経過は、実は長いんです。

 四年前の統一地方選挙の公約の一つとして、私たち自民党は、大阪における広域的な戦略を立てるべく「大阪広域戦略協議会」というものを掲げておりました。平成24年3月には、あえなく否決されましたが、当時スタートしていた府市統合本部に議会も参画する様なものというイメージをもって条例提案もさせて頂いておりました。

 その後、国の方でも第30次の地方制度調査会の答申を受けて、昨年に地方自治法が改正され、「大阪広域戦略協議会」と同様の趣旨を持つ「指定都市都道府県調整会議」(以下、調整会議)が平成28年4月1日には必置ということで、一つの大きな流れができておりました。
 その流れを受け、平成26年10月に「大阪戦略調整会議」(以下、略称としての「大阪会議」)として条例案を再び提出。今年4月の統一地方選挙をまたぎ継続審議となっており、一旦廃案となりましたが、住民投票の結果を受けて、再び提出。議論の状況を踏まえた修正案を提示し、結果として、大阪市会におきまして6月10日に、大阪府議会においては6月11日に共産党以外の多数の賛成を持って可決となりました。


 書き出すと・・・意外とイロイロ書かねばなりませんね。。。
 長すぎると読む気がなくなる方もおられるかと思いますので、ここでは「大阪会議」と「調整会議」の違いにのみふれておきたいと思います。

 ネット上で府議団の花谷幹事長が「大阪会議と調整会議は別物だとは考えていない」と表現しているのに対して、市議団の私・柳本が「「大阪会議が調整会議そのものではない」と表現している事に対して、異なる見解を示しているかのような解釈をされている方が見受けられましたが、何ら食い違いもなく、答えは一つです。

 調整会議は、大阪府と大阪市・大阪府と堺市とで二つの調整会議をつくるとされていますが、合同開催も認めています。大阪会議は、三者の合同開催を基本としています。
 調整会議は、基本首長どうしの話し合いを基本としていますが、議員や有識者が話し合いに参画することを認めています。大阪会議は、はじめから首長と市民代表である議員が参画することになっています。
 調整会議は、いわゆる「二重行政の解消」を目的としての会議体とされています。大阪会議は、いわゆる「二重行政の解消」も協議事項の一つとしていますが、それ以外の事項も協議の対象としています。

 お分かり頂けますでしょうか。「大阪会議」は「調整会議」そのものではありませんが、「調整会議」と別物ではないのです。私は、「大阪会議」は「調整会議」に相当するものである・・・とか、包含するものである…という表現も使わせて頂いております。すなわち、大阪においてこれまで府市統合本部などで議論されてきた経過を踏まえて、「調整会議」をより一歩踏み込んだ形でバージョンアップさせているのが「大阪会議」だとご理解と頂きたいのです。

 もっとも、「大阪会議」と「調整会議」とは似て非なるもの…という受け止めもあった様ですので、そういうご意見も謙虚に受け止めたいとは思いますが、提案者である自民党としては、上記の様な認識のもとで提案したということを知って頂ければ幸いです。

 但し、この提案する自民党の認識を総務省がどの様に受け止めるかについては、今後確認していく必要があり、場合によっては、平成28年4月1日の「調整会議」必置の時期に合わせて、大阪会議設置条例の改正も視野にいれて整合性を取る必要はあるものと考えております。

 
 まずはプロローグの内容として〜
 これから様々な詳細部分もブログアップしていく様に致します。