河名シートを装着四国 剣山スーパー林道

2009年07月08日

新カスタムパーツ こいつは相当イケル!

82fd476f.JPG 先日、友人の紹介でBMW用の新パーツがあるけど、試してみない、と案内されたのが、フラットツインGSなら誰でも注目のシリンダーヘッドカバー部の保護パーツ。私は、純正の後でHP2用のヘッドカバープロテクターを購入してわめて使用してきた。インジェクションボディもカバーされるので安心だったが、急坂の登坂で失敗して転倒したときに、シリンダー後部のステー部が簡単に折損。前部のネジ止め部と、後方のエアクリーナーホースへの取り付けのおかげで脱落は避けられたが、何かいい対策はないかと模索していたときだった。
 紹介された米国machine artmoto社製の「X-Head」と、「Mud Sling」はポリカーボネイト製のインジェクション成型で、5mm厚。製品は、表、裏ともにきわめて高い精度と丁寧な造りがされており、一見して相当精密な製品作りの経験があることが分かるもの。さっそく取り付けてみて、私の第一印象が間違っていなかったことがすぐ分かった。通常、こういった樹脂製品(FRPやCFRPも含めて)は、取り付けの際に多少なりとも加工が必要だったり、バリ取りをする必要が普通なのだが、これは、取扱書の指示どうり取り付けると、なんら加工の必要もなくピタリと取り付けられ、これなら、もしかの転倒時にも取り付けボス部へのダメージもない、優れものだと分かった(もちろん、転倒テストは、まだですが後日報告予定)。また、リアショック周りの泥汚れを防いでくれそうな「Mud Sling」の取り付けも本当に簡単で、ものの5分も掛からなかった。
 注意点は2つ。
 一つは、「X-Head」の取り付けの際、付属の平ワッシャーは、シリンダーヘッド前後上部に使用し、ヘッド後部下は、イグニッションコイル・サポートステー(ホルダー)とヘッドの取り付けボスの間に「X-Head」のステーを鋏むようにすること(サポートステーの下に付けようとすると、穴位置も合わなくなるし、ステーを削る必要が出てくる)。また、「Mud Sling」を取り付けると、ノーマルショックの泥除けカバーとの間隔がギリギリとなり、走行時に接触する可能性があるので、取り外したほうがいい(私は、取り付けボルト、ナットを外した後で、金切りバサミでばっさり)。
 価格は、「X-Head」が23,100円(消費税込み)、「Mud Sling」が19,950円(消費税込み)で、現在のところYahooのオークションや東京 越谷のBMW Motorrad正規代理店M.S.C原さんで取り扱っている。
 使用感等は、またご報告するつもり。今週末、四国の剣山の林道を走りに行くので、もしかしたらしっかりテストできたりするかもしれない。

yamyamj at 23:21│
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