2007年03月

2007年03月31日

乗ってみましたG650シリーズ! 硬派

63630453.JPG 気になっていたBMWのニューモデルG650シリーズに乗ってみました。プレス発表は、新木場のオシャレなスタジオで夕方から開催され、ファースト部長の熱いトークでスタート。試乗は夜のお台場という、これまでにないプレス試乗会でした。もちろんそれだけでは分かりませんから、G650シリーズ3台を借りて、翌日箱根、伊豆周辺を走り回りました。そして、私が感じたのは、BMWがこれまで以上に既存のBMWのイメージを払拭しようとしている、ということでした。
 エンジンは、これまでのF650で使われていたロータックス社製水冷DOHCシングルなのですが、クランクマスを軽くしたり、インジェクションのマッピングを見直すことで、素晴らしいレスポンスとガッツを手に入れています。そのハイチューンのビッグシングルらしい弾けるようなレスポンスと、それでいてスロットルのオンオフでのギクシャク感のないしつけのよさは見事で、久々にスロットルを必要以上に開けたり閉めたりしたくなる、目の覚めるような元気よさにあふれています。
 3機種共に、エンジン、車体は共通ですが、前後サスペンション、前後ホイール/タイヤサイズ、そして外装を変えることで、それぞれ独自のモデルに仕上げています。ただ、難点はそのシート高の高さでしょう。なんでまたこんなに高くしちゃうの、というくらい高くて、オフに特化したXチャレンジは、標準930mmもあり、あの冗談じゃないと思っていたHP2より高く感じるほど。モタード系のXmotoでも920mm、もっとも大人しいXcountryですら870mmもありますから、BMWも相当割り切った造りをしてきています。
 3モデル共に、乾燥重量が144〜148kgと、Fシリーズより40kg以上も軽いですから、片足のつま先さえ着けば、なんとかできます。そして、Xchallenge、Xmotoともにメチャクチャ面白いのは確かです。ここまで絞り込んじゃって、と考えていたら、現行のF650シリーズは、GSダカールを除いて継続生産で、近いうちにモデルチェンジ(Fの方向性を維持する)されるとのこと。つまり、BMWではもっとも小さい排気量となる650に、初心者でも扱いやすいFと、エキスパートさえ満足させるGの2パターンのモデルを揃えるということのようです。いやいや、すさまじいBMWのニューモデル・ラッシュ。

yamyamj at 17:11|PermalinkComments(0)

2007年03月20日

ちょっと試しています。

a305efef.JPG 皆さんは、山ほど発売されている各種添加剤について、どう考えていますか? 私は、トラブルがない範囲で、意外に色々試してきました。今回は、(株)動研がこれから発売しようとしている新製品、「ナノセラミック」のモニターに応募してみました。これは、簡単にいえば、きわめて小さく砕かれたセラミックとナノサイズのカーボンチューブを掛け合わせたもので、転がり抵抗、つまりフリクションを最小限に抑えることで、エンジンの騒音を抑えたり、パワーアップ、燃費向上を果たすという理屈です。
 エンジンオイルに対して1%という添加割合なので、私のR1200GSだとオイルフィルターを交換しても、約3,2リッターですから、35ccを入れれば、OKです。たまたま容器には、50ccほど入っていたので、残りのうち10ccをミッションにも入れてみました。
 まだ添加したばかりなので、燃費の結果は出ていません。エンジンパワーの変化もまだ報告できるものではありません。ですが、ミッションに入れたのはすぐに効果が現われました。それは20kmほど市街地を走ったのですが、その間にシフトのタッチがスムーズに変化、シフト時のショックや音も小さくなって着ました。もちろん、きちんとしたご報告は、もっと走りこんでからにしたいと思いますが、ちょっと楽しみです。

yamyamj at 23:52|PermalinkComments(0)

