニングのインストラクターとして、私と共に頑張っている彼です)と、Tマシン(スペアバイク)でこれから走り出そうというところ。

yamyamj at 16:14|PermalinkComments(0)

2006年07月02日

BMW R1200S

8669fb29.JPG つい先日、某誌のテストで、R1200SとR1200STを連ねて蓼科のビーナスラインを走ってきました。予算と時間の都合で、東京から日帰りということで、4:30起きというスケジュールでした。なにしろ、梅雨のまんまん中ですから、とにかく雨が降らないうちに取材と撮影を済ましてしまおうという魂胆だからです。
 私は、R1200Sには、約2ヶ月前に冨士スピードウェイで走らせていますから、初対面ではありません。でも、そのときはサーキットでの走行だけでしたから、一般公道でどうなのかは、未知でした。なにしろ、私が長く愛用していたR1100Sより軽くて、ずっとパワフルですから、期待はいやが上にも盛り上がります。
 1100よりハンドルバーが低く、シートも高い1200Sは、市街地を転がしている程度では、あまり楽しくありません。高速道路でのクルージングでも、ウインドプロテクションが削られていて、風圧はもろに受けます。夏はいいですが、雨の日や冬は、少なくても私の乗っていた1100Sには敵いません。
 また、タンデム用シートは、お世辞にも快適とはいえず、私が以前から非難している日本製スーパースポーツの1マイル・シートです。さらに、タンデムライダーが頼りたいグラブバーもありません。これなら、いさぎよくシングルシート(タンデムは不可)としてくれたほうがすっきりします。
 目的地であるビーナスラインでの走りは、さすがというかそれ以上に楽しめました。軽快と感じるR1200STですら、もっさりしているな、と感じさせるほどシャープな走りを満喫することができました。天気もそんな私たちの気持ちを察して、梅雨とは思えないほどの好天気で、新緑の緑と、抜けるような青空が広がっていました。インプレッションは、後日発売の某誌をお読みいただければと思いますが、BMWの思い切ったバイク作りと、その情熱には脱帽です。

yamyamj at 01:23|PermalinkComments(0)