ブレーキを掛けよう!?新兵器投入!! KTELブルートゥース

2009年09月02日

ウワーッ、曲がらない、止まらない!!

 やってきました、「ベストモータリング」DVDマガジンのテスト、「パニックブレーキ 旋回制動ランキング」。
 当日は、台風もなんとか関東直撃とはならず、自宅を出た早朝には路面もまだ濡れていたものの、ほどなく乾き、テストの舞台となる「ツインリンクもてぎ」の南コース(だだっ広い駐車場と思えばいい)に着く頃には、太陽が燦々と照りつける最高の天気となっていました。
 すでにそこでは、テストのためのコースがレイアウトされ、メインテスターの服部尚貴さんが、並べられたコンパクトハッチバックを次から次へと乗り換えながらブワーッ(全開加速の音)、ギャーッ、クックックッ(旋回しながら全力ブレーキングしているタイヤの悲鳴音)を響かせていました。
 私の出番はまだ時間が有りますので、編集部の担当部長HさんやプロデューサーのKさんにご挨拶。私が乗ることになっているホンダの最新スーパースポーツCBR1000RRのチェック、高いところから撮影の邪魔にならないように、今回のテストのコースレイアウトを確認しました。
 すでに、事前に渡していただいていた「ベストモータリング6月号」で、どういったレイアウトなのかや、テスト風景、内容は知っていましたが、実際にそのレイアウトを見るのは初めてです。
 コースレイアウトは、シンプルです。進入速度110km/hまで加速できる直線から速度を計測する光電管計測のための幅4m、縦10mほどの区間を過ぎたすぐ後から、半径50Rで並べられたパイロンに沿ってフル制動しながら曲がり、6m間隔で並べられた停止想定地点のどこに止まれるかで、優劣を☆の数で決めていきます。もちろん、半径50Rで並べられたパイロンに近いところで止まれれば、星の数も三つとなります。
 見ていると、なかなか一番内側のラインで止まれず、大きく外にはらんだり、想定停止地点をはるかに過ぎるまで止まれない車もあります。
 バイクで同じテストをやるのは相当リスクが高いことは、いうまでもありません。基本的に、バイクの場合、フル制動は真っ直ぐな状態で、というのが基本であり、ABSシステムが急速に進化してきたとはいえ、曲がりながらフル制動というのは、想定外。しかも、バイクは前ブレーキを掛けると車体が起き上がる挙動がおきますし、ブレーキを強く掛ければ掛けるほど起きようとする力も強くなります。
 いよいよ私の出番です。
 まずは、四輪と併走しながら直線で100km/hからの急制動です。これは、私が事前にいっていたように四輪車より1車身分制動距離は伸びます。
 つぎは、事前のテストなしでいきなりコーナリングブレーキです。しかも速度は110km/h。しかも光電管計測地点の幅は、バイクに合わせて2mに狭められています。四輪と同じ幅だと、そのコース幅のもっとも外側からコーナリングしていけばコーナーのアールを大きくできてしまうからです。
 そしてやってみました。
 光電管計測地点を過ぎてすぐ、50Rのコーナーに飛び込みながら、前後ブレーキをギュッ−と掛けると、CBRはガオーッと起き上がっていきます。しかし、曲がっていかなければいけませんし、ブレーキを緩めるわけには行きません。CBRとBSタイヤを信じて内側にバイクをグイーッと引っ張り込みながら、我慢していきます。するとフロントタイヤがコーナリングとブレーキングのためのグリップ力の限界に達し始め、ハンドルが内側に切れ込みはじめます。これ以上我慢していると間違いなくタイヤのグリップ限界を超えてスリップーッ、という直前で止まることができましたが、冷汗ものでした。この様子は、ぜひ「ベストモータリング」(あれ、何月号だったか聞き忘れた)でご覧ください。

yamyamj at 20:03│
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