2007年03月16日

ミシュラン・パイロット ロード2

7415e29a.jpg 先月末になりますが、フランス・マルセーユで開催された、ミシュラン・パイロット ロード2のテストに行ってきました。
 このパイロット ロード2は、すでに日本国内でも発売されています。しかし、ミシュランは、このタイヤのポテンシャルの高さ、「ウェット路面に強く、それにもかかわらず耐磨耗性にも優れる」を体験してもらいたいと考えたようだ。
 テストは、マルセーユから西に1時間ほどのところにある、独立した民間のタイヤ専門テストコースで、約1kmのハンドリングコース、直線、ミューの異なる各種路面などを完備しています。そのなかで、我々がテストしたのは、コース全面にスプリンクラーが設置されていて、人工的にウェット路面でのテストができるハンドリングコースでした。しかも、この路面は舗装がヨーロッパでもミューの低い(つまりグリップしにくい)、スペインの山間部に似たもので、恐ろしく滑ります。
 まずは、現行のパイロット ロードを履かせたBMW R1200Rロードスターでテストライダーの後ろに付いて完熟走行。いくらウェットだからといって、ペースがやたらと遅い。ところがその理由はすぐに分かりました。とんでもなく滑る路面で、ちょっとでも寝かせようものなら、簡単にズルズルッとすべり、真っ直ぐになったからとスロットルを開ければ、リアタイヤはあっさりとホイールスピンを始めます。
 冗談じゃないよ、と思いながらもテストですから、4周。その間、MotoGPなどでも使われている2Dシステムという、あらゆるデータ(スロットル開度、エンジン回転数、バンク角、ブレーキGなどなど)が収録されます。そして、こんどはパイロット ロード2を履いた、同じBMW R1200Rで同じように4周しました。
 走り出してすぐに分かるのは、同じウェット路面なのに、こちらはより広い面積で路面を掴んでいる感触があること。そのために、ハンドリングはわずかに重くなりますが、なかなか滑りません。バンク角もわずかですが増やしても大丈夫。当然コーナリング速度も上がり、ブレーキングも強く掛けられます。さらに、直線でスロットルを開けると、ホイールスピンが始まる地点がはるかに遅くなり、スピンが始まっても、パイロット ロードのように左右に取られず、真っ直ぐ走ります。
 これだけウェット路面でのグリップに優れていながら、本来それとは反する耐磨耗性に優れる、というのがパイロット ロード2の大きな特徴です。その理由は、前後タイヤのセンター部とサイド部でコンパウンド(タイヤのトレッドゴムの硬さ)が異なる技術、2CT(2 コンパウンド テクノロジー)と、MotoGPでのウェットタイヤの技術が活かされているとのことだ。この後、一般路で約100kmのツーリングテストも行った。そして、このタイヤのドライ路面でのグリップとニュートラルなハンドリングを確認できた。
 いずれにしても、コンパウンドがソフトであれば、ウェットには強くなるが、耐磨耗性は劣るのがこれまでの常識。もちろん、その反対も同じ。だが、このパイロットロード2は、その相反する要求をどちらも高いレベルで満足させてしまったのだから、かなり凄いのである。 

yamyamj at 20:51|PermalinkComments(0)

2007年03月05日

無事直ってきました

 フランスから帰ってきて、すぐにディーラーさんに電話、私のGSがご機嫌斜めになった原因と、その修理状況を確かめました。そして、いろいろ確認していただいた結果、たしかに電気系ではありましたが、思いもかけないTPS(スロットル・ポジション・センサー)の不具合だということが判明しました。
 昔のモデルでは、TPSそのものが未熟(ほかのコンピューター機器も含めて)だったこともあり、スロットルグリップの開に合わせる必要がありましたが、今では、TPSを取り付け、スロットルを数回オンオフすると、すべてきちんとセットされるほどに進んできています。それでも、こんなトラブルは発生するということであり、まだまだ全面的に信頼できるほどの進化はしていないんだということを確認しました。
 ちょうどいいタイミングでしたから、もうぼちぼち限界にきていた(といってもオフタイヤで約7000kmはたいしたもんだ)前後タイヤを交換しました。もちろん今回もメッツェラー・カルーTのつもりでした。ところが、バイクを引取りにいってタイヤを見てビックリ、なんとかルーTよりぐんとオフ寄りだけど、ライフは短いカルーが装着されていました。私のオファーの仕方が悪かったんだと思います。すぐにオフのトレーニングがスタートします。その前に下見と打ち合わせもありますから、カルーTに交換している時間がありません。ですからそのままカルーのままでしばらくいきます。その代わり、ちょっと楽しませてもらいますよ。本格的なオフタイヤの威力を、はい。

yamyamj at 21:05|PermalinkComments(0)