2008年11月

2008年11月17日

サファリ砂漠は、優しくなかった

57216555.JPG みなさん今晩わ、
 このところ、何ヶ月も部ログの更新をできずに、申し訳ありません。もう誰も見なくなっただろう、というところで、更新します。
私は、10月末の2週間、アフリカのチュニジアに行ってきました。これは、世界中のBMW GS乗りの一番を決めるという、08 GS Trophy in Tunisiaが開催されたからです。私はラッキーなことに、ジャーナリストとして参加することができたのですが、実は、スタート地点となるイタリア・ミラノのホテルでブリーフィングに出るまで、何処でどんな形でそれを開催して、一番を決めるのか分からない、というか教えてくれない中での出発でした。
 そして、ブリーフィングで分かったのは、各国(今年は5ヶ国、アメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、日本)で選抜された3人のライダーと、ジャーナリスト3人が一つのチームとなって、チュニジアを走り抜けるというスタイルで、「これはレースではない。各国の6人だけでなく、参加する全員がチームとして、ルートを走りきる、ラリー形式だ。それには、ライディングスキルだけでなく、修理技術、チームプレーが試される。バイクを壊したり、ライダーが怪我したりすれば、それは減点の対象になる。パンクも自分で修理できるようにスペア・チューブが各バイクのテールバッグに入れてある」と、告げられた。
 翌日、ミラノからジェノバまで30台を越すBMW F800GSとランクル、そしてパリダカ用そのままのカミオン・トラックのコンボイで爆走。ジェノバからフェリーで22時間も掛かってチュニジアの首都チュニスに入り、そこからさらに500km走って、ようやく砂漠に入る。
 砂漠を走る難しさは、聞いてはいたものの、実際にその場に来ると、そのレベルは、多少オフは走れる、と甘く見ていた自分のライディングスキルがまったく役に立たない、空しさに直面することになった。写真は、なんとか走り出そうとしているところで、アクセルはほとんど開けていないのに、後輪はむなしくスピンしている。この後、ちょっとアクセルを戻すか、我慢していると、チョロチョロと走り出す。そして、ステップの上に立ち上がり、体重をリアに少し掛けると、フロントタイヤが砂の上に浮き上がり、まるで水面をミズスマシが滑るような感覚で走り出せる。だが、少しでも油断したり、ギャップを見てアクセルを戻した瞬間にフロンとタイヤは砂の中にグサッと刺さり、一環の終わりとなる
 そこから脱出するには、何もしないでも経っているバイクを左右どちらかにベタッと横倒しにして、リアタイヤの下に砂を満たして(何もしないでもスルスルスルッと入っていくほどサラサラ)、起こしてもう一度ゆっくりとクラッチミートしていくしかない。それでもだめなら、数人で引っ張りながらクラッチミートしていくしかない。
 とりあえず、今回はここまで。

yamyamj at 20:49|Permalink